みんなのアイドル、まこーらになってしまったようだ 作:やめちっち
それに色々な まこーらが見れた回だった。お空飛んだり、泳いだり。
た、たすけてくれー(げっそり)
私、まこーら。完全に東堂に目をつけられてしまいました。アイツが京都に帰ってから伏黒君に何度も電話かけて、『マコを出せ! 出さないならコッチから出向くぞ!』なんて恐ろしいこと言ってきやがるんです。他にも『今日はマコとお泊まりの約束をしたんだ! 今日は高田ちゃんがゲストで出演するんだァ!』だとか。勘弁してください、そんな約束してないです。おかげで伏黒君もバチクソイライラしてます。なんか俺にも『オメーのせいだからな。頼むから余計なことするな。勝手に出てくんな』と影に向かって言ってきたんですよ。マジで知らないんです。トチ狂った存在しない記憶とやらが悪いんです。俺は何も悪いことはしてない!(親友認定) こんなのってあんまりだ(絶望) まあ、伏黒君がイライラしてて怖かったから大人しく従ってまだ、一度も影から出てない。偉いでしょ?(当たり前)
別に東堂は嫌いじゃないんだ。嫌いじゃないんだけど、親友にはなれない。知り合いくらいがちょうど良い。東堂の奇行には適応出来ません。まこーら、お手上げ。
『チッ、手遅れか……!』
どうやら既に帳が下りていたみたいた。伊知地さんが虎杖が一人で行ってしまったって言っていたことから帳を下ろせるのは呪詛師の可能性が高い。遅れて来た呪術師が帳を下ろしてくれてれば良いのだが……
あ、因みに今、里桜高校に来ている。伏黒君が虎杖の任務に俺も行かせてくれって頼んだんだよ。まあ、俺としても虎杖の友達は救えるなら救っときたい。それでも一番は伏黒君の幸せだから、正直優先順位が真人討伐より低くなってしまう。虎杖の友達が亡くなって虎杖が曇る。それを見て伏黒君が悲しくなるのは見ていてキツいけど、虎杖の友達が亡くなること自体はそこまで何も思わない。……式神になった影響で人の心がなくなったのかも知れない。人間だった頃は虎杖の友達を優先しようと思っていたはず。でも今は伏黒君、次点で伏黒君の周りの人物と式神のみんな。それ以外は何も思わなくなってしまった。
『虎杖! 七海さん!!』
帳の中へと入ったら真人と虎杖、ナナミンが対峙していた。
よしっ、ちゃちゃっと真人を祓っちゃうか!
あれ? で、出れない!! え? なんで? おい!! ここから出せ!! ちょ、え? な、なんで!? 影から出れない!?
あっ、もしかして伏黒君に言われた『勝手に出てくんな』ってのが縛りになっちゃったのか? そ、そんな馬鹿なことが……!! 確かに大人しく従ったけど……。そんな勝手に結ばれるものなのか!? てか、式神と人間の間に縛りって結べんのかよ!!
こ、これはマジで大ピンチだ(ガチ)
▽
「虎杖! 七海さん!!」
「ふ、伏黒!!」
帳の中へ入った伏黒は人型の呪霊と対峙する虎杖と七海を見て叫び、すぐに彼らの元に駆け寄る。
「また来たか、呪術師!!」
「伏黒君!! 何故ここに? ……いや、今はそれどころではありませんね」
「アイツは?」
伏黒は人型の呪霊を目にして言う。
「今分かることは虎杖君の攻撃しか奴に通用しないこと、そして自身の体の形を変えることができます。最善なのは三人で一斉に叩いて奴を撹乱して虎杖君の攻撃を与えることです」
「はい」
伏黒が返事したのと同時に三人は呪霊に攻撃を与える。呪霊はこの猛攻に対応出来ずに左右、そして中央に拳、鉈が撃ち込まれる。
しかし、呪霊はこのまま良いようにされるわけでなく、形を変えて虎杖のみを綺麗に蹴り飛ばして遠ざける。そしてそれと同時に繰り出される――
「領域展開――『自閉円頓裹』」
呪霊が口を開いた直後、伏黒と七海は大きな手が無数にある不気味な領域に閉じ込められた。
「今はただ君たちに感謝を」
領域展開とは呪力で構築した生得領域内での必殺の術式を必中必殺へと昇華する呪術の極致。
そして七海の目の前の呪霊の術式発動条件が掌で触れることである、と考え、クソッ、と悪態をつく。
「……伏黒君、すみません」
七海は自分の至らなさ故に巻き込んでしまった伏黒に謝罪を述べる。しかし、舌打ちを一つ漏らし、両手を突き出す。
(あのウザったいニヤケ面の魔虚羅を調伏するために五条先生に頭下げてまでも稽古を頼んだんだよ!!)
「やってやるよ!!」
伏黒は掌印を結び――
「領域展開――『嵌合暗翳庭』」
伏黒が領域を展開した結果、領域の押し合いにより呪霊の術式の必中効果が消える。
「七海さん、俺の足下にわずかな穴があります。そこから脱出してください!」
「伏黒君はどうするつもりですか? まさか、残るなどと……」
「大丈夫です……! 俺には憎たらしい切り札があるので……!」
七海は伏黒の言葉を聞き、負担にならないように即座に領域から脱出する。
「
領域の押し合いにいっぱいいっぱいの伏黒に煽りを入れる呪霊。しかしそんな事など気にせず、口角を上げて声を大にして叫ぶ。
「魔虚羅ッ!!」
その大きな声に応えるように伏黒の影から咆哮を上げて飛び出す
『マァーーーーコ!!!!』
魔虚羅は影から勢い良く飛び出し、主を追い詰めている元凶へ瞬時に向かい、右腕から伸びる剣を力強く振るう。
「マジか……ッ!!」
正のエネルギーを纏った剣は術式関係なく、あらゆる呪霊に牙を剥く。それは目の前の呪霊――真人も例外ではない。
魂に響く攻撃でなければ、基本的にダメージを与えることが不可能である真人は魔虚羅の正のエネルギーを纏った退魔の剣により、一瞬で消し飛んだ。
魔虚羅に一時的だけどデバフかけといた。少しでも伏黒君を成長させたかったんや!
てか、強すぎんだよ。調伏させる気ないだろ、あんなの。自爆ありきじゃん。御三家の相伝の術式ってどれも扱いムズすぎ。
あと、メカ丸ごめん。で、でもさ!これでメカ丸治せなくなっちゃったから縛りでメロンパン脳破壊(物理)にならないかな???
ならないよね、ごめんなさい