陰の組織にて№2になった物語   作:ビーザワン

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今回は霧の実力者ことアイズくんの日常生活をお見せしようかと思います。作者はこういった短編的なのが一番書きやすいのもあるのでこういったのも今後挟んでいきます。

そして☆10評価の犬夜叉さんに☆9評価のORENGEさんっ本当にありがとうございます!台本形式かつオリ主視点が多いとこがあるので皆さまが楽しめてるか不安なところがありますがこうして評価していただけるとほんと励みになります!

それではアイズくんのちょっと不思議な日常生活をどうぞお楽しみくださいませ!

PS:現在モンストで陰じつコラボしてますが100蓮以上回してシャドウ×1のアルファ×3でした…推しのベータが来なかったんです( ノД`)シクシク…


エピソード3:霧の日常1

 

 

 

-某月某日・ミドガル魔剣士学園(アイズside)-

 

 

「特待生として入学したは良いものの…どの世界でも学校生活というのはどこか不便で窮屈だな」

 

「アイズが元いた世界の学校はどんな感じだったの?」

 

「似たり寄ったりだな。人種差別的思想が少なからずあったという点ではここより治安は良くなかった」

 

「へぇぇ~そうなんだぁ。僕は普通の日本の学校だったからそういうのはなかったなぁ…」

 

「……あえて言わなかったがなんで当たり前のように俺の部屋にいる?ここは特待生しか入れないはずだが?」

 

「そんなの簡単だよ。窓が開いてたからそこから入ってきただけ♪」

 

「君は”不法侵入”という言葉を知ってるか?」

 

 

とある日のミドガル魔剣士学園。俺は午前の必須科目の授業を終え自室へ戻りコーヒーを飲みながら一息ついていた…こいつ(シド)が来た瞬間にドッと疲れたがな

 

シドと違い俺は特待生としてこの学園に入学したため住まいの部屋は学園内に用意されており、シドの様に毎日列車通学する必要がない…まぁ前世も学園に住んでいたようなモノだからそこまで感動はしてないが

 

 

「お前はここで油売っていていいのか?あの王女様の無茶ぶりにまだ付き合っていると噂で聞いたが」

 

「おかしいよねぇほんと…別れたはずなのに何故か必要に突っかかって来るというか。まぁお礼で金貨貰えるから良いんだけどさ」

 

「お前には人としての尊厳はないのか!?金さえ貰えればプライドさえも捨てるのか!?」

 

「だってお金は大切だし必要でしょ。陰の実力者にふさわしいコレクションを集めるためにも取れるところからはこれからもとっていくよ」

 

「この銭ゲバがっ…俺は昼食をとってくるっお前はさっさと自分の教室へ戻れ‼」

 

「はぁ~~い」

 

 

本当にシドと付き合っていると疲れる…ただでさえ学園とシャドウガーデンの両立させた生活を送っていて大変だというのにそこに上乗せしてストレスが積み重なって胃が痛くなる

 

ただどんな時でも人間っ生きてる限り腹が減る生き物だ。日本には”腹が減ったは戦が出来ぬ”という言葉がある…つまり空腹状態では何もままならないということだ

 

 

「さぁて今日は何を食そうか…糖分も欲しているから中級定食にデザートでもつけるか」

 

「あれっアイズじゃないか!君もお昼ご飯食べに来たのかい!?」

 

「っ…大声を出すな”スザク”。仮にもお前だって貴族出身だろ?普段からそうだがもう少し落ち着いた振舞いをしろ」

 

「ごめんごめん。でも元気よく声を発した方が健康には良いっていうし、それに貴族といっても僕は東国(あづまくに)地方の出身かつ留学生だからさ…」

 

「文化の違いにいまだ慣れずと?」

 

「まぁそんな感じかな…家の方も貴族というよりは軍人といった方が正しいし」

 

「例え生まれは違くともお前はこの学園に留学できるだけの力量を持っていることは事実だ。家のことなど気にせず堂々としていればいいっそれでとやかく言う奴は所詮その程度の器の持ち主だと鼻で笑ってやればいい」

 

「…なんというかアイズって穏健そうだけど戦場に出たら一方的に力でねじ伏せにきそうな雰囲気してるよね」

 

「なぁっお前それはどういう意味だ!?」

 

「あぁ~いやっ深い意味はないんだ!だからそんな怖い顔しないでよ!」

 

