ハリー・ポッターと生き残った男の子   作:坂木みさき

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感想が貰えて嬉しくなっちゃったから続きました


マシンガンガールとヒキガエルボーイとツンデレブロンドボーイ……多すぎぃ!

電車に乗って即新しい友達が出来てホクホク顔の俺達を乗せたコンパートメントに新たな来客者が現れた。茶髪で長いボサボサ頭の女の子である。

 

ガラガラ!

「失礼するわ。ヒキガエルを飼ってる子が居なくなったって言ってて探してるんだけど見てない?あ、自己紹介しなくちゃ。私ハーマイオニー・グレンジャー、よろしくね。あなた達は?」

「ヒキガエル?いやー俺たちのコンパートメントには来てない筈だな?ハリー、ロン。見たか?」

「んー、僕もヒキガエルは見てないなぁ。あ、僕はハリー・ポッター!よろしくね!ハーマイオニー!僕のことはハリーで構わないよ!」

「そうだね、僕もヒキガエルは見てないや。ちなみに僕はロナルド・ウィーズリー。家族にはロンって呼ばれてる」

「そうなの·····なら別のコンパートメントも探してみるわ。で、そこのあなたの名前は?レディが聞いているのに答えていないのはあなただけよ?」

 

茶髪の女の子·····ハーマイオニーが俺の方を見ながら問いかけてきた(微妙な表情)

あ、俺だけ名前答えてない嫌な奴みたいになってるな。·····あんま驚かれたくないんだけど·····でもハーマイオニーってたしかマグル産まれだし俺の事知らないじゃね?(希望的観測)

なら言っても大丈夫か

 

「あ、わりいわりい、俺はショウ・ポッター。そこのハリーとは兄弟だな」

「まあ!貴方が魔法界の「英雄」ショウ・ポッターなの!よろしくね、私入学届けが来てから魔法界のことを知ったんだけど貴方ってとても有名よね!それこそ先生·····あ!私に魔法のことを教えてくれたマクゴナガル先生が言ってたもの!「例のあの人」って呼ばれる人を倒した偉大な魔法使いだって!同い年って聞いてたからいつかは会えるかなって思ったけどこんなにも早く会えるとは思わなかったわ。··········!それで··········!確か·····!でもどうやって··········!?··········そんな方法で·····!でもあの時は……」

 

ハーマイオニーは語り始めた。それはそれは多くの言葉で。まるでマシンガンのように。うん、忘れてたよね。ハーマイオニーが知識欲の塊なの。ハリーとロンも固まってなんも言えなくなってるし、俺に止めろって目配せしてきてるんだが·····俺にどうしろと?

五分くらい1人で捲し立てているハーマイオニーをいい加減止めるべく俺は声をかけた。

 

「なあグレンジャー。俺の事もいいけど確かヒキガエル探してたんじゃないのか?」

「··········!それでね!·····あっ、そうだったわ。ここには来てないのよね?なら違うところに探しに行くわね。もし見つけたら教えてちょうだい。それじゃ」

「いきなり落ち着いたな·····まあいいけど。まあ見つけたら教えに行くわ。んじゃまたな·····って返事聞かねえで言っちまったよ」

「またね〜ハーマイオニー!いやー面白い子だね!」

「·····凄い子だったね。まあショウに憧れるのはわかるけどさ」

 

うーむまあ悪くない顔合わせだったのかな?ハーマイオニーも大概原作には必要なキャラだし、悪い印象を持たれることは無かったから安心って所だろう。

 

さてと……急な来客者イベントも終わったしハリー達とホグワーツでの楽しみなことの話でも……カラカラ……ってまたかよ!

 

「あ、あの……トレバー……僕のヒキガエル見なかった……?居なくなっちゃったんだ。もう今日だけで2回も居なくなっちゃって……あ、ごめん、僕ネビル・ロングボトム。よろしくね」

 

ハーマイオニーが来てから10分もしないでコンパートメントが開き、声をかけたのはこれまた原作重要キャラ……だったと思う(うろ覚え)、ネビル・ロングボトムだった。·····そういえばヒキガエルってネビルのだったな。……俺そもそもリアルのカエルは苦手なんだが

 

「さっきもハーマイオニーがヒキガエルを探しに来てたよ!ここにはヒキガエルは来てないって伝えては置いたけど·····ああ、僕はハリー・ポッター。よろしくね。ネビル!」

