ただ異能力者がいる世界   作:国語の教科書に載るような話を描きたい

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2話 長秤(ながはかり)(はこ) プロローグ

   長秤(ながはかり)(はこ)  プロローグ

…、

とある少年が目を開いたら、そこは少年の記憶には全くない場所だった。

長いまつ毛、細い腕脚、まるで女性のような彼の話。

 

彼は目を開けた、眠りから覚めるように、最初に目に入ったのは自分の太もも、そして顔を上げて自分のいる場所がどんなかを見た、授業中居眠りをしていて顔を上げた時みたいに視界がぼやけている、壁はコンクリート、そしてドアがある、まるで大袈裟だが拷問室のようだ、すると体が自然と動こうと、立とうとした、しかし服が擦れる音と痛々しい音ではないが、ギチ といい、体の感覚と目で自分の両手足が今座っているものに金具なようなもので止められてあると理解した、

『何なんだ、今の状況は、僕は一体、何か悪いことをしたのだろうか、なぜここにいてこうなっているのかが全くわからない、理由が思い出せない。』

とにかく声を出す間もなく困惑していた。

『本当にどうしてこんな状況、経緯がわからない、まさか記憶喪失だとかなのか、でも、あり得る、でもこうやって考えたりはできる、それに記憶喪失と言っても多分ここにいる理由、経緯だけ抜けているような、いや、それ以前はどうだっただろうか、』

『…』

『…思い出せない、僕は、何があって、』

困惑だけしていても何も始まらないと、とりあえず自分の状況と記憶の整理をした。

『でも整理って言っても何からだろう、名前か、名前は長秤(ながはかり)(はこ)、うん、覚えている、男で、、えと、あとなんだ、年齢、は十五、な気がする、えーあと、家族?、母の名前は、』

 

「わからない、」

ガチャ、

すると正面の壁にあるドアが優しく開いた、ひょこっと顔を出したのは箱と同い年ぐらいの長髪の少女だった。

「、、」

『だめだ本当に知らない人だ!』

「あ、あの、」

「え、あ、」

『情報が欲しい、とりあえず何か少しでも聞きたい、だがこの子はどんな立場の子なのだろうか、だとしても、』

「な、何が何だかみたいになってて、その、あこれ、」

すると少女がバケツに布がかかっているのを持ち込んだ、

「なんか、どのぐらいかわからないけど、長時間そこにいるみたいで、その、」

「あ、あの、僕も何が何だかみたいになってて、今自論だと、記憶喪失?的な何かというか、でも名前はとか全部忘れてるわけじゃなくて、」

「あなたも、で、でもとりあえず安心?はそう簡単にできないと思いますけど、大丈夫です、とにかく何とかなるとおもいます、」

「あ、僕の名は長秤箱です!」

「な、長秤さん?」

「そうです、長さの長いにのぎへんに平いの秤」

『僕の名前知ってたりは、』

「長秤さんって言うんですね!」

『ないか、』

「あ、えと、私は涼風(すずかぜ)(れい)です、涼しい風に冷たい、で、涼風冷です!」

「涼風さんって言うんですね、」

『まあ、知ってるわけないか、』

「あ、そうだ、」

涼風は、持ってきただろうバケツを見て、

「今私の、先生?たちが長秤さんの情報を探してるの、でも名前も何もわからなかったから全然わからないままで、ああそうだ、長秤さん私は正確には知らないんだけど二、三時間?くらいそこに座ってて、それにこの部屋空調機ないから、汗かいてるかなって思って、首の後ろとか、えーと、ふ、拭いてあげようと思って、」

『ん、確かに言われてみれば少し熱いな、』

「ありがとう、そんなわざわざ、」

「そんな、ちょ、ちょっと待ってね、う、入れすぎた、」

 

『大体二、三時間、そして涼風さんの喋り方だとやっぱり僕のことを知らないのはそうだ、だとしても何で、』

「はあ、おもい、」

「なんか本当にごめんなさい、本当に僕も何が何だかで、」

「あはは、多分ま、、先生と隊長達がどうにかしてくれるよ、ぐ、わ、私だって長秤さんがここにいる理由わからないし、」

「そうでしょうか、」

『実際何なのだ、何もわからなすぎて考えることすら無駄に感じる、』

「でも少し私安心したんだ、、う、」

「安心?」

「そう、重、はあ、はあ、」

多分血が滲む努力で、箱は目の前に来て気づいたが相当な量が入っているバケツを近くへ涼風は運んだ。

「入れすぎじゃない、?」

「絶対そう、」

 

