side シュタルク
クラフトの本気の特訓は、マジで地獄だった。
「オチンチンの次の弱点はだな…………ケツの穴か。」
「成程、アナル強化合宿でございますね。」
「何がなるほどだよ。」
特に隣で繰り広げられている絵面。クラフトがオチンチンのケツめがけて攻撃を放ち、
「んほおおおおおおお‼︎」
「背後からの攻撃を感じたらケツの穴を閉めとかないと、一気にダメージが通ってしまうぞ。」
「なんでそんなに詳しいんだよ。」
「前衛職の事なら見ただけでだいたい分かるからな。決してちんちん侍の経験があるわけではないぞ。」
「あったら困るよ………」
それをオチンチンが受けて悶絶するという時間が続いていた。筋肉ムキムキの男がチンコ丸出しの男のケツを攻めるという、どう見てもアレな構図だ。
「シュタルクは耐久力と攻撃力には優れているが、速度が欠けるな。だから速度上昇訓練をするぞ。」
「うっす!」
俺は俺で普通に真面目に特訓している。その横で大真面目に変態行為が繰り広げられている。身体の痛みと変態行為を見てしまったという心の痛みが同時にやってくるため、辛さは2倍どころの話じゃない。
「シュタルクよ、お主も尻穴を鍛えてみぬか?」
「絶対嫌だ。」
「シュタルクは多分お前よりケツ強いと思うぞ。」
「流石はアナル強者ですな。」
「その呼び方やめて‼︎」
こんな事になるなら、クラフトに特訓を頼まなければよかった。そう思った日だった。
side リーニエ
私は一次試験で百合カップル2人をエッチさせてたところ………
「ねえリーニエ。その2人私のパーティーの人なんだけど。」
「フリーレン、これは違うんだ。」
「何が違うの?」
「シュティレを閉じ込めて捕まえようとしたら、百合カップルが捕まったんだ。」
「シュティレに何させようとしてんの。」
フリーレンに見つかった。私はフリーレンとは違うパーティーだったから、この3人が一緒なのを知らなかった。ミスった、妨害しちゃったな。
「それより、他2人はどこにいるの?」
「うちのパーティーは自由行動だから。2人とも腕に自信があるから自分だけでいける、って。」
「ええ…………」
とりあえず、フリーレンに迷惑かけちゃったな。ここはお詫びとして、ストレス発散道具でも与えておくか。
「フリーレン、ちょっと待ってて。」
「何?」
「
あの強大な魔族が使っていた魔法。使えたら強いんじゃないかと思って、真似をしてみた。だけどあの場にほとんどいなかったし、なにより非常に難解な魔法であるため、今はまだほとんどの人のダッチワイフを作れない。しかもオリジナルとは違い、何故か人間ではなく魔族のダッチワイフしか作れない。しかも一部の。
でも今は、その一部が役に立つ。フリーレンのストレス発散に向いているのは……………
「リーニエ、久しぶりじゃない。死んだ私に何の用?」
「久しぶりです、アウラ様。」
「やあ、アウラ。」
「ふ、フリーレン⁉︎なんでリーニエと一緒に………っ⁉︎」
私の元主君、アウラ様だ。
「早速ですが、フリーレンにアゼリューゼしてください。」
「えっ、嫌なんだけど。ってか私それで死んだし………ってなんで身体が勝手に………っ⁉︎フリーレンもいるんだけど⁉︎」
「今は私のお人形ですよ、
「嫌………っ‼︎
「アウラ、自害しろ。」
「そんなぁぁぁぁぁぁ‼︎」
アウラ様を召喚して、アゼリューゼを使わせ、フリーレンに殺させる。こうすれば、彼女の機嫌は取れるだろう。アウラ様はもう死んでるんだし、これでいいよね。そんな事を思いながら、私はシュティレの捜索に戻った。
そういえばアウラだけ出番がなかったので、出してみました。フリーレンのサンドバッグですね。
実はあるキャラを本作のボスにして、そこで終わらせる予定でいます。