あと、僕はアニメしか見てないです。アニメ化されてない範囲はまだ知らないのです。ご了承を。
第一話 おとぎ話のようなモノ
side シュタルク
なんやかんやあって、俺はフリーレンやフェルンと一緒に旅をすることになった。そしてここは中央諸国リーゲル峡谷の城塞都市ヴァール。北側諸国に行く関所がある街だ。俺たちはここに来た途端………
「申し訳ない、我も混ぜてくれませぬか?」
下半身丸出しチンコギン勃ちの大男に話しかけられた。
「いやぁぁぁぁぁぁ‼︎変態だぁぁぁぁぁぁ⁉︎」
ソイツはガタイが俺よりも1回り以上大きく、かつ厳つい声*1をしている。顔も厳つく、年齢は30代〜40代といったところか。この前倒したドラゴンよりも明らかに格上の雰囲気をしており、全く勝てる気がしない。そんな男が下半身丸出しで話しかけてきた。しかもめちゃくちゃチンコがデカい。正直怖くて逃げ出したいが、ここで一目散に逃げたら女性2人が何されるか分からない。だから全員で逃げる術を考えないと………
「変態だと⁉︎どこにおるのですか⁉︎」
「お前だよ‼︎」
「我如き、変態と名乗るまでもありません………」
「なんでだよ⁉︎」
しかも妙に紳士的な喋り口調。剥き出しの下半身に目を瞑れば、意外とまともな男なのか?
「でっか。」
「そりゃみれば分かるな‼︎」
「ちっさ。」
「うるさいフェルン‼︎」
フェルンは困惑していながらも下半身を凝視している。そして暗に俺のことをバカにしてくる。よくそんな余裕があるな。一方フリーレンの方は…………
「なんだ、君か。オチンチン。昔のままだね。特に下半身。」
「知り合いなの⁉︎」
なんで⁉︎確かにこの人服を溶かす魔法だの服が透けて見える魔法だの、変態魔法ばっか集めてるけど‼︎もしかしてコイツの影響⁉︎しかも名前‼︎オチンチンってどんな名前だよ⁉︎
「貴女がフリーレン殿ですな。我が名は4代目オチンチン、貴女様と共に旅をされたのは、我が曽祖父にあたりまする。」
しかも4代目なの⁉︎オチンチンがひ孫まで続いたの⁉︎
「なるほど、確かに人間が昔のままなのはおかしいね。年齢的にはひ孫か。」
「はい、その通りで。」
「フェルンにシュタルク、聞いて。この子のひいお爺さんは、ヒンメルたちと一緒に冒険した時の仲間だったの。」
「なるほど。彼が噂の剣士、オチンチン様の一族ですか。」
つーかフリーレンと一緒に旅したって事は、師匠もコイツのひい爺さん知ってたって事だよな⁉︎前凄腕の変態剣士が居るって言ってたけど、まさかこういう意味の変態だとは思わねえって‼︎
「剣士⁉︎剣持ってねえじゃん⁉︎」
「ここについておりますぞ。」
そう言って、オチンチンは自分のオチンチンを指差した。
「何言ってんの⁉︎」
「もしや貴殿はちんちん侍を知らないようで。」
「当たり前だろ‼︎」
ちんちん侍⁉︎そういう類の変態の集団ってこと⁉︎というか、チンコが剣って…………まさか………っ⁉︎
「シュタルク、彼らちんちん侍は勃起した男性器を剣として扱い、魔族と戦う戦士なんだよ。」
「マジかよ………っ‼︎」
嘘だろ⁉︎そんなネタみたいな事をガチでやってる奴らなのか‼︎しかもそれで魔族とかを倒すとか………しかもこんなのを4代にわたって継承してるし…………なんか色々信じられねえ‼︎
「なるほど、オチンチン様は強いのですね。」
「それなりには自信がありまする。ただ、初代と比べると劣りますが………」
「シュタルク様がよろしければ、一緒に旅をしてもいいと私は思います。」
「俺に判断委ねるのやめてくれる⁉︎俺もいいけどさ〜!」
「感謝致す‼︎フェルン殿、シュタルク殿‼︎」
ただ、悪い奴ではなさそう。一応フリーレンと一緒に魔王を倒した奴の孫だし、実力面と人格面でもフリーレンが保証してるだろう。
「よし、決まり。一緒に天国を目指そう。」
「天国………伝説のソープランドですかね?」
「違えよ‼︎」
こうして、俺たちは新たに変態1人を加えて旅に出ることになった。ちなみに関所の兵士はオチンチンのオチンチンを見るや否や、伝説の勇者の1人と認識して通してくれた。とんでもねえパスポートだな、あのチンコ。
数日後、俺たちは北側諸国のエング街道にある瓦礫の撤去をしていた。
「たぁぁぁぁぁぁ‼︎」
