陰の組織にて№2になった物語   作:ビーザワン

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かげじつあふたー2話目。前回のエピソード5がかなりボリューム大に書いたのでエピソード6入る前に小話を挟もうと思います。

そして☆10評価の名もない「」さん・セブンXさん・バルディッシュさん・センチネルリアさん、☆9評価のハピエン好きさん・セレブロさん・狼ルプスさん・忍刀さん、☆8評価のグルーチョさん、☆7評価のMa-sanさん、☆6評価のダンボールパンダさん、☆1評価のJane_Doe1111さん・カッソさん、改めて皆さまたくさんの評価を本当にありがとうございます!

皆様のご期待に応えるためにも今後継続して投稿続けていこうと思ったところでかげじつあふたー第2話…どうぞお楽しみくださいませ。


Operation.2-七陰は既成事実を作りたい-

 

 

 

-王都・ミツゴシ商会本店シャドウガーデン支部-

 

 

「ん~~…ん~~…」

 

「ミスト…考え込んでいるようだけどどうかしたの?」

 

「アルファ…いま(・・)の俺の肩書きってなんだろう?」

 

「えっ…ミストはシャドウガーデンの№2でシャドウの右腕」

 

「右腕じゃない!あいつの(シャドウ)の右腕になんて絶対なりたくない!」

 

「そっそう…」

 

「それにシャドウガーデンでの地位は裏の姿のものであって表の姿…アイズ・ランページとしての俺は学生を辞めたただ(・・)無職者(ニート)だ」

 

「ミスト様…学園を退学されたことを気にしているのですか?」

 

「それは違うよベータ。シャドウガーデンでの活動がある以上、遅かれ早かれ学園を去ることは決めていた…ただランページ家の長男として家名に泥を塗ったことへの罪悪感だけは拭い去ることができなくてね」

 

「退学になってご両親から何か連絡はあったのですか?」

 

「今のところは何もないよガンマ。ただそれも時間の問題…寛大な心を持つ父さんと母さんであっても音信が無ければ不安になるしその期間が長引けば不安は不信へと変わる、その先の結末は良くて家業の手伝い…悪ければ勘当されることもありえる」

 

「領主の名家である以上は例え血の繋がった息子であったとしても汚点は取り除かなければならない…育ちが良いというのも考えようによっては息苦しいものだよね」

 

「デルタ難しい話はわからないのです!」

 

「ようは群れの(偉い人)が足手まといな奴を群れの中から追い出すってとこだよデルタ」

 

「おぉっ、それならデルタでもわかるのです!」

 

「つまりミスト様はアイズ・ランページとして家の恥にならない職に就きご家族を安心させたいということですか?」

 

「その通りだイプシロン。とはいえ学園を退学された元学生を雇ってくれる場所なんてこのご時世どこもないだろうな…」

 

「ミスト様っそれなら私の推薦でミツゴシ商会に入社したというのはどうでしょうか!?」

 

「「「「「「っ!?」」」」」

 

「ミツゴシの社員か…確かにミツゴシの名は遠くの地にまで広がっている。国内外を問わずに支店を広げ流通革命を引き起こし多額の資産を生み出したミツゴシで働いているということにすれば家族も安心できるな」

 

「そうですとも!ではさっそく社員登録に必要は書類の準備をっ」

 

「ガンマ!勝手に話を進めるのは良くないわ!」

 

 

ミツゴシ商会本店シャドウガーデン支部の幹部専用の一室にてソファーに座りながらアイズ・ランページとしての今後の肩書を悩んでいたミスト。その話を聞いた七陰の第3席であるガンマが表向きのミストの顔としてミツゴシの社員にならないかと提案する

 

ミストも利点を挙げたうえでその提案に好感触を示したためガンマは社員登録に必要な書類の準備をしようとしたところでベータが待ったをかける

 

 

「表向きの顔であったとしてもシャドウガーデンの№2のミスト様をガンマの下につかせることをミスト様の右腕である私が了承すると思う?」

 

「ならベータにはもっと良い案があると言うの?」

 

「当然!私の表の顔は小説家のナツメ・カフカ!ナツメの名は今や知らぬ人はいないとまで言われる程の知名度を誇っている。けどその活躍は私の傍で献身的に支えてくれる1人の男性のおかげでもあった……ミスト様っこの機会にナツメ・カフカのマネジャーになっていただけないでしょうか!?」

 

「ちょっとベータずるいわよ!表舞台で輝かしい活躍をしているのは貴女だけじゃないの…天才ピアニストとしての私の表の顔”シロン”だって上流階級の世界じゃ名の知れた存在、私の側近として働いている方がミスト様のご家族だって安心できるというものよ!」

