ワールドトリガーRTA   作:佐倉シキ

25 / 77
B級中位戦

 

 

レオ達はカラオケの個室にいた。

加瀬をスカウトした後もたいして変わらない様子で日々は過ぎていく。二宮と風間に合わないように訓練を続け、会いそうになったら即座にその場を去り、防衛任務をこなして即座に家に帰る。そんな日々だ。

 

レオはソフトクリームを口に含み顔を上げる。

 

大きなモニターが壁に取り付けられているが、今はただ映像が流れているだけだ。聞いた事もないアイドルや歌手達が新曲の宣伝を流し、カラオケの宣伝BGMが喧しく流れる。マイクはソファの隅に放置されていた。

 

三条隊は何も歌を歌いに来たわけではない。ここで次に行われる中位戦の作戦会議を行いに来たのだ。

 

空気には微かに暖房の風が漂い、室温を心地よく保っている。

 

「加瀬はカラオケ初めてなの?」

「まぁ、友達とかいないし……別に歌う事とかに興味もなかったから」

「へぇ、私も!この前初めて来たんだよね」

「そうなんだ……」

「歌はあんま歌わないんだけどさ。アイスを作るのは楽しいね。もう食べ終わったし、また作ってこようかなぁ」

「アイスはやめとけアリス。もう3杯目だろ。腹壊すぞ」

「壊さないもんね〜」

 

ご機嫌な様子でアリスは個室を出てソフトクリームのお代わりに行った。

 

「アリスちゃんアイス好きなの?」

「甘いもんは大抵好きだぞ」

「よく4杯も食べられるね」

「驚きだ。アイツだけソフトクリームの練度が異常に上がってる」

 

2人がボケッとドアの方を見てアリスの帰りを待つ。するとすぐにとても綺麗に作られたソフトクリームを持ったアリスが戻ってきた。

 

「綺麗だ」

「ね」

「だろ」

「あら、ありがとう!私は身だしなみにも気を遣ってるのよ」

「容姿じゃない、アイスだ。自意識過剰だぞ」

「何よー、顔も綺麗でしょ!」

「はいはいそうだな」

「ふふん♪」

「ほとんど同じ顔だからレオ君が自画自賛してるようにも見えるね」

 

綿貫の言葉を聞き、確かにそうだなと加瀬は思った。そうしてレオの顔を見ていた時、あることを思い出した。

 

「あ、あの」

「あ?」

「か、風間さんがレオに用があるって……探してたんですけど……」

「知らねぇな、誰だそれ?背が低すぎて視界に入らなかったわ」

「いや知ってるじゃん、背が低いって知ってるんじゃん。レオ君、貴方きっと風間さんからとんでもないチンピラだと思われてるよ。最近マークきついもの。1on1だもの」

「風間さんでは兄さんをディフェンスするのに身長が足りないわ。力不足よ。兄さんのチェンジオブペースの前には無力ね」

「いや避けてるじゃん。思いっきり抜き去ってるじゃん、風間さんから何を守ってるのよ」

「己のプライド」

「訳が分からないよ……」

 

この人たちこんな感じなんだと加瀬は少しだけ緊張が解れた。思っていたよりも怖い人ではなさそうだ。というか多分、これは加瀬の推測だが、味方となる人間には穏やかに接しているのだと思う。敵対する理由もメリットもないから。

興味がなく無関係な相手には適当でおざなりな、そこまで失礼にはならない程度のリアクション。少しでも害意、または敵意のある人間は徹底的に邪険にする。

 

「プライドって事は、やっぱり戦えば負けると思ってるんだ?」

「当然だ。俺は自分を過大評価したりしない。自分のことはよく理解している」

「だから二宮さんとも風間さんとも戦わないの?」

「ああ。……あいつらは多分、俺を矯正したいんだろうな」

「協調性を身につけて欲しいのよね。きっと」

「ああ」

「分かってて協調性ないんだ」

「ああ」

「肯定しちゃったよ……」

 

