3人目の装者の登場だ!
あと、翔兄は存分に彼女からお叱りを受けやがれっ!
「先ずは……雑魚を片付けるか」
目的地上空に到着すると人を襲おうとしているノイズを発見し、『ホークガトリンガー』を取り出せば上空からノイズを狙い撃ちして倒しながら商店街の方へと飛んでいった。
「見つけた………」
商店街上空を飛行していると1人だけ違う方向へ逃げ広い道路に出たクリスが大声で叫び、膝をつい座り込み涙を流している姿を発見すると彼女の後方に着地する。
「そこのお嬢ちゃん?警報が鳴ってんのに一人で居たら危ないぜ?」
「っ!?何もんだあんた!」
「俺か?俺は通りすがりのお人好しな仮面ライダーさ」
突如、後ろから声をかけられたクリスは声の主の方を振り向くと見たこともない姿の相手に警戒心を露わにした。
「仮面、ライ…ダー?何言っ…危ない!」
「人が会話してんのに邪魔するとか、空気読めよ雑魚がっ!」
通りすがりの仮面ライダーと名乗る相手に不信感を抱きながら、商店街側から湧き出てきたノイズの群れが後ろから翔真を攻撃しようとした瞬間、クリスに背を向ければ[リボルマガジン]を手動回転させ、弾丸を生成・装填を瞬時に実行しノイズの群れへと向けて弾丸を放てば次々に炭化していった。
「んなっ!?シンフォギアでも無いのにどうやって!」
「さぁ?そいつぁ秘密だなっと……チマチマ倒すのは面倒だ。一気に片付けちまうかな。
ノイズ共、お前達は……絶版だ!」
正面から次々に襲ってくるノイズの群れを炭化させていると、上空の飛行型ノイズが死角から襲ってくるがまるで見えているかのように『トランスチームガン』で撃ち抜いた。
更には近づいてきていたノイズをある程度まで一掃するも減る気配は無く面倒臭そうにし始めると『ビルドドライバー』を外し変身を解除すれば『バグルドライバーⅡ』を取り出し、腰に装着する。
「今こそ、審判の時だ」
『仮面ライダークロニクルガシャット』の[プレイングスターター]を押しガシャットを起動させ、手を離せば空中に浮かんだガシャットか翔真の周りを一周するように動き、赤いAボタンを押して待機状態となる。
その際にギリシャ数字で書かれた時計を模したエフェクトが頭上に現れ、同時に[ガシャットスロット]内にガシャットが装填される。
[ハイフラッシュモニター]に緑色で人の形が投影されると同時にゲームのプレイ音のような待機音が鳴り響く。
そして、[バグルアップトリガー]を押すとモニターのエフェクトが頭上に投影される。
更には頭上に現れたエフェクトが『バグルドライバーⅡ』の前に1~12の順に丸く並んで投影される。
頭上に出現したモニターのエフェクトが雷光を発しながら一気に下へと落ちると同時に、背後に時計のエフェクトが現れ、その場には黒と緑を基調とした『仮面ライダークロノス』へと変身を完了する。
それに加え、先程まで昼間のように明るかった筈の周囲が夜のように暗くなっていた。
「んなっ!てめえ何をしやっ「シーッ……審判の時は、厳粛でなければならないのだよ」…なに言ってんだてめ………」
何をしたのか問い詰めてくるクリスに人差し指を立て、その指を口元に当てて黙らせてから3歩程、離れ『バグルドライバーⅡ』のAボタン、Bボタンを同時に押すと…
『仮面ライダークロノス』に変身した翔真以外の時が止まったのであった。
「これを使うのはG以降にするつもりだったんだが……ブラックホールを使うよりはマシか。さぁ、雑魚狩りの開始だ…」
時間が停止した状態の中、まるで散歩をするかのように歩き始めると近場のノイズから片っ端に必殺技を食らわせつつ、離れた場所に居たノイズ全てに必殺技を食らわせ、更には残った飛行型ノイズにも必殺技を食らわせ、先程まで居た場所に戻り、クリスと向かい合うように2メートル程だが離れた場所でまたAボタン、Bボタンを同時に押すと…
停止した時間が動き始め、必殺技を受けた全てのノイズが一斉に炭化し、崩壊していく様を翔真は眺めていた。
「……………っ!?何もんなんだコスプレ野郎!どうやってノイズどもを倒しやがった!」
「どうやって……まあ、時間を停止させてその間にって、やつさ」
「時間を停止だぁ?馬鹿言ってんじゃねえぞ!そんな事、不可能に決まってる!」
「実際に出来てるんだけどね……んじゃ、また機会があれば会おうぜ?イチイバルの装者、雪音クリス?」
またAボタンとBボタンを同時押しからのポーズで時間を停止させ、その間にこの場から去れば離れた場所でリスタートするのであった。
「なんであたしの名………………はぁ!?どこ行きやがったコスプレ野郎!
