ISトランスフォーマービースト   作:鳴神 ソラ

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世界の歪みは良くも悪くも人物達に影響を与える事がある。

最もな例は元いた住人の変化だろう。


第1話:変わりし者達

とある家、そこで1人の少女が気持ち良く寝ていた。

 

そこに1人の少女が来て寝ている少女を見てはぁと溜息を吐いた後に布団に手をかけ…

 

少女2「起きろ!一夏!!」

 

少女「わひゃ!?」

 

バッと布団を剥ぎ取って叫ぶ少女に寝ていた少女、一夏は驚いてベッドから落ちる。

 

一夏「あたた…箒、おはよう」

 

頭を掻きながら一夏は自分を起こした少女、箒に言う。

 

箒「一夏、今日はIS学園なのだぞ。さっさと着替えて降りて来い。來奈(らいな)さんが待ってるぞ」

 

一夏「分かったよ」

 

そう言う箒に一夏は頷いた後にパジャマを脱ぐと箒は呆れる。

 

箒「一夏、なぜ下は履いてない…」

 

一夏「い、いやぁ…やっぱ慣れなくて…」

 

あははと苦笑する一夏に箒はさっさと着ろとテキパキ下着を取り出して渡した後に下に降りる。

 

すると下で1人の女性が朝食である目玉焼きを乗せた食パンを置いた皿を並べており、箒に気付いて笑顔で聞く。

 

女性「やあ箒、 e…一夏は起きたかな?」

 

箒「ええ、起きましたよ來奈さん…千冬さんと姉さんは?」

 

呆れた顔で言った後に自分達の姉達の事を聞く箒に女性、織斑來奈は一夏に苦笑してた所で来た質問に答える。

 

來奈「それなら真那ちゃんが迎えに来てたからもう行ったよ。ナンパ君と一緒にね」

 

箒「あいつか…毎日飽きない車ですよね」

 

出て来た事に箒は今頃自分の愛車をナンパされてる話しに出た真那に同情する。

 

ある意味色を変えれば良いのにと思ってると制服を着た一夏が来る。

 

一夏「お、おはよう來奈さん」

 

來奈「おはよう一夏、ワクワクするのは良いけど寝坊はしないようになんだな」

 

箒「ほら一夏、髪がボサボサだぞ。食べる前に解いてやるからこっち来い」

 

挨拶する一夏に來奈は茶化す様に言った後に目ざとく見た箒が連れて行くのを見ながら微笑む。

 

一夏&箒「行ってきます!」

 

來奈「行ってらっしゃいなんだな!」

 

慌ただしく出て行く2人へ手を振った後に來奈はふうと息を付いた後に自分の携帯に着信が来てるのに気付いて出る。

 

來奈「はい」

 

???『やあ來奈、元気かい?』

 

來奈「おお、久しぶりなんだな!」

 

出て来た人物に來奈は嬉しそうに言う。

 

???『そっちも元気そうで良かったよ』

 

來奈「僕ことまた会えた時にはビックリしたから嬉しい限りだよ。僕は変わってるけどそっちは変わってなくて良かったよ」

 

戻ったと言った方が良いかなと笑う來奈においおいと向こう側は苦笑する。

 

???『それで、千冬は今の所大丈夫かな?』

 

來奈「………今の所問題はないんだな。日常にも支障はないけどやはり従姉として心配なんだな』

 

本題に入ったと気づいて真剣な顔で言う來奈に相手側がそうか…と呟くのが聞こえる。

 

???『私も出来る限り見守るが私生活ではそちらしか千冬を見守れないからな』

 

來奈「うん、そっちも頑張ってなんだな」

 

???『そちらもな…〝ライノックス”』

 

そう言うと通話が切れる。

 

最後に自分の前世の名を言った彼に來奈はふふっと笑った後に家事を再開する。

 

 

一方、目的の場所に着いて教室に入った一夏と箒はしばらくして入って来た姉達の後輩で副担任な山田真那が入って来て自己紹介する。

 

一夏「織斑一夏です。空が大好きでISを使って空を飛びたい為に来ました。よろしくお願いします」

 

そう言って頭を下げると扉が開く音がして誰もが見る。

 

すると黒いスーツとタイトスカートに身を包んだ女性が来る。

 

ただ、そのお腹がスーツにミスマッチであった。

 

まるで赤ちゃんがいる様に大きく膨らんでおり臨月ではないかと考える程であった。

 

女性「すまない山田先生、自己紹介を任せてしまってな」

 

真那「い、いえ…」

 

現れた女性に誰もがひそひそする中で女性は名乗る。

 

