ゲーム盤を閉じるベアトリーチェに、ラムダデルタとベルンカステルから一言言われた。
「……うーん。イマイチなのよね…」
「折角、魔女駒を増やしたのに、探偵に認識されると退屈なのよ。でも、アイデアは悪くないわ。」
ラムダデルタとベルンカステルからの評価に、ベアトリーチェは頭を悩ませる。やはり、魔女駒を探偵に認識させるのは、良くないようだ。
「認識させるなら、最後の方で。序盤だとね……」
紅茶を飲み干して、ベアトリーチェのゲーム盤にダメ出しをする。困惑した表情に戦人が軽く頭を撫でる。
「ば、戦人。何をするのだ!?」
「ダメ出しをされたのは、魔女駒の方でトリックに関しては、問題なかったぜ。そうだよな…ラムダデルタ。」
「トリックはね。共犯者の伏線が少ないから、そこさえ直せば大丈夫だわ。」
戦人は黄金の欠片を取り出すと、一瞬にしてゲーム盤に変化した。金色に輝くゲーム盤の登場に、ラムダデルタとベルンカステルは、面白そうな笑みを浮かべて、戦人に聞いてみた。
「もしかして、次のゲームマスターになるつもりなの?」
「ベアトがゲームマスターをしているのに、俺はやらせないつもりか?退屈は嫌いだぜ。」
「面白そうね。なら、ヱリカを対戦者にしてあげるわよ?」
「それはありがたいな。なんだったら、探偵権限の使用を許可するぜ。一部、封印させてもらうがな。」
戦人の発言に、ラムダデルタとベルンカステルは目を丸くする。何を考えているのか、興味を示した。
「何を封印するのよ?」
「検死の識別。ガムテープの封印は3部屋まで許可する。但し、探偵権限を許可する以上、殺人は許可しない。どうだ?」
ベルンカステルは戦人の出した条件に、笑みを浮かべながら少し、黒い笑みを浮かべながらいった。
「面白いじゃない!良いわよ。退屈が凌げそうだわ!」
今まで、退屈の日々を過ごしていたベルンカステルだが、戦人とヱリカの戦いを観測して、退屈の日々を忘れることができると考えた。
「ヱリカを屈伏させてみなさい!探偵のヱリカは強いわよ。」
「絶対に俺のゲームで、屈伏させてやる!だが、ベアトのゲーム盤の設定は少し借りてるぜ。折角だからな…内容を細かくしたぜ。ヱリカはベアトの考えたもう1つの心臓に気づいているのか?」
「魔女駒くらいしか、知らないはずよ。私とラムダは話してないわ。面白くないから…」
ベルンカステルとラムダデルタは、面白いこと、楽しいことに対しては、残虐性を見せるが、フェアになるように行動する。
「なら、問題ないな。このゲーム盤をヱリカに渡してくれ。1986年10月以前までのゲーム盤だ。残りは、ヱリカが来たら始めよう。一応、赤き真実【俺のゲーム盤では、ベアトのゲーム盤での赤き真実、伏線は初期化だ】第1ゲーム設定だと思ってくれ。伏線は俺なりに直した。」
「仕方ないわね。伏線はみたいなのは、出てたけど…まあいいわ。楽しみにしてるわね。」
ベルンカステルは姿を消した。