ホロライブ ~彗星と珈琲~   作:こもくれは

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第5話 狐と狼と噂ばなし

星街たちが来た次の日、喫茶~Stella~にはまたいつもと同じような日常が戻り、いつものようにホロメンが来ては、仕事の相談や雑談をしにくるのであった。

そして開店から少し時間のたったころ、二人の少女がここに遊びに来ていた。

 

「こんこ~ん、白上さんが来ましたよ」

「ちょっとフブキ、ウチをおいていかないでよぉ~」

勢いよく店の扉を開いたのは、ホロライブ1期生兼、ゲーマーズ所属の白上フブキと同じくゲーマーズ所属の大神ミオの二人だった。二人は高校の時からの仲であり、二人でよくこのカフェに遊びに来ては光や美咲と雑談していた。

 

「光さーん、今日美咲ちゃんはいないの?」

白上は美咲に用事があったのか、光に美咲のシフトについて尋ねた。

 

「今日は予約が少ないから、美咲は昼から手伝ってもらうことにしてて、多分まだ部屋にいると思いますよ」

「そうなんだ。いやこの前、書いてもらったフブキとウチの絵が可愛くてお礼が言いたくてね」

どうやら、白上と大神は、美咲に書いてもらった絵のお礼を言いに来たとのこと。そういえば、この前美咲が二人の絵がうまく描けたとAちゃんと話をしていたのを思い出した。

 

「そういうことでしたか。今度会ったときにでも伝えてあげてください。きっと喜ぶと思いますので」

「そうだね~」

「うん、美咲ちゃんにお礼をいうのはまた今度だね」

光がそういうと、白上、大神はそれに答えるように返事をする。

 

「それはそれとして~」

だが、二人の用事はそれだけでは終らなかった。ニコニコした愉悦顔の白上は光にあることを聞きにかかる。

「うちのすいちゃんと幼馴染というじゃないですか~。そこんところどうなんですかぁ」

「そうだそうだ!ウチのすいちゃんとはどんな関係なんですかぁ」

 

女子はこういった話は大好物と聞いたことはあるが、ものの一日でこれについて聞かれるとは思っていなかった。一瞬驚きはしたが、この噂を流したメガネスタッフの顔を浮かべながら、白上と大神の二人の質問に答える。

「別にどうといわれても、今は僕が尊敬している仲の良かった幼馴染というくらいです」

「今は…ね~」

光の発言に特に深い意味はなかったのだが、言葉の一部を切り取った大神はジト目で光のほうを見つめる。

「どぅえきてるぅ~~~~」

「こらこら、巻き舌風にいうもんじゃないですよ。二人してなにがそんなに面白いんですか?」

 

不思議に思った光は、二人に聞いてみた。いつもはおすすめのゲームはないの~とか、配信であったこととかの話をする二人にしては珍しい内容であったからこそ光は二人の話が物珍しいと感じていた。

「そりゃだって、カバーの中でも人気の光さんに色恋沙汰なんて大スクープじゃないですか!それにすいちゃんが幼馴染属性で青髪の負けヒロイン属性抱えた感じなのに、めっちゃいい雰囲気だったってタレコミが入ってきてるんですよ!」

「ちょっとフブキ、負けヒロイン属性とかそんなこと言わないの!」

オタク全開の白上の発言に危なそうな雰囲気が在りながらも、大神も一理あると思いながら話を聞いていた。

 

それからしばらく、昔はどういう風だったとか、すいちゃんの好きなものは何か?などのいろんな話を二人にした。

「ふぅ~。いろんな面白い話が聞けて白上は満足ですよ」

「ウチもすいちゃんのこととか光さんの昔のこととか聞けて面白かったですよ。何か進展あれば教えてくださいね」

 

二人は、面白い話が聞けて良かったとばかり光の店を後にした。その後、Aちゃんとそらちゃんが一緒に店にやってきては白上、大神と同じような話をしたため、噂を広めている張本人に少しお灸をすえた。

 

 

ところ変わって、星街家

「お姉ちゃん!今度の月曜日、ウチに人呼ぶからよろしくね」

いつものように突然の物言いではあったが、人見知りの姉街にとってはお客が来ることには反対だった。反対の意思をすいせいに伝えるとあっけらかんとした表情で

 

「大丈夫!大丈夫! お姉ちゃんも知ってる人だし、きっと驚くからさ」

自分に対して本当に嫌なことをすることがない妹がこんな風に言っているとは言え、知らない人がくることに少し億劫になる姉街なのであった。




少しお待たせしました…
あくまでも自己満足の作品なので、気長に待っていただければ幸いです。私事ですが、皆さんの応援のおかげで本作品の評価が赤色になりました!

これからもゆる~く頑張っていきます。
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