※3月12日少し文章訂正
前回から少し経ち、クラス対抗戦は中止されて気を失った麗奈は医務室に運ばれていた。
麗奈「ん……」
箒「目が覚めたか麗奈」
呻いた後に目を開ける麗奈に箒は声をかける。
麗奈「箒…それに…誰?」
箒に目を向けた後に隣にいた人物、スカイワープを見て聞く。
それにスカイワープは落ち込む。
箒「彼は私達を助けてくれたライオコンボイの部下だ。確か…」
スカイワープ「スカイワープだ。それよりも無事で良かったです若」
説明する箒のを引き継いでスカイワープがそう言う。
麗奈「若?それって僕の事を言ってるのか?」
スカイワープ「はい、若に起きている事は聞いております」
目をパチパチさせて聞く麗奈にスカイワープは頷いて答える。
麗奈「…教えてくれないか?僕は何者なんだ?そしてライオコンボイは僕を我が子と呼んだ理由を!」
スカイワープ「……それなんですが、流石にいきなり全部話すのは本人の頭に強烈な痛みをするだろうからライオコンボイには全てを話すのはもう少ししてからと言う事で止められてるんです」
頼み込む麗奈にスカイワープは申し訳ない口調でそう答える。
聞いた麗奈はそうか…と呟いた後に微笑んで言う。
麗奈「けれどありがとう。僕を心配してくれて」
スカイワープ「いえ、我々も若が無事で安心しました…ってサントンお前はそろそろ中に入ったらどうなんだ?」
そう言って入口を見て言うスカイワープに箒と麗奈も見るとサントンが扉の前で挟まっていた。
サントン「いやー、どうやら雑煮を食べ過ぎた象」
それにスカイワープはよろけて、箒と麗奈は寒さに体を抑える。
スカイワープ「ベタなオヤジギャグは止めろ!!嫌いだと言っただろ!」
サントン「象もすいません」
麗奈&箒「さ、寒い…」
怒鳴るスカイワープにサントンは悪びれもなくまた言って麗奈と箒は体を震わせる。
鈴「どうしたの箒!?寒いの!?なら私が揉んで温めてあげるわ!」
セシリア「箒さん大丈夫ですか!私めも手伝いますわ!」
箒「いやちょ、ま!」
そこに鈴とセシリアがサントンを押しのけて入って来て箒に抱き付く。
鈴「ちょっとあんた!邪魔しないでよ!」
セシリア「邪魔なのはあなたですわ!」
箒「ふ、2人とも良いから!」
一夏「あはは;」
タイガトロン「色々と騒いではいけないのではござろうか;」
ぎゃあぎゃあ騒ぐ面々に後から入って来た一夏は苦笑してタイガトロンはそう洩らす。
それに麗奈はふふっと笑う。
☆
一方、茶道部が使う室内でガルバとビーストモードのライオコンボイが向かい合っていた。
ガルバ「こうやってお前と向かう合う日がまた来るとはな」
ライオコンボイ「私もだガルバトロン…いや、今はガルバだったな」
着物を着て茶を点てながら言うガルバにライオコンボイは言ってからガルバが先ほど点てて出した抹茶を飲む。
飲み終えてふうと息を吐く。
ライオコンボイ「お粗末様でした」
ガルバ「ふん。それであの小僧はライオジュニアで間違いなかった訳か」
茶碗を置くライオコンボイにガルバはそう言う。
ライオコンボイ「そう言うからには分かっていた訳か」
ガルバ「ふん、姿かわれどあの時感じた力を忘れはせん。まぁ、あっち側は無くしてる様だがな」
そう返した後にガルバは正座したままライオコンボイを見る。
ライオコンボイ「それで彼女、麗奈についてどこで保護したか教えて欲しい」
ロボットモードになったライオコンボイは正座した後にガルバを見て本題を聞く。
ガルバ「詳しく聞きたいのなら楯無に聞け」
ライオコンボイ「麗奈を拾ったその楯無と言う子はお前の後ろにいる少女かな?」
???「あらあら~ガルバ先生以外に気付かれてましたか」
そう言うガルバの後に指摘来たライオコンボイにガルバの後ろから驚く様に呟いた声がした後に少女が現れる。
その手に握られた扇子には驚き!と書かれている。
ガルバ「前に言った筈だ楯無、お前はIS学園生徒では最強だがワシの様にその最強以上の存在がいるとな」
少女→楯無「確かにそうですね…私は更識楯無と言います。麗奈ちゃんを保護した者ですわ」
ライオコンボイ「ライオコンボイと言う。我が子を保護してくださり感謝する」
名乗る楯無にライオコンボイも名乗って頭を下げる。
楯無「1つ伺いたいのですがなぜ麗奈ちゃんを我が子と言うのでしょうか?」
ライオコンボイ「それについてはこれを見て貰えば」
そう問う楯無にライオコンボイは左胸のを展開し、中身を見せる。
