輝け!永遠なる光よ!   作:マルシア

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見切り発車の第一話です
どこまで続くかはわかりませんが、どうぞ!


ジュニア級
第1R 永光の始まり


ーウマ娘ー

 

それは別世界からの"ウマソウル"を受け継いだ

"尻尾と耳"、そして"超人的な走力"を持った女性

 

ウマ娘達はその脚力を使い、人々を魅せる競技、

"レース"で走り、

容姿端麗さを使い、人々を魅せるダンス、

"ウインニングライブ"を踊る。

 

しかし、ウマ娘一人では"レース"で1着を獲り、

"ウイニングライブ"のセンターを踊ることはできない…

 

ー日本ウマ娘トレーニングセンター学園ー

 

日本ウマ娘トレーニングセンター学園、略して

トレセン学園。

ここでは、ウマ娘育成教官である"トレーナー"

と共に"レース"で一着を獲れるように走力を鍛える。

 

そんなトレセン学園で、模擬レースが行われていた

 

 

 

--------------------------

 

 

 

[エターナルライトside]

(あとは直線を走り切れば、私の勝ち!)

 

黒鹿毛で長髪の前髪に大きな白い流星があるウマ娘、

エターナルライトは模擬レースで2番手のウマ娘と

4バ身の差をつけて第四コーナーを回っていた。

 

エターナルライトは直線のターフと土を蹴上げて、さらに

加速する。しかし…

 

ダッ!ダッ!ダッ!

 

(何ッ⁉︎後ろから何か来る⁉︎)

 

エターナルライトが後ろを振り返ると、黒色と赤色の

オーラを出しているウマ娘がすぐ後ろまで近づいていた。

そして…

 

(ダメッ!抜かれる!)

 

エターナルライトの横を一人の黒鹿毛で長髪に独特の

流星のウマ娘が抜き去っていき、抜き去っても尚

さらに加速していき…

 

黒鹿毛のウマ娘がゴール板役のウマ娘を過ぎ去っていった。

エターナルライトはそこから数バ身離されたところで

ゴールを通過した。

 

「ハァ…ハァ…ハァ……クソッ!」

 

(今日こそ勝てると思ったのに…彼女から十数バ身も…

引き離して、直線に入ったのに……差し切られた!)

 

エターナルライトはゴールを過ぎて、少しずつ足を

緩めていく。そして、少し歩いて、ゆっくりと

ターフに腰を降ろして、ゆっくりと息をした。

 

「フー…フーー…、よし。」

 

エターナルライトは息を整えるとゆっくりと立ち

上がり、ゴールのところまで駆け足で向かった。

 

ゴール付近では、一着の黒髪のウマ娘の周りにトレー

ナーが群がっていた。

 

"ドゥラメンテ君、君なら三人目の無敗で三冠ウマ

娘になれる!"

"シニア三冠も獲れる原石だよ!"

"ぜひ!チームアンタレスに!"

 

「いえ、私はチームリギルの東条トレーナーとの

約束がありますので」

 

黒鹿毛のウマ娘、ドゥラメンテは学園の校舎に向かって、

歩いて行ってしまったので、トレーナーは目をつけ

ていたウマ娘の元にチーム勧誘をしに行った。

 

(どーせ、私は逃げが上手くハマっただけのウマ娘

ですよ〜だ)

 

エターナルライトは自信を卑下しながら、今日は少し

走り込みをしてから帰ろうかなと考える。

「よし」と気合いを入れて、練習場を一周する勢いで

走った。

 

----------⏰⏰⏰----------

 

先程まで、お気楽に思っていたが、よくよく考えると、

 

「はぁ〜〜〜、今日もトレーナーと契約出来なかった

な〜」

 

エターナルライトは「どうして私は契約できないん

だろ。この見栄えの悪い体格のせいかな」と身長

145センチの身体と細いトモとせいだと思い込ん

で、更にテンションを落としてしまった。

 

少し歩いていると、道のそばに大きな立て看板が

あった。

 

「チームスピカ…入部しない奴はダートに埋めるぞ…

って、物騒なチームだな。絶対にチームスピカだけは

やめておこう。それに先輩からも『スピカだけは

やめておけ』って言われてるし。」

 

エターナルライトは立て看板から目線を外すと、自身

の寮である栗東寮に向かって、歩いていると…

 

ボスッ

 

エターナルライトは何かにぶつかったので、上を見上げる

と、芦毛の長髪長身に頭に変や被り物をしていて、エター

ナルライトには持ちわせたい大きな果実を持っている

ウマ娘と栗毛でツインテールのこちらも大きな果実のウマ

娘と鹿毛のショートカットに独特の白い流星があるエター

ナルライトと同じ果実のウマ娘の三人がサングラスと

マスクをつけてエターナルライトの前に立ちはだ

かっていた。

 

「あっ、あの〜ぶつかったことは謝りますので、命だけは

どうか…「スカーレット、ウオッカ!やっておしまい〜」

えっ!」

 

エターナルライトが後退りをしようとしていると子分で

あろう二人のウマ娘の一人がエターナルを沙汰袋の中に

入れてしまった。

 

そして、エターナルライト入りの沙汰袋を三人で担いで

どこに連れて行こうとしていた。

 

(あっ、私の人生はここで終わるんだ…

お母さん、同室の先輩…私がいなくなっても悲しまないで

ください…)

 

エターナルライトは目をつぶって、自分の人生の終了を

覚悟した。

 

----------⏰⏰⏰----------

 

「お〜い、着いたぞ〜」

「えっ!」

 

エターナルライトは先程まで暗かって狭かった空間から

明るく広い空間に出て、極度の混乱状態になってしまった。

 

「あっ、あの〜ここはどこでしょうか?」

「どこってチームスピカのトレーナー室だぞ」

「えーーー‼︎」

 

エターナルライトは自分は先輩が言っていた魔境で並みの

ウマ娘では、息すらできないチームスピカのトレーナー室

にいるのだと知り、急いで逃げようと立とうとすると…

 

サワサワ

ビクッ!