女性→千冬「諸君、私が君達の担任の織斑千冬だ。私は君たち新人を1年で使い物になる操縦者にするのが仕事だ。よろしく頼む」

 

名前が出た事でひそひそがざわめきへと変わる。

 

生徒「織斑千冬ってあの」

 

生徒2「白騎士事件で白騎士に乗っていたって言う」

 

生徒3「あのお腹は誰の子?」

 

それを聞いて一夏と箒はなんとも言えない顔をする。

 

白騎士事件、別名日本ミサイル着弾未遂事件。

 

ある意味良くも悪くもISが世界に広がった原因でもある事件である。

 

突如世界各国のミサイルが日本へ向けて放たれた。

 

日本も撃ち落とそうとしたが突如のハッキングで日本全国の兵器及び武装が使用不可となり絶体絶命の時に現れたのが最初のIS、白騎士を纏った千冬である。

 

当時若かった千冬や謎の集団によりミサイルは全て落とされた。

 

これは捏造ではなく真実でもある。

 

その後にISを作り上げた人物、箒の姉である篠ノ之束が発表、各国にISコアが配布された。

 

なお、その際に千冬は自分が白騎士だとも明かして装着して見せているのだ。

 

話しに出るISについては正式名称は『インフィニット・ストラトス』で正式名称よりISが多く使われている。

 

10年前に束によって発表された宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツで開発当初は注目されなかったが、前述の事件により宇宙進出よりも飛行パワード・スーツとして軍事転用が始まり、各国の抑止力の要がISに移っていった。

 

だがISには問題があり、それは女性しか乗れないと言う事だった。

 

しかし、ISが広がった1年後、衝撃の出来事が起こった。

 

とある男性科学者が適応すれば男性でも使えるISコアを開発したのだ。

 

それにより我はと男性が挑んでこれで男女平等になるかと思われた。

 

現実はそうではなく、女尊男卑へとなった。

 

その理由は適応した男性達に問題があった。

 

まずは性格が悪い、しかもまるで中心だとほざいたり、選ばれたんだからやっても良いと言わんばかりの暴君をしているのだ。

 

それにより良心のある男性の居心地悪さが強くなり、女性達もその暴君さに逆に暴君な感じになってるのに男性が悪いと言うのが強かった事もあって女尊男卑になったのだ。

 

勿論全ての男性が悪いとは考えてない所もあるが女性が上な考えが強い。

 

なお、その男性科学者は行方を晦ましていて指名手配中でもある。

 

IS学園でもそんなに多くはないが男性生徒がいるが評判が悪かったりする。

 

するとチャイムが鳴る。

 

千冬「む、SHRは終わりの様だな。諸君らには半月でISの基礎知識を覚えてもらう。その後は実践だが基本操作は半月で身体に染み込ませる事になる。それでは授業を始めるぞ」

 

そう言って千冬の言葉と共に生徒達も授業の準備する。

 

 

 

 

一夏「うーん、やっぱり長く座っていると意外と疲れるもんだね」

 

箒「一夏の場合は動いてる方が好きだからな」

 

腕を伸ばして背伸びする一夏に箒は苦笑して言い、ホントだよと一夏も笑い返す。

 

???「ちょっと、よろしくて?」

 

そんな2人に声をかけたのは鮮やかな金髪に白人特有のブルーの瞳で僅かにロールが掛かった髪はいかにもお嬢様な少女であった。

 

一夏「えっと…確かセシリア・オルコットさんだっけ?」

 

少女→セシリア「はい、イギリス代表候補生のセシリア・オルコットと言います。貴女方はもしや織斑千冬先生と篠ノ之束博士の妹さん達ですか?」

 

確認する一夏にセシリアは名乗った後にそう聞く。

 

一夏「そうだよ。僕が千冬姉の妹」

 

箒「それで私が束姉さんの妹だ」

 

セシリア「やはりそうでしたか…私、束博士には私の専用機の整備もされて貰っているので世話になってるんですの。まぁ、これは学園全てのISに言えますが」

 

頷く2人にセシリアは嬉しそうに、最後のには苦笑して言う。

 

すると何やら廊下が騒がしい事に気づき、3人が顔を向けると…

 

???「箒ちゃーーーーーん!!!」

 

扉を開けて現れたメカで出来たウサ耳を付けて不思議の国のアリスが着ているロリータを着た女性が箒に向かって飛びかかる。

 

ガシッ!