「それは遠回しに”(アイズ)は怖い男だ”と言っているようなものだぞ‼」

 

 

俺が怒鳴り散らすこいつの名は”スザク・スメラギ”と言いミドガルやオリアナがあるこの大地より東の方にある東国…俺が前いた世界でいうところの日本に近い国の軍人家系に生まれた男だ

 

東国の中でもひときわ魔力適性が高かったため国の代表ともいう形でこの魔剣士学園に留学生として訪れ数少ない学園内での俺の友人になった

 

シドの取り巻き共と一緒にするなかれ!スザクは俺と同じ特待生で剣術のレベルは学園在住の現役騎士団を遥かに凌ぎ頭脳も俺とまではいかずとも上の下くらいは頭が良い

 

何よりスザクの凄さは剣術や魔力ではなく己の身体を使った”体術”にある。剣が駄目なら拳…拳が駄目なら足…足が駄目なら頭突きと言わんばかりに体術のレベルが頭一つ抜けている

 

かくいう俺も幼少時代に父さんから近接格闘術の享受を受けている。魔剣士なのに何故体術を?と質問したことがあるが父さんの答えは”人間…最後に頼れるのは己が拳だ”だそうだ…魔剣士として長年戦ってきたからこそ辿り着いた父さんの矜持なのかもしれないと今なら思える

 

この世界は魔力のエネルギーを身体や武器の強化に用いている。だが逆にいえば魔力の流れを阻害されれば能力値は下がるため素の身体能力だけで秀でている者は一握りだ、そういう意味では体術に優れているスザクは魔力に頼らずとも戦える点で普通の魔剣士より強いといえるだろう

 

 

「ねぇアイズッそういえばこの間知らない女の子から手紙貰ったんだけどこれって俗にいう”果たし状”てやつかな!?」

 

「…な訳があるか」

 

 

だがそれらが全てかすむ程にスザクは”天然”なのだ。何事も一生懸命で困っている人を放っておけないまさに善人中の善人、なのだが物事の捉え方が斜め下というか…とにかくぶっ飛んでいる

 

学園で一緒に行動することが多いだけにスザクのフォローに回ることはよくある。なのでシドとは別のベクトルで俺の頭を悩ましているがそれでも気兼ねなく接することができる親友なのだ

 

 

「一先ず手紙の内容はちゃんと読め。そして相手の想いはきちんと受け止めるんだ、断るにしても読んでから断れること…それが人としての礼儀というものだ」

 

「…君がそう言うってことはこの手紙を僕に渡してきた女の子はとてつもない覚悟を持っているってことだよね!?わかったよアイズッ全身全霊の覚悟をかけて僕はこの想いに応えてみせるよ‼」

 

「あっあぁ…そうしてくれ(単純なのか純粋過ぎるのか…羨ましいくらい真っ直ぐだなスザクは)」

 

 

そんな話をしながら昼食をとった俺はスザクと別れ学園内にあるベンチに座りベータが小説家”ナツメ・カフカ”として書いた小説を読みながらゆっくりとした時間を過ごすことにした

 

ちなみにナツメ・カフカの表向きの評判は突如として現れ多種多様なジャンルの文学作品を発表し男女問わず人気のある売れっ子小説家だ…まぁ発表してる作品のほとんどはシドが前世で知っている有名作品をうろ覚えのままベータに伝えそれをそのまんまこの世界で作品にしただけなのだが

 

原稿を見たときはあまりにも元の内容と違うとこが多々あってこれではまずいと感じ俺が正しい内容をしっかり伝え、その上でベータなりの解釈をした文章もあわせて書くように勧めたのだがな…それもあってクオリティは格段に上がりアルファやイプシロンも修正後の方が面白いと言ってくれたためベータはより一層自信を持てた

 

思い返すとこの交流があってから俺とベータの距離は他の七陰よりも縮まったような気がする。公私の活動の中で誰と一番一緒にいることが多いかと聞かれれば間違いなくベータだと答えられるほどに…

 

 

「(最近じゃシャドウガーデンに置いても重要な役目を担ってくれているし…労いもかねて今度焼き菓子でも作ってあげるか)」

 

「あっあのアイズくん‼」

 

「んっ…君は確か…」

 

「おっ同じ講義を受けているニアっていいます!そっそのぉ~…少しだけ時間もらってもっ」

 

