side シュタルク
俺とオチンチンはグラナト伯爵の屋敷に入ることになった。ことになったはいいが………露出狂の男を連れて、どうやって入ろうか………?
「すいません、リュグナー様に用があるのですが………?」
「申し訳ございません。当館露出狂は出入り禁止でして………」
「安心して下され、我が下丸出しなのは私的な理由ではございません。」
「ならもっとダメです。」
正面突破はもちろん無理だった。冷静に考えたら出禁で済んでるのが幸いだけど。普通チンコ丸出しは逮捕だろ。
ということで俺たちは少し屋敷から距離をとり、作戦会議をすることに。
「正面突破がダメなら………強行突破であるな。」
「やってること変わらねえじゃん!」
「いや、少し違うぞ。」
「そうだな、犯罪歴が追加されるな。」
「違う、そうではない。」
作戦に参加するのが俺とフェルンだけなら隠れて侵入とかも考えられるが、いかんせんオチンチンは無理だ。なんせこんなチンコ丸出し大男、目立たないわけがない。身を潜めたところで、チンコがはみ出て台無しになるだろう。しかし戦力的には一番手なので、欠くわけにもいかない。さて、どうしたものか………
「とりあえず、我に掴まれ。」
「?」
「良いから。」
どうやらオチンチンは策がある様子。一体どうやって侵入するのか?とりあえずコイツの正面から掴まるか…………
「
「何してんだお前ぇぇぇぇ⁉︎」
嘘だろ⁉︎オチンチンが強烈なおならをこいて、その反動で大きく宙へ飛んだ*1んだけど⁉︎嘘でしょ、おならで空飛んでんだけど、俺⁉︎
「おいおいおいおいおい‼︎」
「我々ちんちん侍は放屁の反動で飛ぶことができる。」
「意味分かんねえって‼︎」
しかもめちゃくちゃ速え‼︎槍投げくらいの速度で飛んでるんだけど⁉︎これ屋敷の窓ぶっ壊して侵入する気だな‼︎にしてもコントロール合ってんの、これ⁉︎というか合わせられんの⁉︎第一こんなやり方で侵入したら、悪目立ちもいいところ。リュグナーたちの居場所に辿り着く前に、衛兵に見つかるのがオチだろう。
「シュタルク、不安そうだな。」
「当たり前だろ!」
「安心しろ、きちんとリュグナー達の場所に向かって飛んでおる。」
「えっ?」
リュグナーたちの場所に向かって飛んでる………?どうやってあのデカい屋敷から探り当てたんだ………?
「同伴に可愛らしい
「あのちっせえのか。」
「我々はエッチなものの気配に敏感でな。このオチンチンを使ってエッチなものを探知出来るんだ。」
「怖えよ‼︎」
どうやら俺は魔族よりも恐ろしい生き物と一緒にいるのかもしれない。俺が女の子だったらどんなに隠れようと、下半身丸出しの大男に見つけられるんだろ?下手な敵よりよっぽど怖えよ‼︎
そして俺たちはオチンチンの読み通り………
「グラナト伯爵、遅いですね。」
「人類の外交戦術だろ…………おっ⁉︎」
「やはり………な。」
俺たちはリュグナーたちが勢揃いしている部屋に、窓をぶち壊して突撃してきたのだった。
side リュグナー
嘘………だろ?窓からオチンチンがやってきたんだが………っ⁉︎
「マジでいるじゃねえか………流石だよ、オチンチン。」
「言った通りだろう、シュタルク?我がオチンチンの探知に狂いは無い。」
探知………嘘だろう⁉︎まさか魔力の気配を股間で探知しているのか⁉︎しかもここは3階。屋敷の外から居場所を探り当て、しかも空を飛んでやってきたとでもいうのか⁉︎そして名前………やはりコイツが絶倫のオチンチンか‼︎
「人間のくせに、80年前から見た目が変わらないのか………っ⁉︎」
「80年前………恐らく貴様が会ったのは我が曽祖父、家族だろう。」
「家族…………?」
一応別人………だが家族というもの。人間はどうやら家族というよく分からん繋がりを大切にするらしいが…………。コイツは私が最初に会った奴の、大切な存在なのか?
「一家代々伝えてきたからな、このオチンチンの剣技を。」
「は…………?」
伝えてきた………この変態技を⁉︎嘘だろ‼︎何してんだよ、コイツは‼︎
「街で見た変態………リュグナー様、俺(ドラート)が処罰してみせよう‼︎」
「待て、ドラート‼︎」
くそっ、ドラートが早まった‼︎マズい………っ‼︎
「人間如き、この糸の強度は打ち砕けまい……っ‼︎」
「ふむ。亀甲縛りに使うには、ちと細すぎるな。」ブチッ
ドラートが魔法の糸で斬りかかろうとするも、オチンチンは勃起したチンコで糸とを切り落とす。
「はっ⁉︎ま、待て………っ‼︎」
「
「話を………っ!」
そしてとてつもない早さで射精し、ドラートをそのまま葬り去る。人類の魔法ではどうにも出来ない強度のはずなのに、それすらも簡単に破るほどの硬いチンコ。そして瞬きする間の射精。あまりにも
「ドラートが瞬殺………」
「リーニエ、気をつけろ‼︎コイツは只者じゃないっ‼︎」
「分かってる。」
「俺のことは無視………かよっ‼︎」
もう1人は大したことなさそうだが、数合わせという意味では面倒だ。どんなに雑魚でも、数が多く更に強者と組めば多少はまともになる。
「分かった、じゃあ相手する。
「その斧………その動き………っ‼︎まさか………っ‼︎」
「私は戦士アイゼンを模倣している。」
まあ幸い、此方にはリーニエがいる。彼女ならこの雑魚は倒せるだろう。さてと、私は………っ!
「では、始めようか。」
「かかってこい………ド変態‼︎」
変態の相手だ………っ‼︎
side シュタルク
嘘だろ、夢見ているみたいだぜ。この魔族が俺の師匠と同じ技を使うとは………っ‼︎
「くっそ………!」
しかもそれだけじゃない‼︎次から次へと武器を変え攻撃してくる‼︎速え‼︎速すぎる………っ‼︎今度は槍か………っ‼︎
「くそ………っ!」
「遅いね。」
やばっ、今度は剣‼︎しかもあっという間に距離を詰められてる‼︎
「おらぁ‼︎」
「大振りだけじゃ当たらないよ。」
「また師匠の………っ‼︎」
くそっ、すぐに剣から斧に変えて、上から振り下ろしてきやがった‼︎こんなの無茶苦茶だろ………っ‼︎いい加減にしてくれ‼︎子分でこの強さなのかよ………っ‼︎
「最後はこれ。」
今度は何するつもりだ………っ⁉︎
「ち…………チンコ?」
チンコを生やした………?小柄な女の魔族が………?どういうこと…………?
「そう、オチンチン。」
知ってるよ、それくらい。それが男性器だということも。問題はそこじゃねえ。女がチンコを生やしたことだ。
「私は魔力を読み取るのが得意でさ。人が動いている時の体内の魔力の流れを記憶して、動きを模倣できるんだよね。こんな風に。」
そう言ってリーニエはチンコを振り始めた。この腰使い、魔羅捌き…………
「さっきのドラートとの戦闘を見て時確信した。彼、私が昔記憶した、最強の剣士と同じ動きをしている。こんな偶然、あるんだね。運命は面白い……っ!」
まさか…………っ‼︎
「私は剣士オチンチンの動きを模倣している。」
初代オチンチン………っ‼︎
フェルンのことは忘れてませんよ。