今回は初めてオリジナル小説を書かせてただきます!今まで二次創作しか書けていなかったので・・・
それではスタートです!
ある夏の日の夜、なんの変哲もない日常は、しかし一つの巨大な影によって破壊されていた。
「こ、こっちに来るぞ!」
ある男が指差す先を見ると、
「お父さん・・・あれは何・・・?」
「今は話している場合じゃない!ここから離れねぇと俺達は———」
何かを言おう口を開き続ける父親だったが、その瞬間父親の頭部が
「え・・・」
本当に頭部が消えたのか、否、それは眼の前の
「う、うわァァァァァ!?」
その父親の息子であろう少年は、意味を理解するやいなやその場を無意識のうちに走り始めていた。
「(お父さんが・・・あの強かったお父さんが喰われた・・・そんなことない!こんなの夢だ、絶対に夢だ!怖い夢を見ているんだ!!)」
自分に言い聞かせるのに必死になっていた少年は、足元にあった段差に気づかず足を引っ掛け転んでしまう。擦った膝や腕は出血し、その痛みで立ち上がるのも厳しい。
「うぅ・・・早くここから逃げないと・・・ッ!?」
体を起こしたとき
隼人「大丈夫か?とにかく機体に乗り込むんだ!」
父親「助かる・・・!」
すると転んだ僕にロボットのパイロット?の人が僕に腕を伸ばした。
隼人「君、名前は?」
僕は助けてもらったヒーローに素直に答えた。
紅蓮「僕は・・・僕は宮本紅蓮(みやもと ぐれん)です!」
九年後・・・
僕は教室の端の机で寝るフリをしていた。人と話すのは苦手だから・・・
紅蓮(結局誰とも話さずに中学は終わりそう・・・)
まぁ僕から話しかければいいんだけど何を言われるか分からなかくて怖いだけなんだけど。すると前から誰かに話しかけた。
???「お前が宮本 紅蓮だな?」
紅蓮(・・・?誰だろう・・・)
顔を上げると前には長い茶髪で青い瞳をした背の高い少年がいた。
紅蓮「君は・・・?」
宗谷「俺は村上 宗谷(むらかみ そうや)だ!お前確か俺と同じ高校に行くんだよな?」
僕は対妖討伐学校を受験する予定。僕以外にも結構受験する人がいるのにどうして僕に話を・・・?
紅蓮「・・・そうなの?」
宗谷「先行に聞いたからな。それに俺はお前とあったことがないから今の内にあっておこう
と思ってな。それにしてもお前結構目立つ髪色してるのに誰にも話されてないんだ
な・・・。」
確かに僕は黒髪に赤が入ってるから目立つけど・・・目も赤色だし。
紅蓮「そ、そうだね〜・・・」
宗谷「あ、そうだ!放課後俺と秘密の場所に行かないか!?そこだとめちゃくちゃいいの見
えるんだよ!」
紅蓮「秘密の?どんなとこ?」
宗谷「行ってからのお楽しみってやつだよ!とにかく五時ぐらいに学校集合な!それ
じゃ!」
紅蓮「あ、ちょっと!」
宗谷はそのままどこかに行ってしまった。すごい人に話しかけられたなー僕・・・
午後五時ごろ・・・
僕は私服の赤いパーカーと黒のジーパンを着て学校前で宗谷を待っていた。外はすっかり暗くなって結構寒くなっていた。
宗谷「お、いたいた!来てくれたんだな!」
紅蓮「何があるのか気になって・・・」
宗谷「実はな、この先にすげー物があるんだ・・・」
そうやって宗谷は森がある方に指を指した。
紅蓮「すごいもの・・・?」
宗谷「あぁ!こっちだ!」
するとそうやはいきなり森に走って行った。
紅蓮「ちょっと待って・・・て早!?」
想像以上に足の速い宗谷を見て僕は人懐っこい大型犬を見るような気持ちを抱いていた。
紅蓮(ここ暗くて不気味だなぁ・・・)
昔からホラー系は昔から苦手なのに・・・と思いつつ走っていると宗谷の背中が見えた。
宗谷「こいつだ。」
紅蓮「これって・・・!?」
自分より何倍もデカく、まるで戦国時代の足軽のような見た目をしていて透明のバイザーが付いたロボット・・・「妖機(ようき)」がその場で正座していた。中学生の平均的な外見をしていて、腰には何かを引っ掛けるための何かが付いていた。
紅蓮「すごい・・・」
宗谷「こいつは軍が作った量産妖機『バンノウ』だ。ちょっとボロっちいけどまだ動くと思
うぜ。」
紅蓮「でもどうして妖機が・・・?」
破損、もしくは起動停止した機体は必ず回収されるはずなのに。
宗谷「さぁな。多分パイロットが乗り捨てた後気づかれずにここにいたんだろ。とりあえず