「ああ、ついさっきハーマイオニーも来てたけどすれ違ったかもしれねえな。俺はショウ・ポッター。ヒキガエルは見つけたら連れてってやるよ」

「僕はロナルド・ウィーズリー。みんなにはロンって呼ばれてる。よろしくね」

「うん、よろしくね、みんな!でもトレバーはきてないのか…うう、トレバー……」

 

うーむ、俺達の名前を聞いても気づかない所かトレバーが居ないせいで涙目になってる……というか軽く泣いてるし。はあ……仕方ないけど魔法で見つけてやるか……うろ覚えだった名前もわかったし、何よりネビルも可哀想だしな。……多分ネビルなら俺の名前を理解してもそんな大声とかは上げないだろうしな。っとハリーに声をかけられた。なんだ?

 

「うーん。ショウ?どうにかならないかなぁ?まあ2人が良ければ僕は探しに行こうと思うんだけど」

「そうだね。ネビルが可哀想だし……僕達も探しに行こうか?」

「いや、俺が何とかするよ。なあネビル、トレバーの特徴教えてくれ……っておいおい泣くな。すぐ見つけてやっから」

「……ぐすぐす……スン……えっ!トレバーを見つけてくれるの!?」

「おう、任せとけ」

「えっと、トレバーの特徴だったよね!……で、こんな見た目で……って感じかな?……これで大丈夫?」

 

ネビルのたどたどしい説明を聞いてトレバーの特徴を掴んだ俺は魔法を使う……が、ネビルに声をかけておく

 

「ハリー、コンパートメントの扉を開けっ放しにしといてくれないか?んでネビル、俺の前に立ってくれ」

「おっけー!あの魔法を使うだね!」

「う、うん……えっとここでいい?」

「OK。よし、魔法を使うぞ」

 

俺は、オリバンダーの店で「渡された」杖を取り出して魔法を唱えた。

……頼むぞネビル

「アクシオ!トレバー!」

数秒したのち、ヒキガエルのトレバーが飛んできた。

「ネビル!キャッチしろ!」

「えっ!?う、うん!ってうわぁ!」

 

……ネビルの驚いた声が聞こえできたが無事キャッチ出来たか?……しててくんないとやばいんだけど……

恐る恐る目を開け、状況を確認する。ん?なんでトレバーが扉に激突しないように扉を開けてたハリーが捕まえてるんだ?

 

「どうだ?ネビル。ってなんでハリーがトレバーを持ってるんだ?」

「あ、あ、うん!捕まえてくれたのはハリーだけどトレバーは無事だよ!ありがとう!ショウ、ハリー!」

「さっすが、ショウ!相変わらずすごい魔法だよ!ネビルが慌てちゃって捕まえるのが間に合わなそうだったからなんとか反応出来たから捕まえたんだよね!」

「うん!ハリーの動きは凄かった!クディッチならシーカー間違いなしだ!」

 

っぶねぇ!!ハリーが間に合わなくて俺にトレバーがぶつかってたら「アクシオ」が無効化された影響でトレバーがどうなるか分からなかったからな……まあ大丈夫だとは思ったけどネビルのペットだし……そもそもカエルだから潰れたりもしも死んだりしたら最悪だったし。

 

「3人とも!本当にありがとう!僕ハーマイオニーに見つかったって伝えてくるね!」

「おう。ハーマイオニーにはよろしく伝えといてくれ」

「今度は逃がさないようにねーネビル!またホグワーツで!」

「じゃあね、ネビル。まあ僕は何もしてないけど……」

 

そう言ってネビルはコンパートメントを出ていった。……なんか疲れたな。

 

これでやっと落ち着いてホグワーツ特急からの景色が眺められる……ガラガラガラっ!

 

んぁああああ!扉が開く音ぉぉぉぉぉぉ!

