side リーニエ
やっとたどり着いた。ここが怪しい小屋………
「中から卑猥な気配を感じる………」
「よしっ、突入だね。」リンゴムシャリ
敵にバレないよう、音を立てずに侵入する。お互い小声で話し合って、足音を立てずに……………
「なんとか間に合ったよ。本体を倒されたら困るからね。」
南の…………勇者?どうして今、ここに…………?まさかあの場の5人が………全員やられた…………?
「嘘………どうして………?」リンゴムシャリ
「だいたい君の想像通りだよ。」
「皆の者…………っ‼︎」
くそっ、万事休す…………か。いや、まだやれる事はある。私が足止めすればいい。これ以上の探知は、敵の魔力が小さすぎてわからない。なら本体をエッチな気配で探れるオチンチンが行くべき。私はこのパーティー最弱で、足止めにすらならないかもしれないけど…………いないよりはマシだ‼︎
「オチンチン、先行って‼︎私が止める‼︎」リンゴムシャリ
「リーニエ…………」
「早く‼︎」リンゴムシャリ
生まれて初めて、感情というものが昂るのを感じる。魔族時代にはこんな事はなかった。大切な人を守るため、身を削って戦う………っ‼︎
「
「真似する魔法ね。」
「くっ…………‼︎」
くそっ、当たらないか………っ‼︎それどころか反撃を一発喰らっただけで致命傷…………‼︎最悪、私がもっと強ければ…………っ‼︎
「
「
そんな時、初代オチンチンが現れて私を助けてくれた。戦ってた場所はだいぶ遠かった。身体もボロボロ。老体に鞭打って、ここまで駆けつけてくれた。
「やっぱり………これしか………ないか………
「君もしぶといね。流石は魔王を倒したパーティーの2人。」
続いてフリーレンも到着。アウラ様を圧倒した実力者でさえ、この相手にはここまでボロボロになるのか。私なんかがいて役に立つのか分からない。けども、大切な人を守るために、最後までやるしかない‼︎
「私のふたなり、見せてあげる。
「可憐な少女のふたなりか。もしや私の性癖を歪ませるつもりかい?」
「
「ゾルトラークとの合わせ技………やるじゃないか。」
「はぁっ………はぁっ………」
「流石に疲れてるようだね、初代オチンチン。」
攻撃は全然当たってない。いくら未来が見れても、攻撃を回避出来るだけの身体能力がなければ意味がない。だが、この男にはそれがある。流石は人類最強…………っ‼︎
「見つけたぞ。随分と肥大なお乳をしておるな‼︎」
「アンタこそデカいチンポだね♪でもまあ、私は彼に任せて逃げるんだよ〜♪」
「待つのだ‼︎」
そして、小屋の中から声がする。やはり本体はそこに居たか‼︎
「これはマズいね。私も魔力を沢山使うとしますか。」
まだ上があるのか…………っ‼︎というかこの人、今まで剣術と未来視の魔法しか使ってなかった。それなら、これより上があると考えても自然…………。マズい、抑え込めるのか…………?
side 初代オチンチン
流石に身体が鉛のように重い…………精子を出し過ぎたか…………やはり歳には勝てんのぅ…………視界も感覚も、全てが曖昧になりつつある………もう人生の潮時…………か…………。ならば最期に、儂の全てをぶつけようぞ…………
「ひいお爺様、その技は………っ‼︎」
「オチンチン………っ‼︎」
ひ孫とフリーレンの涙声が聞こえる…………。最後に残った家族と………最後に残った仲間……………さらばじゃ、皆の衆…………
「
side 4代目オチンチン
放たれる3本の輝かしい精液…………ひいお爺様の、最後の力…………っ‼︎我がその力を、無駄にするわけにはいかん‼︎
「やっと強いのが死んだ♪私も逃げられる〜♪」
「逃げたとお思いか………っ‼︎その距離は、我が精子の射程ぞ‼︎」
「えっ?」
「
距離は離された。だが、一直線上に来てくれた。これならばいける。遥か前にいる敵に放つ、我の精液。森の中だが、遮蔽物など全て破壊する。我が最後の家族の想いを繋ぐために………っ‼︎
我の放った精液は、無事敵に命中した。無言になり消える南の勇者のダッチワイフに、少しの安堵を感じる。だがすぐに、皆の安否が心配になる。必死で元居た場所に駆け戻ると…………
「オチンチン、待って………っ‼︎今からザインを………呼ぶから………っ‼︎」
「ザイン………こっち………花火を打ち上げる魔法……っ‼︎」リンゴムシャリ
倒れたひいお爺様を囲むフリーレン殿とリーニエ。花火で居場所を知らせると…………
「すまん………遅くなった。手当を………するぞ………」
「フリーレン様…………リーニエ様………オチンチン2名様………」
「はぁ………はぁ…………」
遅れてやってきたザイン殿にシュタルクとフェルン。皆が皆満身創痍。だが、圧倒的に瀕死なのはひいお爺様。
「ザイン…………他の者の手当をせえ………儂は無理じゃ………」
「おい、エロ爺さんよぉ………っ‼︎」
「儂以外は………まだ助かる………じゃろ?」
「そう…………だけどよ………」
「なら…………そうせい……………」
「ひいお爺様……………」
ザイン殿が諦めるな、や大丈夫、と言わない。即ちそれはひいお爺様はもう手遅れだという事。最後に残された我が家族と、ここで別れを迎えるのか…………
「ひ孫よ………そこら辺に………幼馴染系の………卑猥本が………あるはずじゃ…………」
「承知致しました。取って参ります………」
そういえば、エッチな本の気配は確かにしていた。しかし戦いが佳境過ぎる故に、その存在を無視していた。無視せざるを得なかったのだ。
こうして我は一冊のエロ本を探して手に取り、
「おお………これじゃ…………儂が探していた…………エロ本は………」
「ひいお爺様、これが貴方が精通された時の…………」
「そうじゃ……………」
それをひいお爺様に渡した。どうやらそれが、探し求めていた始まりのエロ本だった。
「最期に………致すとするかの…………」
「オチンチン………っ‼︎」
「ひいお爺様………っ‼︎」
「皆よ…………泣くで…………ない………」
こうして、ひいお爺様は最期に自慰行為をされ、
「
そのままテクノブレイクで亡くなられたのだった…………
side 初代オチンチン
ここが…………天国か…………実在したのじゃな。
「お疲れ、オチンチン。」
「最期まで立派な活躍でしたよ。」
「ヒンメルにハイターよ、久しぶりじゃな。」
懐かしい仲間と、
「貴方、久しぶりに致しましょ!」
「お父様、流石でございました。」
「後は我が息子に任せましょうぞ。」
「我が妻に息子に孫よ…………」
懐かしい家族…………。本当に、儂の人生は終わったのじゃな………。最初にイったエロ本で最期にイけたのは、本当に幸せじゃったなぁ…………
フェルンにシュタルクよ、ひ孫の友として、これから支えておくれ。ザインよ、親友が見つかるとよいな。アイゼンよ、我が死を報せられずにすまんの。リーニエよ、我がひ孫への想い、叶えておくれ。フリーレンよ、皆を頼んだぞい。そして我がひ孫よ、これからはお主が首席ちんちん侍として、頑張るのじゃぞ。
これで、オリジナル章は終了です。次回からオイサーストで、この戦いの治療と一級魔法使い試験の裏側をお届けします。