 

エターナルライトは自分の脚を触っている存在がいるのだ

と知り、逃げるよりも先にその存在を蹴ってしまった。

 

「キャー」

「うわー!」

 

ドカッ!…………ペタ

 

エターナルライトは自分が蹴った存在を確認すると、

顔に靴の跡がついている人間の男性がいた。

 

エターナルライトは自分がしてしまったことを頭の中を

フル回転させて理解して、すぐに男性に駆け寄った。

 

「あの!大丈夫ですか!」

 

エターナルライトが男性の肩を揺さぶると、男性は目を

開いて…

 

「お前のトモは…ダイヤの…原石だ…」

 

ガクッ

 

男性はそう一言発すると、また目を閉じてグテっと体から力

が抜けてしまった。エターナルライトはもう一度肩を揺らし

ていると、エターナルライトの肩を芦毛のウマ娘がポンっ

と叩いた。

 

「トレーナーはお前の強烈な断罪の一撃であの世へおさ

らばさ」

「エッ!」

「ゴルシ、キタサンの同級生に絡まないの」

「うわー、くっきりトレーナーの顔に跡がついてる」

 

芦毛のウマ娘は栗毛のウマ娘にエターナルライトを揶揄った

事を怒られていて、鹿毛のウマ娘は伸びているトレーナー

の顔を見て、エターナルライトのトモは末恐ろしいものが

あると思った。

 

ガチャ

 

「エッ、なんでトレーナーさんが気絶してるの!」

 

エターナルライトは音のする方向を見ると、伸びている

トレーナーを見て驚く黒鹿毛のボブカットに両端を少し

括った大きな果実を持ったウマ娘と、後ろで呆れた目で

トレーナーを見ている鹿毛にポニーテイルのささやかな

果実のウマ娘の二人がいた。

 

「どうせ、トレーナーがまた見知らぬウマ娘のトモを触っ

て、蹴られたんでしょ」

 

鹿毛のウマ娘は手を上げて、やれやれと首を横に振った。

すると、トレーナーをゆっくりと目を開けた。

 

「俺はさっきウマ娘に顔面を思いっきり蹴られて……

そうだ!エターナルライトは!」

「トレーナー、そいつならここにいるぜ。んッ!」

 

芦毛のウマ娘が顔を振った方向にトレーナーは顔を向けると、

地面に頭を思いっきり擦り付けたエターナルライトがいた。

 

「トレーナーさん、先程は顔を思いっきり蹴ってしまい

申し訳ございません!」

「いや、オメェは悪くねぇだろ!

悪いのはウマ娘のトモを本人の許可なしに触ったトレーナーだろ」

「いえ、脚を触れたと言っても、ウマ娘が人を思いっきり蹴った

ら、死んでしまうかも……」

「いや、トレーナーはいつも蹴られてもピンピンしてるから

大丈夫だろ」

 

エターナルライトが芦毛のウマ娘と話をしていると、黒鹿毛の

ウマ娘がエターナルライトの肩を思いっきり掴んだ。

エターナルライトはいきなりのことだったので、尻尾を

ビクッと立てた。

 

「あの時、ダイヤちゃんとハグれた私をダイヤちゃんのところまで

連れて行ってくれた、ライトちゃんだよね?」

「は、はい…そうですが…」

 

ガバッ

 

黒鹿毛のウマ娘はエターナルライトをガバッと抱きついてしまった。

 

「あの…キタサンちゃんですか?」

「そうだよ!覚えていてくれたの?」

「はい、とても意匠的な方だったので……」

 

(流石に、ハグれて泣きそうだったから覚えていたって

言ったら、傷つつくだろうしな〜)

 

少ししたら黒鹿毛のウマ娘はエターナルライトから離れて、

正座をしてピシッと伸ばして……

 

「改めまして、チームスピカのキタサンブラックです!」

「私はエターナルライトです」

「オメェら、顔見知りならさっさと言えよな、キタサン!

そして、エターナルライト!」

「はい!」

「アタシはこのチームの大御所、ゴールドシップ様だ!」

 

芦毛のウマ娘、ゴールドシップはエターナルライトに向かって

言った発言について、栗毛のウマ娘が反論する。

 

「あんた、いつ大御所になるくらい走ったのよ!」

「スカーレット、そりゃ〜宝塚とか……ねぇな」

「そんなに走ってないじゃない!」

「スカーレット、それ言ったら、オレたちもそんなに

走ってないぜ…」

 

栗毛のウマ娘の発言に鹿毛のウマ娘が反論する

栗毛のウマ娘は咳払いをして誤魔化して、エターナルライトの

方に向いた。

 

「私はダイワスカーレットよ」

「で、オレがウオッカだ!」

 

二人が自己紹介をしていると、更に二人のウマ娘が

トレーナー室に入ってきた。

 

「エッ、誰ですか?」

「今、驚いているのがスペシャルウィーク先輩で、

隣の栗毛のヒトがサイレンススズカ先輩」

「でもって、今放置されてムクれているのがトウカイテイオーだ」

「何さ、ボクを無視して、後から来た二人を先に紹介して!」

 

放置されていた栗毛のウマ娘、トウカイテイオーがフンっだ!と

ムクれていた。

 

(先輩、チームスピカはとても個性が強そうなヒトたちみたいです…

生きて帰れるかわかりません…)

 

 

 

 




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