珍鎮のフリーレン   作:スピリタス3世

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第二十一話 決着

  side リーニエ

 

 やっとたどり着いた。ここが怪しい小屋………

 

「中から卑猥な気配を感じる………」

「よしっ、突入だね。」リンゴムシャリ

 

 敵にバレないよう、音を立てずに侵入する。お互い小声で話し合って、足音を立てずに……………

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんとか間に合ったよ。本体を倒されたら困るからね。」

 

 南の…………勇者?どうして今、ここに…………?まさかあの場の5人が………全員やられた…………?

 

「嘘………どうして………?」リンゴムシャリ

「だいたい君の想像通りだよ。」

「皆の者…………っ‼︎」

 

 くそっ、万事休す…………か。いや、まだやれる事はある。私が足止めすればいい。これ以上の探知は、敵の魔力が小さすぎてわからない。なら本体をエッチな気配で探れるオチンチンが行くべき。私はこのパーティー最弱で、足止めにすらならないかもしれないけど…………いないよりはマシだ‼︎

 

「オチンチン、先行って‼︎私が止める‼︎」リンゴムシャリ

「リーニエ…………」

「早く‼︎」リンゴムシャリ

 

 生まれて初めて、感情というものが昂るのを感じる。魔族時代にはこんな事はなかった。大切な人を守るため、身を削って戦う………っ‼︎

 

模倣する魔法(エアファーゼン)‼︎」リンゴムシャリ

「真似する魔法ね。」

「くっ…………‼︎」

 

 くそっ、当たらないか………っ‼︎それどころか反撃を一発喰らっただけで致命傷…………‼︎最悪、私がもっと強ければ…………っ‼︎

 

 

 

 

 

2本のチンコで射精する魔法(アイムカミング ダブルペニス)‼︎」

早漏(はや)いね。流石はちんちん侍の頂点か。」

 

 そんな時、初代オチンチンが現れて私を助けてくれた。戦ってた場所はだいぶ遠かった。身体もボロボロ。老体に鞭打って、ここまで駆けつけてくれた。

 

「やっぱり………これしか………ないか………一般攻撃魔法(ゾルトラーク)‼︎」

「君もしぶといね。流石は魔王を倒したパーティーの2人。」

 

 続いてフリーレンも到着。アウラ様を圧倒した実力者でさえ、この相手にはここまでボロボロになるのか。私なんかがいて役に立つのか分からない。けども、大切な人を守るために、最後までやるしかない‼︎

 

「私のふたなり、見せてあげる。母乳と精液を出す魔法(チチビンタチンチンビンタ)‼︎」リンゴムシャリ

「可憐な少女のふたなりか。もしや私の性癖を歪ませるつもりかい?」

一般攻撃魔法(ゾルトラーク)‼︎」

「ゾルトラークとの合わせ技………やるじゃないか。」

「はぁっ………はぁっ………」

「流石に疲れてるようだね、初代オチンチン。」

 

 攻撃は全然当たってない。いくら未来が見れても、攻撃を回避出来るだけの身体能力がなければ意味がない。だが、この男にはそれがある。流石は人類最強…………っ‼︎

 

「見つけたぞ。随分と肥大なお乳をしておるな‼︎」

「アンタこそデカいチンポだね♪でもまあ、私は彼に任せて逃げるんだよ〜♪」

「待つのだ‼︎」

 

 そして、小屋の中から声がする。やはり本体はそこに居たか‼︎()()の女の子ってしか情報がないが、これはいい事だ。なぜなら彼のチンコで追えるから………っ‼︎

 

「これはマズいね。私も魔力を沢山使うとしますか。」

 

 まだ上があるのか…………っ‼︎というかこの人、今まで剣術と未来視の魔法しか使ってなかった。それなら、これより上があると考えても自然…………。マズい、抑え込めるのか…………?

