ワールドトリガーRTA   作:佐倉シキ

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遠征まで(中)

 

 

 

おっはー!

 

はい、では遠征に行きましょう。

 

忍田本部長、城戸司令官のありがたい話をスキップだ!なんで聞く必要なんかあるんですか?どうせまた大したこと言ってないんだから、校長先生のスピーチくらい無意味だから。知りたいニキ達の為に要約すると遠征の危険性と目的、それとまあどういう心掛けでいるべきかみたいなありきたりな話です。言われなくても分かってんだこっちは。さっさと行こうぜ。

 

というわけで倍速倍速ゥ!!

 

ほな遠征艇に乗り込んで行きましょか。いつもより少しだけ緊張気味の迅を太刀川が揶揄っていますね。緊張というか、興奮でしょうか?いや覚悟?まあ分からんけども。多分だけど、上手くいけばブラックトリガーが手に入るって彼と彼が教えたであろう誰かだけが知ってるんで、冷静ながらも少し気持ちがかかってるのかもしれませんね。まあしゃあない。まだ17くらいだもんね、そういうこともあるさ。

 

ちな今回の遠征はリアシアからフェギスまでで86時間。アニムスからオテピウスを通って地球に戻ってくるまでで98時間の予定です。尚これは滞在時間を含めないものとします。

 

な、長いッピ……

 

この後年を重ねるごとに技術が向上して移動時間は多少縮まりますが初回はこんなもん。ちなみに各国への滞在は各3日を予定しています。艇の燃料となるトリオンを補充しなければなりませんからね。とはいえアニムス以外は描写する必要もないので全部カットしちゃいますね。適当にネイバーフット観察日記を書いて城戸さんに渡せばいいだけなんで、虚無です。

 

ほな、

 

 

カァァァットカットカットオオォォォッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

クソデカボイスで皆さんの鼓膜を破壊したところで続きです。リアシア、フェギスへの遠征を終え、次は目的地であるアニムスへと辿り着きます。みんなもう船の中には慣れたのか本を読んだり寝たり料理したりスマホをいじったりと各々自由に過ごしていますね。

小南が持ち運び充電器持って来たのに乾電池切れてたと泣き言を言っているので、乾電池は振り回すと回復すると嘘を伝えてあげましょう。そうする事で黙らせる事が可能です。小南にカスの嘘をつくのはプレイヤーの義務ですね。これを専門用語で以下略。

 

はい、小南は一生懸命乾電池を回し始めました。バターじゃないんだから(呆れ)

 

お前今までどうやって生きて来たん?絶対詐欺とかに騙されるから勧誘とか来ても家族と相談して来ますって一回断った方がいいよ。

 

太刀川なんかが「へぇ、電池って回すと回復すんだ。知らなかったわ」とIQが3くらいしか感じられない戯れ言をほざいている横で、烏丸は“おもしれぇ女”と言った顔で廻天(リッパー•サイクロトロン)を溜める小南を眺めています。

 

5分ほどしたところで小南はそろそろ回復したかと乾電池を充電器に入れますが当然そんな事は起こりません。治ってないんだけどと当たり前の事に驚く小南に迅が笑いながら真実を教えてあげましたね。

 

ムキーと怒る小南が絡んできますが適当に受け流しましょう。

 

チッ、うっせーな。反省してまーす。

 

菊地原がうるさいと苦情を入れて来て場が和みました。そんな風に戯れあってるうちに遠征艇がアニムスに近づいて来ましたね。東さんがそろそろ着くよと教えてくれますので準備をしましょう。そうすると仮眠室や料理部屋にいた人たちも全員が狭い部屋に集まって来ます。全員が集まったところでようやく迅が本題を切り出しました。

 

「今回の遠征、上手くいけばブラックトリガーが手に入るかもしれない」

 

東さん、風間さん、太刀川、木崎さんは特になんとも思っていなそうな様子なのでどこかで聞いていた様子ですね。迅がこう言うという事はブラックトリガー使いに接触できる可能性が高まったという事なのでいい傾向です。後はそれが目的のものである事を信じるのみです。

 

「一番可能性が高い未来で鍵になるのは源ちゃんだ」

「……何で私?」

 

顔面偏差値……かな?

