戦姫絶唱シンフォギア 333回、転生した男   作:黒色晩餐

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オリジナルライダー編2話目!

393とはあまり2人きりでイチャラブしてなかったからどこかしらでイチャラブしましょうかねー


第22話〜変身、蒸血、滅槍〜

 

「そんじゃあ、試してみますか!」

 

『異空間収納』から取り出した『飛電ゼロワンドライバー』を腰へ装着する。

【ゼロワンドライバー!】

【シャドウ!】

カードディスクモードとなっているプログライズキーの上部にある、[ライズスターター]を押すとアビリティ名が発声され、オーソライズ(認証)待機状態へと移行する。

【オーソライズ!】

[オーソライザー]によりプログライズキーをスキャンすることで認証、ロック部分が解除されてキーモードへの展開が可能となった。

 それと同時に前面に展開された特殊レンズから仮面ライダーゼロワンのパワードスーツ[ライズアーキテクター]や、反応炉[プログライズリアクター]で変換反応させた生物種のデータイメージ[ライダモデル]がモデリングビームによって、翔真の正面で照射成形し始めるはずなのだが、[ライダモデル]が成形される事は無かった。

 その代わり、翔真の正面に暗闇と見間違う程に濃く、黒い霧が出現し、霧の中で唸り声と共に赤い獣の目が不気味に光る。

 霧の中で[ライダモデル]が照射成形をし終えたらしく、狼の遠吠えが聞こえると同時に霧が翔真を包み込むように広がっていく。

「変身!」

キーコネクタを露出したキーモードに展開したプログライズキーをライズスロットにセット、コネクタを通して内部データを送り込まれたことによって変身が可能となるのであった。

【プログライズ!】

黒い霧が晴れるとそこには銀色のボディに赤のラインが走る2mはある人狼型の[ライダモデル]がその大きな口を開いて翔真に噛み付いていた。

【The darkness that

spreads quietly!

アサシネーションワーウルフ!】

ドライバーにキーが挿入されることでパワードスーツ[ライズアーキテクター]の上から装甲へ分解・再構築された[ライダモデル]が照射・装着される。

【"Sleep, sleep, until

you can't hear the

howling anymore."】

照射・装着された後の姿はゼロワンver.のシューティングウルフの姿に似ているが、装甲のカラーリングは灰色で所々に返り血の様な赤い模様が付着していた。

 

「ふむふむ…これは中々……いい感じだなっ!」

 

ファフナーの時と同様に性能を調べていればどうやらキック力に関してなら、他のゼロワン系のと比べたら郡を抜いた性能らしい。

 

「他のプログライズキーも面白そうだな……」

 

そこからは残り3種のプログライズキーの変身を試す中、羅刹のみが『飛電ゼロワンドライバー』に反応せず、『滅亡迅雷フォースライザー』にのみ反応するのだった。

 

「マジかよ……まあ確かに?見た目はプログライズキーなのに起動音声がゼツメライズキーだもんな。

表紙詐欺も良いところだぜ『アビスオグルプログライズキー』……羅刹の時は色々とやっていたけどさ…なんで、ゼツメライズキーじゃないんだよぉぉぉぉぉ!」

 

「おぉ、随分と荒れてるじゃねえかマスター。色んな素材で作ってみたけどよ、既存の金属とか宝石の類は全部ミスリルになっちまった上に殆どが元の耐久性より低くなっちまったよ。

んで、錬成チームから一先ず、オリハルコンとミスリルのインゴットが完成したって連絡来たからさ、作ってみたわ。オリハルコン&ミスリル製の試作1号機」

 

「ルビか……そりゃあ、プログライズキーなのにゼツメライズキー扱いだったり、クセが強すぎて殆どお前達には使えないからな……

初っ端から2種類の金属を掛け合わせてか……重量とかどうなの?」

 

何度も試したがプログライズキーとして認証されず、半ばヤケクソ気味に『滅亡迅雷フォースライザー』を使った結果、何故か反応し変身出来ると言った結末に不満爆発中だった。

 そんな中で布に梱包された物を持ったルビが来て、テーブルの上に持っていたブツを置き、結び目を解いて中身を取り出す。

 