 

 

 

 

  side 初代オチンチン

 

 流石に身体が鉛のように重い…………精子を出し過ぎたか…………やはり歳には勝てんのぅ…………視界も感覚も、全てが曖昧になりつつある………もう人生の潮時…………か…………。ならば最期に、儂の全てをぶつけようぞ…………

 

「ひいお爺様、その技は………っ‼︎」

「オチンチン………っ‼︎」

 

 ひ孫とフリーレンの涙声が聞こえる…………。最後に残った家族と………最後に残った仲間……………さらばじゃ、皆の衆…………

 

 

 

 

 

ちんちん侍最終形態(オチンチンファイナル) ちんこを3本にする魔法(トリプルペニス)‼︎」

 

 

 

 

  

  side 4代目オチンチン

 

 放たれる3本の輝かしい精液…………ひいお爺様の、最後の力…………っ‼︎我がその力を、無駄にするわけにはいかん‼︎

 

「やっと強いのが死んだ♪私も逃げられる〜♪」

「逃げたとお思いか………っ‼︎その距離は、我が精子の射程ぞ‼︎」

「えっ?」

射精する魔法(アイムカミング)‼︎」

 

 距離は離された。だが、一直線上に来てくれた。これならばいける。遥か前にいる敵に放つ、我の精液。森の中だが、遮蔽物など全て破壊する。我が最後の家族の想いを繋ぐために………っ‼︎

 

 

 

 

 

 我の放った精液は、無事敵に命中した。無言になり消える南の勇者のダッチワイフに、少しの安堵を感じる。だがすぐに、皆の安否が心配になる。必死で元居た場所に駆け戻ると…………

 

「オチンチン、待って………っ‼︎今からザインを………呼ぶから………っ‼︎」

「ザイン………こっち………花火を打ち上げる魔法……っ‼︎」リンゴムシャリ

 

 倒れたひいお爺様を囲むフリーレン殿とリーニエ。花火で居場所を知らせると…………

 

「すまん………遅くなった。手当を………するぞ………」

「フリーレン様…………リーニエ様………オチンチン2名様………」

「はぁ………はぁ…………」

 

 遅れてやってきたザイン殿にシュタルクとフェルン。皆が皆満身創痍。だが、圧倒的に瀕死なのはひいお爺様。

 

「ザイン…………他の者の手当をせえ………儂は無理じゃ………」

「おい、エロ爺さんよぉ………っ‼︎」

「儂以外は………まだ助かる………じゃろ?」

「そう…………だけどよ………」

「なら…………そうせい……………」

「ひいお爺様……………」

 

 ザイン殿が諦めるな、や大丈夫、と言わない。即ちそれはひいお爺様はもう手遅れだという事。最後に残された我が家族と、ここで別れを迎えるのか…………

 

「ひ孫よ………そこら辺に………幼馴染系の………卑猥本が………あるはずじゃ…………」

「承知致しました。取って参ります………」

 

 そういえば、エッチな本の気配は確かにしていた。しかし戦いが佳境過ぎる故に、その存在を無視していた。無視せざるを得なかったのだ。

 

 こうして我は一冊のエロ本を探して手に取り、

 

「おお………これじゃ…………儂が探していた…………エロ本は………」

「ひいお爺様、これが貴方が精通された時の…………」

「そうじゃ……………」

 

 それをひいお爺様に渡した。どうやらそれが、探し求めていた始まりのエロ本だった。

 

「最期に………致すとするかの…………」

「オチンチン………っ‼︎」

「ひいお爺様………っ‼︎」

「皆よ…………泣くで…………ない………」

 

 こうして、ひいお爺様は最期に自慰行為をされ、

 

射精する魔法(アイムカミング)……………」

 

 そのままテクノブレイクで亡くなられたのだった…………

 

 

 

 

 

  side 初代オチンチン

 

 ここが…………天国か…………実在したのじゃな。

 

「お疲れ、オチンチン。」

「最期まで立派な活躍でしたよ。」

「ヒンメルにハイターよ、久しぶりじゃな。」

 

 懐かしい仲間と、

 

「貴方、久しぶりに致しましょ!」

「お父様、流石でございました。」

「後は我が息子に任せましょうぞ。」

「我が妻に息子に孫よ…………」

 

 懐かしい家族…………。本当に、儂の人生は終わったのじゃな………。最初にイったエロ本で最期にイけたのは、本当に幸せじゃったなぁ…………

 

 フェルンにシュタルクよ、ひ孫の友として、これから支えておくれ。ザインよ、親友が見つかるとよいな。アイゼンよ、我が死を報せられずにすまんの。リーニエよ、我がひ孫への想い、叶えておくれ。フリーレンよ、皆を頼んだぞい。そして我がひ孫よ、これからはお主が首席ちんちん侍として、頑張るのじゃぞ。




これで、オリジナル章は終了です。次回からオイサーストで、この戦いの治療と一級魔法使い試験の裏側をお届けします。
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