魔女の対戦席
「戦人さん。今の状況を赤で復唱をお願いします。」
「内容によるぜ…言ってみな。」
「復唱要求…源次、熊沢、郷田、桜座、嘉音は、第一の晩の発見現場から出ていない。」
「【認める】」
「ベアトリーチェに関しては、真犯人ですので、復唱要求をしません。全ての殺人をベアトリーチェで、説明できますので…」
「なら、容疑者を少なくしてやるよ。【郷田、桜座、嘉音は、共犯者ではない】これでどうだ?」
「……手間が省けて、助かりました。」
ラムダデルタ、ベルンカステル、ベアトリーチェは、戦人の赤き真実の宣言に、機嫌が悪い。退屈し始めている。
「戦人が調子に乗ったわね。」
「あの赤の宣言は、ヤバイぞ。」
「逆に戦人が追い詰められるわね。」
戦人は調子に乗っているようだ。不要な赤での宣言に、ヱリカが有利になっている。
「それでは、復唱要求…霧江、留弗夫、譲治、シェカは死亡している。」
「拒否する。理由はないぜ…」
「状況確認は以上ですので…進行してください。」
「いいだろう。」
1986年10月5日11時
私、十八、秀吉、絵羽、南條、真里亞の6人は、危険のため、籠城をする場所を探していた。
「チェーンロックが出来る部屋がいいですね。番線カッターも、回収しなければ安全とは言いませんが…」
「それにしても、誰が犯人なんや?」
「ゲストハウスからの失踪は、アリバイがあやふやですから…」
「一旦、ゲストハウスに戻りませんか?」
「戻ろうよ。うーうー」
私は次の事件の対策のため、籠城作戦をゲストハウスに決定させると、ゲストハウスに戻ることにするのだが、客室に戦人と朱志香を残してきたため、迎えに行くことにした。
1986年10月5日11時15分
ヱリカ、十八、秀吉、絵羽、南條、真里亞が迎えに行っている頃。黒戦人は先回りして、戦人と朱志香の襲撃に向かった。
「朱志香。大丈夫か?」
「大丈夫だぜ…戦人。」
「お前達を、第四、第五の晩の生け贄にしてやる」
黒戦人が朱志香と戦人の客室に現れた。戦人は黒戦人の存在に、動揺しているが、朱志香を守るために、前に出る。
「黒い俺だと!?」
「驚くことないだろ?俺はお前なんだ。考えていることもわかる。」
「戦人、気を確り…」
黒戦人は狂った笑みを浮かべながら、黒き真実を宣言する。
「[俺は親父が憎い…母さんを…裏切った…]ギハハハ!どうだよ!俺はお前のことがわかるぜ!お前の気持ちは、俺が全て知っている。もっと宣言してやろうか?[朱志香を道具のように扱った蔵臼伯父さんと夏妃伯母さんが、憎い…]どうだよ!」
黒戦人の黒き真実宣言に、耳を塞いでいる戦人だが、朱志香が戦人の前に出た。
「お前だけは、絶対に許さないぜ!」
「魔法が使えない人間が!」
黒い楔で、朱志香を貫く寸前。戦人が前に出て、黒い楔を消滅させた。
「やっぱり、魔法は効かないか。エンドレスナイン同士の戦いは厄介だぜ。」
「何が魔法だ!俺は魔法を否定する。」
「……魔法を…否定?」
朱志香が少し、方針状態になっている。黒戦人はその隙を見逃さずに、黒い楔を朱志香に貫いた。
「朱志香!?」
「魔法が効かないんなら、物理しかないよな?」
黒戦人が戦人を蹴り飛ばすと、壁に当たって動かなくなった。
「これで、第四、第五の晩は完了した。この遺体を運びたいが…探偵の結界で、無理だな?破るだけにしとくか。」
黒戦人が姿を消すと同時に、扉のガムテープの封印が破かれた。