超科学世界でアホな性癖拗らせ科学者達がアホな性癖拗らせテロを行うアホな世界に転生してしまったアホ 作:性癖拗らせ委員会
YouTubeでバイノーラル特殊シチュエーションASMRを聴いていて衝動的に書きました。
後悔はない。
ハァ!
どこだここは!?
周りを見渡せば人!ビル!空飛ぶ車!
お、俺はなぜこんな所に……?
確か俺は家のこたつでSっ気メカクレ陰キャ先輩に束縛監禁されて耳をひたすら舐められ開発されるASMRを聴いていたはず……
だというのにここは外!?瞬きしたらここだったぞ!?普通こういうのって神様的なのに会うんじゃないのか!?てか俺死んだ!?神様転生で合ってる!?
「あの〜……大丈夫ですか?」
俺が道のど真ん中で倒れ込むように座っていたから、流石に声をかけられた。まずい。今の俺は完全に不審者だ。慌てて取り繕う。
「あぁいや。えぇ。大丈夫です。」
「初めてですか?ワープする時は気をつけてくださいね。」
ん?ワープ?なにそれ?
そんな疑問も露知らず。俺に声をかけてくれた男性は去ってしまった。
さてどうするか。
まずここはどこなんだ。見た目的に東京か?絶対未来か並行世界だけど。だって空飛ぶ車とか見た事ないもん。さっきワープとか言ってたし。怖っ。
とりあえず現在地を確認出来るものを探そう。スマホとか無いかな。
そう思ってポケットを探ると、案の定スマホとイヤホンが入っていた。良かった。俺の秘蔵ASMR集は消えていないだろうか。消えていないだろうな。
スマホをつけると、いつもの好きなASMR系VTuberの背景画像に時間表示とアプリ群。
14:20?今は真夜中の筈だぞ。いやまぁこの際良いか。時間どころか世界飛んで来てんだこちとら。頭がまだ整理出来てない。
よし、まずは現在地の確認を……
BOMB!!!
なんだァ!?
遠く……いや、現在地から程近いか?距離感が分からないが、大きな爆発音がした。周りがワーキャー言ってる中さっき異世界転生を果たした俺の脳みそは澄み渡っていた。アレだ。1度に2つの焦る事が出来ると逆に落ち着く現象だ。
ズザーーーという音と共に、謎の白衣姿の男が大通りから角を曲がって現れる。何?科学者なの?動き辛くないの?なんで三角フラスコ持ってんの!?
そんな俺の疑問は解消されないまま、ドヒュンというオノマトペが出そうなくらい速いスビードで俺の横を通過……すると思いきや、俺の首をガシッと掴み、胸に抱く。
いやん。
じゃねーーーー!!!!
完全に人質じゃねーか!!
流石に焦りを覚え始めた俺(と正確にはコイツ)に向かって、黒いスーツ姿の男女複数人がこちらに向かって走ってくる。
「抵抗はやめなさい!!」
手首に巻かれたリストバンド?から光が出て、銃のような形を作り出し、恐らく警察的な組織であろう相手方の手に収まる。
かがくのちからってすげー!
「う、うるせぇ!俺はもうどうしようもないんだよ!!」
「だからって……!」
俺ピンチ!?転生早々!?その三角フラスコに何が入ってるんですか!?俺にかかるとやばいんですか!?硫酸的なアレですか!?
「やめなさい!その…………!
廃れた神社の狐耳のじゃロリ神様が「儂なんてもう誰にも相手にされないんじゃよ……」という自虐をしているのを見て「そんな事ないですッ!」って感じに慰めてたらある日押し倒されて「お主が悪いんじゃからな……!」となんだかんだ悪い気持ちじゃなくズブズブの関係になってしまい狐耳のじゃロリ神様でしかイけなくなる薬をその子にかけるのはやめるんだ!!!」
…………えっなんて言いました!?
「うるせぇうるせぇ!俺はもう帰れねぇ所まで行っちまったんだよ!」
嘘付け!お前が行ったのは帰れねぇ所じゃなくてお前がイッた性癖だろうが!
てか何真面目な顔してそんなこと言ってるの警察のお姉さん!?
「いくら自分の性癖が拗れたからって、他者の性癖まで拗らせていい訳が無いだろう!!今ならまだ殺さない!」
逆にこの薬かけたらこの男殺すんだ!?いや確かに性癖は大事だよ!そんな限定的なシチュエーションでしかイけなくなる薬もすっごい悪いと思う!!けど命奪うほどかなぁ!?
