魔女の対戦席
「さて、ゲーム盤の物語は終わったが、最後の討論バトルを始めようか。ヱリカは第一の晩を攻略した。残りは第二の晩~第九の晩だ。」
「望むところです。先ずは、ゲストハウスからの失踪事件から…現場の再構築をお願いします。」
「譲治、朱志香、夏妃、蔵臼、霧江、留弗夫の6人が、ゲストハウスから突如、失踪してしまった。ヱリカはゲストハウスの1階廊下を見回りをしていたな?」
戦人がゲストハウスの現場の再構築をすると、ヱリカに質問した。勿論、見回りをしていたヱリカは頷いている。
「魔女の手紙が落ちていましたからね。第二の晩を知らせる手紙でした。それでは、復唱要求…失踪時、譲治、朱志香、夏妃、蔵臼、霧江、留弗夫の6人は、ゲストハウスの玄関を通り、外から出ていない。」
「【認める】」
「復唱要求…譲治、朱志香、夏妃、蔵臼、霧江、留弗夫の6人は、窓から外に出た。」
「拒否する。魔法で消したからな。」
「なら、青き真実『譲治、朱志香、夏妃、蔵臼、霧江、留弗夫の6人は、ゲストハウスの窓から脱出して、失踪しました。窓の施錠は、私以外のゲストハウスにいた者なら、施錠は可能です』赤き真実での反論は?」
「有効だ。次の戦人、朱志香の密室殺人はどうだ。」
指を弾くと、戦人、朱志香が発見された現場の客室が、再構築される。
「ですが、気になることがあります。シェカはトイレの窓を開けて、失踪しましたが…屋敷の3階から外に、出られるのですか?シェカが何かのスポーツをしていた伏線は、ありません。トイレにも隠れ場所はありませんでした。
青き真実『朱志香とシェカは同一人物であり、しかも、私の視点では、朱志香とシェカは同時に存在できませんでした。さらに、事件前…シェカのセリフで…私がいるのは、朱志香が望んだことだからと…言っています。このことから…朱志香とシェカは同一人物であり、シェカは人間人格の存在です。』反論はありますか?」
「リザインだ。赤き真実で、認めよう【朱志香とシェカは、同一人物であり、シェカは…朱志香から生まれた人間人格である。】当てられるとはな…」
「あのシェカの失踪が無ければ、私は騙されていましたけどね。」
「なら、真相はわかるよな?」
「青き真実『朱志香は死亡していますが、シェカ人格で生存しているため、戦人の遺体を運んだのは、シェカ人格である。戦人を殺害したのは、朱志香であり、その後、朱志香は自ら自殺で人格を抹消しました。』」
「リザインする。」
ヱリカは第四、第五の晩を攻略した。さらに、ヱリカは第ニの晩、蔵臼、夏妃の礼拝堂の密室の攻略を開始した。
「もう答えはわかりました。『ベアトリーチェとシェカ人格の2人が、遺体を運びました。殺害したのは、ベアトリーチェですよね。』」
「リザイン。」
「『残りの生存者を殺したのは、ベアトリーチェである。ライフルを持ち去った理由は、空砲だからです。表向きは、狂言殺人なので空砲のライフルを持たせました。』それと『ゲストハウスからの失踪は、朱志香を表に出さずにいたので、ゲストハウスからは、失踪したと思わせた。』」
ヱリカの青き真実で、戦人は赤での反論ができずに、リザインした。
「私の勝ちですね。戦人さん…」
「なら…最後の悪足掻きをしようか…【第ニの晩の手紙…蔵臼、夏妃、朱志香、秀吉、絵羽、譲治、留弗夫、霧江、戦人、楼座、真里亞、郷田、熊沢、源次、南條、紗音、嘉音、シェカ、十八は置いていない。勿論、古戸ヱリカでもない】この謎がわかるか?」
「それは_____ですよね?戦人さん…」