「ほーん。それなら元々の変身アイテムを使うしか無いみたいだね。

武装展開時は持ってる武器の重量になるよう調整したし、非展開時は見た目と違ってギアペンダントと変わらないくらいの重量にしてるぜ?」

 

「そうなると使えるベルトが限られんのよ……後は新しく作るアイテムに賭けるしか…

これがシンフォギア以外でもノイズを倒せるやつか……これの名前は?」

 

「そこは割り切るしかねぇじゃん?そもそも、アタイ達のコアやこの体は『黙示録のラッパ』ってのを素材にして作ってんだろ?

シンフォギアの機能も再現したから、(仮)だけど『トランスチームギア』って名前で、今あるモードが『滅槍ガングニール』だな」

 

梱包された布の中から取り出された中身は[シースコッファー]だった。

 [シースコッファー]の中には『トランスチームガン』の機構全てと錬金術の一部が詰め込まれ、更には持ち手の前後には[フルボトルスロット]が組み込まれていた。

 そして、持ち手の内側にある引き金は[ミストマッチトリガーへと変更されていた。

 

「だからこそ、やり過ぎは困るんだって、もう……」

 

「それは、素材選びをしたマスターの自業自得だろ?」

 

「元の素材が良過ぎるのがアダになったな…」

 

「んなの、使ったら世界が滅ぶ言われてる聖遺物なんかをコアや体に使うからだよ」

 

「まあいいや…切り替えよう。切り替えよう。

そもそも『トランスチームギア』に関しては他の形にも変形させる予定だし……で、変身したら姿はどうなんの?」

 

「一応、マスターの記憶を元にして天羽奏はギア使用時の姿になれるぜ。

それ以外の使用者はガングニールカラーの『ブラッドスターク』か『ナイトローグ』になるな」

 

「お、サンキュー。ガングニールカラーの『ブラッドスターク』……使う武器はどうなるんだ?『トランスチームガン』は使えるのか?」

 

「今の所は天羽奏が使っていた槍か、2人のガングニール装者が使っているガントレットのみだな。改造次第でなら今後は増えるかもだけど」

 

ハァと、大きな溜め息を吐きながら悩ましい表情をする翔真。そんな翔真に対してルビは自業自得だと言うのだった。

 だが、それをずっと引きずっている程の暇は無いらしく、すぐさま切り替えれば『トランスチームギア』の話しへと切り替える。

 

「なら、俺が使うとしたらガントレットだな」

 

「んじゃあ、ガントレットの方も槍と一緒に強化しとくわ。

……あ、そろそろ錬成が全部終わるらしいから時間の進みは元に戻して良いって」

 

「おぉ、随分と早いな……あの量を全て錬成するなら最速で20年はかかると思ったんだが」

 

「効率良く、質も良く、大量に錬成する方法をマスターが帰って来るのを待っている間、アリアがマスターに褒められたいって一生懸命になって開発してたからな。

そのお陰で、あの量なら2〜3時間程度で錬成可能になったし」

 

翔真は使用武器の指定をしつつ、どう言う感じの強化をするかだったり等の話し合いをしていると、錬成組からルビへのメッセージを受信したらしい。

 そのメッセージをそのまま口に出せば予想以上の錬成速度に驚きを隠せず、しかも質や量を下げる所か上げている事に更に驚いていた。

 

「それは……アリアを沢山、褒めてやらないとな。錬成時間を短縮出来るならその分、変身アイテムの開発や今後の対策を仕掛ける時間に割ける事が出来るな」

 

「そんじゃあ、マスターがまた帰ってくるまでにアタイ達もパワーアップしとかないとね。

今後、マスターが暗躍する時の手助けが出来るようにさ」

 

そんな偉業を成し遂げた本人は錬成部屋に籠もっているので後で褒める事にしつつ、予想以上に早く終わったので新アイテムの開発や今後の対策をする事になったのであった。

 

「なら、俺のコピーを作っておいてくれ。いつか、死を偽装する時に使えるだろうからな」

 

