FGOをやってて投稿が遅れました。m(_ _)m
イド無事クリア出来ました。今回の話は中々面白くて個人的に五本の指に入るくらい好きな内容でした。
なんだかんだと俺ことルキウス、リアス、ソーナの三人で仲良くなり、楽しく談笑していると会場の方が賑やかになってきた。
どうやらパーティーの方で動きがあったらしく、何やら催し物がされるとの事だ。
何でも今日社交界デビューした子供達の特技を一人ずつ披露するみたいだ。
「あら、なんだか面白そうね!ソーナ!どっちが凄いか勝負しましょう!」
「あら?負けませんよ!」
どうやら二人は大変乗り気だ。
正直俺は特技なんて呼べるようなものなんも無いからどうしたもんかと……そう思っていたら今特技を披露している子供が魔力で小さな氷像を作っていた。
なるほど、魔力を使ってなんかやるのもいいのか。それなら何とかなりそうだな。
「二人は何やるの?」
「私達は魔力を使って的当てですね」
「お、じゃあ俺もそれに参加しようかな」
そうこうしているうちに俺達の番が回ってきた。
俺達三人で的当て対決をする事を伝え、俺は魔力でアルミ缶位のサイズ氷像を作り、的当ての準備をした。
「やる順番はどうする?」
「じゃあ私が最初に行くわ!」
「では、私はリアスの次に」
「じゃあ俺は最後か…」
的の数は全部で五個、リアスは十メートル程離れ魔力を練る。
「……準備が出来たわ」
リアスは合図を発したてから一拍置いて魔力を放つ。
リアスが使う力、【滅びの魔力】は原作のリアスに比べればまだまだ拙いがそれでも強力な威力を誇っており、俺が用意していた氷像をいとも簡単に消し飛ばした。
結果は五本中四本、外れた一本はあくまでも直撃ではなく掠った程度なので換算されなかった。
ちなみにリアスの魔力は強力なので外れた時の保険の為に事前に周囲に魔力で防壁を張ってもらっているので特に問題は無い。
続いてソーナ、彼女はリアスと違って特別な固有の魔力は存在しないが得意の水属性で水のビームを使って攻撃した。
結果は五本中四本、打つ直前に力んでしまった為狙いが外れてしまった。
そして最後に俺の番になった。
「いよいよ俺かぁ」
射撃する位置に着くと俺は深呼吸をして意識を集中させる。
魔力をいつもよりも細かく、より精密に練り上げていく。
魔力を使う上で最も大切な事はイメージだ。より細かく具体的なイメージを描くことで術の精度が大きく左右する。
俺のイメージ、今まで見たアニメの中から凄腕の遠距離魔術のイメージを引き出す。
……決めた。俺の手本は【ロクアカ】のアルベルト・フレイザーの黒魔【ライトニングピアス】
「…準備が出来ました」
「では、……撃て」
合図が掛かった瞬間俺は的に向かって人差し指を向け、指先に魔力を篭める。
魔力を雷に変換して放出する。
カッ、と雷は迸り的にまっすぐと向かっていきその勢いのまま的を貫いた。
俺はさっきと同じ手順を繰り返すように魔力を練って的に向かって雷を放つ。
結果は五本中四本、リアス、ソーナの両名と引き分けの結果に終わった。
「ふぅ、結局三人共五本全当てられなかったな」
三人横並びの結果となってしまい、勝負は平行線となった。
俺達が不完全燃焼な形でモヤモヤしていると誰かが俺達の方へと近づいてきた。
「三人共、パーティーは楽しんでくれているかな?」
振り返るとそこにはビックな存在が立っていた。
【四大魔王】が一人サーゼクス・ルシファーことサーゼクス・グレモリー リアスの実の兄にして現在の冥界を率いる悪魔の一人だ。
リアスとソーナの様子を見に来たのか?
現魔王の血族の中に一人パッとしないモブが混ざったみたいで謎に疎外感が湧いてくる。
「お兄様!」
「こんばんは、サーゼクス様」
満面の笑みを浮かべるリアスに対してソーナも丁寧な態度で挨拶をする。
俺も挨拶した方がいいんだろうが勝手に話していいんだろうか?
「君もリアスやソーナの様に楽しんでもらえたかな?」
「お初お目にかかります。魔王陛下、私は現ナベリウス家当主の息子が一人、ルキウス・ナベリウスと申します。今回のパーティーはとても楽しませて頂いてます」
「ハハハ、そこまで固くならなくていいよルキウス君。楽しんでもらえているのであれば、企画した私としても嬉しいよ。今後も存分に楽しんで欲しい」
「ところでルキウス君、君の射撃の腕はどこで身につけたんだい?リアスとソーナにも負けない実力だ。いい師匠がいたのかな?」
「いえ、私の家はあまり他人に師事できる環境では無いので基本的に独学です」
俺はまだ緊張が抜けず、恐る恐る喋っていたがサーゼクス様はそれを気にせず何か考え込んでいた。
「なるほど、子供の独学でこれ程の実力を……」
何か不味かっただろうか。とはいえ俺は前世の知識があるくらいでラノベみたいなチートな転生特典なんてものは無い。
ただのモブとは思わないがそれでも超越者の様な規格外な何かは無いはずだ。とはいえ、魔王が自分の目の前でずっと考え込んでいるのは気まずい。というか怖い。
そんな事を思っているとサーゼクス様からが考え込むのをやめ、こちらに微笑んでくる。
「ルキウス君、もし君が良ければ私の伝手を使って君に師事をしてる方を紹介しよう」
とはいえ、まだ相手の了承を得ていないから確約はできないけどね。と苦笑をしていた。
「それは…有難いお話ですが、何故僕…いえ、私に?」
「なに、未来ある若者への投資さ。現時点でもリアスやソーナと肩を並べる実力がある。二人の力は身内贔屓ということを除いても同年代の子たちの中でも頭一つ抜けている」
正直幾ら【魔力】で大事なのはイメージだと言っても独学では限界だと感じることも多かった。誰が師匠になるか分からないけど、この話は渡りに船と言える。
「その話、受けさせて貰えますか?」
「あぁ、君が望むのであれば私としても嬉しい。君にいい師匠がつけられるよう私も尽力しよう」
そして俺は気乗りしなかった憂鬱な社交界は初めての友人とまだ見ぬ師匠という人脈を得て幕を閉じた。
次回から主人公の修行回です。本編のストーリーに行くまでまだ時間がかかりそうですが、そこまで長くなる予定では無いので気長にお待ちください