”シュッ”

 

「えっ!?」

 

「死にたくなかったらこの場から消えなさい…今すぐに」

 

「ひぃっ…あっあのぉっ…しっ失礼しました!」

 

”タタタタターーーーッ”

 

「…失礼します。ミスト(・・・)様…近況報告に参りました」

 

「変装と隠密性は評価してるがやり過ぎだニュー(・・・)。今いる場所を考えろ…ここでの俺はアイズ・ランページでありこの学園の生徒の1人にすぎない」

 

「えっ…あぁっ…でっですが!」

 

「わかったか?」

 

「はっはい!しっ失礼しました!」

 

「……ここじゃ目立つな、場所を変えてから報告を聞こう」

 

「はっはい‼」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-ミツゴシ商会・VIPルーム-

 

 

「申し訳ありませんミスト様!ニューが軽率な行動をしたと聞きました…この責任は直属の上司である私にありますっいかなる罰をも受ける所存です‼」

 

「……っ」

 

「重く受け取り過ぎるなガンマ。それとニューもっ君に悪気がなかったことは理解している…ただあの場では俺はアイズでありシャドウガーデンのミストではないということを頭に入れて今後は接してくれ、それさえ約束してくれるならこれ以上の咎めはしない」

 

「ミスト様っ…」

 

「あぁ~なんという慈悲深きミスト様…ニューのことも優しく許し受け止めるその器…シャドウ様とまた違う形で私たちを導くミスト様の存在はこのシャドウガーデンに必要不可欠であります!ニューもよく覚えておきなさいっミスト様のご慈悲に感銘を受けた今日という日のことを‼」

 

「はいっガンマ様!そしてミスト様っ…先ほどは失礼いたしました!以後このようなことがないよう努めてまいります!」

 

「あぁっよろしく頼むよ…それではニューッ改めて報告を聞こうか」

 

「はいっ」

 

 

ニュー…”ナンバーズ”と呼ばれるシャドウガーデンの幹部格に選ばれた1人でそのナンバーズの実力は七陰に次ぐもので名を与えられた他のメンバーも精鋭揃いで構成されている。そのうちの1人であるニューはガンマ直属の部下でもあり普段はミドガル学園に変装して通っておりシドと俺への連絡要員として動いている

 

時々行き過ぎる行動をとることも多いが根は真面目かつ仲間想いな子だ。あぁあと化粧の技術がかなり高く一回興味本位で化粧をしてくれと頼んだ時の完成度は自分は男性だと忘れる程の美貌に仕上がっていた…ちなみにこの時の姿はアルファやベータにバッチリ見られてしまい”女装に興味ある?(あります?)”と言われたほどだ…俺にとって黒歴史に認定したくなる出来事だよ

 

 

「…以上は今回の報告になります」

 

「ありがとうニュー…いつも負担をかけてすまないな。特にあのバカ(シャドウ)の相手をするのは大変だろう?」

 

「そっそんな!シャドウ様はいつも私の一手も二手も先を考えているお方ですっ寧ろ私の方が力不足を感じることばかりで…」

 

「いやっ君はよくやっているよ。シャドウが何かバカなことをしたのならすぐに俺に報告してくれ、頭蓋骨が陥没するくらいの”愛の拳骨”を喰わらわしてやるから♪」

 

「ミスト様…ご配慮いただきありがとうございます」

 

「ふっ…あっそういえばゼータは戻ってきているか?あいつには俺から特務を任しているのだが」

 

「いえ…まだゼータは戻ってきておりません。先日定期報告で手紙は届きましたが」

 

「内容は?」

 

「”特務は長引きまだ戻れそうにない。だがミスト様が望む物を見つけるためにもう少し粘ってみるよ…ミスト様にはそんな感じで伝えておいてくれ”とのことです」

 

「ほぉ…あのゼータが粘るということは俺が望む物にあと一歩で手が届くということか」

 

「ミスト様…貴方が望む物とはいったいなんなのですか?」

 

「ふっふっふ…それはまだいう訳には」

 

”ドォォンッ”

 

「ミスト様!遅ればせながらベータただいま参りました!」

 

 

得意気に笑みを浮かべていると私服を着たベータがVIPルームに現れた。その手にはいつものメモ帳と分厚い原稿用紙が握られているためおそらく次の作品の構想が決まったといったところか…ということはまたシドの奴が何か吹き込んだな

