戦姫絶唱シンフォギア 333回、転生した男   作:黒色晩餐

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のんびり更新の2作目!
色々と暗くなりがちな装者達を助けたり、バトルに乱入したり、暗躍したり、恋愛もしちゃったりします!


本編開始前
序章〜333回目の転生先では自由にやらせてもらおうか!〜


 

今回の転生先でのクエストはとある人物が不慮の事故により車に轢かれ、死んでしまう事を回避させる事だった。

 だが、死の運命を回避させる為には誰かが代わりに死ななければ世界がバランスを取ろうとして別の人が死ぬことになる。

 だから俺がその人の代わりに車に轢かれ、死ぬ事でバランスを取るしかなかった。

 そして、気が付けばいつもの様に死んだ俺は見慣れた神の間に立っていた。

 

 

 

「■■■■さん、今回もお疲れ様でした!

クエスト達成で貢献度が一定値に達しましたので、今回の転生先ですがー………貴方に選んでもらいまーす!」

 

「……じゃあ、前にも行ったことのある戦姫絶唱シンフォギアの世界で」

 

ドラムロールと共に周りが暗くなればバンッと現れた神様。今回はマジシャンの様な姿で登場し、シルクハットから手紙を取り出せばそれを俺に渡してきた。

封を開き中身を取り出せば『祝!貢献度一定値達成!!記念に大量ボーナスポイントをプレゼント!』なんて書かれた紙が入っていた。

 しかも転生先を選べるだなんて言われると迷わずあの世界に決めた。

 

「悩みもせずに即決!?まあ良いでしょう、良いでしょう!今回は特に達成して欲しいクエストは無いので転生人生を好き勝手に謳歌してください!あ、ただし私でも目を瞑れないような犯罪は駄目ですよ?

本来は死んでしまう人を助けるのもヨシ!自由に恋愛するのヨシ!世界を破滅から救うのもヨシ!で、す、が!今回はなるべ〜〜〜く!長生きしてください!神様からのお願いですよ!

あっ!今回は私からのお祝いとして、本来は死んでしまう人を助けてもバランスを取らなくても良いようにしておきますっ!どちらにせよあの世界、人が死にすぎて死後の世界は大渋滞しまくり、閻魔様も大号泣なんでー、むしろ救って救って救いまくっていただけると助かりますねっ!」

 

相変わらず馬鹿みたいにテンション高いし、リアクションもわざとらしいし、言いたいこと言いまくる神様だ……どうせまた、連日徹夜でエナドリがぶ飲みしまくって仕事したりゲームしたせいでハイテンションになってんだな、こりゃあよ……

 ただの人間だったら早死コース真っ只中だがああ見えても一応神だし、多分問題ないんだろ。

 

「昔から死亡エンドの結末は嫌いなんでね。あと、過去の俺が置き去りにしてきてしまったあの子が前を向いて進められるように救いたいし。

おっ、それはありがたい。アンタからの免罪符ありなら好きにさせてもらうぜ」

 

「あー……あの子ですかー…確かにあの死に方はトラウマものでしたねー。いくら魔女刈りが横行する時代だからって彼女を助ける為にやり過ぎだったし、死んで戻ってきた貴方を私が説教した記憶がありますもん。

今回は助けた人が住む世界は色々な世界の物語が小説、漫画、アニメ、映画として見れる世界でしたからね〜。

で、やっぱりあのシーンを見ちゃいました?見ちゃいました?それで、過去に貴方が命を張って助けたあの子を救いたいと?」

 

「そうだな。まさかアニメを見たらあんな結末になるなんて……悲しいじゃないか。あの時にあの子の命を生かしはしたが、心を生かせられなかったのは今までの転生人生の中で一番、後悔してるよ。

そうそう……だから、一緒に他の死亡エンドで終わるキャラのフラグもぶち壊してやろうかなってな?」

 

「まぁ、貴方の性格はわかっていますからこれ以上は言いませんけど……

今回の転生時に持っていく能力はどうします?