綿貫は呆れたように目を細めてジュースを飲む。

 

「戦ったら負ける。自分で言うもんじゃねーと思うが俺は割と根に持つ方だ」

「知ってるわ」

「そうだろうね」

「予想はついた……かな……」

「そうか。まあ結論から言うと負けたらめちゃくちゃムカつくから戦いたくない」

「素直だ」

「俺は大抵いつでも素直だ」

「それは確かにそう」

「負けたらモチベーション下がるしな」

「でもずっと無視を続けるのも、なんと言うか……」

「問題ない、誤解はそのうち解ける」

「半分は誤解じゃないけどね」

「うるさいぞアリス」

「誤解って……?」

「アイツらは俺を馬鹿だと思ってる。後何試合か見れば分かるだろう。分からないような馬鹿じゃねぇはずだ」

 

そう言ってコーヒーを飲み干すと、それより中位戦だと話を進めさせる。三条隊が次に行うランク戦はB級中位戦。下位戦はまだチーム組み立ての人たちや、単純に実力のないチームが多いから容易く蹴散らす事ができたが、中位戦となると難易度は少し上がる。

 

「私たちが戦うのは中村隊と清水隊だね」

「中村隊はガンナーが2人とスナイパーが2人の安定した部隊だ。アサルトライフルを持った中村と平井のコンビは面倒だな。グラスホッパーを利用してのクロスファイアは厄介だ。スナイパーの杉山が援護をしてくる。

清水隊はシューター、アタッカー、スナイパーの3人部隊。リーダーの清水はスコーピオンとグラスホッパーを活かした高機動型のアタッカー。シューターの堀川がハウンドとアステロイドで援護をしてくる。ここもスナイパーは援護兼トドメ役だな」

「どう攻める?前の戦いみたいにメテオラでゴリ押しするだけじゃ勝てないと思うけど」

「ンな事分かってるわボケ、バカにしてんのか」

「良いわね、その冷たい目。グッと来た。ちょっともう一回やってみてくれる?」

「…………」

「前のメテオラはなるべく手札を晒さない為のものよ。それしか出来ない脳筋トリオン馬鹿だと思わせる事で間抜け達の油断を誘うの」

「でも……そんな上手くいくかな?」

「悪評は広まってる。噂は人を惑わせやすい」

「そう、強めの悪評がね。トリオンだけでイキがってるヤンキーを潰せたら気分が良いから、乗ってくる人は確かに出るでしょうね」

 

ゴリ押しが通じるのは本当の弱者を相手にした時だけだ。まあまだこの2部隊も弱者と言える類だが、手を抜き過ぎると足元を掬われる可能性がある。

 

「それじゃあ舞台はどうする?」

 

今回、舞台を選ぶ権利があるのは三条隊だ。ランク戦では戦い合う部隊のうち、最も保有ポイントの低い部隊に、舞台を選ぶ権利が与えられる。

 

「今回は加瀬の経験値稼ぎが狙いだ。それにあの2部隊相手に作戦を練る必要はないだろう。普通にやれば勝てる相手だ。転送位置次第で、臨機応変に戦う」

「じゃあ市街地A、昼、晴れにしようか。一番ノーマルな感じだよ」

「それで良い」

「市街地Aといえば普通の住宅街って感じのところよね、高いビルとかも少しあるけど、基本は道路とか屋根の上とかで戦う事になるかしら?」

「射線が通りやすい、移動もしやすいから奇襲がやりやすい。そんな感じのフィールドだね」

「小細工なしの実力勝負になりやすいフィールドだ」

 

3人の会話を聞き、緊張した様子の加瀬はズボンの裾をギュッと握った。もうすぐ自分の初試合が始まるのだ、ヘマはできないと考えれば考えるほど胃が痛くなってくる。だが、やるしかない。

 