楯無「!?その球体はもしかして麗奈ちゃんが持ってるのと同じ…」
ライオコンボイ「これはマトリックス…私や他のコンボイクラスのトランスフォーマーが持つ特殊な部品で、彼女の持つマトリックスは私のから分裂したのなんだ」
そこにあったのを見て驚く楯無にライオコンボイの言った事に疑問を持つ。
楯無「少し質問を…なぜ姿も種族も違う彼女があなたから分裂したのを持っているのですか?」
ライオコンボイ「……信じられないかも知れないが彼女、いや彼は私達トランスフォーマーと同じ種族だったのだ」
質問して帰って来た言葉に楯無は目を丸くする。
楯無「同じ…いえ、それよりも彼と言うのは?」
ライオコンボイ「言葉通りの意味だ。本名はライオジュニア、とある事で誕生した私の息子だ」
出て来た言葉に楯無は眉間に皺を寄せる。
楯無「ライオコンボイ、話が本当だとしてなぜライオジュニア君は獅子麗奈ちゃんへと変わったのか分かりますか?」
ライオコンボイ「ああ、これは私とは別のコンボイから聞いた話だが…麗奈がなぜ今へと変わったかはある事で起きた時空の穴に吸い込まれたからだ」
詳しく知る為に問う楯無にライオコンボイは言う。
楯無「時空の穴ですか?」
ライオコンボイ「ああ、その穴に吸い込まれた人間ではない存在は一部はその世界に合わされる様にその世界の主な種族の姿へと強制的に変えられるのだ」
首を傾げる楯無にライオコンボイは頷いて説明する。
楯無「成程…だから麗奈ちゃんは…もう1つ聞きたいのですがあなたの所属するサイバトロンは麗奈ちゃん以外に来た目的はあるんですか?」
ライオコンボイ「あるにはある…だが、私達を送って来た存在から話す事は他言無用と言われているんだ」
まぁ、それはしょうがないわねと聞いた楯無はそう漏らす。
☆
生徒寮の管理人部屋にて…
來奈「うん。今は君の中のは落ち着いてるね」
千冬「そうですか…」
束「良かったねちーちゃん」
真那「ホントですね」
パソコンを見ながらそう言う來奈に病院で見るCTスキャンの様なのに病院着を着せられて寝かされていた千冬は呟いた後に束と真那はホッとする。
千冬「このお腹とはホントにあの時から長く付き合うが慣れないものだ」
束「そうだね…」
自分のお腹を撫でながら呟く千冬に束はなんとも言えない顔で同意する。
千冬のお腹の中に宿っているのは赤ちゃんではない。
宿っているのは…複数のISコアである。
なぜ彼女の中にISコアがあるのか…それは千冬誘拐の時である。
優勝をした後、1人落ち着いていた所を油断して気絶させられてしまい、彼女は誘拐された者に女性が持つ器官、子宮に数個のISコアを入れられてそのまま赤子の様に定着したのだ。
なぜそうしたかはそれをした女性は喋らなかった。
いや、喋らなかったと言うより喋れないと言うのが正しい。
軍より拘束された後、捕まった女性は侵入した何者かにより千冬に関連する記憶が消えてしまったのだ。
それにより千冬は選手を引退し、ISの教師となった。
ただ、入れられたISコアので時たま発作の様な症状が起きる様になったのだ。
その際は真那や束が看病している。
真那「あの、千冬さんのお腹の中にあるISコアはホントに取れないんですか?」
來奈「無理だね。なんとかしようにもホントに赤子の様にでしかも普通の赤ちゃんの様に堕児なんて事も出来ないからね」
聞く真那に來奈は困惑も混ざった厳しい顔でそう言う。
束「なんとか取り出す方法が見つかれば良いのにね」
千冬「そう…だな…」
困った顔で言う束に千冬も頷いてお腹を撫でる。
ブラックキング「はいどうも!ブラックキングでーす!」
サンダーダランビア「その相方サンダーダランビアッス」
タロウ「ウルトラマンタロウだ」
銀八「銀八先生でーす」
蛇八「蛇八先生だ」
ザコソルジャーズ「ザコザコアワーでございます!」
ブラックキング「ま~~~~~~~た長らく待たせてすまんな!!」
銀八「ホント作者は色々と目移りしすぎだよな」
蛇八「まったくだ」
ザコA「それでライオコンボイとガルバが再会しましたな」
ザコC「ある意味作法をするライオンってシュールザコね;」
ザコB「それで意外な事判明しましたな」
タロウ「うむ、色々と麗奈の身に起きた事とか千冬の発作の原因とかもだな」
銀八「ホントに何が目的だったんだろうな?」
ザコソルジャーズ&ブラックキング&サンダーダランビア「そんな訳で!次回もザコザコ!」
タロウ「次回を待ってるのだぞ!」