side シュタルク
初代オチンチンの死から2ヶ月と1週間が経ち、俺たちは修行を終えて街に戻っていた。
「そういや、あの爺さんなんなんだろうな?」
「見事だ、至高の領域に達したとな………」
「超上から目線でびっくりしたよ〜。」
最近修行をしていると、よく分からん爺さんが修行明けの人に師匠がかける言葉をかけてくれる。クラフトに言われるなら分かるけど、喋ったこともない知らない爺さんに言われるのが意味不明だ。
「やもすると、我々の身体があのお爺様の性癖に刺さったかもしれぬ………」
「「それはない。」」
「何故でござる⁉︎」
流石にあの年齢でエロいこと考えまくってたら引くわ。いや、初代オチンチンとかいう100歳過ぎてエロいこと考えまくってた人もいるけど。つーかエロ爺、俺のこと変な目で見てなかったよな?そうだよな?
そんな事を思っていると、
「それはそうと、今日は夜どのようなYOASOBIを致しましょうぞ?」
エロ爺のひ孫、4代目オチンチンがエロいことを提案してきた。
「エロい事はしねえぞ。」
「シュタルク、御主はおちんちんがついておらぬのか?」
「ついてるよ‼︎」
「ならば遊びといえば風俗だろう?」
「それはお前だけだ!」
「ザイン殿も言っておったぞ。」
「あぁ………そういやそうだったな………」
ザインがいた頃はコイツとザインとリーニエでよく風俗に行っていた。たまに性病をもらってはザインの治癒魔法で治すという、とんでもない荒技で楽しんでいたという。
「ちなみにクラフト殿はご興味がおありでしょうか?」
「いや、ねえな。そもそも俺モンクだし。」
「ほら、普通僧侶はこうなんだよ。」
「ザイン殿が特殊だったというわけか………」
ちなみにクラフトは当然行かない。ほんとあのおっさん、ヤバい僧侶だったんだな。
「うむ………ならば何をして遊ぼうぞ………?」
にしても、どうやって遊ぼうか…………
「遊技場とかあったりしないのか?」
そんな事を考えてると、クラフトがいい提案をしてくれた。
「うむ………確かに!オイサースト程発展しておれば、ありそうな気が致しますな‼︎」
「おっ、いいな‼︎」
遊技場…………それは色んなゲームで遊べる娯楽施設*1。カードゲームや射的などなど、楽しめる要素が沢山ある。特に夜に空いていることが多いから、フェルンがいる時は夜遊びダメって言われて行けなかったんだよな〜。でも今なら行ける!
「じゃあ行くか!」
「フェルンもいないし!」
「YOASOBIし放題なのだ‼︎」
修行のストレスを発散すべく、遊ぶぞ〜〜〜〜‼︎
「私が居ないからなんなのです?」
えっ?嘘……………だろ?今の声は…………?振り返ると………
「皆、久しぶり。」
「遊技場?それってエッチな店?」リンゴムシャリ
一級魔法使い試験に行っていた女性陣が帰ってきていたのだった………
「フェ、フェルン………」
「お主………帰ってきておったのか………」
「まさか今から夜更かししようとしていたんですか?」
「いや、その、これは違くて………」
「ほら、我らは修行の一貫としてだな………」
「2人とも、宿に帰ったら説教です。」
「「はい(御意)………」」
くそぉ、せっかく遊べると思ったのに…………
「久しぶりだな、フリーレンにリーニエ。」
「クラフト、来てたんだ。」
「久しぶり。」リンゴムシャリ
「にしてもフリーレンは鬼嫁みたいだな。」
「そうだね。」
「自分抜きで遊ばれる事が嫌だったんじゃない?ほら、彼女NTR嫌いだし。」リンゴムシャリ
「違います。」
こうして、俺とオチンチンは帰ってきた女、フリーレンに説教されたのだった…………
作者「ここから数日経ちます。」
side ゼーリエ
いよいよ1級魔法使い試験の第3次試験の日がやってきた。ゼンゼが2次試験で大量の合格者を出したため、私が面接で合格者を絞る事になったのだ。さてと、最初に面接するのは…………
「うむ、実に卑猥な方ですな………」
は?なんで試験受けてない奴がここにいんだよ。間違えて紛れ込んだのか?
