ただ異能力者がいる世界   作:国語の教科書に載るような話を描きたい

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おでかけ、登下校で一度は考えたことありませんか?
この持っている傘が、おっきくなって、お家になったりしないかな!
傘がくるくる回って、風に乗ってそれに飛べないかな!
私はランドセルと背中の間に挟んで大剣みたいに背負ってカッコつけていたことを思い出しました。


17話 魔法少女アンブレーラブル 1

   魔法少女アンブレーラブル 一

 

『私は雨が好きだ、重くて、暗くて、独りぼっちで、まるで私が私を抱きしめている気がして、』

 

「重、」

 

長咲(ながざき) 日奈美(ひなび) これと言ってパッっとしない女の子、私の悪い所は充分理解している、今だって自分を嫌っている、勉強だってしなくちゃいけないって分かってる、自分なりに頑張っているつもりだったが意味は無かった。

 

少しぼーとしても『受験』『高校』と痒い言葉が浮かび、頭の内側と喉の内側が痒くなる。

 

何のために生きているのだろう、そんなことをずっと考えている。

 

けど 彼女のおかげで変われたんだ あの雨との、一生忘れない冒険を。

 

 

 私は親が営む雑貨屋の店番をしていた、暇なので小説を書きながら、人が来たらいらっしゃいませと一言いい、会計をする。

 こともがお菓子を買いに100円を握り締め駆け込んできたり、元気なお婆さんが洗剤やら買いに来たり、色々な人が来る、と言っても同じ人ばかりで、

すっかり知り合い程度の距離感とかしている。

 けど一人になる時間がある、その時は雨音を聴く、共感してくれるかわからないけど聴いていると落ち着く。

 … 

 

 … 

 

 …

 

「書けん描けん」

ほざいて背筋を伸ばしてほざく。

 

いつもこんな具合、けど。

 

大きな音だった、ドカーン!とかボッカーン!とかドッバーン!みたいな、体がビクッとした。

 

『何だ今の音、』

とにかく大きくて、聞き覚えの無い音がした、

 

 

 

『まあ良いか、』

 

(雨音)

 

 

 

ドン

「やっぱり気になる!」

私は端っこに置いてあるビニール傘を手に雨の中音が聞こえた方へ走った。

 

向かう間色んな妄想をした、

隕石落下 怪獣の侵攻 不発弾の処理 色々考えた

 

しかし外れた、そこには大きな人の体型をした、まるでヒーローが倒す怪人のような者がいた。

目をした瞬間恐怖が帰ってきた、

見た目が怖いというわけではない、大きさは二階建ての家ぐらいあって、体は雲のようなものでできてて、天気を表す絵文字のような、、エフェクトのようなものが周りにまとっている、頭は騎士が被るような兜に見える。

しかし、何でこんなのが居るのだろう?

「助けてえ!」

 

その声の先には小さな女の子が叫んでいた、誰でも察せる、危ないと、

そんな時は確は怖くてみていることしかできなかった、

 

けど気づいたらその女の子を庇うように怪人の前に立っていた、腕を大きく広げ、傘を振り回して、

 

『私は何をしているんだ、死にたいのか!』

頭ではそうとしか考えられないはずなのに、あのまま逃げれば良いものを、

怪人はこちらに向かって、手を伸ばす、

『何もできないのか、このまま死ぬのか、』

 

すると自然と脳によぎった、

『少しでも体を大きく見せれば、どうにかなったりしないかな』

 

私はそう考えただけだった、わかっていた、何も変わらないんだろうと、けど

 

ザザざっと風を押すような音、ビニールが伸びてキュキュっとなる音、鉄の骨組みがバキバキと変形して行く音、

恐怖で気づかず閉じていた目を開けると、持っていた傘の傘地、骨組みが膨張、いや巨大化し、そのまま怪人より大きくなた、

私は声を上げて驚く、けど必死に傘を離さない、

『何でこんなになってるんだ!?』

 

すると傘に怯えたのか、怪人は大きな足音を立て、離れて行った、

 