くそっ!逃げやがって!次会ったら覚えてろよ!」
リスタートした事で時間が動き出せば先程まで目の前に居たはずの相手が居ない事に、クリスは怒りを露わにさせながら地団駄を踏んでいた。
そして、その逃げた張本人はと言えば……
「ふぅ…後は響と未来を見つけないと……んじゃ、何時もの姿で行きますかねぇ」
リスタートした後で変身を解除し、人の居ない道を歩きながら『トランスチームガン』に『コブラフルボトル』を装填し、『ブラッドスターク』となれば近くの近くのビルの屋上に飛び移り、響達を探しに行くのであった。
そして、建物の屋上から別の建物の屋上に飛び移るを繰り返しながら探していると、ノイズの襲撃にあったらしい響と未来が無事な姿で弦十郎とニ課の面々と合流し、事後処理をしているのを見つければビルの屋上から飛び降り、地面に着地するとその姿を見せるのであった。
「よっ、久し振り」
「えっ…翔、兄?本物?幻じゃない?」
「おう、正真正銘の本物だぞ。ただいま…響、未来」
「本物だ…本物の翔兄だ……翔兄ぃぃぃぃぃ!!」
「ってまたこのパターンかよ゛ぉ゛っ!!」
『ブラッドスターク』の姿を見たニ課の面々はあからさまに警戒心を露わにしている中、久し振りの翔真との再会に響は目に涙を浮かばせ、最初からトップスピードで翔真へとタックルをかますと押し倒し、逃さないと言わんばかりに馬乗りになればかなりの力を込めて両脚で脇腹を挟み、腕を掴み両手に体重をかけてマウントを取るのだった。
尚、あまりの威力に押し倒された瞬間、変身が強制的に解除されてしまったのである。
「なんで…なんでっ!何も言わずに消えちゃうの!心配したんだからね!」
「あー…ごめん。今後使う錬金素材の採取に行ってたから……俺がいない間、響は大丈夫だったか?」
マウントを取った後、大粒の涙を流しつつ2週間も音信不通だった翔真へ文句を言いながら、翔真の胸に顔を埋めた響を見て謝りつつ音信不通だった理由も一緒に伝えたのだった。
「それだったら連絡くらいして……あの日から急に居なくなって、翔兄が死んじゃったかもしれないって思ったんだよ。
大丈夫じゃないよ…翼さんは絶唱を使ったせいで入院しちゃ……ねぇ翔兄?知らない女の人の匂いがするんだけど……誰かと会って抱き締めたりした?」
2週間も音信不通だった事もあり、色々と不安定な状態の響が翔真の胸に顔を埋めて匂いを嗅ぎながら心配していた事や、翼が絶唱を使って入院してしまった事を伝えていたが、翔真の体に残っていたキャロルの匂いに気付くとハイライトの消えた目で翔真を見ていた。
つか、なんで響は2週間前の匂いを嗅ぎ分けられるんだよっ!その間に風呂も入ってるし衣類だって変えてんのになんでだよっ!
「響、それって本当?」
「うん、本当だよ未来。……翔兄、浮気?浮気してたから音信不通になってたの?」
「翔真さん、私にも詳しく聞かせてもらえますよね?」
「いやいや、響さんに未来さんやちょっと待って?確かにハグはしたけど、海外じゃ挨拶の1つよ?浮気なんかしてないって
だから、ね?その顔はやめなさい。乙女がしたら駄目な顔をしちゃってるから!」
響の言葉を聞いた未来がニコニコしながら聞くと響が頷き、うっすらと目を開いた未来の目からもハイライトが消えているのを見れば、翔真は焦りながら浮気はしていないから2人に落ち着くように言っていたが……
「でも、女の人とハグしたんだよね?それって浮気だよね?私達を放って知らない女の人とハグしてたんだよね?」
「響の言う通りですよ?私達を放っておいて他の人と浮気して…これはOHANASIが必要ですよね?」
「Oh……怖いよ二人共…先ずは話そうか?奏も交えてちゃんと説明するから、さ?」
「それは当たり前だよ。奏さんだって元気そうにしてたけど明らかに落ち込んでいたんだから」
「そうですよ、翔真さん。女の人を泣かせたり寂しがらせておいてただで済むと思わないでくださいね?」
2人ともハイライトの消えた目で話していればOTONA達は見て見ぬふりをしており、冷や汗を流す翔真は言うまでもなくこの後、2人の手によってニ課へと連行されるのであった。
短い時間での出会いとなりましたがここにて雪音クリスが登場しましたっ
さて、この後で翔真がどうなるのか…
2週間も音信不通で浮気容疑ともなると………どう切り抜けるんですかね?
翔真の悪役ムーブ、感想は?
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よし、もっとやれ
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やり過ぎてビッキーと393に怒られろ
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それよりイチャラブを見せろ
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ヒロインを守って曇らせてしまえ