バリボリと煎餅を食べながらテレビを見る俺、とてつもなく暇だ。テレビの中では見たことも無い芸人がレポートをしている。ちなみに飯テロだ。あ、煎餅が無くなった、確か台所にまだ残りがあった筈だよな
「火音~、これ高町さん家に届けてくれない?」
「えー、俺、今、忙しい。」
「はいはい、よろしくねー?」
母はそう言うと、テーブルの上に袋を置くと2階へと上がって行く。押し切られた、煎餅を探すのに忙しいというのに・・・なんて母親だ!今の俺はおこだぞ!
「・・・行くか」
暇なのは変わりないので袋を持ってさっさとなのはの家へ行く・・・帰りに煎餅でも買いに行くか
「にしても、この袋は一体なんだ?」
そっと中を見るとそこにあったのは『マムシドリンク、これを飲めばあなたのm』何も無かった俺は何も見なかった、ただ、近々なのはの甥っ子もしくは妹弟ができそうな予感がする。ただの予感だ。
「あ、ホネ」
「ん?・・・フェイトじゃあーりませんかー」
「はは、今日もいつもどおりだね」
何だその含みのある言い方・・・俺、何か変か?鏡がないから分からんな、まぁあったとしてもイケメンが写ってるだけだろうがなっ!黒目黒髪の地味顔?誰だそれ?そんな奴は知らんな。俺は虹目虹髪だぞ、キラキラだぞ?もう、目に入ったら目を奪うぐらい神々しいんだぞ?スゲェだろ!
「また、変な事考えてる・・・」
「お前はエスパーなのかっ!?魔法使いで超能力・・・きゃ「もういいよそのネタ」・・・」
ネタ・・・ネタとなっていたのか・・・何だよそれ・・・俺、俺、さっすがだな!嫉妬もネタとする。ボケの鏡だな!
「ど、どこに喜ぶ要素があったんだろう」
「ヘヘ、そう言えばフェイトはどこに行く途中なんだ?」
「え?あ、なのはの家に行く途中なんだ。」
「これは奇遇、俺もなのはの家に行く途中なのだこの『マム』じゃなかった袋を届けに行く任務を任されてな」
「マム?そうなんだ。私はなのはの家に明日の宿題をしに行くんだ」
しゅ、宿題だ・・・と!?っとなると思ったか?残念、すでに授業の合い間に終わらせている俺に隙は無いのだ。宿題を終わらせない奴は三流なのだよ。一流は授業で出された瞬間に終わらせているのだよ・・・ふっ、ちなみに二流は俺の目の前にいるような奴(笑)
「ふっ」
「な、何その見下すような目、ホネは終わってるの?」
「既に・・・な(ドヤァ」
「なのはが殴る気持ちが今分かった気がするよ」
拳を持ち上げて握り締めるフェイト、嫉妬かい?嫉妬なのかい?
「おっと、暴力は良くないぞ?だからその握り締めた拳を下ろした前、二流くんよ(笑)」
「ふんっ!」
「ふごぁ!?」
溝に拳が突き刺さる・・・な、中々いいパンチしてるじゃ・・・ねぇ・・・か、だが一流は倒れない
「結構本気で殴ったはずなんだけど・・・丈夫だね?」
「え、何その含みのある言葉」
「次からは魔力も乗せることにするね」
黄色に光る拳・・・それは洒落にならない気がする。主に俺の命が土下座すれば許されるだろうか
「ぐ、あぐぁど「じゃ、着いたから私先に行くね?どうしたの?片膝着いて」・・・何でもないです」
「そう?またねー」
片膝を付いて、取り残される俺・・・ボケを潰された、これだから天然は・・・はぁ、やれやれだぜ、んぁ?涙?いつも言ってるだろ?これは汗だ。にしてもまだ肌寒いぜ・・・5月
「さっさと、袋渡して帰ろう・・・」
そしてインターホンを・・・ただ押すだけでいいのだろうか・・・?ボケを自称するにはここはやはり、何かをするべきなのでは無いだろうか、そう音を刻むとか1秒に10回インターホンを押すとか、大穴で押さずに思いっきり叫ぶ何かも・・・よしっ
「すぅうう!「何やってるの?」ごほぁ!?ンゲホ!?ゲホ!?」