まあ流石にその辺りの事までは迅には分からないけども、祭理ちゃんがブラックトリガー使いに襲われる可能性が高いと説明が入ります。これが顔面偏差値爆高にした一つ目のメリットですね。痴女が襲って来やすくなります。

何か機密情報を手に入れるのか、もしくはそう思われるのかと迅が真面目に考察しますが違うんや……痴女が頭おかしいだけなんや……。アニムスとしてもアイツに持たせるのは嫌だろうけど棘の衣はめちゃくちゃ使い手を選ぶので、この国ではアイツ以外には使い熟せないのでしょう。可哀想……。

 

というわけで作戦としては太刀川隊が情報収集に行く中、自然な形で祭理ちゃんが1人になります。それをカメレオンで姿を隠した風間隊が護衛して、暫くは今まで通り任務を熟すという形です。迅達もすぐ駆けつけられる位置に待機です。

 

ではさっさと作戦を始めましょう。ちなみにブラックトリガーを入手した場合、次の国には調査に寄らず、トリオンが回復次第急いで地球に戻る為タイムの短縮にもなります。目的の国が3番目なのはどうやっても変わらないので諦めましょう。

 

ほなスタート。

 

アニムスの街は荒れ果ててます。ザ•スラム街。内紛と侵略戦争で国力が衰えまくっているので滅びるのも時間の問題でしょうな。手始めに4人で街を歩き回ります。すると治安の悪い人間達によく襲われますのでぶちのめしましょう。トリオンを纏っていない生身の人間なので加減してぶちのめす事を忘れずにね。失敗すると死なせてしまいます。祭理ちゃんの人格なら襲ってくるのが悪いと言って気にもかけないでしょうが善人キャラだと再起不能になる可能性もあるから気をつけような。

 

金寄越せとか、飯寄越せとか、単純に気に食わないから殺してやるみたいな感じで治安はゴミです。出水のドン引きっぷりがエグいっすね。

 

「これじゃお話になんないな」

 

とりあえず手分けしてある程度の目星をつけようと太刀川が自然な様子で切り出すので、別れましょう。

行き先は決めてあります。他の人たちが動くより先に歩き出します、そうする事で他の面々は自然と違う方向に向かっていくので、目的地へ何の邪魔もなく向かう事ができます。すぐ動き出さないと行きたい方向に他のキャラが行っちゃうこともあるから気をつけような(一敗)

 

さて、このスラム街の川を渡り、テントの数が減って来たあたりに目的の人物がいます。ありとあらゆる物乞いや飢えた子供を無視して進みましょう。大丈夫、風間隊も無視してるから好感度は下がりません。元から低いしね。ただここでも善人キャラだと無駄にショック受けたりしてロスです。

 

森の近くで何もないなぁみたいな顔して佇んでると目的の人物が不意打ちを仕掛けて来ます。不意打ちと言っても菊地原から通信で誰か潜んでるやついるよと優しく(優しくはない)忠告が入っているので問題はありません。不意打ちを避けて弧月を振り下ろしましょう。

襲って来た人物は目的の痴女、名前はイレーナーソンちゃん、長いので略して痴女と呼びますね。その痴女の部下であった敗残兵の男です。コイツは敵前逃亡をして痴女の顔に泥を塗ったゴミなので痴女に捜索されていました。まあ逃げ切れないとわかっている男はどうせ死ぬなら最後にいい思いをして死にたいと思っているので、操作キャラが女の場合は襲いかかって来ます。

 

「どうせ死ぬなら少しくらいいい思いをしてから死にてぇよ!」

「はぁ?」

「なぁ、一発ヤらせろよ……そうすりゃ殺さないでやるからよ!」

「身の程知らずが……誰に口を利いてやがんだ!お前はッ!」

 