 

だが、それよりも前に何時の間にかいた千冬に頭にアイアンクローされて宙づりにされる。

 

箒「ね、姉さん;」

 

そう、今千冬にアイアンクローをされてるのがISを作った生みの親で箒の姉の篠ノ之束である。

 

彼女はIS学園でISの整備長&製作長を務めている。

 

千冬「束…あれ程言った筈だが?箒に会うのは放課後にしとけとな?」

 

束「箒ちゃん分をまた取りたかった。後悔してない(キリッ)」

 

くるりと自分の方へ顔を向けて言う千冬に束は真顔で言う。

 

千冬「分かった。遺言はそれだけだな」

 

束「あ、待ってちーちゃん、今のちーちゃんのを受けたら落ち(ちーん)」

 

目を鋭くさせて力を入れる千冬に束は言い切る前に意識を奪われた。

 

ある意味、妊婦に見えるスーツ女性にウサ耳を付けてロリータを着た女性がアイアンクローされる絵面は注目を集めていた。

 

箒「姉さん…」

 

セシリア「た、束博士がシスコンなのは知っておりましたがこれ程とは;」

 

身内の恥ずかしさに煙を出して赤い顔を抑える箒の隣でセシリアは冷や汗を掻いて一夏はあははと苦笑している。

 

するとチャイムが鳴る。

 

千冬「む、鳴ったか…さっさと授業の準備をしろ。他クラスも早く自分の教室へ戻れ」

 

それに千冬は教室の隅っこに束を放置した後に気を取り直す様に生徒達へ向く。

 

その際真那がどことなく顔を赤らめていたが気にしない。

 

千冬「ん、そう言えば再来週行われるクラス対抗戦の代表を決めないといけないな」

 

授業を始めようとして思い出した様に呟いた後に千冬は代表について説明する。

 

千冬「クラス代表はそのままの意味だ、対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や、委員会に出席してもらう…まぁ、先ほども言った通り文字通りのクラスの代表だな…ちなみにクラス対抗戦は、入学時点の各クラスの実力を測るためのものだ、勿論今の時点で対した差は無いが、競争は向上心を生む。一度決まると1年間変更は無いからそのつもりで誰が良いかを推薦しろ」

 

束「ちなみに束さんは箒ちゃん(ぴちゅーん)」

 

締め括った直後に復活して言おうとした束を千冬はどこからともなく取り出したどこに入れていたのかと驚く程のドデカハンマーで鎮めると改めて生徒達を見る。

 

生徒「はい!束博士とは関係ないけど箒さんが良いです!」

 

箒「え!?」

 

セシリア「あら?」

 

一夏「おお~」

 

まさかの自分指名に箒は驚き、セシリアも意外と言う表情で呟いて一夏は拍手する。

 

千冬「理由は?」

 

女生徒「それは箒さんは去年の剣道の全国大会で優勝をしているので良いかと思いました」

 

箒「いや確かに優勝はしたがISとは勝手が違うぞ。空中と地上では勝手が違うからな」

 

聞く千冬に指名した生徒は理由を言うと箒は手を振ってそう言う。

 

女生徒2「せんせ~ボクちんはセシリアを指名するよ~代表候補性だし後専用機持ちの方が安心出来るんじゃないかな?」

 

すると別の女生徒がセシリアを指名して理由を言う。

 

そこへハンマーに潰されていた束が爆弾を放り投げる。

 

束「あ、ちなみに箒ちゃんといっちゃんには専用機をあげるよ」

 

生徒一同「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

 

いきなりの発言に生徒の誰もが驚く中で箒と一夏も驚く。

 

千冬「静かに!これには理由がある。万が一2人を捕まえようとする馬鹿者がいるかもしれないから上が束にお願いして専用機を持たせる事になったのだ」

 

止める様に叫んだ後に理由を言う千冬に誰もが納得する。

 

千冬と束はIS誕生と世界へ広めた超有名人である。

 

そんな2人の妹である一夏と箒を狙って来る者達がいる。

 

もし2人を捕まえて束と千冬を利用しようとする者達がいるのも否定できないのでそうなったのを千冬は話す。

 

セシリア「ふむ…織斑先生、提案があるのですが」

 

千冬「言って見ろ」

 

驚いていたセシリアだったが何か考えた後に口を開き、千冬が了承するとセシリアは礼を述べて言う。

 

セシリア「ありがとうございます…このクラスには専用機持ちが3人となるのだからその3人でバトルをして勝利した者をクラス代表に決めると言うのはどうでしょうか?」

 

千冬「成程…良い案だな…2人はどうなんだ?」

 

提案を聞いて千冬は納得した後に一夏と箒に話しかける。

 

