親友とTS転生した結果、親友が透き通るほど最強先生だった件 作:カ口リーメイト
ここから独自設定、独自解釈を多く含みます
ご注意ください
カイテンジャー
それは、キヴォトスの謎の犯罪者集団
指名手配を掛けられているが、仮面被って素性不明
合体ロボを組み上げたエンジニア部に肩を並べかねない天才
キヴォトスの人間を6~18人動員しなければ勝てない強敵
原作でやった犯罪は賽銭泥棒のみ
「マジで理解不能の神秘だぜカイテンロボ、、、!!」
『そうですね。合体ロボを作り上げた執念と、それを乗っ取らせない独自の電脳防衛技術
現状は我々ミレニアムの生徒の中に犯人がいる可能性が一番高いでしょう』
「え、ヒマリ先輩もハック不可なのあれ!?」
あの天才美少女ハッカーが!?
そうなると、そのクラスの概念はキヴォトスには数えるほどしか存在しない
「えぇ、どれだぁ?
さすがに『無名の司祭の技術』は違うだろ?『敵対組織』は情報少なすぎて分からん。大穴で『デカグラマトン』
いや、仮面戦隊であるという『記号』を、秘匿という『テクスト』として解釈を行い、
合体という『儀式』を持って神秘として、強化してる?
確か、神秘のエネルギーによって巨大化もしてたし、その線が可能性高いか?」
道理で総力戦になるわけだ!
なおさら勝てる気がしねぇぜ!!
「とりあえず、シャーレの腕章を持つものとして逃げるわけにも行かない
ヒマリ先輩はヴェリタスのメンバーを徴集してDoS攻撃の準備
ノアはC&Cをここに呼んで。もちろんフルメンバー」
『ーーー先程の言葉に少し聞きたいこともありますが、事態収拾が先ですね。
チーちゃんにはこちらから連絡しておきましょう』
「ーーーC&Cの事を知られているのが少々困りますが、今はそれ以外の選択肢も無さそうですね」
「それで、私は?」
「俺の護衛継続。バカ共に突っ込むよ」
ーーー
目の前に並ぶ色とりどりの仮面を被った生徒たち
その姿を見てどこにロマンを感じればいいのか、私には甚だ疑問ではあるが、ムスビはそんなことを気にする様子もなく、片手を振って挨拶をした
「初めまして、シャーレの部長 籠目ムスビだ
元気がいいね。今日はどこまでお出掛けかい?」
「名乗られたなら、名乗り返すしかあるまい!
情熱によって突き動かされる赤き魂、カイテンレッド!
「隠れて飛び出て仰天意外性抜群、カイテンブラック!」
「異文化交流のご当地戦法、カイテングリーン!」
「縁の下の力持ち、カイテンイエロー!」
「瞬発力と絶対的な破壊力、カイテンピンク!」
『回り続けるレールはやがて、正義の未来に繋がる!
無限回転寿司戦隊カイテンジャー!参上!!』
「ほんっと元気いいね、、、」
少しドン引きしたように、ムスビの笑顔が引きつる
しかし、それも一瞬だったようでビジネススマイルを張り付けた
さっきまで叫びながらショッピングを楽しんでいた同年代の女の子には見えない
「さて、君たちは指名手配を受けていて、それでもなおここに現れた
何か目的があるのだろう?話を聞かせてくれないか
こちらとしては、平和的解決が出来れば、君たちを見逃すのもやぶさかじゃない」
「それにしては、C&Cの最高戦力が高速接近中のようだが?」
バレた!相手にもそれなりのハッカーがいるらしい。
今回、私とムスビが前に出たのは戦力召集までの時間稼ぎが目的
それがバレた以上、今すぐにでも戦闘が始まってもおかしくない、、、!
「ああ、ネル先輩のことか
確かに彼女には、こちらに全力で来るように指示をしている
しかし、だからといって話し合いが出来ないという訳じゃないだろ?
現にこちらはハンデを負っている」
「ハンデ?」
「俺だよ」
にこやかに自身を指し示す
「シャーレは、連邦生徒会会長によって立ち上げられた超法的捜査機関だ
その部長である俺がミレニアムの自治区で殺害もしくは大怪我ともなれば、その責任は当然ミレニアムに問われる
ヘイローもないのに、敵前に護衛一人でブラブラ近付くアホのせいでだぞ?