「良いけどよ…培養〜成長まで4ヶ月はどう足掻いてもかかるからな?そこからマスターの記憶をインストールさせるのに半月って所だぜ?」

 

「時間的にはギリギリだが……構わん。今の所は5体、コピーを作ってくれ。ほら、培養する為の素材だ」

 

とある計画に一時的にだが自身の死を偽装する必要性があるのを思い出し、コピーを作るよう命令すればコピーを作り終えるまでの期間は短縮出来ないとルビは言う。

 その期間を聞けば脳内で逆算し時間的にはギリギリだが間に合うとわかり、素材の提供の為に躊躇い無く左手首を切り落とせばそれをルビへと投げ渡す。

 

「っと、切りたてを投げ渡すなよな。思わず喰いたくなっちまうじゃんか…まあ、これはヴィアに渡して培養させるわ。

それとさ、『黙示録のラッパ』だけじゃなくて『魔剣ダインスレイフ』の欠片もアタイ達のコアに混ぜてるよな?」

 

「仕方ねぇじゃん…切りたてが一番培養しやすいんだし。

お前達のエネルギー源を血液にするのに必要だったから昔、複数ヶ所に隠しておいたの回収しに行ったんだぞ?

まあ…1つだけ教会に置いてあって、それを隠す前に死んだから今現在、行方不明だけどな」

 

「だからって投げ渡すなよな、マスター。

いや、それさ……マスターの記憶に答えあるじゃん!絶対、義理の娘さんが持ってるパターンじゃん!確実に『魔剣ダインスレイフ』の欠片が装者に使われるヤツじゃんか!」

 

投げ渡された切りたてホヤホヤの左手をジップロックに終いつつ、コアの一部に使われている聖遺物への質問をルビが投げかける。

 そんな質問に答えながら手も再生しサラッと、とんでも無い事を言えば顔を引き攣らせながらツッコミを入れるルビだった。

 

「あ、確かにそう言われたらそうだ……いやー、良かった。良かった。最後の1つの行方が知れて安心だわ」

 

「マスター……良かったじゃないって」

 

「知らない奴が持っているより、義理の娘が持っている方が安心だろ?」

 

「もういいや…なんかあっても知らないからな」

 

ルビからのツッコミに最後の1つの行方が知れて呑気に安心する翔真とは違い、呆れ返っているルビからはもう知らないと匙を投げられていた。

 

「それと、『黙示録のラッパ』は何処ぞのZENRAが必死に探してたのは前世の時に知ってたから、絶対に見つからない場所に隠してたし?んで、見つけられて使われるくらいなら、欠片と一緒に使っちまおうかなってな?」

 

「うっわぁ…流石はマスター…性格悪っ。そのZENRAさんもご愁傷様だわ」

 

「あの野郎にだけだ。あのろくでなしZENRAが邪魔したせいで何度、俺の計画が狂わされた事か……だからこそ、ヤツが『神の力』を手に入れる計画は全て潰す。

目の前で『神の力』を奪われた瞬間、ヤツの半狂乱する様を敢えて安物のビールでも飲みながらザマァみろって、大笑いしてやる」

 

「おー…恐い恐い。マスターからの恨みは買いたくないもんだ」

 

ついでかのように『黙示録のラッパ』に関して思い出した事を言い、邪悪な笑みを浮かべる翔真の姿にドン引きしていた。

 

「つか、鮮度が落ちる前にヴィアにさっさと渡してくるのと、その『スチームトランスギア』は一応、完成品だから持って行って良いからな!」

 

「んじゃあ、一回試してから持って帰るぞ」

 

「OK!そんじゃあ、強化版『トランスチームギア』が完成したら、マスターの部屋に置いておくからな!」

 

切り落としたばかりの手首の鮮度が落ちる前に渡しに行くため、『トランスチームギア』を翔真へと投げ渡すと同時に、ルビはダッシュで錬成部屋へと向かうのだった。

 

「さて、コイツを試してみるかね」

 

