そして☆10評価のクレイトスさん・☆9評価の炎龍王アキラさん・☆1評価のRonielさんっ評価してくださってありがとうございます!☆1はまだまだ自分が未熟なところがあることなので今後も頑張っていきたいと思います!
そしてついにお気に件数が11月24日時点で113件を突破しました‼ここまで伸びたのは本当に久しぶりなのでとても嬉しいですっ皆さまありがとうございます!
それではとある少女に問うアイズくんのお話をどうぞお楽しみくださいませ。
PS:モンストの陰じつコラボ…駄目押しのガチャでベータ出ました‼これでガチャ限コンプしましたよぉ‼
-幻の都・アレクサンドリア-
「シャドウガーデンの構成員の数もかなり増えてきたな…訓練等はラムダに一任してるとはいえ七陰やナンバーズだけじゃ手が足りないのも事実だ。ここは大規模な全体訓練と称して俺とシャドウが直々に指導する機会を設けるか」
『えぇ~~そういうのはもう僕お腹一杯かな。知識や技術は最低限教えるけどそれ以上のことは各々が努力して手に入れるものだと思うし』
「……あいつはこんな感じの事を言って断りそうだな。ならシャドウは外して俺1人で指導するか」
”タタタタタターーーーーッ…ガチャッ”
「しっしっ失礼しますミスト様‼」
「うぅぅ~…まだ眠いぃ…」
「ほらイータ‼ミスト様の部屋に着いたわよっ報告しなきゃいけないことがあるんだからしっかりして‼」
「揺らすなぁ…いま立つから…少し待って」
「とっ突然だなベータにイータ。2人揃って来てどうかしたのか?」
「あぁすみませんミスト様!大至急お伝えしたいことがあって参りました‼」
「…聞こう」
「以前に王都で倒したフェンリル派のディアボロス教団に所属していた”ゼノン・グリフィ”を覚えておりますでしょうか!?」
「忘れた日など1日もない……んっその名が出てきたということはもしかして!?」
「はいっ彼が幽閉し人体実験に利用されていた悪魔憑きの子が意識を取り戻しました‼」
「っ…イータその子の今の状態は!?」
「カルテを用意してます…身体状態は過度の栄養不足と筋力の低下…けど意識はハッキリしていて会話は可能です」
「よしっならばすぐにその子の元に向かう!」
「ミスト様自らですか!?」
「あの子に伝えなくてはならないことがある。それを話すのは組織の上に立つ者の務め…他の誰かでは駄目なんだ」
「……わかりました。ですがいざという時に備え私も同行いたします!」
「私もいきます…彼女の身体をチェックするのも…私の仕事なので」
「わかった…万が一の時は頼んだぞ」
「「はい!/了解…」」
シャドウガーデンの本拠地である”アレクサンドリア”にて大量の資料を確認していた組織の№2であり”霧の実力者”の異名を持つミストことアイズは仕事部屋に現れたベータとイータの報告を聞き2人を連れとある部屋へと向かった
しばらく歩き進めると医療塔と思われる区画にたどり着き、そこに備えてある1つの部屋に扉を開けて中に入った…そしてその部屋にはやせ細った体をした1人の少女がベッドで横になっていた
その少女は突如として現れたミストに気づき弱った体に鞭をうって体を起こそうとする。その様子を見たミストは視線をベータに移し、小さく頷いたベータは少女に駆け寄り手を貸した
「よいしょっ…体の方は大丈夫?」
「はっはい…大丈夫です」
「そう…ミスト様っ問題ないかと」
「ありがとうベータ。さてと…目が覚めたようだねお嬢さん、一時は危険な状態だったから安心したよ」
「あっ貴方は…誰ですか?」
「自己紹介が遅れたね。俺の名前はミストだ…お嬢さんの名は?」
「わっ私は”ミリア”。オルバ子爵の娘でミドガル魔剣士学園に在籍する魔剣士見習いです」
「オルバ…オルバってまさか!?」
「(やはりか。あの男が持っていたロケットペンダントの中にあった写真に写る少女に似ていたとは思っていたが…彼の娘への愛が俺とこの子を出会わせたのかな)」