 

 

「ベータッミスト様はいま任務の報告を聞いていたのよ?」

 

「構わないよガンマ。一区切りついたところだ…ではベータッ今回の作品を拝見させてもらおうか」

 

「はい!ナツメ・カフカとしての最高傑作だと自信をもってお渡しいたします!」

 

「随分と自信満々だな。では見させてもらおう……」

 

「…………っ」

 

「…………んっ………んんっ…………」

 

「どっどうでしょうかミスト様?」

 

「ベータ……ちなみにこの作品のタイトルは?」

 

「えぇっとシャドウ様の原文をそのまま乗せるのなら”コ○○○アス・反逆の○○○○○”というタイトルです!」

 

「没‼却下‼これは世に出せん‼いや出させてたまるか‼」

 

「えぇぇ~っ‼何故ですかミスト様っ逆境を受けながらも大きな国家に立ち向かう少年の物語…感動無くしては見られないお話ですよ‼」

 

「とっとにかく駄目なモノは駄目だ!この原稿は俺が預からせてもらうぞ‼」

 

「そっそんなぁ!何がいけないのですか!?私の文章力に問題があるのですか!?ハッキリと仰ってくださいミスト様‼」

 

「あぁ~こら人前で抱きつくなベータ!お前の豊かに育ったモノ(・・)が当たっているんだ////理性が保つうちに離れなさい‼」

 

「嫌です!答えを聞くまでベータは離れません‼」

 

「おい抱きしめる力を強めるな////ほんとにこれ以上はまずいんだってっ‼」

 

「あらあらぁ~相変わらずミスト様とベータは仲がよろしいのですね♪」

 

「ガッガンマ様…助けなくてほんとによろしいのですか?」

 

「いいのよニュー。あれがあの2人のいつも通りなのですから♪」

 

「はっはぁ……」

 

「お願いだから離れてベータァァァ////」

 

「いぃ~やぁ~ですぅ~~っ‼」

 

 

結局このあと1時間近くベータが離れず途中で来てくれたアルファに事情を説明して引き剝がしてもらった。ベータは酷く落ち込んでいたが内容がセンシティブかつ時事問題に多く振れ過ぎているため賛否を引き起こすと説明したところようやく納得してくれた

 

ただ時間をかけて書いた作品が没になったのだからショックは大きいだろ。なのでこの日はベータが寝るまで傍にいてあげることにし、幼い頃に悪夢を見ないようにと俺が覚えている絵本の話を彼女が寝付くまで聞かせてあげた…その時のベータの寝顔は天使以外のなにものでもなかった

 

ベータとの距離が近くなったことは俺としては嬉しいと思う反面彼女が俺にどういう感情を抱いているかが気になるところだ…だがどんな答えだであっても俺はそれを受け止める、それに応えられるかどうかは今はまだわからないが彼女の幸せを望むのなら……

 

 

「ねっねぇアイズ…なんでそんな怖い顔しながら僕を睨むの?ぼく君に何かしたっけ?」

 

「思い当たることが多すぎてどれが本命かわからないが…取りあえず一遍死んどけ!」

 

”バゴォォッ”

 

「へぶしっ‼」

 

 

 

≪to be continued≫

 

 

 




ということでアイズくんの日常?でした。陰じつを見てるとどうしても某反逆系のアニメが思い浮かんでしまって…第二期のアニメに関してはその当事者がガッツリ声当ててましたし、改めてあの作品の凄さを身に沁みました。

して前書きでも書いたモンストと陰じつコラボですが本当に久しぶりにガチャ回しまくりました、こんなタイミングでコラボくるかと思うくらいだったので…ただベータが出ないのは残念ですはい( ノД`)シクシク…

さてアンケートの方は圧倒的にアルファ様が1位!次にゼータと以外にもゼータが来てますね…さぁこの先の話で2人はアイズくんとどうかかわるかこう御期待です!

陰じつの世界に合う仮面ライダーはどれ?

  • 仮面ライダーキバ
  • 仮面ライダーダークキバ
  • 仮面ライダーサガ
  • 仮面ライダーウィザード
  • 仮面ライダーセイバー
  • 仮面ライダーカリバー
  • 仮面ライダーアマゾンオメガ/ニューオメガ
  • 仮面ライダーアマゾンアルファ
  • 仮面ライダーアマゾンネオ
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