「トリガーはもう考えてある?」

「俺はバイパーを主力として使う事にする。後はまあ、試合ごとに変えるさ」

「私はなんかどれもピンと来ないのよね、攻撃用のトリガー。今は弧月とハウンドでいいわ。防御は……エスクードも使おうかしらね」

「アリスちゃんがエスクードで防御、レオ君がシューターとしてそこから攻撃。これが固まるだけでかなり強いね。しかもスナイパーまで相手は警戒しなきゃいけなくなった」

「1人増やすだけで相手の思考を乱せる。良い事だ」

 

作戦会議はこの辺りでいいだろう。今回やる事は単純だ。会敵したら片っ端から倒すだけ。4人は荷物をまとめ、カラオケ店を出てボーダーへと向かう。

 

 

 

 

*   *   *

 

 

 

 

ランク戦のブースに入り、3人ともトリオン体へと換装した。オレンジの差し色が入ったミリタリー風の隊服だ。お揃いの隊服を見て綿貫は手をカメラのように構えて笑う。

 

「いいねぇいいねぇ。萌え(パッション)を感じるよ〜」

「前から思ってたけどお前の言うパッションと俺の思うパッションって多分違うよな」

「ささ、試合が始まりますよ〜。準備準備!」

 

レオの問いを無視して綿貫はパソコンの前に座る。

 

【転送まで48秒】

 

「やる事はちゃんと覚えてるな」

「平気よ」

「お、俺も……」

「なら良い」

 

【B級ランク戦転送開始】

 

体が一瞬で仮想空間へと転送される。瞬き一つした次の瞬間には、レオ達は先ほどまでいたランク戦用のブースから市街地Aと呼ばれる仮想戦場へとやってきた。

 

仮想空間に転送された隊員達は一定の距離を置いて配置される。ランダムに配置されるとはいえ、なるべくバラけて転送される都合上、ある程度予測する事はできる。

 

『オッケーオッケー、聞こえてるよね。じゃあ視界に地図を表示するね。バッグワームで3人消えたけど、まあこれはスナイパーでしょう』

「私の周りスナイパーばっかじゃん」

 

地図を見てアリスは眉を顰める。右上のあたりに転送されたアリスのそばには4人がいた。一人は加瀬だが、さらに2人がバッグワームで消えたのだ。

 

「アリスのいるところは射線通らねぇからスナイパーの援護は期待できねぇだろう」

「でもなんか2人こっちに来てるわね」

「合流して潰したいんだろ。相手に合流されるより先にな」

 

マップの左下に配置されたレオの上にいた2人が合流すると、真っ直ぐアリスの元に向かっている。

 

「あ、見えた。合流した2人は中村隊だ」

 

加瀬からの報告を受ける。なら今有利なのは中村隊だ。中村隊の2人がアサルトライフルでアリスを狙い撃つ。アリスは即座にエスクードを出して防御した。

 

弾丸の雨が、目の前に立ちはだかるエスクードに連続して叩きつけられた。中村と平井がそれぞれのアサルトライフルを構え、エスクードに向けて絶え間なく撃ち続ける。しかしエスクードはまるで壁のように厚く、その表面にはほんのわずかな傷がつくだけで、なかなか削れる様子は見られない。

 

「あんまり効かないな」

「エスクード硬すぎっしょ!?」

「エスクードが硬いんじゃなくて私が凄いのよ!」

「いやエスクードでしょ!?」

 

そんな風に軽口を叩きながらアリスは左手にハウンドを出した。一度出したエスクードは消えずにその場に残るため、その影に隠れながらハウンドを撃つ。

 

「ハウンド!」

 

その声を聞くと中村達はグラスホッパーを使い素早く後退し避ける。それでも追ってくる弾丸はシールドで防御した。

 

「うん、これは迂回したほうが良さそうだね」

「エスクード削りきんのは諦めるか」

 

