1986年10月4日8時5分
礼拝堂に夏妃、蔵臼、桜座の遺体を発見した。南條の検視をした結果は、死亡と断定された。
「……遺体には胸に損傷……銃殺ですな。しかも、礼拝堂内には、痕跡が余り見当たらない。」
戦人も耐えながら、見える範囲で、遺体を注意深く見ている。蔵臼の遺体に目を見開いた。
(遺体のポケットが、裏返しになってるな。)
他の遺体を確認したいが、霧江、留弗夫が扉の前にいるため、確認できたのは蔵臼の遺体だけだった。
「園芸倉庫を見てこよう。子供達は悪いがゲストハウスで、待機してくれ。戦人もいいな?」
「わかった。ゲストハウスで、待機してる。」
1986年10月4日8時25分
戦人、朱志香、紗音の3人は、ゲストハウスに戻ったが、空気が重く感じる。
「コーヒーいるかい?ジュースも確か、あったけど…」
譲治に聞かれるが、皆はいらないと言った。暫くして戦人は立ち上がると、客室を出ようとしている。
「危険じゃないか。」
「ゲストハウスから出ない。ちょっと、廊下に出てるな……その前に。真里亞、あの手紙は誰から貰ったか教えてくれないか?」
「うー言わない。約束だから…」
「それなら仕方ないな。最後に1つだけ、人間から手紙を貰ったのか?」
「……違う。」
真里亞の言葉に、嘘がないと判断した戦人は、真里亜の頭を撫でた。
「教えてくれて、ありがとな。」
「うー?」
(真里亞は人間は、違うと言った。だったら、渡した人物は…魔女となる。正確には、魔女と名乗った人間だ。誰かまではわからない。)
うまく真里亞から情報を獲得した戦人は、犯人が誰なのか調べるのだが…
(手掛かりが無さすぎる。ゲストハウスから出ると、疑われたらおしまい。親父達が戻ってくるのを待つか。)
ゲストハウスの廊下を歩き回り、気分転換ができたので、客室に戻った。
1986年10月4日9時
霧江、留弗夫、秀吉、絵羽、源次、南條の6人が、ゲストハウスに戻ってきた。話を聞いたら、【熊沢、郷田の2人は、園芸倉庫内で、死亡していた。】らしい。更に、屋敷内を捜索したが【嘉音、シェカの2人が行方不明】となっていた。
「こうなると、シェカちゃんと嘉音君が犯人で、何処かに隠れている可能性もあるわね。」
「犯人に殺害されて、隠されている可能性もあるな。」
大人達が話し合っている時に、戦人はとあることを聞いてみた。
「南條先生。郷田さんと熊沢さんの死因は?」
「それは……」
「外部犯だとは、思えない。教えてください。」
「【銃殺ですな。】」
「祖父様には、伝えたのか?」
戦人が留弗夫に聞くが、下を向いた。
「親父が書斎からいなくなった。」
「なんだって!?」
戦人達の話を聞いていた朱志香は、客室に戻ることを伝えると、2階の客室に入って鍵を閉める。
「ベアトリーチェ。いるんだろ?」
「朱志香…か。」
ベアトリーチェが姿を現すが、その表情は暗い。
「何があったんだよ?」
「………妾も、何を言えばいいのか。」
「シェカがいなくなったのと、関係はあるのか?」
「なんだと……シェカ卿がいなくなった!?」
朱志香の言葉に、驚いているベアトリーチェ。すると、ロノウェが姿を現した。
「お嬢様…森の結界が破壊されました。魔力反応からして、シェカ卿の魔力かと…」
「………シェカ卿は、無理矢理にでも、儀式を遂行するつもりか!」
だが、ベアトリーチェだけが知っている。【六軒島から生き残れる人間は、存在しないと。】
伏線提示難しい。
※このゲーム盤の行方不明の定義
生存または死亡していたとしても、行方がわからなければ、行方不明とします。六軒島内にいたとしても同じです。
【犯人か共犯者が、行方を知っていたとしても、行方不明扱いとする。】