輝け!永遠なる光よ!   作:マルシア

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前回のあらすじ

模擬レースにて、同期のドゥラメンテに完膚なきまでに
やられたエターナルライト
落ち込んでいる中、ゴールドシップ達に連れ去られる!
そして、チームスピカの勧誘を受ける

第2R 振付師はパーフォーマンスの道を迷う、をどうぞ!


第2R 振付師はパフォーマンスの道を迷う

 

----------⏰⏰⏰----------

 

「トレーナーさんが私を模擬レースで見つけて、

スカウトしようとしたら、練習を始めてしまって、

話しかけようにも話しかけれなかったから、ゴールド

シップ先輩に私を連れてくるようにいったと…」

「アタシはトレーナーに黒鹿毛のウマ娘を連れてくる

ように言われたから連れてきたまでよ」

 

ゴールドシップはいつも通りの仕事をやってた様な満面の

笑みでエターナルライトの質問を答えた。

 

「トレーナーさん、私のどこを見て、強いと思ったの…

さっきの模擬レースもドゥラメンテさんに直線で

追い抜かれて、3着の娘とそこまでも着差とない2着…

それに最後の差し足もそこまで速くない…

そんな私のどこが強いと思ったの?」

エターナルライトはスカウトしてくれたのことを嬉しく思い

つつも、なんで自分が…それにジュニア級に私以上の脚を

持ったエターナル一族のウマ娘はいるのに…っと頭の中は

混乱だらけだった。

 

「俺がなんでお前を選んだのは、ジュニア級とは思えない

スタミナと大逃げをできる根性、そして最後まで粘り込め

る負けん気だ」

 

トレーナーは先程、加えていたアメを落としてしまったので、

新しいアメを出して、口に咥え直した。

 

「たしかに、体格は小柄だから、外見で選ぶトレーナーは

ドゥラメンテやこのキタサンを選ぶかもしれない…

だが、外見だけが走れるかを計る判断材料じゃない

現に、二人目の無敗の三冠ウマ娘は入学当初はそこまで

人気をしてなかったが、今は歴代最高クラスのウマ娘だ。

俺はお前の可能性を見た…

どうだ、これが俺がお前をスカウトした理由だ」

 

(私は小柄だから、大柄の彼女には勝てないって思って

過ごしてきた……でも!このトレーナーとなら、彼女を

見返せるかも知らない!)

 

エターナルライトは顔を上げ、トレーナーの方を見て、

満面の笑みで…

 

「私はトレーナーに見てもらって、重賞をたくさん

勝ちたい!

だから、スカウトをお受けします!」

 

そうスピカ入りを宣言すると、エターナルライトはすぐに

ウマ娘達に揉みくちゃされていた。

 

「ライトちゃん、チームメンバーとして、これからも

よろしくね」

「ありがとう、キタサンちゃん」

 

二人は向き合うと、お互いに笑みで返した。

 

ガチャ

 

「なんですの、これは⁉︎」

 

ウマ娘一同がこれのする方向を見ると、紫がかった芦毛の

長髪にトウカイテイオーと同じくらいの果実を持った

ウマ娘がドアの前で驚愕して、固まっていた。

 

「あっ、マックイーンも来てたんだ」

「テイオー、これはどういう状況ですの!」

「これは新しいメンバーのエターナルを皆んなで抱き

ついているだけだよ!」

「意味がわかりません!

それより早くどけてくださいまし!」

 

芦毛のウマ娘の一言でウマ娘達はエターナルライトの周り

から離れたのを見て、芦毛のウマ娘はエターナルライトの方を

向いて咳払いをした。

 

「わたくしはメジロ家のメジロマックイーンですわ

名前のエターナルはあのエターナル家ですよね?」

「そうです…」

「やはりあの時の方はあなたでしたのね!」

 

芦毛のウマ娘、メジロマックイーンは両手を合わせて、嬉し

そうな満面の笑みでエターナルライトに微笑みかけた。

 

「あの…私はあなたの事はテレビでしか…見た事はないの…ですが」

「無理もありませんわね…あなたが5歳ぐらいの時のこと

ですものね…メジロ家の元旦の集まりの時ですわ」

 

(えっ、私ってメジロ家の集まりに参加した事あったけ…

彼女と間違っているんじゃないのかな…)

 

「まっ、とにかく…これからよろしくお願いしますわ」

「こちらこそよろしくお願いします」

 

二人がお互いにお辞儀をすると、トレーナーが咳払いをして、

二人の話の間に入ってきた。

 

「二人ともちょっといいか」

「はい、大丈夫です」「大丈夫ですわ」

「わかった

で、エターナルライトはどの路線で行きたい

クラシックか、ティアラか、短距離・マイルか…

「クラシックでお願いします」おっ、おう

じゃあ、明日からクラシックに向けた

トレーニングをする…それでいいか?」

「はい!」

 

(クラシックで、ドゥラメンテさんにも、そして彼女にも……)

 

エターナルライトは再度、顔を俯かせてライバル達に

勝ちたい思いを頼らせて、一日が終わった……

 

----------⏰⏰⏰----------

 

エターナルライトの寮の部屋で、今日あった出来事を鹿毛

の長髪に細い流星がある同室の先輩ウマ娘に話していた。

 

「えっ!スピカに入ったの⁉︎」

「はっ、はい…やっぱりダメでしたか?」

「いや、ダメとは言わないけど…

そうか…ライトちゃんはスピカにか……よし!」

 

鹿毛の先輩ウマ娘はベットから立ち上がって歩き出して、

自分の机前に立ち、身体を少し落として机の中から一つ

ブローチを取り出して、エターナルライトの前まで

歩くと、エターナルライトの手のひらに置いた。

 