「失礼致します。我はオチンチンと申す者なのですが………」
しかも話しかけてきた。下半身丸出しで。
「お前ふざけるなよ。」
「へ?」
「知らない女がいる部屋に下半身丸出しで来る奴がどこにいる?」
「そう言われましても………我は常に丸出しなのですが………」
「なんでだよ⁉︎」
どうやらコイツにとってこの格好は普通らしい。頭がイカれすぎだろうが。
「あと、なんでここに来たんだ?お前受験生じゃないだろ。」
「エッチなお姉さんの気配を感じまして、本能に導かれた次第でございます。」
「アホか‼︎」
しかも来た理由が欲望丸出し。もうちょっと抑えろよ‼︎
「とりあえず今からここで面接を行うんだ。だから出てけ。」
「そうだったのですか………これは失礼致しました。」
ホント、礼儀あるのかねえのか分からねえ奴だな。
それはさておき、面接をしないと。まずは1人目…………
「みんなの前でおっぱい出してる。アウラ様みたい。」リンゴムシャリ
なんで変態しかいねえんだよ‼︎
「というかオチンチン、なんでいるの?」リンゴムシャリ
「卑猥なお姉さんに釣られて。それよりリーニエよ、面接頑張るのだぞ。」
「うん、ありがとう。オチンチンが励ましてくれて嬉しい。」リンゴムシャリ
「それなら我も嬉しいぞ!」
しかも仲間かよ!仲間どころか恋人じゃね?とりあえず、ここでイチャつくな。
「それじゃあゼーリエ、私に何を聞くの?」リンゴムシャリ
まあいいや、面接するか。彼氏の前だろうが、私は容赦なく落とすからな。
「お前、私を見てどう思った?卑猥な意味抜きで。」
「エッチなし⁉︎それは難しいな…………だってエッチな事しか考えてないから………」リンゴムシャリ
コイツ………この私の魔力量を見て、エロいことしか考えないのかよ‼︎
「そうだ、魔力すごいからこれあげる。
流石に私の魔力に気づかないほど鈍感じゃねえか。果たして、何を作るんだ………?
「何よリーニエ、また私を呼び出して。フリーレンの相手はごめ………っ、えっ、この人ってゼーリエじゃ………っ⁉︎」
「そうだよ、アウラ様。早くアゼリューゼして。」
「嫌ぁぁぁぁぁ‼︎
服従魔法………だけと魔力が関係してるな。コイツは確か、断頭台のアウラ。弱くはないけど、私に勝てるほどじゃ…………
「はい、ゼーリエ。ダッチワイフのアウラ様をあげる。服従の魔法でなんでも言うこと聞くよ。」
「ちょっとリーニエ、ふざけんじゃないわよ‼︎」
そういうこと………?正直要らねえ………。だけど、私にビビらない胆力は合格だ。だから受験生を早く喜ばしたい。そして、とっととこの変態から開放されたい。
「素晴らしい胆力。合格だ。あとアウラは要らない。」
「なんでよ⁉︎」
「ありがとう。それじゃあまたね。」リンゴムシャリ
流石にこれ以上の変態はいないだろう。ようやく一安心だな。さてと、次の受験生が入ってきたか。定番の質問でもしつつ、動きとかを見るか……………
「お前、私を見てどう思った?」
「ちっちゃくて可愛いと思いました。」
なんて今年の受験生は変態しかいないんだよ⁉︎おかしいだろ‼︎
その後、一級魔法使い試験は無事?終わったのだった………。なんか例年以上に疲れたな………。どれもこれも、変態が多すぎるせい。そう思う事にした。
次回から最終章です。ラスボスは2体いて、片方がオリジナル、片方が原作からのキャラになります。お楽しみに!