「ミッミストさんっ…ここは何処なのですか?私は確か悪魔憑きの症状が出て…父が何とかしようとしてくれている間に意識を失って…」
「ミリア…君に全てを話そう。君の父上…オルバ子爵の最後を」
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-2年前・カゲノー領廃坑-
「アルファたちはまもなく廃坑内の地下施設に突入する…俺たちは別ルートから侵入し万一に備える」
「ねぇアイズ…盗賊団相手に戦力過多なんじゃない?」
「シドッ…前にも言ったが”ディアボロス教団”はこの世に存在している!奴らは魔人・ディアボロスの復活を目論み世に広がる悪魔憑きの症状は教団の実験で生み出された”ディアボロス細胞”を埋め込まれた人物が細胞に適応できずに拒絶反応を起こし暴走した状態の事を
「またまたぁ~…あの場で思いついた僕のお芝居設定をアルファたちがアカデミー俳優顔負けの演技で付き合ってくれてるだけでしょ?ディアボロス教団なんて本当に存在するわけ…」
「…………」
「えっ…マジでいるの?」
「いる」
「その教団が姉さんを拉致ったの?」
「その通りだ」
「てことは姉さんの体の中にディアボロス細胞が存在してるってこと?ただの体の不調による魔力の乱れとかじゃなくて?」
「全て実在し現実にいま起きている!最初からそう説明してるだろうが‼」
「痛っ‼力強っ‼いまの春日部に住んでる某主婦並みのパワーだよ‼」
「お前が早く理解しないのがいけないのだろうが‼」
「っ……すぐに受け入れろと言われる方が無理あるよ。にしても口から出まかせで言ったつもりが本当に実在しあったことだったとはぁ……まぁでも悪い奴らには変わらないから僕らがやることは変わらないってことだよね?」
「これまで相手にしてきた雑魚とは話が違う。奴らは人道に反した行動を行ってきた外道共だ…無論自らの肉体を
「借り物の力ほど価値のない物はないよ。そんなものはまがい物にすぎないし振りかざすにはあまりにもお粗末ってものさ」
「改めて説明するぞ。この作戦の目的はお前の姉であるクレア・カゲノーの救出、同時にディアボロス教団員たちの抹殺だっ先鋒はアルファたちが務め俺とシドは後発として迎え撃つ‼」
「OK~♪んじゃっ…陰に潜みっ陰を狩るとしよう」
「慢心して油断だけはするなよ…お前のフォローはただでさえ疲れるんだから」
「きっ貴様らは何者だ!?」
「我々は
「なぁっ!?」
「我々は全て知っている。魔人ディアボロスとその呪い…英雄の子孫に悪魔憑きの真実もね」
「きっ貴様!一体どこでディアボロス教団の存在を知った!?それらは全て教団幹部しか知らぬ極秘事項だ‼外部に漏れるはずなどなっ‼」
”ザシュッ”
「ッ!?(きっ斬られた!?剣筋が全く見えなかっただと!?)」
「無謀ね…けどまだ殺さないわ。貴方には聞きたいことが沢山あるもの」
「(肌で分かる…この娘は私より実力が上だ‼後ろにいる連中も彼女と同じ実力だとすれば分が悪すぎるっ…ならば!)」
”ゴクッ”
「うぐぅっ…」
「?」
「アァァァァァァーーーーーッ‼」
「これはっ…」
「フゥンッ」
”ドォォォォーーーンッ”
「っ……逃げたわね」
「今のは魔力の暴走?異常ともいえる急激な魔力量の上昇でした」
「悪魔憑きで人体実験をするような組織よ。無理やりにでも魔力量を上げる手段を持っていたとしても不思議じゃないわ」
「すぐに追いましょうアルファ様!あれだけの傷を負っていればそう遠くには行けないはずです!」
「その必要はないわベータ…この先には
「えっ…それって……あの方々はこの展開をも読んでいたということですかっ流石ですね!」
-同時刻・廃坑地下施設(下位層)-
「上の方は派手にやってるっぽいね」
「予定通りならアルファたちはクレア・カゲノーの救出へ向かうはずだ…となればここの大将がもうじき俺たちの前に現れる」
「えっアイズそこまでわかるの?」