 

「イータ…助手が欲しい…」

 

「デルタは裏ボスと一緒に狩りがしたいのです!」

 

「ミスト様…いっそのこと家のことは気にせず裏家業に振り切って私の相棒として一緒に任務に行こうよ!」

 

「「「「「「あぁ(むぅ)!?」」」」」」

 

「あなた達…少し落ち着きなさい」

 

「けどアルファ様!」

 

「最後に決めるのはミストよ。ミスト…これまでの皆の提案を聞いた上での貴方の答えは?」

 

「……みんな俺のために真剣になって考えてくれてありがとう。6人の提案を聴いた上で俺はその中から1つ選ぶよ、俺が選択した提案は…」

 

「「「「「「…っ」」」」」」

 

「変わらずガンマのミツゴシ商会の社員として働くという肩書だ!」

 

「「「「「えっ!?」」」」」

 

「ミスト様////」

 

 

アルファを除く5人が各々の提案を述べたがそれでもミストの考えは変わらず、ガンマのミツゴシ商会の社員になるという案を採用した

 

 

「なっ何故なのですかミスト様!?」

 

「まずベータとイプシロン…2人は確かにそれぞれの分野で活躍し成功を収めた存在だ。ただそんな2人と貴族出身とはいえ一学生だった俺との接点を作るのが難しい、作れたとしてもかなり無理があるし勘の良い家族の前では逆に怪しまれる可能性があると思い2人の案は却下した」

 

「「そっそんなぁ~…」」

 

「そしてイータ…君にはもう優秀な助手(シェリー)ができただろ?それにミツゴシの商品開発を担っているとはいえイータ自身は初見の人から見ればどこか”不気味”なオーラを纏っている…ハッキリ言って両親を安心させるどころか余計に心配させてしまう」

 

「無念…」

 

「デルタに関しては肩書以前にただの願望なので論外っ」

 

「生きる上では狩りは必要な事なのですぅぅぅ‼」

 

「あとゼータ…俺にとって家族は大切な存在だ。例え話であったとしても軽々しく切り捨てていいような存在じゃない、君は1人行動が多いが故にそういう考えに至ったのかもしれないけど今後はそういった発言には気をつけるように」

 

「うぅっ…ごめんミスト様」

 

「俺の方こそ無理難題を押し付けたみたいになってごめん。皆の想いはしっかりと受け止めた、その上で最善な案としてガンマのを採用させてもらった…ということでよろしく頼むよガンマ」

 

「はい!こちらこそよろしくお願いいたしますミスト様‼では早速必要な書類を取りに行ってまいります‼」

 

 

結果が出たところでガンマは部屋を勢いよく飛び出していき、ミストは改めてアルファを除く5人に謝罪し頭を下げた

 

さすがに上司に頭を下げさせてはならんとベータたちはもう気にしていないと言いながらミストの頭を強引に上げ、その様子を見ていたアルファはにこやかに微笑むのであった

 

 

「たっ、たっ、大変よ!社員名簿の中にミスト様(アイズ・ランページ)の名が出来ているわ‼」

 

「えっ、それ本当に!?ミスト様がミツゴシの社員になったってこと!?」

 

「わっ、私たち何かやらかしたかな!?怒られるようなことしたかな!?」

 

「……ニュー・カイ・オメガ…俺ってもしかして下の子たちから嫌われてる?」

 

「「「絶対にありえません‼」」」

 

 

 

≪to be continued≫

 

 

 

 




遂に2023年も12月に入り寒さが身に染みる今日この頃ですが今回のお話はどうでしたでしょうか?次回更新予定のエピソード6のためにもアイズ/ミストの表の肩書は作っておいた方が良いと思い今回のお話を完成させました。

それと皆さまアンケートのご協力ありがとうございます!R-18のお話は圧倒的にベータが首位を独占していますがR-18用の話はもう少し話が進みアイズ/ミストとベータの仲が結ばれれば投稿するつもりなのでもう少しお待ちください。

仮面ライダーの方はダークキバが一位をキープしていますね…となればあの魔剣も登場させねばならないでしょう…今後も色々とバタついて更新が遅れるかもしれませんが本編の方も合わせてどうぞ応援をよろしくお願いします。

R-18の話を書く予定ですが七陰の中で一番見たいのは?

  • アルファ
  • ベータ
  • ガンマ
  • デルタ
  • イプシロン
  • ゼータ
  • イータ
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