貢献度もポイントもかなり貯まってますし、不老不死とか神様チート系以外ならほぼ無条件で取得可能ですよ。」

 

「今まであまり使ってなくて貯まってるポイント使って、複数の仮面ライダーの力が使えるようにしてくれるか?」

 

「はいはーい!

それじゃあいつも通りにスキル、加護、変身アイテムを手に入れる為にポイント使う時は私か天使達の誰かを呼んでくださーい!」

 

「了解。

一先ず、最初に選ぶライダーベルトは……『オーズドライバー』、『ビルドドライバー』、『トランスチームガン』、『エボルドライバー』、『エデンドライバー』、『キメラドライバー』を使える様にと…複数の変身アイテムがあるライダーベルトのアイテムはフルコンプ状態でくれ。

ただ、『プライムローグフルボトル』と『グリスパーフェクトキングダム』は無しで頼む」

 

目の前に現れたウィンドウを操作し使用するライダーベルトをピックアップ。

 何時、どんな時に使用するかはわからないが変身アイテムの中で除外指定したアイテム以外はフルコンプ状態で申請した。

 

「わっかりましたー!でも、これだけで充分なんですか?まだまだポイントが余ってますけど。

で、転生先はどうします?風鳴家?立花家?小日向家?雪音家?どこでもいいですよー!」

 

「なら…立花響のお隣さんかつ小さい頃から付き合いのある幼馴染で年上の兄さんポジション的な感じに転生させてくれ。

で、年齢は立花響より5年先に産まれた事にして欲しい」

 

「その心は?」

 

「セレナと奏って子も助ける予定だし……あの世界の主役である彼女の近くに居たとしても俺がライダーだとバレない、バラさない限りは小さい頃から付き合いがあって実質、お兄ちゃんポジなら不自然な感じにならないだろうしな?」

 

「了解しましたー!

ではでは、記憶は人格が形成された辺りから徐々に戻るようにして、小学3年生になる頃には完全に戻るように設定しておきますね!」

 

「それじゃあ、そんな感じでお願いする。

転生に関しては何時も通りよろしく頼む」

 

「はーい!それではよい転生ライフをご享受してくださーい!」

 

転生する為の細かい設定だったりを話し合いつつも転生先での細かい設定を決め終わると、転生の準備が終わったのか足下が黒く染まり大きな穴が開けばその中へと落下していくと俺の意識は深く深く、沈んでいった。

 

 

____________

 

そして時は進み俺が小学6年生になった春

 

「翔兄!こっちこっち!」

 

「はいはい…走っても良いが、この間みたいにすっ転んで泣くんじゃないぞ」

 

「もう!いじわる言わないでぇぇっ!?!?」

 

時は入学式。桜の花びらが舞う季節、入学式と書かれた看板の前で記念撮影をするためいきなり走りだし、とある人物を大声で呼ぶ少女はこの入学式の主役の一人である『立花響』だった。

そして母親似の銀髪に中性的な顔付きで既に165cmと高身長な翔兄と呼ばれる少年『伊吹翔真(いぶきしょうま)』は少女を追いかけるように走りながら、走って転ばないよう注意を促していたが案の定、少女は足をもつれさせ転びそうになるも間一髪、猛ダッシュした翔真がギリギリ間に合い転ぶ前に響を抱き寄せる。

 

「たっく……気を付けろって言っただろ?響、お目出度い日なのに転んで怪我して入学式に参加は流石に笑えないぞ?

んで、怪我とかしてないな?」

 

「う、うん。ありがとう翔兄…

大丈夫!どこも怪我とかはしてないよ!」

 

転びそうになった響を抱き寄せ、ちゃんと立たせてから洋服についたかもしれない汚れを手で払いつつ怪我の確認をしていると、自ら怪我をしていないと教えるように元気一杯に答える響。

 

「お〜い、響〜。先走って行ったら駄目じゃないか。また転んじゃうだろ?