「軍師とは常に戦場の次の一手を予測し動くものだ。敵大将がアルファたちの実力を前に逃亡を図るのは最初から予測できた…だからシド」
”ドォォォォンッ”
「はぁっ…はぁっ…なぁっ先回りされただと!?」
「最後の仕上げを頼むぞ…」
「……任せてもらおう」
「くぅっ…そこをどけぇぇぇーーーーっ!」
「ふっ…」
”スゥ…”
「なぁっ!?」
「(へぇ~確かに盗賊とは違うみたいだね。ドーピングしてるとは言え今の魔力量はアルファ以上だ…でも残念ながら扱い方がなっていない、ただ強化すれば良いと思っているフィジカル寄りの酷い剣筋…ただの魔力の無駄遣い…仕方ないからもっと効率的な戦い方を見習わせてやるか)」
敵大将の剣筋を指先で受け止めたシャドウはそのまま”ドォンッ”と軽く突き飛ばした後…スライムで形作った剣を鞘に収め不敵な笑みを浮かべる
「けっ剣を収めただと!?貴様わたしをなめているのかぁぁぁぁーーーっ!?」
「ただ魔力を垂れ流す戦い方など美しくない。必要な魔力量を剣先に集中させ…敵の間合いの常に読み動きを最小限に…そして振りかざす一瞬にっ」
”ザァンッ”
「がはぁぁっ!」
「力を解放させる…これが我の戦い方だ」
そこからは一方的だった。シャドウの剣技が敵大将の体を斬り裂き、抗おうと動いてもすぐ対処され
そんなシャドウの戦いをミストはただ見つめるだけ…それは自分が加勢せずともシャドウが勝てる戦いだと悟ったが故の傍観ともいえる
「ぐぅぅっ…(かつて…これ程の力の差を感じたことはあったか?あるとすれば幼少の頃…師と対峙した時に感じた圧倒的な実力の差…絶望的なまでの純粋な技量の差…武神祭で敗北したあの王女の時もそれを感じた…だが目の前の少年からはその時以上の気迫と技量の差を感じているっ)」
「ほぉぉ…まだ立つか」
「こっ答えろ!お前たちシャドウガーデンは一体何者だ!?」
「愚問だな…陰に潜み陰を狩る…我等はただその為にある」
「お前たちは…本気で
「ならば潜ろう…どこまでもな」
「容易くほざくな小僧‼」
そう言い放った敵大将は先ほどアルファたちの前で飲んだ赤い錠剤が入った小瓶を取り出し中に入っている錠剤全てを口に含み飲み込んだ
「(この錠剤を飲めば人の限界を超えその身に莫大な魔力を宿すことができる!)」
”ゴォォォォォォ……”
「見せてやろう!”覚醒”の力を‼」
溢れ出る魔力に錠剤の活性化で体の筋肉が歪に膨れ上がった敵大将は再度剣を構えシャドウに向かって剣を放った…だがっ
”ザシュッ…”
「……えっ!?」
「遊びは終わりだ…地に伏すがいい」
「(あぁぁ…圧倒的なのは技量の差だけではなかったのか)」
”バタンッ”最後の一振り…それさえもシャドウの前では無力であった。胴体を斬られ右腕をも斬り落とされた敵大将は遂に地面に倒れた
「……うしっ陰に潜む圧倒的な強者感を出すことに成功した!」
「お疲れ様…教団壊滅への一歩としてはまずまずの成果だ」
「まぁこれくらい造作もないよ♪さぁてっあとは姉さんを救出すればミッションコンプリートってね」
「さっきまでの強者感はどうした……っ!?」
「まだっ…だっ…まだっ終わらせんぞぉぉぉぉーーーーっ‼」
「へぇ?」
「例えどれほど差があろうともっ…どれだけ血反吐を吐こうともっ…私は生きねばならんのだ‼死ね小僧ぉぉぉぉーーーーっ‼」
”ギィィンッ”
「っ!?」
「往生際が悪い男だ…いい加減眠れ‼」
”ザァンッザァンッ”
「がはぁぁっ‼」
火事場の馬鹿力とも言うべき気力で敵大将は立ち上がり三度シャドウへ向け剣を放ったが寸前でミストが二刀のスライムソードでそれを受け止め、上下から振るわれる二連撃を放ち敵大将は今度こそ沈黙し地面に再度倒れた
「おぉぉぉ~~ビックリしたぁ。あそこから立ち上がるなんてタフネスだねこの人…」
「油断するなとあれほど言っただろうが…」
「まぁいいじゃないか。こうしてアイズが僕を守ってくれたんだからさ♪」
