うみねこのなく頃に   黄金の魔女の支配   作:ノック

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第一の晩 その2

金蔵に呼び出されて、食堂に集まった。熊沢、郷田、嘉音、夏妃、蔵臼、桜座6人は、6体の影の者達に襲われていた。

 

「これはどういうことですか!?」

 

蔵臼が1体の影の者と戦闘をしながら、金蔵に説明を求める。金蔵は高らかに笑いながら、説明を始める。

 

「私は黄金郷に誘われるだろう。そのためには、13人の生け贄が必要なのだ!」

 

桜座がライフルを取り出して、影の者に弾丸を発射させると、影の者に命中して消滅した。

 

「やはり、人間の反魔法毒素が練り込まれた弾丸には、勝てぬか。」

 

「私はね。真里亞を残して、死ぬわけにはいかないのよ!」

 

「桜座様が頑張っているのに、私が眠り続けるわけにはいきませんね。」

 

熊沢が黄金の輝きに包まれると、ワルギリアの姿に変わった。

 

「ワルギリア様!?」

 

「嘉音、余所見をしていると殺られますよ。」

 

神槍を構えると、嘉音を襲い掛かろうとしていた影の者を貫いて消した。

 

「夏妃様、蔵臼様、郷田は食堂から逃げなさい。」

 

「そうはさせぬぞ。」

 

金蔵が指輪の魔力を影の者に与えると、黒き槍が出現した。2体の影の者が郷田と蔵臼の胸を黒き槍で、突き刺した。

 

「あなた!?」

 

「夏妃、お前の番だ!」

 

黒き槍を投げ、夏妃を貫く寸前で嘉音が庇い、犠牲となった。その一瞬に、ワルギリアが隙を見せてしまい貫かれた。

 

食堂から脱出しようと、扉を開けるが黒き結界により閉ざされたままだ。

 

「………止めをさせ!」

 

桜座、夏妃の2人が貫かれて死んだ。

 

「優秀ではないか!生け贄となった6人の肉体は、約束通りやろう。」

 

「そうはさせぬぞ。金蔵!」

 

黄金蝶が集まると、ベアトリーチェが姿を現した。その登場に金蔵が笑う

 

「久し振りではないか!ベアトリーチェ。」

 

「碑文の謎は解けたはず…何故、儀式をやっているのだ!?」

 

「黄金郷の扉を開くためなのだ!」

 

金蔵の狂気染みた笑いに、ベアトリーチェは死んでしまった6人の人間を見つめる。

 

「影の者に奪われるくらいなら、密室結界にて…供養するしかない。」

 

ベアトリーチェがステッキを振ると、夏妃、蔵臼、桜座の3人の遺体を礼拝堂。熊沢、郷田の遺体を園芸倉庫に移動させたが、魔力が足りないようで、嘉音の遺体は消滅した。

 

「金蔵は暫く、その姿を消して…頭を冷やすがよい。」

 

黄金蝶が金蔵を襲い、食堂から姿を消す。

 

「…………やはり、始まってしまったか。」

 

「お嬢様……やはり、この状態は…」

 

「既に、第一の晩が終わったところだ。今回のゲームは、今までとは違う。」

 

ベアトリーチェの辛そうな表情に、ロノウェは見ていられなかった。

 

「責めて、この手紙を生き残りに、送ってくれ…妾は休む。」

 

「畏まりました。お嬢様……」

 

「妾は疲れた。朱志香に会わせる顔はない…碑文の謎は解けた…何故、儀式が引き起こされるのだ。」

 

「力を手に入れ、禁忌を起こした人間の欲望ですからな。まだ、儀式は続きます。もう、止めることはできません。」

 

ベアトリーチェとロノウェは、姿を消した。

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