1986年10月5日11時35分
私、秀吉、絵羽、真里亞、南條、十八は、屋敷3階客室にいる朱志香と戦人を迎えに来た。ところが、扉をよく見るとガムテープが破られていたのだ。
「ガムテープが破られてます。十八さん、マスターキーで鍵を…」
「わかりました。」
十八がマスターキーで、開錠して室内に入ると、戦人と朱志香の遺体を発見した。
「【戦人は頭から血が流れて倒れてます】【朱志香は心臓部分から血が出てますね。座られた状態】銃殺なら銃声が聞こえるはずですが、私達は犯人を警戒して、1階から調べました。銃声が聞こえなくても、不思議じゃない。」
「ですが、マスターキーがなければ、開けられません。鍵は確かに、施錠されていました。」
「そうですね。【私、秀吉さん、絵羽さん、真里亞さん、南條さん、十八さんは、私達と一緒にいたので、アリバイがあり、犯行は不可能です】【客室は施錠されいて、窓のガムテープの封印は破られていません。密室です】マスターキーがあれば、密室でも何でもないですが…」
室内を調べる私は、【誰も隠れていないのを確認しました】
「どうするんや、ヱリカちゃん。戦人君と朱志香ちゃんが殺られてもうた。」
「秀吉さんと絵羽がライフルを持っています。籠城作戦を継続しますが、行方不明になった人達を探しましょう。」
「そうね。このメンバーは、完璧なアリバイがあり犯人には、なりえないわね。」
魔女の対戦席
「第四~第五の晩が、戦人と朱志香ですか。」
「たまには自分殺しも、面白いもんだ。」
「扉のガムテープの封印が破かれたので、誰かが侵入してきたのは、間違いないですね。」
ヱリカは白い駒に触れながら、戦人の反応を見る。平然としていて、余裕の表情だ。
「それでは、復唱要求…戦人と朱志香は死亡している。拒否でもしますか?」
「いいや、受けるぜ。【認める】戦人と朱志香は死亡しているぜ。」
「何?復唱要求…他殺以外の方法で、死んではいない。」
「復唱拒否。理由はないぜ…」
「念のため。復唱要求…源次は現場から出ていない。」
「【認める】」
「なら、青き真実『扉のガムテープが破かれていました。その理由は、真犯人であるベアトリーチェがマスターキーで、侵入したからです。朱志香と戦人は、真犯人ベアトリーチェに殺害されました。』赤での反論は?」
「反論なしだ。リザインするぜ。」
「勝ちは貰っておきます。」(リザインですか。ですが、この推理が普通ですよね。ロジックですらありませんが……)
ベアトリーチェ、ラムダデルタ、ベルンカステルは、戦人の早めのリザインの意味を知っている。
「ほう…この盤面は、リザインしたのね。」
「やっと、面白くなってきたわ。」
「焦ったぞ。だが、戦人はこの状況をどうするのだ?」
ヱリカは納得のいかない勝利だったが、盤上の駒ヱリカを動かして、現場の客室を調べ始める。
1986年10月5日12時15分
私は朱志香の遺体から魔女の手紙を発見しました。内容は【蔵臼様と夏妃様の遺体をゲストハウスにお返ししました。】と書かれていた。
「皆さん、ゲストハウスに戻りましょう。」
「……そうやな。」
「もう少しで、黄金郷の扉が開かれるよ。ききき…」
私、秀吉、絵羽、南條、十八、真里亞は、ゲストハウスに戻っていった。