珍鎮のフリーレン   作:スピリタス3世

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僕ほぼアニメ勢なんで、今日初めて二次試験を見ました。ガチです。
オリジナルの話とほぼ丸被りでビビってます。
そんな事ある⁉︎


第十八話 偉大なる童貞ヒンメル

  side ザイン

 

 俺が後衛で回復魔法とか使っている間に、何故かヒンメルとハイター様が亀甲縛りになった。恐らく前衛の連携の結果だろう。このとんでもなく強い2人を対応するには、拘束するのがいいと思ったんだろう。だがなんでその縛り方なんだよ。もっと他にあんだろ。

 

「おお、ヒンメルよ。亀甲縛りになったのかのぅ。」

「そ、そうだよオチンチン///」

 

 そこに駆けつける初代オチンチン。どうやらオチンチン家族会議は終わったようで、後からトボトボと4代目の方もやってきている。

 

「私も縛られてしまいましてね。少々恥ずかしいです。」

「少しで済むんですか?」

「フェルンやフリーレンに見られてしまいましたか。」

「そんな家族にエロ本見つかったみたいなニュアンスで言うなよ………」

 

 そして、あの偉大なハイター様が目の前で亀甲縛りになっている。どんな感情で見ればいいんだよ、この光景。

 

「どうじゃのぅ、ヒンメル。フリーレンにその姿を見られるのは?」

「フリーレン、見ないでくれ………///」

「おお………なんかすごいね。」

「なんですか、このエッチな光景は?」

「私が作った。」リンゴムシャリ

「リーニエ様、誇らないで下さい。」

 

 そして、フリーレンに視姦()られて赤面するヒンメル。なんなら鼻血まで出てきて今にも倒れそうだ。その姿は魔法を討ち取った勇者ではなく、好きな子に恥ずかしい姿を見られた男子中学生だ。というか、勇者ヒンメルってフリーレンの事が好きなんじゃ…………?

 

「おやおや、私は邪魔者でしたかね。」

「では儂と猥談しようかの。酒も添えて。」

「懐かしいですね、オチンチン。貴方ぐらいしか、こんな話は出来ませんもんね。でも今はフェルンの前なので、遠慮しておきます。」*1

「フェルンよ、お主も猥談に………」

「しませんよ?」

 

 そしてハイター様の意外な一面。酒と猥談という、偉大な僧侶でも俺と同じような事をしている事が分かった。やっぱり僧侶はそんなんでいいんだよな。よしっ、これからも酒と金と女は続けよう。

 

 俺たちはしばらく雑談した後、

 

「それじゃあ2人とも、またオレオールで。」

「今度は酒も猥談も持ってくぞい。」

「またね、皆。」

「いいものを頼みますよ。」

魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)。」

射精する魔法(アイムカミング)‼︎」

 

 ヒンメルとハイター様のダッチワイフはフリーレンと初代オチンチンによって倒されたのだった。

 

 

 

 

 こうして7体の強大なダッチワイフを倒した俺たちは………

 

「それじゃあ、ダッチワイフの主を探しに行こうか。」

「リーニエよ、探知頼んだぞい。」

「分かった。」リンゴムシャリ

 

 いよいよダッチワイフを操る本人を見つけて倒す事になった。

 

 

 

 

 

 

  side ダッチワイフの魔族

 

 え〜、嘘でしょ〜?ヒンメルとハイターですら倒されちゃうの〜。念のために強い5体も付け加えたのに〜。流石は魔王様を倒したパーティーのメンバー、フリーレンと初代オチンチンだね。

 

 あ〜あ。ここで私が死んだ魔族の魂をダッチワイフに出来たらな〜。残念だけど、まだ人間しか出来ないんだよね〜。私生まれて23年のピチピチだから。修行が足りなかったな〜。しょうがない!ここはいよいよあのダッチワイフを出すしかないね!私のありったけの魔力を込めて‼︎

 

 

 

 

 

  side ザイン

 

 ヒンメルたちのダッチワイフを倒した後、俺たちが操り主の捜索に取り掛かろうとしたその時……………

 

「………マズい‼︎」

「………逃げねばのぅ。」

 

 フリーレンと初代オチンチンが不穏な事を言い始めた。それと同時に、あまりにも強大な魔力の気配がやってきた。

 

「フリーレン、どっち行けばいい⁉︎」

「とりあえず、来た道を引き返して!」

「この気配、ヤバいですね………」

「ヒンメルやハイターとは比べ物にならないほど………誰なの、これ?」リンゴムシャリ

 

 ヒンメルやハイター様すらも霞むレベルの強者。まさか死んだ魔王か………?いや、だったら初代オチンチンとフリーレンがいる。他の4人もいれば、倒せる可能性はかなりある。しかしあの2人が逃げの一手を選択した。となると、魔王よりも強い存在か、もしくは一つのようで複数か…………

 

 

 

 

 その答えは、すぐに分かった。

 

「嘘でしょ………?先回りされた………?」

 

 その正体は、1人のオッサンだった。しかし、ただのオッサンではない。

 

「南の勇者………そのダッチワイフか。」

「久しぶりだね、君。名前を覚えててくれてありがとう。」

 

 人類史上最強とも言われる勇者だ。

 

「フリーレン、会ったことあるのかのぅ。」

「前に一度だけ。」

 

 人から聞いた話だが、この人はたった一年で魔王軍の前線部隊を壊滅させて、当時の魔王軍の補給経路の心臓部だった北部高原最北端に辿り着いた。そこで魔法の腹心で1,000年後の未来まで見通せる全知のシュラハトと、集結した全七崩賢を相手にし敗れたものの、七崩賢3体とシュラハトを倒したという。とんでもない人だ。

 

「皆気をつけて。この人未来見えるから。」

「「はぁ⁉︎」」

「「「えっ⁉︎」」」

 

 未来が見える………だとっ⁉︎シュラハトだけじゃないのか⁉︎確かに未来が見えるなら、その相手にも対処できそうだが…………

 

「言っただろう?私の魔法を話す時が一度だけ来るって。」

「そうだね。まさか敵への対処だとは思ってなかったけど。」

「私もダッチワイフになる未来が見えた時はまさかと思ったよ。」

 

 とりあえずマズいな。この7人でも全く勝てる気がしない。逃げようとしたけども、先回りされてしまった。コイツと戦うしかないのか…………?

*1
オリジナル設定。ヒンメルとアイゼンが猥談しなそう、フリーレンは興味なさそう。ハイターだけオチンチンがいたらしそう、と思って。




珍しく主人公が一言も喋ってない回でした。
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