ただ異能力者がいる世界 作:国語の教科書に載るような話を描きたい
ストレプト プロローグ
『いつも頭の中に分からないことがあった、なぜ私なんてものがあるのだろうと、いつも思う。今だってお腹が痛い、』
そう思っている少年が北の大きな街の暗くて誰もいない細い道に倒れていた、
「…」
空腹で倒れ、体は枯れ果ている、目も開けるのに力が入らないような無力な眼孔だ。
彼は脳を動かすぐらいしかできることがなかった。
『お腹すいたな、前食べたのはいつだろう、うう、』
彼はもう限界だった、あまりにも絶望でしかない、チラリと見える差し込んできている街灯の光も目に入らぬ程に。
『私はこのまま死ぬのだろう、なぜ私は、なぜ、』
「見つけた」
…「」
目が閉じかけているといつのまにか彼の前に男が立っていた、するとその男は少年に。
「とりあえず何か食べようか」
少年はその男に優しく手を引かれて、近くのレストランで少年は目の前に出されて良い香の料理に手が動いた、
「こうやるんだよ」
少年は男の真似をして食器を使って口へ運んだ、
「君、声出せるかい?」
「…゛」
「無理しなくていいよ、」
「…」
「本題だ、」
「。。?」
「私はー、まあ結構すごい者でね、色々出来るんだ」
「?」
「君が何を考えているかとかなんでもわかるんだ、なんでもできる。」
「、?」
「だから君の状況だってどうしてそうなのかわかる、」
「。」
「ああそうだよね、言葉が難しいよね、えー君がどうしてこんななのか。」
「、、?」
「君が『異能力者』だからだ、」
と男が言った途端レストランの空気が少し静かになった、
少年は異能力者というものが何かわからなかった、
「君は『異能力に関わることが無くなれる』という能力だ、それのせいで『人間』と面することができなかったのだよ、」
少年はよくわらなかった、
スッ!
「テメエ今異能力者って言ったなこのガキが!」
すると酒に酔った男が男に向けて刃物を向けた、
「君が今まで苦しんできたのはわかるのだがこの 異 能 力 はなかなk」
「テメエ!テメエもか!?ぶっ殺してやる!」
刃物を男に向けて力強く乱暴に振りかぶろうとすると。
「うるさいな、えい」
『えい』と言った途端男が少年の視界から消えた、
「!、、?」
「ああ、大丈夫だ、席に戻しただけだ、それとついでに他の客、店員達の耳を少しいじっておいた、まあ後で戻るから気にするな、」
「、、」
「私の名前〜そうだな〜うーん、無敵さんとでも呼びたまえ、ストレプト君、」
「!」
「そこで名案だ、私と一緒に来ないから、特に君に何かするってわけじゃない、旅に目的はあるがぁ、まあ面倒は問題なく見てやれる、どうだ?」
「、、」
ほんのり酒と花の香りがする良い店だった…