あぁ翔真君、何時も響がすまないね」

 

「お父さん!翔兄が転ぶ前に助けてくれたから問題ないもん!

あと、翔兄と記念撮影したいからお父さん撮って!」

 

「いえいえ、響は元気なのが取り柄みたいなものですし問題ないですよ。

俺は後で良いから、な?記念すべき最初の1枚目は洸さん達と撮りな。俺の親父が……ほら、来たから先に撮ってもらいな」

 

少し遅れて走って来た響の父親こと『立花洸』は少し息を切らせながらも娘の事を心配しつつ、転ばないように受け止めてくれた翔真へとお礼を言う。

 父親が来れば翔真から離れ、父親へと走って近づき笑顔で抱き付きいの一番に翔真との記念撮影を強請る響。

 そんな響に後で良いと言ってから記念撮影の1番目を洸達に譲りつつ、自身の父親である『伊吹凰呀(いぶきおうが)』は少し服装を厳ついのに変えると、ヤの付く人に見えそうなスーツ姿で近寄れば翔真の頭をガシガシと撫でる。

 

「よぉ!洸さんに響ちゃん!ウチの生意気な息子が迷惑かけたりしてないかい?」

 

「親父!毎回、頭を乱暴に撫でるなって言ってんだろ!今日は響の晴れ舞台だから身嗜みには気を付けろって母さんが、わざわざ俺の髪をセットしたんだぞ!」

 

「げっ!?マジか……スマン、スマン。コレで大丈夫だよな?」

 

「あら、アナタ?何が大丈夫なのかしら?」

 

頭をガシガシと乱暴に撫でられセットした髪が崩れると翔真は父親に母親がセットしたと、そう言えば冷や汗を流しながら手櫛でパッと見は元に戻すも後ろから声がすればゆっくりと振り向く。

 そこには響の母親と祖母と一緒に来ていた翔真の母親、『エカテリーナ・レヴォーヴナ・伊吹』がニコニコと笑顔で立っていた。

 

「カチューシャ、気のせいだ聞き間違「母さんがセットしてくれた髪を親父が台無しにした」おいっ、翔真!」

 

「あらあら、凰呀さんったら相変わらずお茶目ね……今日は響ちゃんの晴れ舞台ですし、お話しは家に帰ってからしましょう?

翔真、直してあげるから来なさい」

 

「うぃーっす」

 

取り繕うとするが翔真がバラせば帰宅次第、父親のお説教が確定すれば何時もの見慣れた光景なのか、立花一家は少し苦笑いを浮かべる程度。

 エカテリーナが翔真に手招きをすれば翔真はションボリしている父親から離れると、まだ乱れている髪を持ってきていた櫛で梳いて乱れる前の状態へと戻す。

 その間に凰呀が立花一家の記念撮影をし、響は早く早くと翔真を急かしていた。

 

「それじゃあ行ってきなさい、お兄ちゃん?」

 

「はいはい……可愛い妹分が呼んでるしね」

 

髪を再セットすれば背中を押された翔真は小走りで響の所へと向かい、響をお姫様抱っこしてお互い笑顔で2枚目の記念撮影をしたのだった。

 





いつもより短めですが本編始まるまでは比較的、短編的な感じとなります!
次回はセレナ救出編となります!

読者にとってのメインヒロインは誰?

  • 立花響
  • 小日向未来
  • 風鳴翼
  • 天羽奏
  • 雪音クリス
  • フィーネ
  • マリア・カデンツァヴナ・イヴ
  • 月読調
  • 暁切歌
  • セレナ・カデンツァヴナ・イヴ
  • エルフナイン
  • キャロル・マールス・ディーンハイム
  • レイア・ダラーヒム
  • ファラ・スユーフ
  • ガリィ・トゥーマーン
  • ミカ・ジャウカーン
  • サンジェルマン
  • カリオストロ
  • プレラーティ
  • シェム・ハ
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