ただ異能力者がいる世界 作:国語の教科書に載るような話を描きたい
死神と長官
「まあ、座りたまえ、」
「あ、、はい」
『ああ転生したいもう転生したい』
ここは天界、人間からしたら天国と同じようなところ、その天界でランタナは長官プラタナスに連れられ、花園のテラス席に座り向け合っていた。
「すまないイキシア君、えーとなんと言ったか、」
「食味部の試作品のことでしょうか?」
「ああそうだ、それを淹れてくれないか?」
「かしこまりました、少々お待ち下さい、長官様」
「急がなくて良いかなら」
「さて、ランタナ君、」
「ははい!」
「そんなに肩を狭めるな、ただお茶を楽しみあおうとしているだけじゃないか、」
「あ,はい、」
『だめだ生きた心地しねえ死んでるけど』
「まあ、まだ茶は置かれていないがな」
「あ、そう、ですね、」
「え、面白くなかったか、そうか,」
「え?」
「いやなんでもない、とりあえず、お互い聞きたいことがあるだろう、例えば藤本の事だとか、」
「先輩のこと詳しい?んですか?」
「まあ、そうだな、詳しいとは自信満々には言えんが、他のものよりは知っているとは言える自信があるかな」
「え、き、お聞きしてよろしいのでしょうか、」
「答えられるかは分からんが、良いぞ」
『えこの人いま笑わせようとしてた?????いや、違うぞランタナ、きっと揶揄われたんだ、そうだそうだ、、、だとしても反応くそ失礼じゃなかった???』
「ええ、s、、そうでっすうねえ、、」
『あれこれ一言一句考えまくらないとクビなのでは?????』
「そんなの緊張するなと言ってじゃないか、そんなに私が怖いか?」
「いやそんなこと全くありません!いやですねその長官様と直々にお茶をいただけるなんて光栄過ぎてすぎるんですよ」
「え、そ,そうか?、///// 」
「はい!!」
「そ,そうか、じゃあお互い楽しもうな!フフ!/////」
「はい!」
『ん?』
「さて話を戻そう、藤本のことで困っているんだろう?」
「ま,まあ困るまでは行きませんが、嫌いだとか気持ち悪いとかじゃないんですけど、疲れるというか、」
「あーめっちゃわかるわ〜」
「それに自由すぎるというか、仕事本当にやってるというか」
「本当そうだよな!藤本が仕事ちゃんとしているところの絵面全く想像できないしな、」
「本当ですよ、はあ、僕このままやっていけますかね、」
「まあまあ、そんなに気を落とすな、基本的には彼が悪い事だよ、」
「ですかね、」
『えなんだこの人イメージと違い過ぎないか?????????????集会では威厳を感じる立ち振る舞いを浴びせられるばかりだったが』
「いつか痛い目みさせてやる!」
『なんか可愛いぞこの人』
「たとえば〜奴の飯にこっそり辛いやつをいれてやったり、あとは寝ているところに水をかけてやったり!」
『めちゃくちゃガキがするイタズラみたいなこと言ってる?!?』
「長官様も、何かされたことがあるんですか?」
「お!聞いてくれるかランタナくん!もういっぱいあって仕方ないくらいちょっかいかけられまくっているのだよ、」
「例えば?」
「そうだな、」
『まあ、あの人のことだから、相当くだらない事ばっかり、』
「起きたら部屋の物全部天井に重ねられてたこととか」
「最悪じゃねえかよ」
「あとはいつも集会で立つ台をひっくり返されて、それに気づかずにずっこけたことあるし」
「威厳が、」
「あ,あとは、ん、、ここだけの秘密なんだが、わ,私プリンが好きでな、仕事終わりに毎回一つ食べてるんだが、い,意外だ、だろ」
「あ,いやそれ藤本さんに聞きました、」
「う,うんそうだろう、それで藤本 に聞いた?!!?」
「あ、」
『あ、これやってしまったような、』
「な、あいつ、え、い,言わないって約束してたのにぃ、うわああんんん」
「長官!???」
『泣いてる?!?!?』
「ぐしょおあいつうぅ、絶対許さんからなあぁ、うううぅ」
「え、えとそ,そんなに嫌なんですか?」
「だってなんか皆が私に持つイメージと違うじゃん!」
「それはそうですね完同意です」
「だから、みんなに言わないでって、いってだのに゛、うう」
「と、とりあえず涙拭いて下さい、」
「あ、ありがどうぅ、」
「すまない取り乱したな、色々と忘れてくれ」
『切り替ええぐ』
「しょ、精進します、」
「頼む忘れてくれ、さもなくば泣く」
「長官落ち着いて」
「そうだな、おちつこう、」
「はあ、」
『長官ってこんな感じ?というか、性格?凄い純粋というか、言っちゃえば子供っぽいというかまあここ心の描写だけど』
「にしても良かった、」
「な,なにがですか?」
「君と喋れたことだよ、」
「僕と?」
「そうだ、」
「私は長官という立場故に、君の様に堅苦しい?イメージを持たれている、それも悪いことではないと思うのだが、廊下などで皆の視線が、少し慣れなくてな、」
「慣れない?長官って何年目でしたっけ、」
「そうだな、ざっと8万年、くらいかな?」
「慣れるもクソもなくないですか?」
「い,いや違いんだ!その、最初はな、先代を継いだ私に皆優しく接してくれたんだ、そのおかげでこの立場は誇りに思い、大好きだ、しかし最近はなんか私が完璧でなんでもできて凄くてスーパーパーフェクト超長官みたいなイメージになってるんだよ!私だってフツーの女の子なのに」
「いや死んでるけどとは言え8万年立ってたらあ女の子っていうのには流石に痛み超えて昇天み感じますよ死んでるからどうこうもないけどはは」
「いやそれはそうだと思う、けど結局は私も天使、我々は選ばれた魂の先で天使と死神になる、我々はほぼ人間のような物だろう、欲が薄れているのは常識だが」
「ま,まあそうですけどね、」
「実はいつだかに『ちょ,ちょっと今日はカッコつけてやってみようかなフフ!』ってやったらこんなんなっちゃたんだよ、」
「それだけで?!」
「そうなんだよお、はあ、本当疲れるよ、まあそこも好きだがね、」
「長官、」
「けど良かった、君と、ランタナ君と喋れて、」
「そうですか、」
『僕,何かしただろうか、』
「だって愚痴めちゃめちゃ聞いてくれるんだもん、」
『ああクソくだらんかった』
「他にいないんだもんこう言う話できるの、」
「そうですか、」
『でも、そりゃ嬉しいんだろう、重い立場で居続けるなんて、僕にはできる気がしない、』
「そうだぞほんとにもおああ」
「でもいましゃべって、やっぱり長官は尊敬します、なんでしょう、よりそう思ったと言うか、、」
『なんか直接すぎて恥ずかしいな、』
「ううううううううううありヴァどうううううううううぅぁああ」
「長官!?!?」
その後お茶が来て、長官の愚痴をいっぱい聞いてあげさせていただけた。
『何このお茶美味し』
『う、やっっゔぁ苦い』
『長官大好き長官大好き長官大好き長官大好き長官大好き長官大好き長官だ