ガチギレで草。それはそう。彼我の実力者も分からない奴がクソ下品な事をほざいていますのでボコボコにしましょう。原作では描写されない治安の悪さですねぇ。まあ言うて少年兵とか普通にあるし、この程度普通でしょ。

 

前線に出てた兵士だけあってある程度強いですが問題ありません。ワイのプレイ技術の前には塵芥と同様よ……。自分は結構偉い立場だったから強いんだもんねと馬鹿みたいな事を言ってるので容赦なくぶちのめします。強いけど、強いだけのやつって他にもたくさんいるからね、仕方ないね。

 

……ほな、闘ろうか?

 

弧月でガンガン攻め立てましょう。

ホラホラホラホラ!もっと頑張んないと死んじゃうよ!!

 

ブチギレ祭理ちゃんがガンガン攻めると焦ったモブは兵士に配られた特別なトリガーを起動させます。これを起動させると位置がアニムスの上層部に知られてしまいますが、ここで死ぬよりマシだと思ったんでしょうね。それを使ってくれたのならもう用はありません。

 

じゃけん、死のうね。

 

はい、うねる旋空で相手が何か行動を起こす前に首を叩き落としましょう。うねる旋空、めちゃくちゃ便利な技ですがブラックトリガーを手に入れたらリストラです。悲しいなぁ。当たり前なんだけどね、黒トリ使う時はノーマルトリガー使えないから。

まあでも今までの戦闘見てたニキネキなら気づいてたかもしれませんけど、うねる旋空ってどうやっても威力低くなっちゃうんですよね。普通の旋空だと真っ二つにできるもんも切り裂く程度にとどまる。思い切り刀を振る普通の旋空弧月みたいに威力を乗せるのが厳しいので小さいシールドで塞がれちゃいます。射程も普通の旋空より短くなるし。と言うわけでクビです。黒トリ手に入れたらクビだクビ!さらばノーマルトリガー!

 

んじゃ、首を落とせば生身の肉体が現れるんでその顔面を軽やかに蹴り飛ばしましょう。鼻が砕けて血が吹き出します。歌川くんがドン引きして咎めて来ますが無視でいいです。風間さんは殺すなよと釘を刺して来ましたね。菊地原はいったそーと超他人事です。この辺性格出て面白いよね。

 

「おい、敗残のゴミ屑」

 

ドスの効いた声で祭理ちゃんはその頭を踏みつけます。情報寄越せやゴラァとドスドス蹴り付けてみても元兵士だけあってなかなか何も吐きませんね。首掴んで持ち上げてギリギリ締め上げてみましょう。

 

「さっさと有用な事でも喋ったらどうなんだ。死ぬ前に少しくらいは私の役に立って見せろよ」

『どの立場から言ってんだろ』

「なんとか言ってみたらどうなんだ負け犬が!糞虫が!私の手を煩わせるなッ!」

『この人絶対クビにした方がいいでしょ』

 

これが地球の味方サイドの人間の発言か?ミデンの恥定期。菊地原のツッコミを無視してボッコボコにしましたが吐きませんでしたね。既定路線です。トリガー奪ってから手を離して落下した体を川の方に蹴り飛ばしましょう。やりすぎだと風間さんから注意が入りますがこのくらいで良いです。

 

このモブの上官は痴女、そして先ほど使ったトリガーは位置情報が上層部に漏れるもの。このモブは痴女に探されている。ここまで言えば苗木くんでなくても分かるでしょう。

痴女が駆けつけて来ます。そうして、そのモブをボコボコにした相手のことを聞きますよね?自分の部下がボコられたってのは自分に喧嘩を売られたのと同義ですからね。

んで、モブはめちゃくちゃ面のいい女だと答えます。そうすると白雪姫の女王ばりに美へのプライドが高い女はどうなるか。

 

 

A.襲って来ます。

 

 

そんなところで、今日はここまで。

 

 

 

 

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