水を絞ったタオルか何かで涼風は箱の首を優しく拭こうとした

「当たりますよ〜」

「わかってますよ〜」

 

『とりあえずこの子はめちゃいい人なんだろうとは思うが、んーとりあえず色々聞いてみるか』

 

「涼風さん、あの、」

「え!?あ、くすぐったかった!?」

「それはそうだけど、色々聞いてもいいでしょうか、」

「色々?」

「だから〜その、ここが何県っていうか、まず外国かもしれないけど」

「ふふ、外国じゃないよ、でもごめん、隊長に色々言わないでって言われてて、」

「隊長?」

「そう!隊長!隊長はめちゃくちゃ強いんだよ!」

目をキラキラ星形にしながら話様に箱は好感を持った、

「えーなんか国の組織、とか?」

「すごい!?なんでわかるの?」

「え,あってるの?」

「今言おうとしてたところだったのに〜あ、次どっか痒かった拭いて欲しいところある?」

「んーあ、顔」

「確かに」

「でもどうしよう、」

「えい!ってやっちゃだめ?」

「えなにバケツいくの、それは色々面倒じゃない?」

「違うよ!タオル!」

「ああ、えいって」

「えへへ」

 

『この子、本当にいい人なんだろうな、顔もそこらより上の方というのか?可愛いし、体型も健康そのものって感じですジャージも似合ってるし、長靴はい、、、ん?長靴??』

 

「どうしたのそんなじろじろ見て?」

「え、あ、ごめん、た、多分僕と同じ歳ぐらいだから高校生とかかなって思ってそのジャージになんか書いてあるかなって思い体を上から下まで見てった先に長靴が思考回路にクリティカるヒットしてて、」

「ああ長靴か、これは単に私が好きだから履いてるだけだよ!」

 

『この子いい子だけどなんかちょっと変わってるところないか、、?』

バダン!

急にドアが一気に開いた、それの音で箱くんと涼風はビクッとして扉の方を見た、

 

「だ、はあぁ、あ,,れ,れれれい、」

「ま、先生!どうしたの?」

「ど、あ、はああ、どうしたじゃないわよ、」

誰が来たかと思ったら、涼風の先生?らしき大人の女性がめちゃ息切れして入ってきた。

まさに大人の女性って感じで、ロングコートの着こなしがかっこいい、胸元のシャツとかに箱は内心でも恥ずかしながら色気を感じていた。

「急に居なくなって、どこ言ったのかと思ったら、この子がいる拘束室の監視カメラの画面に居て,はあ、それに気づいた末次さん、はあ、もうびっくりして、」

「え、私隊長に頼まれてここ来たんだよ」

「え?」

「あれ?」

 

「…」

『とりあえずこの多分三十路上下だけどお姉さんが走ってクタクタに焦ってきた意味なかったんだな、可哀想、』

 

「そうだ、俺が行かせた、」

するとその話に出てきた隊長らしき人がドアの方から顔を出した、

身長が180以上はあるだろう、目にどこか強さというか強者の貫禄を感じさせる何かがある雰囲気を漂わせる。

とかを思うより最初に印象となったのは、

『左腕が,無い、」

 

「隊長、はあ、な、なんで」

「涼風に保険をかけてもらってるんだよ、」

「う、

「保険?」

『保険?保険ってなんだ、?涼風さん、なんかもじもじしてるし?』

 

「だからって女子一人で失礼だけど得体もしれない所に行かせるのはないでしょう失礼だけど!」

『ま、まあ一理ある、』

 

「まあとりあえず、おい、小僧、喋れるのか?」

 

『そりゃくるよな、とりあえず慎重に、、』

「は,はい!名前は長秤箱!だと思われます!」

『だと思われます!いらなかった気がする、、』

「箱って名前か、箱なぜお前はここにいる!」

 

『なぜ、』

「知りません!」

「OK!」

「え?」

「え?」

「ん?」

 

箱と女性陣困惑

「とりあえず悪やつじゃなさそうだし〜拘束器具外すぞ〜」

「ちょ待てええ!」

「なんだ渕上」

「いいのそれで!?」

「いいじゃん、めんどくさい」

「はあ、まあいいか」

 

『良いんだ、そして、隊長さんの左腕は気になるけど、まあ,今はやめておこう。』

 

そう言って隊長さんは箱の座っている椅子の拘束器具を外した。

 

「体は動かせるのか?箱」

「ハイ!多分問題ないです!若干疲れを感じます!」

「いいなお前、お前みたいなスッキリしてるやつめちゃめちゃ会話で助かるわ」

「え、そうですか」

『急に高評価された?