中村の言葉に平井が同意し、二人は視線を交わして、グラスホッパーでアリスの背後に回り込む。しかし彼らが銃口をアリスに向けたときには、再び彼らの間にエスクードが出現していた。

 

(エスクードって結構燃費悪いはずなんだけど、妹の方もトリオン量が多いのか)

 

内心舌打ちをしながら2人は再び弾を放つ。

叩きつけられた弾丸はエスクードの表面をじわじわと削る。周囲の建物の壁や窓は、弾丸の跳弾で次々と削れていき、そこだけがリアルな損傷を受けていた。

 

「エスクードしつこいな」

 

片方が少し冗談めかして言う。

 

「まあ、かなり硬いからね。でもそんなに焦る必要もないさ」

 

もう一人は肩を落とすが、口元には薄い笑みが浮かんでいた。

 

「いつかは削れるし、トリオン量も切れるでしょ」

「そんな余裕は与えねぇよクソども」

「ゲッ、来たッ……」

 

平井はその低い声に驚くと中村の肩を掴んで即座にその場から後退した。瞬間、彼らの先ほどまで立っていた地面が炸裂して弾けた。

 

「兄さん!!」

「待たせたなアリス」

「全然余裕よ!」

 

レオは幾分か表情を緩めてアリスを見る。

 

「本人目の前にして余裕とか言ってくれるじゃん」

「実際擦り傷の一つもないのよ。これを余裕と言わずしてなんて言うのかしら?」

 

勝ち誇った顔のアリスを見て、中村隊の2人は再び銃を構える。合流させたくない相手を合流させてしまったのだ。難しい戦いになる。

 

(清水隊め、漁夫の利を狙うつもりかよ)

 

平井はマップを開いて舌打ちをする。オペレーターから、アリスと撃ち合いを始めた瞬間2人がバッグワームで姿を隠したと報告を受けた。つまり中村隊と三条隊が戦っているところに奇襲を仕掛けてポイントを奪うつもりなのだ。

 

「本当に強い奴ってのは策も連携も上から叩き潰して勝つんだよ」

「やってみろ、戦いで一番大事なのは個の強さじゃないって教えてやるよ、新人君」

 

2人が銃口をレオに向けた途端、アリスは中村隊と三条隊の間にエスクードを出現させた。これによって再び中村隊の銃弾は防がれる。

 

「さあクソども!!ぶっ殺してやるよッ!!」

 

レオはそう言うと両手にアステロイドを出現させる。

 

「メテオラッ!」

 

三条隊の初試合を見ていた中村隊はその破壊力を思い出し即座に後退する。それと同時にこうも思った。“明確な隙だ、撃て”と。

 

結果として、狙撃はちゃんと来た。

 

しかしその弾丸はシールドで防がれていた。

 

(フルアタックはブラフか!?こいつクレバーだ!)

 

中村は即座に状況を理解した。この状況全てが釣りだったのだ。フルアタック中はシールドを張れない、要するに防御ができないのだ。それは明確な隙となる。故に狙撃で討ち取ってやれと皆が思った。だがレオは即座にキューブを消すと頭にシールドを張って狙撃を防いでみせたのだ。

 

(どんなクソ度胸だよ!頭以外だったら普通に討ち取られてたかもしれないのにッ)

 

いや違う。中村は即座に気がついた。削れたエスクードの残骸が邪魔な位置にレオはいる。確実に討ち取る為には頭を狙うしかない位置だ。

 

(こいつ、狙ってたんだ!)