乗れるか確かめてみようぜ!」
紅蓮「いいのかな・・・乗っても。」
宗谷「大丈夫だって!妖力持ってれば動くからな!」
そう、妖機は人間の体内に存在する妖力を動力源に動く機械だ。妖力があれば妖機は必ず動く。
宗谷「フン!」
宗谷は恐ろしい力でコックピットハッチを無理やり開けるとシートが見えた。中は人が二人位入れるようになっていて、シートの頭を支える部分の両脇にはスピーカーが付いていた。左右には人の腕がすっぽり入りそうな装置がフックにかかっている。そして下の方にはペダルなどが付いていた。
宗谷「お!中は以外と綺麗だな!」
紅蓮「でもどうやって動かすの?」
宗谷「そんなの、気合に決まってるだろ!」
紅蓮(えぇ・・・)
僕はコックピットシートに座って、宗谷は後ろの小さい空間に入った。僕がシートベルトをするとハッチが勝手に閉じ、僕たちはコックピット内に閉じ込められてしまった。
紅蓮「え、そんな!?」
すると正面のモニター?が周囲の景色を投影し始めて、よくわからない文字が沢山出てきた。
<システムオンライン。駆動系、正常。センサー類、異常なし。武装の安全装置を解除。
『バンノウ』起動。>
後ろのスピーカーらしきところから女性のようなボイスが聞こえた瞬間、バンノウが立ち始めた。
紅蓮「わッわッ!?」
宗谷「よし!起動したみたいだ!」
紅蓮「こここここからどうするの!?」
僕は半べそになりながら宗谷を見た。
宗谷「そういえばそうだな・・・とりあえずここらへんを歩いてみるか!」
紅蓮「でも操作が・・・ん?」
僕は足元に本?みたいのがおいてあることに気がついた。
宗谷「マニュアルか?とりあえず見ながらやってみようぜ。」
紅蓮「う、うん。」
僕は宗谷に言われたとうりマニュアルを見ながら森の中をバンノウで歩いていた。まだコントローラーである腕の装置には慣れていないけど、少しずつできるようになっていた。それにバンノウが歩く音が心地良い。
紅蓮「すごい・・・これが妖機・・・」
宗谷「な?すごいだろ。こいつは少し前に見つけたんだが、一人で動かすのもあれだし
よ。それにお前多分こういうの大好きだろ?」
紅蓮「ど、どうして分かったの・・・?」
宗谷「あの学校に行くやつはだいたい好きだろうなって思っただけ・・・あれなんだ?」
紅蓮「え?」
モニターに写っていたのはこちらのより綺麗に整備されたバンノウが三機ほど近づいていた。体長が十mもあるからかやはりすぐに気がついた。
紅蓮「どうしてここに・・・まさか!?」
僕はマニュアルで見たページを開き、底に書いてあることを復唱した。
紅蓮「『機体可動時には軍の機関により必ず監視されている。』って・・・」
宗谷「じゃ、じゃああれは・・・」
紅蓮「軍のバンノウ!?」
僕たちが驚いたのもつかの間、三機が腕を上げると手のひらから電流が流れるネットのようなものが飛んできた。
紅蓮「なにあれ!?」
宗谷「妖術だ!すべての妖機は妖術を駆使して戦闘をする!とにかく避けろ!」
僕はペダルを目一杯踏み、腕の装置を操作しながらネットをギリギリで避けた。
宗谷「ッ!?あぶねぇぞ!」
すると今度は相手のバンノウが電気を纏った警棒のようなものを振りかざしていたのが見えた。
紅蓮「ッ・・・!?」
コックピット内に激しい衝撃が走り、機内に通る電気が消えてしまった。
宗谷「おい!大丈夫か!?おい!」
紅蓮「大丈・・・夫だよ・・・」
正直さっきの衝撃で気を失いそうなくらいだった。するとハッチが開き月明かりが入り込んできた。多分感覚的に僕たちが乗ったバンノウは倒れ込んでることだろう。
???「このバンノウのパイロットは誰だ?」
どこかの特別な服を着た青年がコックピットハッチに立っていた。侍の装備を一部装備したような見た目であり、茶髪の髪に水色の瞳をしていた。
宗谷「!兄ちゃん!」
???「・・・!宗谷なのか!?」
紅蓮「お、お兄さん・・・?」
すると宗谷は青年に抱きついた。
宗谷「久しぶり!去年ぐらい会ってから一年ぶりだね!」
宗馬「あぁ!・・・もしかして君は宗谷の友人か?俺はこいつの兄の『宗馬(そうま)』
だ。」
紅蓮「あ、えっと・・・そう、です・・・」
あーもうなんでここでコミュ障出てくるかな〜僕・・・
宗馬「それにしても、妖機を用いた始めての任務が
な〜、運が悪いぜ・・・」
・・・ん?
