【完結】殺帝の子   作:ねをんゆう

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34.容易い結末

「あぁ……もう、いいですかね……」

 

 

 

「グラ、ナ……?」

 

 

 

 疲労して尻餅を付いたベルとは対照的に、汗一つ流すことなく涼しげな表情で立つ彼女に、最初に声を掛けたのはシャクティだった。

 あれほどの怪物を倒した、あれほどの凄まじい一撃。その信じられないような破壊力は、どう考えても尋常なものではない。実際にベル・クラネルは今にも意識を落としそうになっている。それなのに彼女は今こうして疲労の1つもない。……それどころか、むしろ。

 

 

「レフィーヤ様、このままベル様を地上に送り届けて下さいな。シャクティ様は勇者様の指示に従って他所の支援を。……恐らくは"剣姫"辺りの手数が足りていないでしょう。怪人に対して"剣姫"と"凶狼"だけでは不足にも程がありますから」

 

「……お前は、どうするんだ?」

 

「……」

 

「……言うつもりはないということか」

 

 

「リド様、聞こえます?」

 

「えっ?あ、ああ!ここに居るぜ!!」

 

「あなた方はこのまま19階層周辺の調査をお願いいたします。何か変化があればフェルズ様にご報告を。逃げ出した闇派閥はお好きに処分して構いません。……ただ、今はまだ我慢を。何れお約束通り、地上へとお連れします」

 

「……ああ、約束通りアンタは捕まった俺達の仲間を見つけてくれた。信用してるぜ」

 

「それは何より。……それでは」

 

 

 言葉をそれきりに、グラナはたった1人で地下迷宮クノッソスへ向けて歩き始める。

 そこにはそれまであった、集団を率いる者としての姿はない。最低限の役割を果たしたからか、シャクティ達を連れて行くつもりもないようだ。

 

 ただ1人で、また何処かへ、誰にも目的も話さずに、背中を向けて歩いて行く。そんな彼女を止めることが出来る者など……

 

 

「グ、グラナさん……!!」

 

 

「……なんでしょう、レフィーヤ様」

 

 

「ど……何処に、行くつもりなんですか……?」

 

 

「自分のしたいことをするだけです」

 

 

「したい、こと……?」

 

 

「ええ、もう遠慮することも馬鹿馬鹿しく思いましたので」

 

 

「え……?」

 

 

 彼女の言いたいことが分からない。

 振り向くこともなく、顔さえ向けてくれない彼女が、どんな顔をしてそんなことを言っているのか分からない。レフィーヤからしてみたら今日まで何処に遠慮があったのかというくらいに動き回っていたけれど、そんなことより……

 

 

「もう……私のこと、好きじゃなくなっちゃいましたか……?」

 

 

「……」

 

 

「私、グラナさんの言うこと聞かないで、いつも守られてばかりなのに、その上で迷惑ばかりかけて……嫌われてしまうのも、仕方ないかもしれないですけど……」

 

 

「……今でも、レフィーヤ様のことは好きですわ」

 

 

「!」

 

 

「ただそれ以上に、自分という人間に失望しただけです。ですから、どうかお気になさらず」

 

 

 そうして逃げるように、彼女はその場から消えた。

 

 取り残された者達は、ただ固まり茫然とするだけ。

 

 ……けれど、いつまでもそうしてはいられない。

 

 まだ戦いは何も終わっていない。

 

 自分達という戦力は、きっと何処かで役に立てる。

 

 

 

「っ、立てお前達!今からフィンに指示を仰いで救援に向かう!時間はない!走れ!!」

 

 

「「「は、はい!!」」」

 

 

 本当は彼女を追いたい。

 しかし追ったところで、きっと自分には何も出来ない。

 

 シャクティはそんな無力感を抱えながらも、任された仕事を懸命にこなす。全てはこの作戦が終わった後からでいい。彼女に聞くのも、彼女を引き止めるのも。全てはこれが、終わった後で……

 

 

 

 

 

 

 

 

「バルカ様、19階層の問題は解決しましたわ。例の通路については?」

 

『問題なく作動した、全て貴様の想定通りだ』

 

「あなた自身の身柄は?」

 