オチンチンが高速でチンコを振り回し、瓦礫を粉々に砕いていく。硬いはずの岩石すらも砕く、とんでもない威力だ。そして、俺は彼が破壊した瓦礫を掃いていた。
すると、
「シュタルク様、そっちは置いておいて、こっちを手伝ってもらっていいですか?」
フェルンが頼み事をしてきた。関係ないことだが、コイツ同い年くらいなのにずっと俺に様付けで敬語だよな。オチンチンに至っては親父くらいの年齢っぽいのに敬語だし。
「なあ、そのシュタルク様ってのやめない?落ち着かないんだ。歳だってそんな変わらねえだろ?」
「シュタルク殿、女の子に様付けされるのは興奮せぬか?」
「しねえよ‼︎あとオチンチンも‼︎俺よりずっと歳上なんだし、俺にわざわざそんな丁寧な呼び方しなくてもいいんじゃねえか?」
「ずっと歳上………?お主、まさか3歳とか………?」
「なわけあるか‼︎17だよ17‼︎」
「17⁉︎我と同い年ではないか⁉︎」
「は⁉︎」
「一応私も同じ*2ですね………」
嘘だろ⁉︎オチンチンが俺と同い年⁉︎どう見ても3・40代なんだけど⁉︎老け顔過ぎるだろ‼︎
「そういうことか、シュタルク。これからは同い年の友として仲良くしようぞ。」
「あ、ああ………よろしくな、オチンチン。」
まあ普通ならいきなりタメ口になると怖いんだけど………コイツは元から怖いしいいか。俺もタメ口だからな。
「老け顔とガキか………」
フェルンはいきなりどうした⁉︎
「そ、そういうのじゃなくてさ〜!もっと愛想良くしてくれよ〜!傷つきやすいんだよ〜!」
「めんどくさいなコイツ………」
「コイツって言った⁉︎」
「女の子に蔑んだ目で見られる………興奮するな。」
「キモいなコイツ………」
「やっぱり言った………」
オチンチンならともかく、フェルンに急に言われるとなんだか怖い!そしてオチンチンの言動はもっと怖い‼︎
「ねえ〜、そっち終わった〜?」
「申し訳ございません、フリーレン殿。まだでございます。」
「急ぎますよ、シュタルク様、オチンチン様。」
「………はい。」
「御意。」
ということで、俺たちはとっとと瓦礫撤去作業を終わらせることになった。
side フェルン
私たちは瓦礫撤去作業を終え、商人のおじさんと話しながら歩いていると………
「街が見えてきましたね。」
「馬車が並んでいるな………」
街の入り口と、そこに入っていく大量の馬車を目撃しました。なにやらお祭りでもやるのでしょうか?
「今夜は開放祭ですから。」
「開放祭………性欲を解放する祭、即ち乱交パーティーでござるか?」
「違います。」
この人は本当にアホですね。そんなこと、祝うわけないでしょう。そもそもこの見た目で捕まらないのか、心配です。
「今日は、勇者ヒンメル様御一行が、この地域を支配していた魔族を討伐して下さった日です。」
「そんな事もあったかね。」
「開放祭はその日を記念したもので、街の中央広場にある像を飾り付け、街全体で盛大に祝うのです。」
「人間は大袈裟だね。何でもかんでも祭りにしたがる。」
「魔族が倒されたのは、もう80年以上も前になります。人間にとって、何かを忘れ去るのに十分過ぎる時間です。それでも、この日だけは皆、ヒンメル様たちを思い出すのです。」
そういやフリーレン様は祝われる側でしたね。そして同じく祝われる側であるオチンチン様も、もう4代目になりました。幼少の頃ハイター様がよく話題にしていたあの人は、きっとこの人みたいな人なのでしょうね。
「そういえば、そのオチンチン…………あなたは勇者様御一行のオチンチン様の像によく似ていらっしゃる。」
「我はその時のオチンチン様のひ孫にあたりまする。真似と呼べるほど我が珍術は成熟しておりませぬが、近づけるよう日々邁進しております。」
「なんと………ひ孫さんか!これは素晴らしいです!是非あなたのひいお祖父様を祝いましょう!」
「ありがたき幸せ………っ!」
ちなみにオチンチン様のオチンチンはそれを見るだけで身分を証明できるらしい。便利なパスポートですね。頼むからしまって下さい。
という事で、私たちは開放祭に参加することになりました。
4代目オチンチン
性別:男
職業:ちんちん侍
年齢:17
身長:2m
体重:100kg
声:安元洋貴(クヴァールと被ってるけど許して)