ホロライブ ~彗星と珈琲~   作:こもくれは

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すみません。1,2話の内容改行改行で非常にみずらかったと思います。1,2話の修正していくのと、今回以降は気を付けていきたいと思います。
何卒よろしくお願いします。


第3話 再会

カランカラ~ン

店のドアに取り付けているベルが店内に鳴り響いた。

「光さん、来ましたよ~」

 

Aちゃんは光に挨拶するように店の中に入っていった。

「いらっしゃいませ。Aちゃんさん、お待ちしてましたよ」

中に入り、Aちゃんたちを迎えたのは美咲だった。白のシャツに長い黒色のスカートを着こなした美咲は笑顔で3人を迎える。

 

「美咲さん!お久しぶりです。光さんいらっしゃいますか?」

「兄さんなら、10分ほど前に買い出しに出かけたのですぐに帰ってくると思いますよ」

Aちゃんは光が店内にいないことに気が付いたがどうやら買い出しに出かけたのだという。美咲に案内され、窓際奥のテーブル席に案内される。Aちゃん、AZKiがテーブルに向かうなか星街は立ち止まって美咲に話しかける

 

「違ってたらごめん。もしかして、光の妹のみーちゃん?」

先ほど話をしていた幼馴染の話をしていたところ、本当に会えるとも思っておらず、まるで幽霊でも見るかのような顔で星街は尋ねた。

 

「はい! 凪瀬 光の妹の美咲です。お久しぶりです、すいせいさん。」

久しぶりに旧友に会った星街は感極まり、目元をうるうるさせながら美咲に抱き着いた。

 

「み゙ーぢゃん゙ 会いたかったよ~」

「わたしも会えて嬉しいですよ。すいせいさん」

 

泣きながら抱き着いた星街を優しく受け止めて、美咲はゆっくりと星街の髪をなでおろしていた。

 

「これがてぇてぇってやつですね。分かります。」

「えっ?これってさっきすいちゃんが話してた幼馴染がAちゃんの話してた人ってことだよね。」

Aちゃんの解説に目もくれず、AZKiは今の状況を客観的に見つめていた。しばらくしてテーブル戻ってきた星街を見て、美咲は3人からの注文を取り始めた。

 

「コーヒーがおひとつ、アイスカフェオレがおひとつ、レモンスカッシュがおひとつですね。

 少々お待ちください。」

 

注文をとり、美咲は厨房のほうに戻って注文の品の準備に取り掛かる。テーブルに着いた三人はこんな奇跡のような出会いに驚き、注文ができるのを待った。

 

「こんなことってあるんだね。タイミング的にもすごいびっくりしちゃった」

「すいちゃんもびっくりしたよ。こんなマンガやアニメみたいなことになことを自分で体験することになるとは思わなかった…」

「本当にそうですね。小さい頃に別れた幼馴染と異郷の地で再開するなんて。ラノベだとこれから恋に落ちていくのがベターな展開ですね」

 

 

Aちゃんは冗談交じりにつぶやいたが、Aちゃんの言葉と同時に

星街は少し胸がドキドキしてしまう。

(みーちゃん凄く可愛くなってたけど、光はどんな風になってるんだろ)

 

少し話をしている間に、美咲が注文の品をお盆に乗せて持ってきた。

「お待たせしました。ご注文の品は以上でよろしかったでしょうか?」

「はい。大丈夫です。というか美咲さんもこっちに来て話しませんか?せっかくすいせいさんとも再会して積もる話もあると思いますし」

 

時間的なこともあり店内には、3人以外は座っておらずゆっくりと過ごすことができる状態であった。特にここのカフェは、店員とお客さんとの距離が近いのが売りでもあり、頻繁にお客さんと一緒に話をする機会がある。Aちゃんはそのことを踏まえて美咲に声をかけた。

 

「ではお言葉に甘えて同席させていただきます」

他のテーブルから椅子を一つ拝借し、Aちゃんたちの座っているテーブルに腰掛ける。

「AZKiさんとは初対面でしょうから、まずが自己紹介からしましょうか」

「じゃあAZKiから自己紹介しますね。えっと、AZKiです。趣味は曲作りと歌うことで特技は料理かな。気軽にあずきって呼んでください」

「AZKiさんはホントに歌がうまくて、透き通るような歌声なんですよ」

 

AちゃんはAZKiと星街の歌や得意なことについては何度か見せてもらっており、すでに二人のファンになっていた。目を輝かせるAちゃんを見て美咲もそれを悟り、それを見れる日が来るのを楽しみにするのであった。

 

「これからよろしくお願いします。あずきさん。私はこのカフェのオーナーの妹で凪瀬 美咲です。趣味は絵を描くこととカフェで働くことですね。」

 

美咲は高校生でありながら、すでにイラストを売れるくらいの絵を描いていた。SNSのフォロワーも今や3万人程度となり、名実ともに人気イラストレーターといっても過言ではないほどの実力を持っている。実際にホロライブからもいくつか仕事をもらっており、兄とともに陰からホロライブを支える一人でもあるのだ。

 

「美咲さんの絵、私とっても好きなんですよ。ホロライブのタレントさんのファンアートも描いてくださったりしてくれてスタッフとしては嬉しい限りです」

「みーちゃんやっぱり今でも絵を続けてるんだね。今度また絵見せてよ。」

 

星街も絵を描くのだが、これを始めたきっかけは一緒に絵を描く友達である美咲がいたからでもあり、その絵を続けてくれていることが何より嬉しかったのだった。

「こちらこそよろしくお願いします。イラストレーターさんであれば今後一緒に仕事できるかもだし、楽しみ♪」

 

AZKiと美咲の自己紹介が終わり、ゆっくりと話をしていたところ店の後ろのほうで扉の開く音がした

 

「あっ。兄さんが帰ってきたみたいです。多分買い出しの荷物があるのでちょっと手伝ってきますね」

美咲は席を立ち、裏の玄関口のほうにまで駆けより、重そうな荷物を持った兄の手伝いをし始めた。

 

「荷物は私のほうで何とかしますので、兄さんはお客さんの対応をお願いします」

「荷物も多いし、僕もてつだ…」

「いいから!早く行ってあげてください。兄さんも会いたかった人が待っていますよ」

 

半ば強引に厨房から追い出された光は、エプロンを身に着けホールのほうに向かった。そこで見たのは昔の面影を残しつつも大人びた雰囲気をまとった、自分もよく知っている人が座っていた。

 

「すいせいさん…なんですか?」

美咲が朝話していた、懐かしい人の話を思い出しながら光はいつもよりも小さい声で星街に尋ねた。

「もう、昔みたいにすいちゃんって呼んでよ光。」

懐かしい声とともに、自分の名前を呼ばれ光は少し顔を歪めながら星街の声に答えた。

 

「久しぶりだね。すいちゃん」

「うん。久しぶりだね。光」

 

客が少ないことも相まって、まるで2人だけしかいないような静かな雰囲気とこの店独特の珈琲の少し苦い匂いに包まれた。




お待たせしました。土日に入り少し余裕ができそうなので
描きだめてなるべく早いスパンで投稿できるようにしていきたいと思います。

話しの途中ででた注文の内容でコーヒーはAちゃん、カフェオレはあずきち、レモンスカッシュはすいちゃんの飲み物です。Aちゃんはエナジードリンクがいいかもですが、ここはカフェの設定なので…
あずきちの好きな飲みものがわかれば良かったのですがわからず独自解釈です。(知ってる人がいれば教えてください。)すいちゃんのレモンスカッシュはC.〇レモンみたいなイメージです。

今回も楽しんでいただければ幸いです。
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