『お前の言う通り扉を改造し、立て籠っている。タナトス達は混乱している』

 

「それは良かった。……まあ幹部が"全員"消えたとなればそうもなりますか。末端も4割が裏切り、怪人も1人だけ。奥の手の精霊も"猛者"がそろそろ処分したことでしょう。後はどれだけ死人を抑えられるかですね」

 

『……』

 

 

 フィンや他の部隊との通信用の魔道具は全てシャクティに渡して来た。殆ど勝ちが確定した現在、これ以上に関わるつもりもない。その意味がない。

 こうして状況をバルカに話してはいるものの、それも単なる作業のよう。その人間性の変化をバルカでさえも捉えてはいたものの、彼は別にそれを指摘しないし、興味もない。彼にとってはクノッソスがなるべく破壊されなければ、それでいいのだから。

 

 

「では、通路に向かいます。仮にわたくしが負けた場合は、そのまま1年ほど封印してくださいな」

 

『そうはならないだろう』

 

「ええ、まあ。負けるつもりはありませんが、一応です」

 

 

 ……このクノッソスには、隠し通路がいくつかある。

 

 それこそ神ディオニュソスが自室として利用していた場所や、バルカが作業のために使った隠し部屋、そしてこれからグラナが向かおうとしている場所。そしてグラナは事前にそういった通路の出入口について、幾つか扉を現在の鍵では開けられないように改造しておくことをバルカに指示していた。

 

 11階層の隠し通路。

 

 元は作業用の隠し通路として廃道にする予定であったその場所に、今回グラナはとある策を敷いていた。

 

 狭く、逃げ場のない一本道。

 

 作業用の通路であるため最低限の整備しかされておらず、土埃もある上に、足元は地下水なのか泥水でグチャグチャ。明かりも魔石灯が一定間隔で吊るされているだけ。決して清潔などとは言えないだろう。

 

 

『バルカか!?テメェ開けるならさっさとしやがれ!!遅ぇんだよ!!』

 

 

 ……しかし、どうやら命の危機であるからと、こんな場所に逃げ込んだ"女"が居たそうである。

 

 『この通路の扉は普通の鍵では開けられない』と。そんな甘い言葉に乗って、12階層から突入した"勇者"達への襲撃に失敗し、手傷を負って逃げ出してきた女がここには居た。

 

 扉が開いた音に喜び、彼女はこちらへと走って来る。

 

 しかし空しくも、扉は再び音を立てて閉まった。

 

 女の足が止まる。

 

 異変に気付いたのだろう。

 

 なにせ入って来たのはバルカとは体格も身長も全く異なる、女の影。しかもそんなものが1人、クノッソスの鍵では開けられない筈の扉を開けて入って来た。そんなもの、馬鹿でも普通でないと気が付ける。

 

 

「……誰だ、テメェ」

 

 

「ふふ、酷い人。流石に17年も前のことになると忘れてしまうのですかね」

 

 

「17年……?」

 

 

「それに、思い描いていた稀代の悪党の姿とは程遠い。今の貴女はただの埃を被った灰鼠。"勇者"様への憎悪がそのような姿にしてしまったのでしょうか?それとも生まれつき?どちらにせよ、噂は誇張されたものだったのでしょう」

 

 

「ぶっ殺されてぇらしいなァ、クソ女」

 

 

「いえ、死ぬのは貴女の方ですわ」

 

 

 

 

「………お母様」

 

 

 

 

「っ!?」

 

 

 

 そのたった一言で、ヴァレッタ・グレーデは気付いた。

 

 目の前に立つ見覚えのない女、しかし何処となく本当にオラリオ側の人間なのか疑いたくなるような雰囲気を持っている、その意味。それらの疑問が全て氷解した。

 

 納得した。

 

 この女から漂う2つの感覚。

 

 親近感と、嫌悪感。

 

 だがそれは、納得出来ないものでもある。

 

 

「テメェ……どういうことだ」

 

「何がです?」

 

「テメェが私の娘だってのは納得出来る、そのクソみてぇな面に確かに面影がある」

 

「ふふ、クソみたいとはまた酷い言われよう。ご自分の顔でしょうに」

 

 