そりゃ最高戦力が急いで駆けつけるだろうよ
つまり、それまでは俺は君たちの人質というわけだ
そちらの要求を押し通せそうだとは、思わないか?」
「ーーーなるほど」
ーーー自らを人質とすることで、ネル先輩の接近に合理性を与えた
実際は、自身で呼んでいたのにも関わらず、ミレニアムが勝手に呼んだことにすることで、自身は人質であり敵対の意思がないと示して見せた
私に絶対に出来ないやり方だ
「それで?用件を早く言ってくれ。ネル先輩が来てしまう」
「ーーー用件は簡単だ。シャーレの権限を使って私たちの指名手配を解いてもらおう」
「ーーーえ?その程度なの?いいよ」
「は?」
思わず口を開いてしまった
「ま、待ちなさい!彼女たちはいろんな自治区で事件を起こす問題児よ!
それが野放しにされるとか良い訳ないでしょ!」
「まあ、無条件でとは言わないさ。こちらにも条件を付けさせてくれ」
「ずいぶんと図々しい人質だな」
「そういうなよ。カイテンレッド
君たちが義賊的な活動をしたいということは知っている
その手助けにもなる条件だよ」
「ほう?」
「俺と連絡先を交換して、電話を掛けたら必ず出ること
基本的には緊急事態での支援要請ってことになるけど、やりたくないならその時に拒否ってくれ
それで、ひとまず指名手配を取り消すし、多少の金銭的援助もしよう。
とはいえ、シャーレでは出せないから、俺のポケットマネーということになるが」
「それのどこが条件付きですか!」
追加報酬も良いところだった
シャーレの部長直下の特殊部隊になる代わりに、今までの犯罪行為の免除。しかも命令無視も可能
「なるほど、それは確かに魅力的な条件だ
ーーーしかし、本当に君は私たちの上に立てるほどの格を持っているのか?」
「はぁぁ、めんどくせぇ、、、
直接言えよ。カイテンレッド
ーーー俺と戦りたいんだろ?
まったく、最初っから最期の手段とか使う羽目になるとは」
そういうとムスビはポケットからタブレットを取り出して、通信を繋げる
「交渉成立。とはいえ模擬戦がしたいらしい
免除後に問題行動をしたらどうなるのかデモンストレーションだ」
『了解です。C&C到着急いでください』
『コールサイン03、了解』
『コールサイン02、配置についた。
いつでも狙撃可能』
『コールサイン01、もうちょっと待ってて!
部長先に行ってたから、そっちが先につきそう!』
その言葉は嘘ではなかったようで、上空から小さな影が落ちた
地鳴りを伴い現れたのは、ミレニアムサイエンススクールが誇る最強の戦闘力
「コールサイン00、美甘ネル現着した
あたしにブッ壊されてぇのは、どいつだ?」
小さな背中に納められた闘気が、周囲を震わせ敵を戦慄させた
「ぜ、全員搭乗!緊急合体!」
「あたしを目の前にそんな余裕与えるかよ!」
「はいストップ」
「あ゛ぁ!?誰だテメェ」
「シャーレの部長 籠目ムスビだよ。今回の護衛対象
とりあえず、合体は待ってあげよう」
「ーーー何が目的だ?」
「見せしめ
そして、俺という存在がシャーレの部長足り得るかという証明」
「ヘイローを持たねぇお前が?」
「俺は、ヘイローを持たずに神に抗った者を知ってる
その者に憧れたものとして、ここを引くわけには行かないんだよ」
「なら、しょうがねぇ
依頼を受けた者として付き合ってやる!」
『KAITEN FK MK.0 発進!』
完成された赤く巨大なシルエット、もし私1人だったら太刀打ちも出来ない理解できる圧倒的質量
ネル先輩がいるとしても、この状況をひっくり返すには、たぶん足りない
それなのに、この状況で一番力を持っていないムスビが嘲笑う
「カッコいい登場で申し訳ないんだけど、こっちは準備万端でね
ーーーユウカ、買ってきたやつ持ってて」
「え?今あれ出すの?帰ってからじゃなくて?」
ムスビの指示に困惑しつつも、指定されたものを取り出す。
それは、真っ赤に熟したトマトだった
「オーケー。じゃあ、こっちの全力を見せようか」
タブレットが起動する
「サンクトゥムタワーへの接続を開始
ーーーアカウント名 カゴメ
ーーーーパスワード 持たざる者の嘆き」
ー入力を確認しましたー
ーsubAdminアカウント認証中ー
ーサンクトゥムタワーへの接続に成功しましたー
なお、カイテンジャーの名乗りは適当です