「次は守らんからな。自分の身くらい自分でっ」
「ミリア…すま…ない…私は……ここまで……だ……」
「……シャドウ…お前はアルファたちと先に合流してくれ」
「ミストはどうすんの?」
「この男から教団の情報を聞き出す」
「そう……んじゃお言葉に甘えこの場は任すよ”相棒”よ♪」
「相棒っていうな‼」
手をひらひら振りながらスキップしてその場を去っていくシャドウ。その後ろ姿を見送った後、ミストは地面に倒れる敵大将の男の体を抱き起し壁に寄りかからせた
「息があるうちに聞いておきたい。お前の名はなんだ?」
「……オルバ…かつては…子爵の位を持っていた……」
「俺の名はミストだ。オルバ子爵…それだけの地位を持ちながらなぜディアボロス教団に組みする?」
「娘をっ……悪魔憑きとなった…娘をっ……救いたかったのだっ」
「なるほど。つまり貴方は教団が娘の悪魔憑きの症状を治せると伝えられ、それを信じ教団に入団したわけか」
「我が妻のっ…忘れ方見なのだっ……娘までも失うなどっ……耐えられなかったっ」
「だから悪魔に魂を売ったと……すまなかった」
「何故…お前が…謝る?」
「俺たちと貴方の出会いがもっと早ければ貴方の娘を救えていた。先ほど貴方の前に現れた少女たち…彼女たちも元は悪魔憑きだったんだ」
「なぁっ…それは…本当…なのか!?」
「俺たちシャドウガーデンは悪魔憑きを症状を治し元の姿に戻す方法を持っている。だからオルバ子爵っ最後に教えてほしい、貴方の娘…ミリアさんはまだ生きているのか!?」
「……生きていると…信じたいっ…最後に連絡を取った…教団の男は…王都に…拠点を……構えていると……聞いたっ……ごふっ」
「王都か…それだけ聞ければ十分だ。オルバ子爵…貴方は確かに取り返しのつかない所業を行った、だが娘を愛するその親心は紛うことなき真実の想いっならばその想いは俺が受け継ぐ!そして必ずミリアさんを救ってみせよう…霧の実力者っシャドウガーデン№2であるこのミストが約束しよう‼」
ミストはそう言いオルバの肩に手を置いた。その瞬間…オルバの目からは大粒の涙が流れ落ち、先ほどまで荒んでいた心が浄化されていくのを感じていた
「(なんと…優しい瞳を持つ少年だ。闇に身を染めた私にさえ慈愛の言葉をかける器の大きさ……ふっ完敗だな、あのシャドウという少年といい目の前にいるミスト殿といい…この世界もまだまだ捨てたモノではないのかもしれん)」
「ミスト…殿っ…どうか…どうか我が娘をっ……救ってっ…くださいっ」
「その願い…確かに受け取った」
「(あぁぁ…最後にこんな…安らかな気持ちに……なれるとは……ミリア…お前を残し逝ってしまう無力な父を……どうか…許して……ほし………い……)」
「後は任せてください。貴方の願いは必ず俺が叶えてみせる…そしてあなたたち親子の人生を壊したディアボロス教団にはこの手で裁きを与えます」
静かに息を引き取ったオルバ…そのオルバの体をミストは持ち上げ肩で抱えながら日の光がある外へと向かって歩き出した
その後…クレアは無事に保護され最低限の治療をした後にアルファたちはその場を離脱、シャドウは先にカゲノー家に戻りシドとしてクレアの帰りを待つこととした
ミストはオルバの遺体を日当たりの良い場所の地面へと埋め、形の良い大きめの石を置きそこにオルバの名と”やすらかにここに眠る”の一文を刻み…最後に両手を合わせ祈りを捧げた
「…………」
「ミスト様は本当にお優しい方ですね。敵…ましてやリーダーだった男の墓を作り祈りまで捧げるなんて」
「イプシロン…来ていたのか?」
「今回の作戦の事後報告に参りました。ここは末端の支部だったらしく施設内からは教団へ繋がる有力な情報はありませんでした、シャドウ様の姉君は目を覚ましたあと自力でカゲノー邸に帰宅し療養後に王都へ向かうようです」
「報告ありがとうイプシロン。心配せずとも情報ならオルバ子爵から受け取ったよ…彼の願いも含めてね」
