「フォウ君...今回もダメだったよ」
「フォウ」
冠位時間神殿 ソロモン...7つの特異点を廻り切った先ある終局終局特異点、何度も何度もここに訪れた。
それはたった1つの結末を求めて俺は...
「もう何回廻ったんだ俺は...いくら過程を変えても結果は変わらない」
最初は俺と彼女だけだった。結果彼女は消えた。
俺と彼女とカドックで廻った。結果彼女は消えた。
俺と彼女とオフェリアで廻った。結果彼女は消えた。
俺と彼女とヒナコ先輩で廻った。結果彼女は消えた。
俺と彼女とぺぺさんで廻った。結果彼女は消えた。
俺と彼女とキリシュタリアで廻った。結果彼女は消えた。
俺と彼女とベリル・ガットで廻った。この結果を思い出すことは躊躇う。
俺と彼女とデイビッドで廻った。結果全てが消えた。
俺と彼女と所長で廻った。結果終局へは至れなかった。
私と彼女で廻った。結果収束へは至った。だがその後で彼女が消滅した。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
何度も!!
それでも俺は諦めきれない。
「フォウ君...次を頼む...」
だから俺は今度も願う。全ての輪廻を共に廻った
『今回の廻りは失敗だった』
「え?」
『今回の廻りはやり直す力を貯めるに足る物には至らなかった』
「そんな!それじゃ彼女はどうなる?」
『...』
「フォウ君!!」
『これは最後の提案だ』
「...最後!?」
『君の今までの輪廻の廻り...全てを焼却し力に変換する』
「そうなったら俺はどうなる?」
『全ての輪廻の記憶の消失...』
「つまり...俺が今まで廻った全ての旅の記憶がなくなる訳か」
『それだけではない。次の廻りが本当に最後になる』
「今までの経験が0になった上でラストチャンスか...」
『今の廻りは今までで最高の結果だ。君の望む物以外が全て揃っている』
「それでも!!」
『!!』
「それでも...彼女がいない...それじゃダメなんだ」
『覚悟は固いようだな』
「ああ」
「藤丸!」
「藤丸君!」
「立香君!」
「!!」
声に振り返る。そこには所長が、ダ・ヴィンチちゃんが、ドクターが...みんながいた。
「藤丸...行ってしまうの?」
「所長...すみません、俺はもう止まれないんです」
「止めないわ」
「え?」
「貴方が望む結末を...ここにいる誰もが知っているんだもの」
所長の言葉に俺は周り見渡す。みんな笑顔でうなずいてくれてた。
「でも次の時は記憶がない。ここまで結果には...」
「それでも...彼女を望んでいるのは貴方!だから振り返るな!!」
「っ...」
「私達を振り返ることなく、すすめ!」
「すすみたまえ!」
「すすんでいくんだ!」
すすめ!
すすめ!
すすめ!
すすめ!
すすめ!
すすめ!
すすめ!
「「「「「すすめ!藤丸立香!!」」」」」
「!!...行って来ます」
俺はそう言うとフォウ君に向き直る。もう振り返らない。
「頼む」
『君に最後にして最高の結末を!!』
さあ!行こう!これが最後の..."グランドオーダー”
「今度こそ助けてみせる!マシュ!!」
「告げる
汝の身は我が下に、我が運命は汝の剣に
聖杯の寄るべに従い、人理の轍より応えよ
汝、星見の言霊を纏う七天
降し、降し、裁きたまえ、天秤の守り手よ!!」
「サーヴァント...セイヴァー、召喚に応じ参上しました。盾の乙女を従えし者よ...貴方が俺のマスターですか?」
初めましての方は初めまして!そうでない方はお久しぶり!
ケントxvです!
自分の初期作品を知ってるよって方はいないと思うので言います。
FGO大好きです。まあ、聖杯戦線苦手なので今のイベントは苦労してますが...
さて、今回の作品は実はずっと構想は練っていたけど書けるか不安、もう一つの奴が人気だから他のはと書けずにいたのですが、そのもう一つがスランプになりこっちを書いた次第です。
なお、このプロローグ(セイヴァー)は演出の都合により台本形式ではありません。
次回から台本形式です。
それでは