「クソだろうが!!ふざけんじゃねェ!!どうしてそこにあのクソ気に食わねぇ"ロザリア"の顔が混じっていやがる!!」

 

 

「……ふふ」

 

 

「私が犯したのは護衛の盆暗の方だ!!あの駄姫を犯してやった覚えはねェぞ!!なのにどうして同じ顔で、同じ雰囲気で、テメェみてぇな女がそこに立っていやがる!!答えやがれ!!」

 

 

 ヴァレッタ・グレーデの記憶。

 

 酷く気に食わない女が居た。

 

 何もかもを知っているような顔をして、何もかもを見抜いているような顔をして、ヴァレッタを心底軽蔑するような顔を向けて来た。そんな女。

 気紛れで犯した殺人事件について僅か数秒で看破され、口でも頭でも勝てなかった。自分と同じ異常者の類であった癖に、あの女は他者に好かれていた。多くの人間に慕われていた。それはまるで自分の生き方を否定されているようで、というよりは嘲笑われているようで。自分よりも間違いなく人間として格上のあの女のことが、あらゆる面で敗北感を味合わせて来るあの女のことが、心底気に食わなかった。

 

 だから親族諸共ぶっ殺した。

 

 血筋さえ葬り去るために。

 

 ……そんな女が居た。

 

 

「貴女が犯した護衛の男は、優秀な長女を次の王に仕立て上げるために自ら身を引いた、長男たる王子ですわ」

 

「!?」

 

「つまり、貴女が心底憎んだお姫様は、わたくしの叔母にあたるのです。……そして貴女にとって彼女は、義姉」

 

「んな訳ねェだろうが!!あの女と野郎は確かに!!」

 

「近親の関係だった、ということでしょう」

 

「っ……!!」

 

「ふふ、まあその辺りはわたくしも特に興味はありませんが。案外、王子が身を引いたのもそのためだったり?その気持ちだけは少しだけ分かりますわね」

 

「〜〜!!」

 

「皮肉ですわねぇ。貴女が最も途絶えさせたかった血筋を、他ならぬ貴女自身が繋いでしまったのですから。ああ、なんと哀れな道化」

 

 どれほど言葉で否定しようとしても、目の前の存在がそれを肯定する。あの気に食わない女と全く同じ口調で、全く同じ表情で、全く同じ振る舞いで。それなのに容姿に確かに自分の雰囲気を交えて。……そんな悍ましい存在が、こうして目の前に立っている。

 

 

「わたくしの母親、勇者様があれほどに言う大悪党。果てさて、どれほど優秀で才に溢れた魅力的なお方なのかと思えば……なんのことはない。その様子を見るに、わたくしはただ単に叔母に似ていただけのようですわね。母親の方はそれほど大した人間ではありませんでしたか」

 

「テッメェ!!ぶっ殺してやる!!」

 

「叔母も貴女がまさか個人への恨みのために、一国を敵に回す程の愚か者だとは思っていなかったのでしょう。それとも、実は貴女の悪党としての遺伝子を欲しがっていたとか?……まあ、その辺りも別にどうでもいい話ですか」

 

「さっさとその汚ねェ口を閉じやがれェ!!」

 

 

 

「チャージ40秒」

 

 

 

「!?」

 

 

 

平伏せ(アラクネア)

 

 

 

「なァッ!?」

 

 

 

 薄暗いこの通路内で。

 

 身体の背後に隠していた右手。

 

 そこに収束していた黒い光が、詠唱文と共に黒色の蜘蛛の巣となって、走り寄って来たヴァレッタの身体を捕える。

 

 狭い通路、元より逃げ場など何処にもない。

 本来ならば短時間しか効力のないこの拘束魔法も、チャージをした後となれば話は別だ。拘束時間は伸びるし、拘束力も高まる。……加えて。

 

 

「再チャージ開始……さて、これで仮にその拘束が解けたところで、次の拘束魔法を掛けるだけ。呆気ない幕切れでしたわね、お母様」

 

「ぐぅっ!?こ、っの……!!」

 

 

「一先ず、手足の腱は切っておきましょうか」

 

 

「なっ!?ガァァアアッッ!?!?!?!?」

 

