魔女の対戦席では、ヱリカによる生存者全員がゲストハウスの籠城により、第ニの晩が発生出来ないでいた。戦人の手番が進まないため、ヱリカはゲーム盤上の駒ヱリカを操作して、ゲストハウス内の監視をしている。
「どうしましたか?戦人さんの手番ですよ。」
「ああ。さて、問題はどうやって第ニの晩を発生させるかだな。ゲストハウスの籠城により、ヱリカの守りは固いようだ。」
ゲーム盤上の駒ヱリカの行動を見て、策を思い付いた戦人は、手番を開始した。
「ヱリカの望み通り、今から俺の手番を開始する。」
「どんな策を思い付いたんですか?」
「これが俺の応手だ!」
盤上の黒い駒を前に前進させた。
1986年10月5日9時
ゲストハウス内を歩き回っている私は、床に落ちている手紙を見つけて、拾いました。
(ゲストハウス内の廊下に手紙ですか。魔女が手紙を出したように、見せたいようですね。)
手紙の内容を見て、楽しそうにしながら笑みを浮かべ、内容は〈蔵臼様、夏妃様を第ニの晩の生け贄に、頂戴致しました。遺体は預かっていますので、御了承ください。〉
「第ニの晩の生け贄が、蔵臼と夏妃ですか。ゲストハウス内を一応、探してみますか。」
ゲストハウス内に黒い蝶が現れて、黒戦人の姿に変わった。第ニの晩発生を予見したので、すぐに次の手を実行する。
「先を越されたか。なら、俺はゲストハウス内の人間4人を消失させるまでだ。籠城されると、面倒だからな。朱志香、留弗夫、霧江、譲治を消してやる。」
指を弾くと、黒い蝶が発生して、ゲストハウス内にいる朱志香、留弗夫、霧江、譲治を消失させた。
「……探偵がいる状態での魔法は、危険だったか…」
黒戦人は姿を消した。
1986年10月5日9時15分
私はゲストハウス内を捜索していると、戦人、十八、シェカが慌てているので、声をかけました。話からすると、朱志香、留弗夫、霧江、譲治がゲストハウス内から、いなくなったようです。
「何ですって!?4人がゲストハウス内から…部屋は調べたんですか?」
「ああ。部屋を調べたらいなくなってたんだ。」
「ヱリカ様は見ていないのですか?」
「私は廊下に、この手紙が落ちていたので、1階を調べていました。」
私は戦人、シェカ、十八に、手紙をみせると、目を見開いています。蔵臼と夏妃が殺されたのが、信じられないのでしょう。
「ゲストハウス内をもう一度、探してみましょう。見落しがあるかもしれません。」
「他の皆も呼んで、探してみよう。」
ゲストハウス内にいる私達は、6人の捜索を開始しました。
魔女の対戦席
「戦人さん。無理矢理過ぎませんか?これなら、青き真実が簡単に使えちゃいますよ?」
「だったらどうした。俺は謎を1つでも、守りきれば勝利できる。ゲストハウス内をヱリカだけで、見回ってたよな?集団で行動すれば、いいものを…」
「確かに、これは私のミスです。」
「折角与えたガムテープ3部屋分の封印も、使用してないしな。」
戦人に指摘されたヱリカは、少し悔しそうな表情をするが、気を取り直し手、ヱリカの手番になった。
「さて、ヱリカの手番になるが、どうする?」
「ゲストハウス内を事件前に、調べなかったのは後悔です。早速ですが、復唱要求をさせてもらいます。」
「良いぜ。何時でも来な…」
「復唱要求…蔵臼、夏妃、朱志香、留弗夫、霧江、譲治は、今現在ゲストハウスからいなくなっている。」
「【認める】俺の魔法とベアトの魔法とで、消されているからな。」
「復唱要求…蔵臼と夏妃は、死亡している。」
「拒否する。理由はないぜ。」
「やはり、拒否しましたか。狂言殺人が濃厚ですね。青き真実『私に対する狂言殺人劇でした。だから、死亡している人間は、今現在は誰も、死亡していません。』
ヱリカの青き刃が、戦人に向けられるが、赤い太刀でその刃を防ぐ。
「赤き真実で、反論してやるよ。【第一の晩の死亡者は、熊沢、紗音】更にサービスするが【今現在、ゲストハウスにいるのは、ヱリカ、戦人、シェカ、十八、秀吉、絵羽、真里亞、南條の8人である】」
「第一の晩で、死亡者が!?いえ、これは人格説です。まだ、問題はありません。共犯者は源次です。まだいるかもしれませんが…」
ヱリカは再び、青き真実を発動する。
「『第一の晩の犠牲者の紗音には、ベアトリーチェの人格が、あります。それの伏線は、幻想描写のベアトと朱志香、シェカの会話にあります。ベアトは幻想ですが、朱志香とシェカの会話に、幻想ベアトが、紗音は悪戯等をしたと発言しています。朱志香とシェカの会話の解釈で、幻想ベアトに、ゲームマスターが発言させているとすれば、説明は可能です。ベアトリーチェ人格が紗音人格を抹消しました。』赤での反論は?」
「良いぜ。【紗音人格は、ベアトリーチェ人格に抹消された】【共犯者の1人は、源次である】この部分はリザインするぜ。」
戦人がリザインを宣言した。