一夏「うーん、色々と不安だけどやろうかな」

 

箒「むぅ、挑まれたからにはそれを受けます」

 

2人共それぞれ了承して返すと千冬は分かったと頷いてから生徒一同を見る。

 

千冬「皆もそれで良いか?ないのなら授業を始めるぞ」

 

確認を取ってから反対がないのをそう言って授業を進める。

 

 

???「…とこんな感じに授業をしているんだね」

 

???「うっへぇ…見てるだけで頭が痛くなりそうだな」

 

IS学園の森の中、そこで2つの影が話していた。

 

それは人の子供位の大きさがある大きいウサギとペンギンであった。

 

その手にはIS学園の教科書があって一通り見ていたペンギンは嫌そうな顔で言う。

 

???3「2人して何見てるんだよ」

 

そんな2匹の所にまた大きいコブラが来る。

 

ウサギ「あ、コラーダ。実はIS学園の教科書があったから読んでたんだ」

 

コブラ「んで?読んでみた感想はどうなんだブレイク」

 

ペンギン「頭痛くなりそうな程面倒だって思った。スタンピーは良く読めるよな」

 

気づいたウサギの言葉にペンギンへ問うコブラは返って来た事にやっぱなと笑う。

 

どうやらウサギはスタンピー、コブラはコラーダ、ペンギンはブレイクと言う名前らしい。

 

ブレイク「うっせぇな…それにしても此処ホントに広いよな」

 

コラーダ「ああ、だからこそ俺達が派遣された訳だな」

 

スタンピー「けどホントに当たりだったね。忍び込んで来る人がいたし」

 

不機嫌な顔で言った後に呆れた顔になるブレイクへコラーダは同意してそう言い、スタンピーも思い出して言う。

 

彼らがいる理由は護衛である。

 

無論、ちゃんと許可を貰って森の中にいるのだ。

 

ブレイク「しっかし…この世界はホントにひでぇよな」

 

コラーダ「確かに男操縦者が悪いとはいえ、女が男を顎で使うとかな…まったくその科学者も傷口を深くするような事をしやがってよ」

 

スタンピー「けれどそれ以上に転生者って人達は可哀想だと僕は思うな」

 

話を変えて言うブレイクにコラーダは呆れて言うとスタンピーが悲しそうな顔をで言う。

 

ブレイク「確かに神の自分の暇を潰す為に殺されて転生された事には俺も同情するぜスタンピー。だけどよ。その一部が転生して我が物顔で歩こうとしてるのは許せないぜ」

 

コラーダ「俺も同意だ。それで事件が起こっているのは事実だ」

 

それにブレイクとコラーダは怒った顔で言う。

 

スタンピー「けれど総司令官が言っていた〝アレ”もあるから…」

 

ブレイク「まあ…確かにそれには同情するけどよ…」

 

ただ、スタンピーの言った事にブレイクとコラーダはなんとも言えない顔になる。

 

ブレイク「止めやめ、これ以上辛気臭くなるのはごめんだ。俺は戻るぜ」

 

スタンピー「んじゃあ僕も」

 

コラーダ「ヘマすんなよ」

 

そう言ってブレイクの言葉と共に3匹は3方向に別れる。

 

彼らは一体…そして彼らの言うアレとは…

 

 

 

 

 

 

 






ブラックキング「はいどうも!ブラックキングでーす!」

サンダーダランビア「その相方サンダーダランビアッス」

タロウ「ウルトラマンタロウだ」

銀八「銀八先生でーす」

蛇八「蛇八先生だ」

ザコソルジャーズ「ザコザコアワーでございます!」

銀八「おいおい色々と変わってるな」

蛇八「やはり最大の変更点は千冬が白騎士だと明かしてる所と…」

タロウ「篠ノ之束がIS学園にいる事と男性科学者と言う存在だな」

ブラックキング「それにしてもほんまその男性科学者はえらい事をしやはりましたな」

サンダーダランビア「確かにそうッスね。色々と乗れた奴らが悪すぎッスよ;」

ザコB「んでどうやら篠ノ之箒も前倒しで専用機を貰うみたいザコ」

ザコC「けど本文で織斑千冬が言った様な感じみたいザコね」

ザコA「んで最後に現れた3匹、ビーストウォーズを知ってる人なら分かるでしょうな」

タロウ「しかし、アレとは一体…」

銀八「まぁ、おいおい明かされるだろう」

ザコソルジャーズ&ブラックキング&サンダーダランビア「そんな訳で!次回もザコザコ!」

タロウ「これで〆るのだな;」
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