「これはお母様が私が初めてGⅠに出た朝日杯フューチュ

リティステークスに出れるかもって伝えると、

このブローチをくれたの」

「そっ、そんなに大事なもの私がもらっても……」

 

エターナルライトがブローチを鹿毛の先輩に返そうと、

ブローチを持った手を鹿毛の先輩の前に出すと、鹿毛の

先輩はその手を押し返して、ニコッと笑った。

 

「私、前のOPクラスの白百合ステークスで腰を痛めた

でしょ…

その時、トレーナーが『自分じゃ君の才能は

引き出せない!』って言って、トレーナー契約を

解除しちゃって、私…今はフリーなの…」

「でも、マイルに転向して富士ステークスに出て、

マイルCSに出るって……言ってたのに………」

「まぁ、それもオジャンになっちゃったし……私に

新しいトレーナーが付くのかな……だから、その

ブローチは未来あるウマ娘のライトちゃんに持って

て欲しいの!」

「先輩……ウッ……」

 

エターナルライトは先輩がトレーナーがいない状態に

なってトレセン学園を去ってしまうと思い、ついには

泣き出してしまった

 

「もう泣かないの!ライトちゃんは強豪チームのスピカ

に入ったんでしょ!それに、逃げだったらスズカ先輩も

いるし……あー!もー!とにかく明日に備えて、

早く寝るの!いい!」

 

先輩はエターナルライトのベットから離れて、部屋の電気

を消す為に照明スイッチのところまで歩き始めた。

 

(トレーナーがいないウマ娘は自主退学して、

地方の学園にいくのが普通……でも、そうなったら先輩

とはもう会えない!それは嫌!

でも先輩はそこまで目立った成績は出していない……

トレーナーがいたらいいんだよね!)

 

エターナルライトはある事に気づいて、鹿毛の先輩に声をかけた。

 

「先輩、良かったらチームスピカに来ませんか!」

「エッ!私がチームスピカに?」

「そうです!トレーナーさえいればいいんだから!」

 

先輩は電気を消すのを途中でやめて、エターナルライトの方に

歩いてきた。そして、肩をギュッと掴んだ。

 

「私はメイクデビューでレコードを出して勝った以外は

ぱっとしない実績で強豪のスピカに馴染めるとは

思わないけどな〜」

「そんな事ないです!それにトレーナーさんはトモ

を触れば、名ウマ娘になれるかわかるので、一度だけ

トレーナーさんに会ってくれませんか?」

 

鹿毛の先輩は少し引き気味ながらも、自分に才能がない

とわかれば、エターナルライトも諦めると思い、

「わかった!わかった!」っと言った。

それを聞いたエターナルライトはウキウキしながら、

ベットの掛け布団の中に潜り込んでいた。

 

(本当に可愛い後輩だよね、ライトちゃんは……

こんな実績のない私の心配をしてくれるなんて…お母様

との約束を諦めるところだったわ!

よし!諦めるな、モーリス!絶対にGⅠウマ娘になってやる!)

 

鹿毛の先輩、モーリスは再度電気を消す為に立ち上がった………

 

----------⏰⏰⏰----------

 

放課後

 

二人のウマ娘、エターナルライトとモーリスは

トレーナー室のあるプレハブ小屋に向かっていた。

 

「スピカのトレーナーさんってどんな人なの?」

「トレーナーさんは、すぐにウマ娘のトモを触って、

そのウマ娘に蹴られて、生きてる……

タフなトレーナーさんです!」

「それ大丈夫なの!そのウマ娘のトモを触るって……」

「でも、トレーナーさんはトモの出来を確認するだけだって…」

 

(この娘には、絶対男の人を近寄らせちゃダメね!)

 

モーリスはエターナルライトの発言に出会った当時に

感じた天然な性格を再度改されられて、可愛い後輩には絶対に

「男はオオカミ!」と教えようと思った。

 

話しているうちに、スピカのトレーナー室に着いていた。

モーリスは先程のエターナルライトのトレーナーの性格を聞いて

いたので、覚悟を決める

 

(本当にヤバい奴ならたづなさんにでも突き出せばいい……)

 

サワサワ

 

「ッ‼︎」

「これは肥えウマ娘になれる……」

「キャー‼︎」

 

ドガッ! ペタッ

 

「だ、誰ですか、あなたは!」

「先輩、その人がスピカのトレーナーさんですよ!」

「エッ!」

 

モーリスはトモをすぐに触るとは聞いてはいたが、

ここまで早いとは思っていなかったので、エターナルライト

が危険だと思い、エターナルライトの手を引っ張って、

その場を立ち去ろうとすると……

 

「おっ!ライトじゃねぇか!」

 

後ろから芦毛のウマ娘、ゴールドシップがエターナル

ライトを見つけて、駆け足で駆け寄ろうとすると、

足元に転がっているトレーナーを見つけて、呆れたような

目をして、その後何かいいことを思いついた悪い顔をした。

 

「ライト、マジックペンは持ってるか?」

「持っていますが…」

「ちょっと貸してくれるか…」

 

エターナルライトは自分の制鞄の中に手を入れて、鞄の中

から筆箱を出して、マジックペンを取り出す。それをゴールド

シップに渡すと、ゴールドシップはトレーナーの顔に何か

書いて、トレーナーを何処かに連れて行ってしまった。

二人が唖然としていると、

キタサンブラックとトウカイテイオーが校舎から歩いてきた。

 

「あれ?ライトはもう来てたの?」

「はい!

少し先輩のことをトレーナーさんに話そうと思ってました

けど、ゴールドシップさんがトレーナーさんをどこに

連れてちゃって…」

「まっ、ゴルシと一緒にいるなら、そのうち帰って

くるでしょ!

それにライトの先輩についても聞かないといけないしね!」

 

四人のウマ娘はトレーナー室に入って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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