ワールドトリガーRTA   作:佐倉シキ

67 / 76
A級ランク戦まで(上)

 

 

おっすおっすほな早速やっていくやでー。

さっきログチラ見して来たんですけど一虎君のハイパー自己中ってやっぱりサイドエフェクトの影響っぽいっすね。香取タイプの気性難かと思ったけど影浦タイプだったとは……読めなかった! このリハクの目をもってしても!

例えるなら動体視力良すぎて自分だけ強制人生倍速視聴モード的な? 他の奴らは普通の時間に生きてるんで皆なんかやたらと動きも判断も遅すぎるって感じ? ワイらの普通が一虎君には低速。動きも判断も遅すぎる。F1カーが一般道走らされてるようなもんで、渋滞にイラついて勝手に歩道走っちゃうのがコイツの自己中なんですよ多分。そりゃ自分の速度で全部勝手にやりたくもなる……のか……? 

 

歩道が広いではないか。行くぞ

 

さて今からやるのはA級のランク戦ですね。冬島隊は現在A級の中位。中の上あたりです。今はA級5位ですね。

今回の対戦相手は嵐山隊と加古隊です。なんか私のRTAやたら嵐山隊とぶつかるな? 今度は佐鳥に負けねぇから。まじで見とけよお前。

まあ正直な話、適当にやっても問題ありません。一虎君や千紘ちゃんがいなくても冬島隊はこの試合を乗り越えてA級2位になりますからね。そんな中一虎くん達が居るわけですから、下手したらA級1位もいけますよ。でも適当にやったら遠征行かせてもらえないので真面目にやります。

 

とりあえず敵部隊の説明をいつもみたいにやっていきますか。まずは嵐山隊ですね。もう何回も行ったので嵐山、時枝、佐鳥の説明は飛ばしましょう。今回戦う嵐山隊は今までの嵐山隊とは一味違う、パーフェクト嵐山隊です。柿崎が抜けて木虎が加入したこと、A級なのでテレポーターがある事、この辺が今までとは違いますね。木虎は嵐山隊のエースです。トリオンの少なさを技の巧さでフォローする近距離アタッカーですね。木虎のおかげで嵐山隊は忙しい中でのA級5位だと言っても過言ではありません。

 

確か木虎は入隊時のトリオンは3で、そこから頑張ってるうちに4に上がったんですよね。だから多分木虎のトリオン量はまだ3です。スパイダーに気をつけましょう。

 

んで加古隊。加古さんがイニシャルKだけを集めたこだわり部隊ですね。

千紘ちゃんも苗字がKなので声をかけられる可能性はあったんですが、彼女は「照れ屋」かつ、まあこれはログ見る限りですが人見知りっぽさもあるので回避していたようです。私が作った課金キャラなので、恐らく誘われても主人公が所属していない部隊は断っていたでしょうが、完全にイニシャルがKって事を失念していました。今気が付きましたよ。バカすぎて滅。

 

さて、そんな話は置いておいて加古隊だ。

隊長の加古さんはシューターですね。目標A級の実況を見ていた方なら分かるでしょうが、ハウンドとテレポーター、そしてトラップにスコーピオン。これらを優雅に使いこなして戦ってくるのがかなり厄介です。

んで黒江。いつのまにやら入隊しており、いつのまにやら加古隊に入っている忍者ガールですね。一虎君の次の回でボーダーに入隊して、そこから1ヶ月ほどで加古隊に所属。これがA級ランク戦の初陣です。この時期魔光はまだ使っていないので警戒するのは韋駄天だけでOKです。

韋駄天、実は一虎君の超強化視力なら動きを見切れます。ただ避けられるほど遅いわけではないのでシールドは必要ですね。今の黒江がタイマンで全く勝機がない相手が超強化視力系のサイドエフェクトを持つ連中です。メタ張ってるので今回は確定で勝てます。

んで喜多川は冬島と同じトラッパーです。超絶頭いいので要注意ですね。下手したら試合がめちゃくちゃになります。

 

ちなみにですけど数日前に真木が一虎君にトリガーセットを渡してきました。お前はこれで戦え拒否権はない、これが最適やって渡してきました。女王様???

さて、そのトリガー構成ですが……右が拳銃型(通常弾(アステロイド))、鉛弾(レッドバレット)(改)、グラスホッパー、シールド。左が拳銃型(通常弾(アステロイド))、鉛弾(レッドバレット)(改)、韋駄天(試作)、バッグワームです。

 

……分かってんじゃん(上から目線)

 

ワイがやりたかったのと全く一緒だよ。超強化視力といえば韋駄天鉛弾、韋駄天といえば超強化視力。この2つはラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌのように切っては切れない関係なんですよ。特訓は済ませた。

 

では早速お披露目会、やっていくやで。

ちなみに千紘ちゃんはやっぱり「透視」をひた隠しにしていたんですが一虎君はノンデリなんで暴露しました。草。

さて選ばれた舞台は展示場。選んだのが加古隊である事を考えると、恐らく黒江の韋駄天を試すために広くてやりやすいステージを選んだんでしょうね。でも本当にごめん。一虎君がメタ張ってるので、黒江の初陣は敗北から始まります。でもアルスラーンだって初陣でとんでもないことになってるから! こっからこっから! テンション上げてこ?