『ガングニールフルボトル』をゆっくり上下に振り、蓋を正面に合わせ、トリガー側の[フルボトルスロット]に装填する。

【ガングニール!】

『トランスチームギア』から不気味な音声が聞こえるとテンポの良いスチームパンクで何処か不気味な機械音が鳴る。

「蒸…血…」

『トランスチームギア』の銃口を前に突き出し、左手人差し指で[ミストマッチトリガー]を引くと煙が勢い良く吹き出し、全身を包み込む。

【MIST MATCH!】

【Croitzal ronzell Gungnir…!】

【Break through!】

煙に包まれたまま姿が変わり、煙が晴れると同時に花火のような音と雷が周囲にほとばしり、ガントレットを装備したガングニールカラーの『ブラッドスターク』の姿が現れる。

 

「おぉ…コイツぁ良いじゃねぇか……近接戦闘特化になった代わりに耐久力とパワーが上がってるし、声も『ブラッドスターク』のまんまだな」

 

ガントレットは未強化だが両方の手の甲には小型のパイルバンカーが装備され、手刀を作れば指先が刃のように鋭くなった。

 

「一先ず、強化版が完成するまでは問題ないな。これなら奏も戦えるだろう」

 

変身を解除すれば左手に『トランスチームギア』を持った状態となり、変身解除後の安全性も確認出来れば『異空間収納』へとしまうのだった。

 

「さて、帰る前に時間を戻すか………廻れ廻れ廻れ。時よ廻れ。偽りの時間は終わりを迎える」

 

ホールの中央に行き、つま先で床を叩けば天井が白く光ると同時に鐘の音が鳴り響く。

 多少だが工房内が揺れた後、鐘の音が鳴り止めば血で書き足した陣が綺麗さっぱり消えていた。

 

「よーしよし。時空間のズレは直したし、時間の進みを変える式も消えたし問題無いな」

 

「マスター、お帰りですか?お帰りでしたらあの扉をお使い下さい」

 

「グラか……ああ、そうだな。1つ頼み事をしたいんだが、良いか?」

 

「マスターからの頼み事ですか?わかりました」

 

「ありがとう。先ず、『エデンドライバー』から抜いてパソコンに保存してある俺の因子を全て、フルボトルに充填し活性化させておいてくれ」

 

帰る前の最終確認をしていれば知らぬ間に、後ろに立っていたグラにビクッとなりつつもとある事を頼むのだった。

 そんな頼み事を嫌な顔せず受け、小さくお辞儀すれば頼み事の内容を聞けば『異空間収納』にしまってある空のフルボトルを2ダース取り出し、それをグラへと渡した。

 

「かしこまりました。全てを活性化させましたらアタッシュケースにしまい、マスターの寝室に置いておきます」

 

「すまない。アリアにも今度来たら沢山、褒めるから我慢してくれと伝えておいてくれ」

 

「はい。では、マスター…ご武運を」

 

「ああ…今回は死なないよう頑張るさ」

 

2ダースも空のフルボトルが入ったケースを片手で軽々と持つグラ。そんなグラからの言葉に優しく微笑みかければ帰る用の扉を開き、工房から出ていった。

 

「…………マスター、もし死んだりしたら我々は躊躇い無く、ラッパを吹きますからね………………マスターを殺すような世界など滅べば良いのですから」

 

工房から出ていく翔真の姿を頭を下げて見送り、扉が閉まるとゆっくり頭を上げたグラが呟き、ホールが急に暗くなる。

 暗くなったホールには7体分の目が怪しげに光り、人ならざる不気味な笑い声が響くのであった。

 

「っし……俺が工房に戻ってから時間はほぼ経ってないな」

 

グラの呟きなど露知らず。室内の置き時計の時間やテレビの番組をチェックし、時間のズレがほぼ無いのを確認すれば奏に『トランスチームギア』を渡すべく、部屋を後にした。




さて、ちょっとシリアス系が続いたりしたのでそろそろ、イチャラブしましょうか
ビッキーor393のどちらにするか迷いますね
あと、ついでに新規アンケもあります

オリジナルライダーでの戦闘&暴走

  • 両方有り
  • 戦闘のみ有り
  • 暴走のみ有り
  • 両方無し
  • 戦闘のみ無し
  • 暴走のみ無し
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