「クソッ!もうダメだ!憲法第2039条により、これより執行を開始する!」
アホな数字!!憲法第2039条!?性癖云々はもう法律とかじゃなくて憲法が縛ってるのね!!
てか執行開始って何!?
アレアレなんか銃が光ってますよ!?異世界転生早々なんなのもう!!何この世界!ヤダもう帰りたい!!!
「やるぞー!かけてやるーーー!!」
嫌だーー!!!そんな限定シチュでしかイけない体になるのは嫌だーー!!!
三角フラスコから薬がかけられ、頭に液体が触れる感触がしたのと同時、俺を抱いていた男が後方に吹っ飛ばされる。
…………助かった?
いや、なんか薬かけられたけど異常は特に……
「貴方無事!?」
警察のお姉さんが駆け寄ってきて助けてくれる。やだ優しい。人の温もり感じちゃう。
「薬が……手遅れだったわね……」
えっ嘘。俺廃れた神社の狐耳のじゃロリ神様が「儂なんてもう誰にも相手にされないんじゃよ……」という自虐をしているのを見て「そんな事ないですッ!」って感じに慰めてたらある日押し倒されて「お主が悪いんじゃからな……!」となんだかんだ悪い気持ちじゃなくズブズブの関係になってしまい狐耳のじゃロリ神様でしかイけなくなる体になってしまったの?
「残念だけど……もう貴方は廃れた神社の狐耳のじゃロリ神様が「儂なんてもう誰にも相手にされないんじゃよ……」という自虐をしているのを見て「そんな事ないですッ!」って感じに慰めてたらある日押し倒されて「お主が悪いんじゃからな……!」となんだかんだ悪い気持ちじゃなくズブズブの関係になってしまい狐耳のじゃロリ神様でしかイけなくなる体になってしまったわ……後は私達警察が貴方を保護します。安心してね。私たちが付いてるわ。」
この女の人イケメン……!
「
時間が経過して数時間後。場所は警視庁中央警察署。その中のモニタリング室である。楠木と呼ばれた女がタバコをくわえながら電子キーボードを叩く。
「驚きだわ……彼、異常なしよ」
「何?」
眼鏡をかけた男性警察が、楠木に問い返す。
「心拍・脳波・血脈共に正常……薬の効果を試す為に隠れマゾな学年のマドンナが偶然エロ同人誌を買っている場面に出会してしまい、誰にもばらさない代わりにめちゃくちゃ首絞めセックスを迫ってくるシチュエーション映像を流してみても、普通にしてたし。彼の性癖が変わった……もしくは固定された様子はないわね」
「有り得るのか?薬は本物だったのだろう?」
「えぇ、本物よ。フラスコに残された僅かな液体が既に検査を終えているけれど、間違いない。」
「なら何故彼の性癖は……いや、そのシチュエーションが彼の元の性癖に刺さらなかっただけかも知れない。他のシチュエーションを……」
「大丈夫よ
「……彼は……一体何者なんだ?」
【悲報】ワイ、警察?に身柄を抑えられたと思いきや、どエロいシチュエーションの映像を見せられてしまう。*1
なんなんやこの世界は……てかあのシチュエーションでイけそうだったぞ俺?なんや狐耳ロリ神様でしかイけない体になったんちゃうんか?
ウィン。という音と共に、ドアが開き、えっっろい格好の女性と眼鏡の男性が入ってきた。誰かな。エロいな。
「初めまして。私は楠木
(聞いたこと)ないです。
やべーよ。いきなりやべーよ。俺異世界転生者だよ。なんでいきなりこんな場所に拘束されなきゃ行けないの?てか性癖安全課って何?生活安全課みたいに言うなよ。
「それで貴方の体についてなんだけど……」
それ!!聞きたかった!!
「問題なしね。驚く程。さっきも……今も私を見て勃起してるみたいだし。どういう原理なのかさっぱり分からないけど……」
バレてる……
ギシッとソファに座り込み、黒タイツの足を組んでタバコを吸う楠木さん。
「そもそも貴方……何者?」
ア゚ッ
「戸籍も指紋も血液検査もどれも該当無し……まるで今までこの世界に存在しなかったような……それに従来の性癖薬も効かない特異体質……もう一度聞くけど、貴方、一体何者なの?」
「あーいやーーそのーーーーえーーーっとですね……」
まずいまずいまずい。俺はさっきまでのどエロいシチュエーションの映像と楠木さんによって下半身に回っていた血液を慌てて脳に送り出す。
考えろ〜もしここで「あっ、俺異世界から来ましたw」とか言ったらどうなる?そんなん良くても精神病院やろ……
「もしかして
「おい」
「アハハッ。冗談よ冗談。あんな都市伝説真に受けないって」
ぬ?楠木さんと紗霧さんとやらがなんか話してるぞ。都市伝説?旅人?