 

「貴女に魔法があるとは聞いていませんが、爆弾でも持っていたら困りますからね。身包みも剥がしておきましょう。……ふふ、屈辱でしょう?これまで貴女がして来た事です、自分自身でそれを味わう感想を教えていただいても?」

 

 

「こ、殺してやる……殺してやるぅぅうう!!!!!」

 

 

「はいはい、お元気そうで何よりです」

 

 

「ァガッ!?」

 

 

 大剣を取り上げられて、身包みを剥がされ、持っていた何もかもを奪い取られる。両手両足の腱を切られ、顔面にも切傷を付けられた。

 ……ヴァレッタはLv.5、だからこそ、これほど容易く排除されるのは納得出来ない。いくらチャージされた拘束魔法があったとしても、こうまで容易くやられるはずなど。

 

 

「……テメェ!!バルカと通じてやがったな!?」

 

「おや、今頃ですか。その通り、貴女にこの通路を案内したのも彼でしょう?勇者様に追われていた貴女は、そもそもここに逃げ込むしかなかった」

 

「フィンの野郎の行動もおかしかった!!そもそもフィンが12階層から突入してくる情報が事前に分かったのも、都合が良過ぎんだろうが!!」

 

「ええ、そこも含めて全てわたくしと勇者様とバルカ様の計画ですもの。……そしてそうなれば当然、この通路に仕掛けがしてあっても?」

 

「……まさ、か」

 

「Lv.5の貴女に効く毒、つまりはポイズンウェルミスの毒を薄めてこの通路内の水溜りに混ぜておきました。貴女はそんな空間に閉じ込められていた訳です。自覚がなかったでしょう?もっと広くて十分に身体を動かせるような空間なら、貴女も気付けたかもしれませんね」

 

「っ……っ……!!!」

 

「通路内の環境もそうです。まさかこの地下水で足元が悪く、灯りも少ない環境が、本当に自然なものだと?こんなクノッソスさえ汚してしまうような場所を、あのバルカ様が本当に資材通路として使う筈もないでしょうに。全て貴女の足を取るためにわたくしが作らせた環境ですわ。走り難かったでしょう?」

 

「テメェ!!テメェェエエ!!!!!」

 

「後手に回った時点で貴女の負けです。……さて、と」

 

「っ」

 

 

 グラナは足元の泥水に見向きもせず、ヴァレッタの足元に蹲み込む。そうして身に付けていた鞄から取り出したのは、いくつかの"器具"。目の前に出されただけで思わずヴァレッタでさえも息を呑んでしまったような、そんな"器具"。

 

 

「な、なにを……なにを……するつもりだ……」

 

「貴女にはまだ多少の価値があります。しかし、今のままでは利用することは出来ません。……となると、一度リセットする必要があるのです。また魅了と併用して消すのもアリなのですが……正直、変わろうと懸命に努力している彼女を利用するのも、些か気が引けてしまいまして。なので失敗の可能性もあるのですが、もう自分の手でやってしまおうかなと」

 

「い、意味分かんねぇこと言ってんじゃねぇ!!」

 

「貴女の人格を破壊します」

 

「なっ……」

 

「これから貴女の脳の一部分を切取ります。これは前頭葉白質切截術とも呼ばれている手法です。人格や自律性を大きく損ねる事が可能なのですが、死亡する可能性も高く、今後まともな生活を送ることも困難になるでしょう。当然ながら医学的に禁止されている手法です。戦地では拷問や見せしめのために割と使われていますが、私もそこでコツを学びまして」

 

「ふ、ふ、ふざけんな!!そんな、そんなこと……!!」

 

「とは言え正直、本当に上手くいくかどうかはわたくしにも分かりません。その上で精神改造を施して……使い道を考えるのはその結果次第でしょう。どうしようもなければ廃棄するだけです。貴女には価値がありますが、別にそれほど重要視もしていないので」

 

「ひぃっ」

 

 

 ここに来て漸く、ヴァレッタの威勢が途切れる。

 死を前にして、死よりも悍ましい未来を見せられて、それに対する恐怖の方が上回ってしまった。

 

 ……まるで、あの時に殺した姫様が。

 