「だ、大丈夫?」
「す、すずかか・・・いや、だ、大丈夫、お前は此処で何を?」
「え?なのはの家で宿題だけど・・・そういう、ホネもなのはちゃんの家に宿題?」
ふ、なんだ二流の仲間か
「いや、違うぜこの袋を届けに来ただけだ。宿題なんて既に終わっている。一流だからな!」
「あ、やっぱり?いつも授業中にやってるもんね。でも授業を聞かない人って三流以下だと私は思うよ?」
「ふぐっ!?さ、三流い、以下?」
「ふふ、じゃあ先に行ってるね?下流くん」
「ぐほぁ!?」
そのままインターホンを鳴らして家の中に入るすずか、下流・・・下流なのか・・・へへ、俺って下流なのか。一人でショックを受けていると扉が開いてすずかが顔を見せる。何だ、慰めかい?へへ、ほっといてくれ俺は下流なド低脳野郎さ
「インターホンちゃんと使わなきゃ駄目だよ?叫ぶなんて面白くないネタやらないようにね?迷惑だから」
「・・・」
今度こそ、家の中に入ってしまう。ホネは追い討ちを受けてその場から動くことができない。
「そんな所で放心してどうしたんや?ホネ?」
「はやて・・・か」
「い、異常にテンションが低いで、ほんまに何があったんや!?」
「へへ、こんな下流野郎ほっといて先に行ってくれ」
不思議そうな顔をしてなのはの家へと行くはやて、腹黒とボケは相容れないよ・・・へへ・・・へへへ
「よし!」
「ん?」
インターホンでリズムを刻む
「なん・・・だと!?」
「あんた、何やってんの?」
そしていつのまにか俺の横にいるアリサ。
「い、今、あ、アホが、アホがお、俺、俺のネタ全部、も、もって、は、腹黒に、全否定されたのに」
「あー・・・誰がアホなのかは知らないけど、まぁ、そう言うこともあるわよ」
「そ、そうなのか?」
「ソウソウ、ヨクアルヨクアル」
少し棒読み気味で頷くアリサ・・・良くあるのか・・・そうなのか?
「じゃあ、俺、間違えてなかったのか?」
「いや、間違えてないことは無いと思う」
「ボケてもいいのかな?」
「いや、ボケない方がいいと思う」
「授業中に宿題やってもいいのかな!」
「それは良くないと思うわよ?」
「よーし!俺、いつも通りにがんばるぞー!」
「聞いてないわよね?あんた、おーい」
小刻みにアリサが震えているがそんなことは知らない、へへ、俺どうにかしてたぜ。あれぐらいの言葉で放心するなんて、へへ俺も落ちたもんだ・・・天国のばっちゃん、じっちゃん俺、頑張るぜ、死んでないけど。
「無視すんじゃないわよー!!」
「今日一番の突っ込み!?ぐほぁ!?」
命名、バーニングクラッシュ。
「変な、名前を、付けるんじゃ!、ない!、わよ!!」
「ふぐ!?ぐぁっ!?ぶふぉっ!?げほぁ!?」
命名、バーニングラッシュ。
「だ か ら 名前をつけるなぁああああああ!」
「・・・」
「ふん!」
鬼はなのはの家へと入っていた。と、とっさに防御を固めなければ死んでいた・・・あいつは本当に人間なのかっ!?く、人類は日々進化しているということなのか!?、冗談は置いといてささっと届けて帰ろう、結構時間も潰せたし。
「なのはちゃぁああああああああああああん!」
「うるさいなの!」
光になった。この落ちは読めていた・・・でも、でも、ボケられずにはいられないの、だって男の子だもん☆
「きもいっ!」
2度撃ちは予想外です。
「桃子さん、これ・・・届け物です」
「あら、ありがとうね?頭、焦げてるけど大丈夫?」
「ええ、慣れてますので」
「あらあら、お母さんによろしくね」
「あ、はい・・・えっと、それ誰用ですか?」
「ふふふ、知りたい?」
「・・・・やっぱいいです」
凄く、ゾクッとしました。もうボク、おうち、カエル