 

「ハイ!隊長!」

「どうしたの冷」

「長秤さんはどうするんですか!」

「そうよ、どうするの?施設はまあ一番ってっとり早いけど、」

「し,施設?」

「入隊させる、」

 

 

急も全員黙りk「ええ??」

      「ええ!!」

                「え?」

 

「にゅぬうにゅうだい?!?流石に急すぎない!?」

「勿論試験する」

「そういう問題じゃないの!ああもう、」

「入隊!」

「ちょっと待ってくださいよ!」

「どうした箱隊員」

「早えよ!

まず僕、どんなことしてる『隊』?とかもわかってなくて、その」

「対異能力犯罪者大隊『向日葵(ひぐるま)』って聞いたことねえか?」

「向日葵?」

「日本の大体各県に配置されてる対異能犯罪者大隊、それの我々は都心の方の部だ、世界には異能力条約がある、それによって昔よりは減ったが減ったっだけ、未だの異能者による犯罪が世界各国で跡を経たない、そいつらをとっ捕まえぶっ◯すのが我々向日葵大隊だ。」

「ぶっ◯しはしないよ!隊長!」

 

 

『異能、大隊、?』

「で,でもそれって、体術とかできないといけないんじゃ、」

「あとは戦闘向きの『異能力者』とかも大歓迎だ、どうだ?」

「ん、ー」

『これ俺は行って良いのか?』

「まあ勿論入隊と言っても仮入隊って感じですめんどうみてやろうって感じだ、体術できなくても他に色々仕事あるし、」

「長秤さん!私も仮入隊状態なんだよ!」

「涼風さんも?」

「うん、」

「まあ涼風は私の子供って言うのと異能力持ちってのもあってだけどね」

「ええ!?涼風さん異能力者なの?」

「そうだよ!」

「まあ詳細は公表禁止されてたどんな能力からまだ箱には言えねえがな、てかなんならこの渕上と俺、それに他の隊員も全員異能力者だぞ」

「まじで?」

「まじ」

「ほんとよ」

「まじだよ!」

「まじか、」

 

『これ尚更入って良いのかてかこの人たち優しすぎやしないか??』

「とりあえず入隊試験して良い?」

 

「え本当にいいんですか?」

それから十数秒経って試験の準備が整った、

 

『いやただ涼風さんとふ,渕上さん?が部屋から出ただけじゃねえか!!』

 

「ルールを説明する」

「ゲームかよ」

「まあそんな感じだ」

「軽!?」

「俺がお前に『攻撃』をする、心配するな寸前で寸止めする、それをまあ、どうこうやって俺に一発入れればOK」

「すごいわかりやすい」

「だろ、じゃあ始めるぞ」

「は,はい!」

 

 

『本当にいいのかな、入隊試験なんて、てかめちゃ軽いし、でも片腕で、武器とか使うのかな、』

 

「箱特別だ、俺の『異能力』を教えてやる」

「え大丈夫なんですか?」

「まあいいだろ別に」

そういうと肩にかけてあった上着か何かに手を当てた、

 

『異能、』

「俺の異能は簡単に言っちゃあ『壊れない刀を作る』って能力だ、」

と言ってたその肩に掛けていた上着を前に拭き振った、するとみるみるうちにその上着が光を放って、握りしめていた部分から日本刀へと変身した。

「壊れない刀?!」

『片手で日本刀使うの!?』

「大丈夫怪我させん、さあ  こい」

 

箱は脳を回転させとりあえず動きやすくて色々対応できそうな体制に力を入れた、

『入って良いのかとか言ってたけど、これ合格できるのか、』

 

隊長の刀の構えは構えというにはどうも正しくないように見える、だがなぜかそこに隙を全く感じない、

 

ドッ

と目で追えぬ速度で隊長は箱に近づき刀を同じく目で追えぬ速度で振った、

キンッッッ

しかしその方は止まった、

当然だ、

隊長は寸止めすると言っていた、

だがそれとは違う形で止まっていた、

箱の刀の刃の間に『白い物体』がありそれに刀がピタリと当たって止まっていたのだ、

隊長はそれに一瞬で気づいたが、箱は刀に追いつけていらず理解するのに時間がかかった。

 

『なんだこの白いのは,,浮いてる?』

 

隊長はサッと刀を上着に戻しこう言った

「合格だ」

「え?」

「長秤箱 入隊おめでとう、」

「ちょ、!な、なんですかこ、この、、こ、これ!?」

「あれ,お前の『異能力』じゃねえのか?」

 

「僕の異能、、」

 

 

『そうだ、僕の異能力、僕は異能力だ、』

 

 

 

箱の能力は如何に!?

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