「っ!?」
「イプシロンッディアボロス教団と戦うためには今以上に戦力が必要となる、そのためにも俺たちは世界を知る必要がある…すぐにアルファたちを招集し作戦会議を行うぞ‼」
「はいっミスト様‼」
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-現在・アレクサンドリア-
「これが君の父親…オルバ子爵の最後だ」
「ぅっ……つぅっ…お父っ……様っ……」
「このペンダントはオルバ子爵が残した遺品…君が持っているべき大切な家族との想い出だ」
ミストはあの戦いの場でオルバが持っていたロケットペンダントをミリアに手渡し、受け取ったミリアはペンダントを両手で握りしめながら涙を流した
「お父様っ……ごめんなさいっ……何もっ…何もできなかったっ……お父様が苦しんでいたのにっ……私は何もっ」
「ミリアさん…」
「……………」
「ミリア…君の親の仇の1人はいま目の前にいる俺だ。君には俺を殺さなくてはならない理由がある」
そう言いミストは鞘に収まった小型ナイフをミリアの傍に置き…身につけていたスライムスーツも解きなんの効力をもっていない私服姿になった
「弱っている君でもそのナイフで俺の心臓を刺せば殺すことができる。抵抗はしない…部下にも手は出させない…父の仇をとりたくばそのナイフを使い…俺を殺せ」
「ミスト様‼」
「それはさすがにっ…」
「ベータッ、イータッ、手を出すな!決めるのはミリアだっどんな結果になろうともお前たちはそれを受け入れるんだ‼」
「「…っ」」
「っ……私は…私はっ」
「……………」
「っ…っ……できないっ…そんなことっ……できないよぉっ……」
”カタンッ”ミリアはナイフを持つも刀身を出すこともせずそのままナイフを床に落とした。そのナイフをミストは拾い上げるともう必要がなくなったのか上着のポケットへとしまった
「ミリア…君は親の仇である俺を許すというのか?」
「わからないっ…わからないけどっ……お父様はミストさんのことを信じた‼なのに娘の私がミストさんを殺してしまえばそれはお父様の想いを無駄にしたことになってしまうっそんなの絶対に嫌だ‼」
「………」
「ここで貴方を殺してしまえば貴方を慕う者たちが悲しむっ…そしてその悲しみはまた新たな怨恨を生む!こんな負の連鎖…続けてはいけないんです‼」
「ミリア…」
「私がっ…私が本当の意味で倒さなきゃいけないのはミストさんじゃない!私の人生を狂わせお父様を苦しめたディアボロス教団です!だから私はっ…ディアボロス教団と戦う道を選びます‼」
「「っ!?」」
「その道はとても過酷だ…生半可な力では奴らに対抗は出来ない。無論いまのままでは父の無念を晴らすどころか無駄に命を散らすのが目に見えている」
「そっそれは……」
「だが君の瞳からは覚悟を決めた煌めきを感じた。その覚悟に偽りがないのであれば…我らシャドウガーデンと共に戦う気はないか?」
「ちっ力を…貸していただけるのですか?」
「無論だ。人手はいくらでもほしい…見習いとはいえ魔剣士となれば鍛え方次第ですぐに戦力になるだろう。だがそれ相応の苦難は待っていると思っておくといい…これらを踏まえた上でミリア、君の答えを聞こうか」
「……答えはもう決まっています」
”スゥ…”
「私は…ミスト様と…シャドウガーデンと共に歩みます。救われたこの命…貴方のために使わせてください!」
「契約成立だ…」
”ギュッ”
「君を歓迎しよう…”ファイ”」
「ファイ?」
「シャドウガーデンでの君の新たな名だ…気にってくれたかな?」
「…はいっとても素敵な名です!」
「そうか。ではファイッシャドウガーデン加入してからの最初の命令だ…とにかく休め」
「ふぇ?」
「何をするにしてもまずは弱り切った体を回復させることからだ。そこから基礎的な訓練と剣術等の指南を受けてもらう…わかったか?」
「はっはいミスト様‼」
