ミシガン「G13!そして小娘ども、愉快な遠足の始まりだ!!」 作:レッドガンのババア
『レイヴン……それがお前のルビコンでの名前だ』
レイヴンは夢を見ていた。元々、レイヴンというのはレイヴンの名前ではない。偶然にも……いや運命なのかも知れない……ルビコンに密航した時に手にした名義がそれだった。
元々レイヴンとは代々の傭兵達が継承してきた『自由意思』の象徴であった。つまり、レイヴンも前にもレイヴンが居ており、更にその前にもレイヴンが何人も居たのだ。
レイヴンは子供の頃……ウォルターに拾われて冷凍保存から解凍されたばかりの頃、ローダー4というAC(ジェネレーターは産廃物)に乗り込んでルビコンに密航した。意思なんて無かった、ウォルターに拾われなかったら買われなかったら……売り残りの産物として廃棄される予定の14歳(表向き、実年齢不明)の子供だったのだから。
廃棄されていたが傷跡のない元祖ナイトフォール。そのナイトフォールからレイヴンの名義を手にし、名前の無い子供……識別名強化人間C4-621はこの時から『レイヴン』と成ったのだ。序でにローダー4の強化パーツとして元祖ナイトフォールから頭部パーツと使えそうなパイルバンカーを貰った若き頃のレイヴンであった。あと序でにローダー4の名前もナイトフォールに変えた。
その後、レイヴンはコーラルを巡る戦いに巻き込まれ、何度も
『そんな……私は……V.IV処か……やがてはV.Ⅲになるのに』
だから障害は全て壊した、殺した、殺した、殺した、殺した、殺した、殺した、殺した、殺した破壊した、跡形もなく立ちはだかる全てを!!
アーキバスグループの強化人間部隊ことヴェスパ-の隊長の1人ペイターは、アーキバスが惑星封鎖機構から鹵獲及び解析したACより遥かに性能の高いHC機体に乗り込んでレイヴンに襲い掛かった。だが、それがどうした?性能が高い物に乗ったからレイヴンを倒せると?不可能だ、レイヴンはドミナント……戦うことに特化した素質を産まれた時から持っていたイレギュラー。ペイターのHC機体を瞬く間に追い込み、コックピットにパイルバンカーを突き刺してペイターを破壊した。
※因みにACはぶっちゃけると性能は低い。アセンブルで無限に近い汎用性を持つが、性能なら惑星封鎖機構の保有するLCやHC、バルテウスの方が遥かに高い。
『そんな……私は企業だぞ!!こんな……こんな……事では……がぁぁぁぁぁあ!!』
アーキバスのヴェスパ-部隊の指揮官であり、二番隊長であるスネイルは無人兵器バルテウスを改造したアーキバス・バルテウスに乗り込み、レイヴンの抹殺を図る。だが、レイヴンの敵では無かった。スネイルは戦艦を20隻率いてレイヴンを殺しに来たが、レイヴンは単機でその全てを撃墜し……スネイルのバルテウスを完全に破壊した。
「懐かしい夢を見たな」
ああ、自覚しよう。レイヴンは人殺しだ。ウォルターとエアを救うためとは言え、数えきれない人を立ちはだかる全てを殺した。
だが、例えこの翼が血に染まってようともレイヴンは戦う。この星に流れ着いた以上は、ウマ娘や子供達が自由に羽ばたけるように全力で護りきると。
レイヴンはレッドガン寮の自室で目覚め、ベッドから起き上がる。レイヴンの自室には私物は少なく、質素な物だった。ベッドから降りたレイヴンは上半身裸であり、鍛え抜かれた上半身だが背中には強化人間として改造された為なのかプラグ穴や金属が見えていた。
素早く寝巻きから普段着に着替え終え、ジャケットを纏ったレイヴンは部屋を出る。今日は訳有って出掛ける用事があるのだ。
「キングの勝負服か。ラスティにお薦めされたデザイナーに頼んだが……どんなんだろうか?」
と呟き、レイヴンは食堂に向かう。今日は休日と言えど、用務員や警備員として働く他のレッドガンの隊員達は仕事があり、早くに降りてはG0信濃のババアが作る美味しいご飯を沢山食べているのだろう。
「おら!イグアス!!またブロッコリーをヴォルタに寄越したな!?だからお前はいつまで経ってもチビなんだよ!!」
「うっ……だからってチビは関係ないだろ!!少なくとも、俺はカラス野郎(大人に成ってからのレイヴンのアダ名。昔は野良犬と呼んでいた)より身長がたけーぞ!!」
「線が細いでしょうが(ババア基準)!!G13はもうアンタよりゴツくなるよ!!あの子、脱いだら凄いんだから!!
ヴォルタ!お代わりは?イグアス!!アンタはダメさね!!全部食べてからよ」
「ババア!!頂くぜ!!」
食堂はいつも繁盛している。レッドガンの食堂を利用するのは基本的にレッドガン隊員やレッドガン寮で過ごすウマ娘(ディープ、ファイン姫様+一部のSP)だけだが……なにせレッドガンは元々は体育会系の軍隊だ。身体作りやスタミナを付けるためにもレッドガンの人達は沢山食べる。その為に食堂のご飯も少なめが一般的な大盛り扱いと成るのだ。
「レッドちゃん!沢山お食べ!!そして大きくなりな!!」
「ありがとうございます!!」
「おら!ミシガン!!肉を御代わりするなら野菜も食べろと言ってるだろうが!!高血圧で死にたいのかね!?」
「ババア!?良いだろ別に!!」
今日もレッドガン食堂は大賑やかだ。レイヴンは感情という物が分からないが、別にレッドガン食堂の賑やかさは嫌いではない。
やがてレイヴンも食堂のババアの所にやって来て食事を受けとる。やはりレッドガンの諸君は女性男性問わず、身体を動かす人が殆どだ。その為に元気が出るお肉は毎食出ており、今朝の肉は豚肉のようだった。
「やあ、G13!!ご飯は何時もので良いか?」
「ああ」
「そらよ!!用意してたさ!!」
食堂のババアはレイヴンに朝食が乗ったプレート、そして炊飯器程の茶碗を手渡した。その特大茶碗にはこれでもかと言える程にお米が乗っており、もはや富士山を超えてチョモランマであった。
「お兄ちゃ-ん!」
「ハンドラーさん!」
ディープインパクトとファインモーションの声がレイヴンを呼ぶ。そこにはディープとファインは勿論のこと、ファインの護衛であるSP隊長、レッド、ミシガン総長、イグアスとヴォルタそして序盤のループではレイヴンが何度も殺しちゃったテストパイロットくんことコールサイン ラインが居たのだった。
「ああ、今行く」
星を焼いたカラスはこの平和な地球で翼を休める。この翼がもう一度開く時、それはきっとこの平和を護る時だろう。
次回こそ、グッバイヘイローとキングちゃん。
レイヴンの運転する車でグッバイヘイローの事務所へ出発!!
レッドガン√でタヒ亡したキャラ出す?
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出すにしてもネタに成りそうな人は出して
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?「ご友人!共に踊りましょう!」
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?「テイオー、動けよ。ここからだろ」
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?「平伏せよ、私こそがお兄ちゃんだ!」
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エア「思い出の中でじっとしていて下さい」