『に、にげた、』

 

安心、私の体は優しく崩れ落ちた、それとともに傘もいつの間にか元通りになっていた。

 

『なんとか、なった?』

 

「わあああん」

 

泣き声で気が戻った、さっと振り返り、泣いている女の子を、

どうしようか迷った、

 

とりあえず撫でてみた、

当たり前だが泣き止まない、そしてよその子を撫でても良いものだろうかと苦い顔になった。

しかしちょっとずつ泣き止む気がした、

「だ,大丈夫、?」

その場しのぎでしかない言葉は嫌いだがそれしかできなかった、

 

「う、うう、」

「んー、、、」

 

渋っていたが抱きしめてあげた、

「大丈夫、大丈夫だよ、」

力加減が間違っていないか、嫌じゃないだろうか、色々考えたがバカバカしくなった、それでより泣いてしまうなら別のことをすれば良いと。

「う、うん」

小さな手が私に触れる、

とりあえず色々聞いてみることに、

 

何を聞けば良いのだろう、

 

……

「な,名前,なんて言うの?」

 

「あ、あめ、」

「あ、あめちゃん?」

「う、うん。」

「そっか、あめちゃんって言うんだね、あめちゃん、ここどこかわかる?」

「こ、こ?」

「そう、」

「わからない、」

「わからないか、じゃあお母さんとお父さんは?」

「、わかんない、」

「そうか、」

 

どうしよう、

「ど、どっから来たの、?」

「、あ,あっち、」

と、あめちゃん指を向ける、

「海?」

「うん、」

「海から来た、海外,って言ってもわからないか、んー」

 

『どうする、このまま、置いてけないしぃ、』

 

 

「あ,あめちゃん、」

「なあに」

「う,うちくる?」

『完全に誘拐犯じゃん!////』

「うち?」

「ああ、お家,私の」

「、、行く!」『来るのかあ、まあ、とりあえず安心?』

 

私はあめちゃんを背負って帰った。

 

 

親に言うか迷っていたが、どうやら雑貨屋の仕入れがどうこうで父と母共に今日は帰れないらしい、余計にどうしよう。

 

あめちゃんは、きていたレインコートを着ていたが、服が少し濡れていたし、雨のせいで寒いのでお風呂に入れてあげた、服は私が昔来ていた物を。

 

にしてもどうしよう、交番に届ける、今から行くとしても、気づいたら夜、寒し雨降ってるし、結構距離がある、とりあえず今日は私の部屋で寝かせよう。

 

こんなことをして良いのだろうか、犯罪である気がして落ち着かない。

 

少し助かったのは、あめちゃんはすごくおとなしくて、私が作ったオムライスを残さず食べていた、にしても、

 

この子は何なのだろう、なぜこの町に、あの怪人は、追われていた?頭が痛くなりそう、それにあの傘は何だったんだ、?

 

『、、』

 

と言うことで傘を持ってきた、

ふと思うことがあった、私は異能力者だったのではと、………

とりあえずやってみよう、

とりあえず起きたこと、

『傘が大きくなる、』

それだけだ、

 

傘を変形させる異能?……

 

とりあえずやってみよう、

 

私は握りしめた傘を、『色が赤色になる』とイメージした、

 

 

「なった、」

赤くなった、なっっっっちゃった、

 

『手から離れたらどうなるんだろう、』

と思う離してみた、すると元に戻った、その傘をさっと拾う。

 

ということは、

私の異能力は、

          『手で持っている、触れている傘を思うがままの姿のできる能力』

「いやどんな異能だよおおォ!!」

 

 

 

とりあえずあめちゃんと寝ることにした、

慣れないところですぐのは寝れないだろうと、絵本を持ってきていたが、布団に入った瞬間寝てしまった。

疲れていたのだろう。

 

 

「私は異能力者、」

小さく声に出た、色々考えたい、知りたいことがあるが、とりあえず寝ることにした、疲れた。

 

 

 

 

 




一応舞台は日本の海の近くの港町的な的なです!
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