第二の晩を見終えたラムダデルタ、ベルンカステル、ドラノールの3人は、紅茶に飽きたようで、抹茶と饅頭を楽しんでいた。
「抹茶と饅頭もいけるわね。」
「苦いのは……苦手デス。」
「饅頭だけでいいわね。」
次の事件となるゲストハウス内の戦人以外の全員がいなくなる事件ては、ラムダデルタの表情が呆れてしまっている。ベルンカステルは顔色変えずに、観測している。
「駒戦人以外の全員がゲストハウスから消滅…共犯者がまるわかりじゃない…」
「犯人がまだ、不明なのよね。」
「犯人は変わらず、だと思うわよ。」
「この物語の伏線は、赤き真実で提示されてマスネ。ベアトリーチェ卿の配慮でしょうか?」
「ベアトがそんな、優しいことをするわけないわね。」
4個目の饅頭を食べながら、ドラノールの発言を否定する。
「ベアトはね、赤を大量に提示しても、自信はありだと思うわよ。関係無い文にも、赤を使ってるし………」
「意外と、難関かもな。共犯者がわかれば解けるし…」
戦人が入ってくると、饅頭を1つ貰った。それを見たラムダデルタが、文句を言ってくる。
「最後の饅頭!?」
「フェザリーヌさんから、大量に送られてきたから、まだまだあるぞ。ドラノールは食べるか?」
「貰いマス。バトラ卿は食べないのですか?」
「貰うぜ。やっと、一段落したからな。」
ロノウェが現れて、皿に大量の饅頭を盛った。戦人は平気そうに食べている。
「戦人…食べ過ぎじゃない?」
「……流石に、6個までだな。ロノウェ…紅茶…」
「どうぞ。戦人様…」
紅茶を飲んで一息つくと、ゲーム盤の観測を始める。第一の晩、第二の晩を見終えて、消失事件を観測する戦人だが……
「ベアトは何がやりたいんだ?駒の俺以外の消えてるじゃねえか?」
「ざっくりと、他の駒を取り除いたわね。共犯者の人数が、大体わかったわ。酷いとしか言えないわね?赤き真実も乱発しているわりには、ヒントが少ない。」
「島の人数が、確定してないんだよな。」
「確定していても、意味無いわよね。共犯者が多いと思うわよ。」
ドラノールは饅頭を5個目食べながら、ゲーム盤のを最初から見直している。伏線の確認をしているようだ。
「……ドラノール、饅頭何個目だ?」
「5個目デス。」
「虫歯になるなよ。魔女や悪魔でも、虫歯はきついらしいからな。」
戦人の言葉に、ドラノールは一瞬無言になるが、饅頭を食べるのをやめない。
「ドラノール…虫歯になったことあるだろ?」
「…………ありまセン。」
「ドラノールに復唱要求!〈虫歯になったことがある〉」
「…………復唱要求拒否デス。」
ドラノールの対応に、戦人がぶちギレた。
「<復唱拒否の理由は、虫歯になったことがあるからだ。過去に1回は、虫歯になったことがあると仮定する。>」
「【ノックス第8条提示なき手掛かりでの解決を禁ず】私が虫歯になったことがあると、伏線はあるのですか?」
「<質問したときに、無言になったことが伏線だ!>」
「リザインデス…」
戦人とドラノールの茶番が終わり。ベアトリーチェが入ってきた。
「妾も休憩である。」
「ベアトそろそろ、このゲーム盤の人間の人数を赤で言ってくれない?」
「そう言えば、まだであるな。【今回のゲーム盤の六軒島には、18人以上の人間は存在しない】更に赤をサービスするぞ。【ゲーム開始以前に金蔵はすでに死んでいる】今は、この2つである。」
ベアトリーチェは姿を消した。