 あの凄まじい形相で、眼だけで自分を殺して来そうなほどの殺意を放っていた女が。なんならその雰囲気だけで、彼女を犯していた男達を怯えさせ、萎えさせてしまった程の異常な存在が。生まれ変わって復讐でもしに来たかのように。

 目の前の女に重なるように、あの女の顔が見える。

 

 

「やめろ!!やめろぉ!!離せぇ!!嫌だっ!!死んじまう!!まだ死にたくねぇんだよぉ!!あのスカしたフィンの野郎に、私はまだ何もやっちゃいねぇんだ!!見逃してくれ!!頼む!!頼む!!」

 

「さてさて、良い感じに成功してくれるといいのですが。どんな風になるのか、楽しみですねぇ。……ああ、安心してください。これから先はずっと親子一緒ですよ。まあ貴女が力尽きて死んでしまったら、その限りではありませんが」

 

「待て!!待てぇ!!嫌だ!!嫌だぁぁああ!!離せ!!やめろぉおおお!!!」

 

「それでは、おやすみなさい。お母様」

 

「ぁっ……」

 

 

 首に突き刺された注射器の中から、直接薬品を頭の中に流し込まれる。いくら耐異常のスキルがあったとしても、血管の中から脳に向けて直接薬をぶち込まれてしまえば話は別。

 

 ……ヴァレッタの意識が消えていく。

 

 これが彼女という存在の死の瞬間だった。

 

 彼女の肉体が今後も生き続ける事ができるのかどうかはまた別の話であるが。少なくともこれまでのヴァレッタ・グレーデという人間の人格は……正に今この瞬間に、死んだ。

 

 

 

**************************

 

 質問6

 グラナさんの家族について教えてください。

 

 回答6

 父は既に亡くなっています。母は私を産んで直ぐに消息を断ちました。近しい親戚はもう居ないですが、遠くとも血の繋がりのある親戚が故郷に居ます。

 

 

 質問7

 将来的に家族が欲しいとは思いますか。

 

 回答7

 特に思っていません。

 私は性機能に問題があり子供を望めない上に、私の元に生まれても不幸になるだけだと確信しています。故に今後、家族が増えるということはないと考えています。

 

 

 質問8

 昨日は変な質問をしてしまってすみませんでした。

 今一番行きたい場所を教えてください。

 

 回答8

 質問の内容については、今後も聞きたい事があれば遠慮せず聞いて貰って構いません。悪いのは私です。

 今一番行きたい場所、というものも特にありません。強いて言うのであればオラリオでした。そこでレフィーヤ様と出会えたのですから、これ以上の結果も無いと思っています。正直もう未練はありません。

 

 

 質問9

 グラナさんの強さの秘訣を教えてください。あと何処であんな技術を身につけたんですか。

 

 回答9

 故郷のゴルゼに帰るまで、色々な町や村を歩きました。モンスターとの戦闘はその最中に、対人経験もそれなりに。国に帰ってからは嫌でも戦争の経験が身に付きました。

 強さの秘訣を語れるほど強くはないのですが、強いて言うのであれば"眼"だと思います。学ぶにも、戦うにも、情報を取り入れることが重要です。どんな情報が自分に必要なのか、それを予め把握しておくと良いと思います。

 

 

 質問10

 グラナさんはこれから先もずっと、大切な友人として私の側に居てくれますか。

 

 回答10

 断言は出来ません。それができれば素敵なことだとは思いますが、私にとってそれはそれほど大切なことではありません。私はあくまで、貴女を守りたいだけです。側に居たいという欲求はその次です。もし貴女を守るために自分が離れる必要があるのなら、迷うことなくそれを選びます。申し訳ありません。

 

 

 質問11

 私以外のことで、何かしたいことはありますか。

 

 回答11

 強いて言うのであれば。母の不始末を片付ける事と、悪質な神々の排除辺りは、今後も余裕を見て続けていきたいと思っています。優先順位は変わらずレフィーヤ様の方が上ですが、嫌悪感の根源は処理しておきたいので。それくらいです。

 

 

 質問12

 何処にも行かないで欲しいです。

 

 回答12

 私もそうしたいです。

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