 

展示場は狙撃やりにくいんだよなぁって当真がめんどくさそうに笑ってます。ぽまえならできるさ(真実)。んじゃイクゾー。

 

【A級ランク戦 試合開始】

 

というわけで戦闘スタートや。

転送位置はこんな感じ。

 

 

           久原

  敵    敵

 

      重條    敵

   当真    敵  

              冬島

  バ    バ

 

 

バッグワームが下に固まっていますね。千紘ちゃんに透視を活用して喜多川をサクッと討ち取って欲しかったんですが、想定より時間がかかりそうです。ランク戦ではスナイパーというよりアサシンになることの方が多いですからね、透視とか熱感知とか持たせると。まあなっちまったもんは仕方ない。

 

『おい重條、右のやつが吹っかけに来るぞ。潰してやれ』

『はぁーい』

『はいは伸ばすな』

『はいはい』

『はいは一度だ』

『はいよ』

『舐めやがって』

 

おや、真木の言う通り右にいたやつが真っ直ぐこっちに……

 

「韋駄天」

 

ファっ!? 初手黒江やんけ!!?

シールド展開や!!! 急げ一虎君!!!

 

ッ! っぶねぇ!! セーフセーフ!

 

舐めプしてたら開始3分も経たずに轢き殺されるところでした。キューピー3分クッキングならぬ、キューピー3分ベイルアウトになるどころでしたよ。

 

おそろしく速い攻撃、オレでなきゃ見逃しちゃうね(震え声)

 

韋駄天はあらかじめ設定した軌道上を目にも止まらぬ速さで移動するトリガーです。直線だけというわけではなく、空中で曲がることも可能です。光を纏う感じにビュンッと行って、終わった頃には相手ズタズタみたいなトリガーですね。

ただその速さに目も体もついていけないので、刀は握ったまま動かさず、体も動かさず、韋駄天の動きに乗る事しかできません。

なので原作のヨミが操作したアイドラのように対応するのはそこまで難しくありません。方向転換したり止まったりができないので、たとえばグラスホッパーとかスパイダーとかばら撒くとそのまま障害物に突っ込んでしまう事もありますし。

 

んで一虎君の場合ですが、通常の人間の3倍くらいかそれ以上の動体視力を持っています。つまり、まあ例えばですけど、1秒にも満たない間に終わっている韋駄天による攻撃が、極論3秒以上かかっているように見えているって事です。

 

そんなん遅いよ(イキリ)

 

まあヨミだって2回目でもうシールド張ってある程度攻撃を防ぎ、3回目は完全に読み勝ちましたからね。通常の視力でそれができんなら一虎君は初回で見切ってきます。刃が自分の肉体にぶつかるところにだけシールドを張れば黒江の攻撃を完全に防ぐことができます。

 

ほな韋駄天やり返すやで。最高速度でぶち抜いたる。……これって直哉だっけ? タマモクロスだっけ? ミーム見すぎて分からなくなったわ。直哉だよな。まあいいわ。ほな、最高速度で行かせてもらいます〜。

 

「韋駄天」

 

一虎君の体がシュッと光り、加速して突っ込みます。通常の視力しか持たない黒江には一瞬で事が終わっているように見えた事でしょう。咄嗟に固定シールドを選んだのは良い判断ですが、すまんな。言わせてもらうやで。

 

うおおおおお!! 韋駄天鉛弾最強!!!

 

シールドをすり抜けてきた鉛弾で地面に崩れ落ちる黒江は文字通りまな板の上の鯉。ほな、さよならやで。と、容易くやらせてくれないのがワールドトリガーなんやね。

 

駆けつけてきたのは嵐山隊の2人でした。弾丸が嵐のように襲いかかってくるのでグラスホッパーで後退しましょう。シールドが一個しかないので、両方からの攻撃をシールドで防げないのが一虎君の弱点です。ただの弾丸なんて遅すぎるので喰らう理由がないのですが、弾幕張られると回避も無理なんで後退するしか手段がなくなります。

お、近くに潜んでいた当真が黒江にしっかりとトドメを刺してくれました。まず1点目です。冬島のワープを使って即座にその場から離脱しましょう。

 

ほな、さいなら……。

 

最強のスナイパーがあっちに行ったりこっちに行ったりして撃ち殺してくる。害悪鉛弾使いが突如現れたと思ったら韋駄天鉛弾とかいうクソ害悪行為をして消えていく。透視持ちアサシンが隠れた敵も見つけ出してくる。そしてトラッパーが彼らを自由自在にワープさせ、オペレーターがボスとして彼らに指示を出す。

これがこのRTAにおける冬島隊の戦い方です。

……このチーム厄介すぎない??? 絶対戦いたくないんだけど。

 

ていうか真木理佐はどうやって一虎君の手綱握ったんや? 当真やら一虎君やらめんどいのばっかのチームを操るとは……真木理佐と書いてikzeと読むのか? やっぱり有能なやつは違うんやなぁ……。まあいいわ。そんな感じで次回にはこのA級ランク戦を片付けてしまいましょうか。現在はかなりいいタイムで進んでいますからね、このまま突き進んでいきたいところです。

 

ではそんなところで、今日はここまで。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。