 

レオは口元に笑みを浮かべて狙撃手のいる方向を見る。

 

「良い判断だ。やってやれ」

「……了解」

 

レオの指示に、遠くに潜んでいた加瀬が答える。

 

ビルの屋上に身を潜めた加瀬は、静かに息を整えた。狙いを定めた先には、対岸のビルの窓際に身を寄せる清水隊のスナイパーがいる。彼の姿はテーブルの陰に隠れてほとんど見えないが、ほんのわずかに飛び出た側頭部が、照準の中心に収まっていた。

 

『大丈夫、加瀬くん。絶対当たるから』

「うん。大丈夫」

 

無駄な動き一つなく、引き金が絞られる。次の瞬間、弾丸が音もなく空を切り裂き、まっすぐに標的へと向かった。

 

遠くのビルでスナイパーの頭が小さく動いたかと思うと、その頭部が抉れ、砕けるように消え去った。血が飛び散ることもなく、ただトリオンの破片が散り、風に舞う。狙撃されたスナイパーは、一瞬で活動限界を迎え、ベイルアウトした。

 

「……なるほど、確かに頭を狙うのは気分がいいね」

『う〜ん!エクセレントだ!素晴らしい狙撃!!ファンタスティック!!』

 

加瀬は喧しい綿貫の声を聞きながら、静かに息を吐き出した。

 

仮想空間の中で行われるこの訓練には生々しい痛みや死の恐怖はない。ただ狙いを定め、引き金を引く瞬間の緊張感があるのみ。それでも、命中した瞬間の満足感はリアルで、完璧な狙撃を成し遂げた達成感が彼を包み込んでいた。

 

『じゃあすぐその場を離れてね。多分清水隊が狙いに来るよ』

「うん、分かった」

 

加瀬は即座にビルの屋上から身を翻して去っていく。

 

 

さて、ベイルアウトの光が視線の先から上がったのを確認してレオは笑みを深めた。綿貫の報告によると狙撃してきたのは清水隊のスナイパーらしい。予想通りだ。清水隊の試合や訓練所での様子から、彼はスナイパーにしては気が短いタイプだと察していた。あの状況でレオが明確な隙を作れば、誰よりも早くその頭を撃ち抜いてやりたいと思うだろうと察していた。事実、その通りになった。

 

「今度こそ、フルアタックだ」

 

レオは再び両手にキューブを浮かべる。警戒と防御はアリスが担当する。

 

「アステロイド」

 

弾丸は容赦なく中村隊を狙い撃つ。

 

「退くぞ平井ッ!」

「オッケー!」

 

雨嵐と降り注ぐアステロイドの弾丸から、グラスホッパーを使って2人は即座に退避する。だがただで逃してやるつもりはない。アリスが弧月を抜き、オプショントリガーである旋空を使用する。拡張したブレードは的確に平井の足を切り落とした。「やっべ!」と叫ぶ平井の肩を掴み、中村は建物の影へと滑り込んで行く。

 

「俺が追う。アリスは加瀬の援護に向かえ」

「オッケー♪」

 

三条兄妹の視界から隠れた瞬間、中村隊の2人はバッグワームを装着した。だが視界に写し続ければ問題ない。レオはアステロイドを撃ちつつ、逃げ道を限定しながら追い続ける。

 

アリスは加瀬の援護だ。綿貫の指示に従い清水隊の2人から逃げる加瀬が討ち取られないように、清水隊の足止めをする。バッグワームをつけて駆け寄り、加瀬を倒そうとする清水と堀川の間に複数のエスクードを出現させて無理矢理にその足を止める。加瀬はお礼を言うと素早く去っていった。

 

「エスクード!?」

「三条妹だ!」

 

すぐさま2人は連携してアリスを攻撃する。アリスはシューターの堀川の方にハウンドを撃って距離を取らせると、グラスホッパーで切り掛かってきた清水の攻撃を受け止める。スコーピオンの刃を無理矢理押し返して旋空で攻撃をする。

 

「言っとくけど、ウチで強いのは兄さんだけじゃないからね!」

 

そして再び旋空で二撃、三撃と追撃を仕掛け、清水隊を追いやる。

 

「私だって凄いんだってこと。アンタ達にも教えてやるわよ」

 

片方の手で弧月を持ち、もう片方の手にハウンドのキューブを浮かべ、アリスは不敵に笑った。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。