 

◢◣◥◤◢◣◥◤◢◣◥◤

 

「やあ、ここにあの有名な「英雄」ショウ・ポッターがいると聞いたんだが君たちの誰かかい?」

 

ブロンドの髪をオールバックにして、図体のでかい2人を連れた男の子……原作では常にハリー達に嫌がらせをしてくるめんどくさいキャラの代表の……

 

「ああ、僕は偉大な純血のドラコ・マルフォイ。後ろの図体がデカイのはグラップとゴイルだ。それで?君達の誰がショウ・ポッターなんだい?」

 

……そう、俺が元住んでいた世界の日本では一周まわって大人気のキャラ、ドラコ・マルフォイである。……まあ俺まで正直嫌いでは無い。

 

あ、ロンが目を逸らした。まあ原作でもマルフォイのこと嫌いだったもんな。

 

「ん、そのショウは俺だ。よろしくなマルフォイ。ま、仲良くしてくれや」

「僕はハリー・ポッター。よろしくね!ドラコ!」

「……ロナルド・ウィーズリー」

「よろしく、ショウ・ポッター……君が「英雄」か。君とは仲良く出来そうだが、そこの「血を裏切るもの」と仲良くしているのは頂けないな」

「うるさいぞ!マルフォ……」

「ロン、落ち着けよ。気にすんなとは俺にはいえねえけどロンと友達でいるのを辞めるつもりは俺にはねえからな」

 

はー、マルフォイとロンの仲が良くなることは絶対に無いだろうからまあいいんだけど……俺としてはマルフォイとも仲良くなりたいしな。

 

「っ!君は仲良くするべき人間を選ぶべきだ。それこそ僕のような!」

「あのなぁ、マルフォイ?確かに俺はお前とも友達にはなりたいぜ?でもだからって俺の友達をお前が決めるのは違うだろ?少し落ち着けよ」

「……すまない、取り乱した。……君が血を裏切るものと仲がいいのは認めたくは無い……が君と僕が仲良くなることには関係がない事だったよ。許してくれ…………ウィーズリー、すまなかった」

「ま、ロンにも謝ってるし許してやるよ。いいだろ?ロン」

「う、あ……うん」

 

おや?この世界のマルフォイは割と素直だ。これならなんとかなるか?

 

「ねえドラコ!僕とも友達になろうよ!」

「ああ、……構わない。よろしく頼むよ、ポッター……それでは僕達はそろそろ行くよ。急に来てすまなかったな」

「おう、またホグワーツでな」

 

そういってドラコはこの会話の中で一言も喋らなかったグラップとゴイルを連れコンパートメントを出ていった。……マルフォイのこと、ロンにフォロー入れとくか。この世界のマルフォイもそこまで嫌味なやつにはまだなってなかったしな。

 

「あー、ロン?なんか悪かったな。まあーでもあれだ、まああんなでもマルフォイは悪い奴ではないと思うから仲良くしろとは言わないから、そんな邪険にはしないでやってくんねえか?家柄のとこだから難しいかもしねえけど俺が何とかフォローすっからよ」

「……うん。マルフォイも謝ってくれたから気にしないことにするよ。正直あのマルフォイが謝るなんて思いもしなかったからね……父さんがマルフォイの家を悪く言ってるから偏見もあったかもだし」

「ま、そうだな。親の言うことだけ聞いてんのもあんま良くねえってことだ」

「うんうん!ドラコは僕とも友達になってくれるみたいだしきっといい子だよ!いやーでも乗ってから1時間も経ってないのに友達が4人も出来ちゃったね!」

 

やっと3人だけのコンパートメントになり、マルフォイに関する事もひとまずは落ち着いたから良かった。

原作とか映画のロンはかなーり子供っぽいというか話を聞かないというか頑固というか……ってイメージだったけどやっぱ今いるこの世界は少し違うのかもしれないな。

 

かなり物分りがいいと言うか……ある程度素直だからこれからたっぷりあると思われる事件の時ももっといい雰囲気で解決に望めそうだな……

 

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落ち着けたなっと思ったら……

ガラガラガラ!

 

「ねぇ!ショウ!!貴方もう魔法が使えるんですって!?私と同じね!!私も教科書を買ってから沢山練習したの!!!!それでね!!あのね!ね!ねぇ!聞いてるの!?」

とマシンガンガールが来たから無視したり……

 

カラカラカラ……

「あ、あのごめん、またトレバーが居なくなっちゃって……」

とのたまうヒキガエルボーイのために魔法を使ってやったり……

 

 

ガラガラガラ!

「あー、ショウ、ハリー。少し話をしてもいいかい?……もちろんウィーズリーも一緒で構わない」

ツンデレブロンドボーイが仲良くなりに来たから構ってやったり……

 

結局俺たちのコンパートメントが静かになることは無かった。

 




徐々に原作から壊れてくゥ↑↑↑↑↑

作者はハリーポッターのキャラの中で3年目くらいまでの小さい頃のハーマイオニーが1番好きです
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