「あの〜……その旅人って……」
「あら。知らないの?」
そのあと聞かされた都市伝説はこうだ。
数百年に一度、《無》から生まれる人が居る。その人は元は別世界の人間で、
それなんてエロゲー?
「というか人口減少って……」
「……貴方本当に何も知らないのね。2040年頃……今から大体300年前かしら。自由だった《性癖》は、代を次ぐ事に遺伝子に刻まれ、今日に至るまで性癖の固定化は進んだのよ。ちなみに私は職場の年下低身長後輩に親切心で優しくしていたら、ある日その体躯に見合わない剛力で押し倒され、「先輩が悪いんですからねッ!そんな顔してボクを誘って……!」と半ばレイプのようにズブズブに犯されるも、何故だか悪い気分にはならなかったというシチュエーションでしかイけないわ」
「俺は毎日同じ電車に乗ってるイケメン女子にたまたま目が合い、それから何日かチラチラと相手を伺うも、あの日以降目を合わせてくれず、少し悲しんでる時にいきなり声をかけられ、「学校なんてサボっちゃおうよ」と言われ制服のままホテルに連れ込まれ「ビッチだったのか」という気持ちと「あの子とセックス出来る」というなんて言っていいのか分からない感情に押し潰されながら致すシチュエーションでしかイけない。これは遺伝子に刻まれた情報で、書き換える事は出来ない……基本的にはな」
いきなり性癖開示されて我びっくりなんですけど。
2人とも
「一部の科学者がその遺伝子……俗に言う《性癖遺伝子》を破壊、ないしは書き換える薬を日夜開発しているが、成功例はほとんどない。あるのは君が受けたような極一部のシチュエーションに限った物や、《性癖遺伝子》の破壊によりあらゆるシチュエーションでイけなくなってしまう……所謂
紗霧さんがかけていた眼鏡をクイッと弄る。
「けど旅人は違う。この世のありとあらゆるシチュエーション、相手でイく事ができ、その精力と遺伝子で世界を変えられる……という、一種の都市伝説だよ。非科学的だ」
「あら。でもないとは限らないじゃない?私意外とロマンチストなのよ」
笑う楠木さんになんて言っていいのか分からない俺。
どえらい性癖開示を受け、都市伝説を聞き、恐らく俺はその《旅人》とやらなのだろうと当たりを着け、考える。
どうする。言うか?でも言ったら言ったで研究所かなんかでモルモットにされるし*2、やめておいた方がいいのだろうか……しかし戸籍も何も無い俺を警察がどうしてくれるのか……
「…………ねぇ、貴方もしかして……本当に旅人だったりする?」
「楠木……止めないか。彼も困惑している」
くわえていたタバコを携帯灰皿に捨て、立ち上がる楠木さん。それを見て、声で窘める紗霧さん。
「でも考えてみなさいよ紗霧。この子はさっき隠れマゾな学年のマドンナが偶然エロ同人誌を買っている場面に出会してしまい、誰にもばらさない代わりにめちゃくちゃ首絞めセックスを迫ってくるで勃起してて、私を見ても勃起を保ったままだった……性癖が明らかに《2つ》あるわ。」
「それは…………ううむ……」
楠木さんの妖艶な目が俺の目をいぬく。
なんすか。俺がおかしいんすか。俺からしたらそっちの方がよっぽど……
Kiss
……えっ?
「んっ……んん!?んちゅ……んっ……」
えっえっいきなり何!?楠木さん!?いきなりのディープなキスはヤバいって!あっ頭とろける……えっろい年上お姉さんにディープキスされてる……やばぁ……
「ん……ぷはっ。これで確信したわ」
惚ける俺を後目に、やりきった顔をした楠木さんが、俺の口と楠木さんの口の間に繋がる銀の糸を手で切り、裾で垂れそうな唾液を拭う。
「彼は
「まさか……」
楠木さんの蠱惑的な顔と、これからどうするのか打算的な顔になっている紗霧さんを見やる。
この世界エロ過ぎんだろ……
続くかは君のお気に入りと感想と評価にかかってるぜ!!
よろしくな!!