「よろしい。ではファイ…今日はゆっくりと休んでくれ、時間がある時にまた会いに来るよ」
「わかりました!お言葉に甘えさせていただきます!」
こうしてミリア改めファイと握手を交わし彼女の新たな人生が始まった。病室を退室したミスト・ベータ・イータの3人は執務室へ戻るべく再び城内を歩き始めた
「イータ…今後も彼女の健康状態の確認をよろしく頼む」
「ミスト様の命令なら…その代わりにになんですが…ミスト様を抱き枕にして寝ていいですか?」
「イッイータ急に何を言い出すの!?そんなの駄目に決まってるでしょ‼」
「あぁいやっ…その程度で良いのなら構わないけど」
「…ブイ♪」
「あぁ、もうっ、ミスト様はもう少し羞恥心を持ってください‼ファイの件に関してもそうです!色んな想いはあるでしょうが、心を許し過ぎるのもどうかと思います!」
「へぇっ…そう…なのか?」
「ベータが…嫉妬している」
「うぇ!?しっ嫉妬なんてっ…私はただミスト様の身を案じて言っただけであって/////」
「ベータ…そこまで俺のことを考えてくれていたのか。やはり君は優しいな」
”なでなで”
「ひぅっ…ミッミスト様////」
「ありがとうベータ…今後も頼りにしているよ」
「ひゃっ、ひゃい‼このベータ、どこまでミスト様と共に参ります!」
「私を…忘れないでくれぇ~……」
-1ヶ月後…-
「ファイの様子はどうだ?」
「心身共に順調に回復しています。現在はラムダの指導のもと訓練に身を投じています、ミスト様のおっしゃった通り魔剣士であったこともあって早速頭角を表しているようですよ」
「そうか…この調子ならファイを最初のメンバーに加えても良いかもしれないな」
「最初のメンバー?」
「シャドウにはまだ言っていないが近々オレの直轄部隊を編成しようと思っている。七陰やナンバーズは状況によっては動きにくい時があるしな…まぁゼータはよく俺のお願いを聞いてくれているけど」
「ジィィ……」
「と、それは置いておいて。その部隊の編成にあたってまとめ役…いわば俺の右腕が必要だ、だからその役目をベータッ君に任せたいと思っている」
「へぇっ…わっ私がミスト様の直轄部隊の№2ということですか!?」
「そういうこと…どうだ?引き受けてはくれないか?」
「もっ勿論です‼ミスト様のご期待に応えられるようっこのベータ全身全霊を出して精進いたします!」
「ありがとう…では改めてよろしく頼むよベータ」
「はい////」
≪to be continued≫
ということでミリアちゃん生存しました。名前のファイはギリシャ文字を調べ仮面ライダーでもなじみのある”ファイズ”の文字から選び名づけてみました。
して着実にアイズくんのシャドウガーデンでの影響力が強くなっていくこの頃…近々魔剣や牙の鎧的なモノを身に纏わせてみたいですね…あとベータとの仲の進展もですね。
してアンケートのご協力ありがとうございます!時点のヒロイン候補はやはりアルファ様が強いですね…仮面ライダーの方はこれもやはりというかダークキバが人気ありますね…今後の話に活かそうと思うのでお時間があれば今後もアンケートにご協力くださいませ、それではまた次回の話でお会いしましょう。
陰じつの世界に合う仮面ライダーはどれ?
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仮面ライダーキバ
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仮面ライダーダークキバ
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仮面ライダーサガ
-
仮面ライダーウィザード
-
仮面ライダーセイバー
-
仮面ライダーカリバー
-
仮面ライダーアマゾンオメガ/ニューオメガ
-
仮面ライダーアマゾンアルファ
-
仮面ライダーアマゾンネオ