紅蓮「・・・あのー宗馬さん?」
宗馬「ん?どうした?」
紅蓮「今、妹って・・・」
宗谷「あぁ〜、よく間違えられるけど、俺は
紅蓮「・・・え?」
てことは僕は今まで女の子と一緒に行動を・・・
宗谷「・・・紅蓮?おーい?」
宗馬「こいつ・・・気を失ってる?」
宗谷「嘘だろぉ!?おい!ここで死ぬんじゃない!おい!紅蓮!」
午後五時・・・
僕はそのまま妖機に入った状態で家に運ばれてベットで横たわっていた。
紅蓮(あれ、僕は寝てたのかな・・・?それに見たことのない天井だ・・・)
どこかの家の部屋みたいな場所で寝ていた僕はベットから降りて部屋のドアを少し開けて外を確認した。
紅蓮(う~ん・・・ここどこなんだろ・・・)
宗谷「起きたみたいだな。」
紅蓮「うわぁ!?」
私服のジャージをとショートパンツを着ていた宗谷はドアの隣の壁によりかあって腕を組んでいた。女の子ってことを知ってからすごく恥ずかしい・・・
紅蓮「え、えと・・・その・・・」
宗谷「お前の親に連絡したんだが、どうやら今日は帰りが遅いらしくてな。今夜はここで泊
まるっていうのもあるんだがいいか?」
紅蓮「そうなんだ・・・じゃあ泊めてもらおうかな・・・」
宗谷「そんじゃ俺とマ○カやるか!俺ク○パ使うからそれ以外な!」
紅蓮「う、うん・・・」
すると下から宗谷のお母さんらしき声が聞こえた。
茉莉「宗谷〜紅蓮君起きてたらリビングに連れてきて〜。」
宗谷「わかってる〜。」
宗谷についていってリビングに行くと母親らしき人物はおらず、かわりに黒髪の少女がいた。
紅蓮「あれ・・・お母さんはどこ?」
宗谷「?そこにいるだろ?」
宗谷はその少女に指を指した。
紅蓮「え・・・?」
茉莉「まぁそんなことになるとは思ってたわ〜。宗谷、とりあえず説明してあげて、私は準
備するから。」
僕はそうやとは反対の椅子に座った。
宗谷「さて・・・じゃあ軽く説明する。私達は他の家系とは少し特殊でな。俺等みたいな家
系は『稀族』って言われてる。これは先祖代々から伝わる特殊な能力を持つ奴らに言
われるんだ。」
紅蓮「じゃあ宗谷の家の全員が持ってるってこと?」
宗谷「父さんは普通の人間だがな。だがその能力は個体によっては別のなにかに変化するこ
とがある。俺等の能力は『身体改善』。体の一部、もしくは全体を改善できる能力
だ。」
紅蓮「もしかしてお母さんはその能力で幼き見えるってこと?」
宗谷「そういうことだ。母さんは『若返り』で、兄貴は『身体強化』。俺はまだ発現してな
いけどな。」
紅蓮「なるほど・・・なんかごめんね、宗谷のお母さんに嫌な思いさせちゃって。」
茉莉「全然大丈夫よ〜。」
茉莉さんは両手でスープが入った鍋を持って机においた。
茉莉「この能力のお陰で体の負担は少ないし。それにいつまでも若くいられるし!」
茉莉さんは笑顔こちらを向いた。すると先程入ってきたドアが開いた。
曽良「ん?もう起きてたのか。」
宗谷「父さん遅いよ!もうご飯並べ終わってるし!」
曽良「ごめんごめん・・・妖機の資料まとめてたら遅くなっちゃった。」
曽良さんはボサボサの髪をいじりながら席に付いた。
紅蓮「妖機の資料?」
曽良「そうだよ、僕は妖機の開発部門に所属しててね。いつも家でまとめたりで大変なん
だ・・・あとで妖機の資料見るかい?」
紅蓮「・・・!いいんですか!?」
宗谷「なッ!?父さん!紅蓮は俺と一緒にマ○カを・・・」
茉莉「はいはい、今日は紅蓮君がここに泊まるみたいだから後でじっくりやればいいじゃあ
ない。」
・・・僕は楽しそうな宗谷達の姿を見て無意識に笑っていた。
午後十二時・・・
夕ご飯が終わった後僕は宗谷と三時間ほどマ○カをぶっ通しでプレイした後、二人で曽良さんに妖機の資料を見せてもらった。その後僕は再びお兄さんの部屋でベットに座りながら妖機について調べていた。
紅蓮(妖機は今から約百年前から開発されていた。江戸時代から出現するようになった妖怪
は年々強さが増し、ついには大型の個体が出現するようになった。従来の兵器や武装
では討伐することはできず、弾丸はなかなか効かない。そこで妖機が登場した、
か・・・でも討伐しても成仏はしないから妖怪は減るどころか年々増えてるんだよ
なぁ・・・んん〜・・・流石に眠いから寝よう・・・)
僕はそのままベットで寝てしまった・・・
どこかの会議室・・・
???「年を重ねるごとに妖怪の数が増えている!このままでは日本は本当に終わってしま
うぞ!」
スーツを着た中年の男性が机を強く叩きながらその場に立った。
???「だが妖怪を完全に止める方法は今の技術では不可能だ。それになんのために攻める
のか、日本になんの目的があるのかも不明だ。」
???「どうします?会長。」
???「まだその時ではない。今はまだ耐える時だ。」
会長と呼ばれた人間のテーブルにあるネームプレートには『宮本』と書かれていた。
どうでしたでしょうか?
初めてのオリジナルなので色々苦労しました・・・何か矛盾してたらお構いなくお教えください!
それでは、次回お会いしましょ〜。