ノスフェラトゥのアーカイブ   作:モルモット3号

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えーまずは大変お待たせしてしまったことについてお詫びを。
テストが終わりそのまま勉強からの一時的解放を満喫していたらいつのまにか年末年始となっていました。本当にすいませんでした。

え?これ描くまでの間何してたって?







ポケモン。

いや待ってほしい、これはポケモンが楽しすぎるのも悪いと思うんすよボカァね。だってあれポケモン捕まえるどころか好みのコーデでポケモンと街散歩するだけで楽しいんですもん!!!!
おかげで時間が湯水の如く溶けていきましたもん。

まぁそれは一旦置いておきまして、次にとっても驚いたのがお気に入り数が100を超えていたのとUAが2500くらい言ってたことですね。
もうほんとに感謝しかありません、本当にありがとうございます。
これからもより多くの方に読んでもらえるよう頑張ってとうこうしますのでどうか応援よろしくお願いしますm(_ _)m。


ep3 砂塵の聖地、そして灰狼

「うむ、良い天気だ、晴れ時々砂嵐といったところかね?」

 

「お前はどう思う、先生」

 

砂に埋もれかけ半ばゴーストタウンと化したアビドス自治区にて私は目の前で顔を蒼くしながらうつ伏せになっている先生を見下ろしながらそう言った。

_____________________________________________

 

数時間前……。

 

先生と主従契約をしてから数日私はシャーレの業務を手伝っていた。

 

 

「こっちの書類は終わったぞ確認してくれ」

 

「"うんありがとうクオヨ"」

 

 

ここ数日間シャーレの存在が生徒達に広まって来ており色々助けを求める依頼やら手紙やらが来るのだ。それに加えて連邦生徒会から降りてくる仕事もあるのでなかなか忙しい。

まぁ生徒から頼られることは先生からしてみればいいことなのだろうが。

 

 

ゲームの時でさえ過労でたびたび倒れていることが示唆されていた先生の業務、その一端を担うのだから覚悟はしていたが……。

 

 

「毎日この量を処理しなければいないとはな…いつか過労死するんじゃないか?」

 

「“なかなかに不謹慎なこと言うね…。まぁけどこうして仕事をすることで生徒のためになるんだから安いもんだよ"」

 

「それで倒れられたりでもしたら元も子もないのだが・・・ん?」

 

 

そう先生と話しながら書類整理をしていると妙に見覚えのある手紙が出て来た。

 

 

丁寧にそれでいて読み手が読みやすいように書かれたその手紙、そして手紙に書かれたアビドス高等学校の文字。

 

 

キターーーーーーー!!!!

ついにアビドスからの手紙キターーーーーー!!!!

と言うことはここから本格的にブルーアーカイブという物語が始まる…ってコト…?

 

やっべぇテンション上がって来た。

 

 

そしてこれから始まるのはブルーアーカイブと言うゲームを始めて1番最初にプレイヤーである先生が関わる物語、アビドス高校の廃校を阻止するべく立ち上がった5人の生徒たちが立ち上げた対策委員会とその周りで起きるさまざまな事件の解決や廃校の危機の原因とも言えるカイザーコーポレーションとの対決を描いた「対策委員会編」。この対策委員会編のストーリーの面白さやキャラの魅力があったからこそブルアカがあそこまで人気になったのだと思う。

 

 

そんな対策委員会編が今始まろうとしているのだ。私は思わず感動に震えた。

 

 

自分の大好きなゲームの、その始まりに、厳密に言えば始まりはプロローグだが細かいことはこの際いい、そんな記念すべき瞬間に今自分は立ち合おうとしているのだから無理もない。

 

 

正直今から何百年も前のキヴォトスに来たとなった時には先生や推しの生徒達の活躍を見れないのか……とものすっごくがっくり来たからよりそれが感動に上乗せされて本当なら咽び泣きたいところだが先生の手前流石にやめておく。

 

 

「クオヨ?どうしたの?さっきから机の上見て固まってるけど」

 

「ん?・・・あぁ、いやなに、少々面白いものを見つけてね」

 

 

そう言って私は先生にその手紙を渡す。

 

 

「貴方宛ての物だ見てみると良い」

 

「うん、ありがとう」

 

 

そう言い先生は手紙を読み始めた。

 

 

手紙にはアビドス高等学校が今地域の暴力組織により追い詰められており連邦捜査部の先生の助けがいる、と言う内容だった。

 

 

「ふむ・・・・・・・アビドス高校、前はキヴォトスでも力のある巨大な自治区だったが今は気候の変化や砂嵐の影響で厳しい状況に置かれているらしいぞ?」

 

「それにただのチンピラ共に追い詰められているとは相当に余裕がないようだ」

 

やっぱり黒服からキヴォトス最高の神秘とまで呼ばれたホシノがいてそして尚且つ他の生徒もなかなか精鋭揃いなのにあんな好き放題されてるのは本当に物資がギリギリだったんだなって改めて聞くとわかるよね。

それを即座に行動して即座に解決する先生はなんなんですかね……。

 

 

「"なら直ぐにでも行ってあげないとね。"」

 

 

そう言うと先生は外出の準備をし始めた。

 

 

こうやって直ぐに生徒の為に行動することができるところが慕われる所以なんだろうと直接この目で見る事でより理解できる。本当に一部生徒(主にイオリ)への異常な対応とか金銭周りのだらしなさとかそういうのがなければ完璧なのにね。

 

 

さて、原作だとこの後先生はアビドスでがっつり遭難してそのまま数日間彷徨い続ける羽目になっている。

まぁ結果ブルアカのメインヒロインとして名高い砂狼シロコとの記念すべき初邂逅を果たすわけだが。

 

 

と言うわけで先生にはアビドスで遭難してもらうことにしよう。

え?なんとかしないのかって?

いやだよ面倒くさい。それに限界迎えてヒィーヒィー言いながらアビドスを彷徨う先生を見れるのはなかなか面白そうだしね。

 

 

「即決とはな、流石はシャーレの先生と言ったところかね?」

 

「"生徒の為だからね、もたもたしてはいられないよ"」

 

「うむ、それでこそ我が主人に相応しい人間だ」

 

私も準備を始める、と言っても持ち物は特にない、なぜなら体内に基本的に必要なものは全部入れてあるからである。

それに必要なものと言っても私の手元に今残っているのは普段使いのトンプソン1928と封印前から愛用している黒金と白銀の2丁拳銃、そして財布ともはや意味をなくしたクレジットカードと学生証だけである。

なので準備らしい準備はせず一応輸血パックを持って完了である。

 

「では行くとしようか」

 

「"あれ?もう準備終わったの?」

 

先生は首を傾げてそんな装備で大丈夫か?とでも言いたげな表情を浮かべる。

それに対しキメ顔を決めながらこう言う。

 

「あぁ大丈夫だ、問題ない」

 

「"・・・うん、ならいいんだ"」

 

お?なんかちょっと暗い顔になったぞ?

…そんなに面白くなかっただろうか、それともわりと鉄板のネタだから飽きてたのかな。

まぁいいや、とりあえず出発しよう。

 

「…?では、出発するとしようか

 

 

 

 

アビドスへ」

 

 

 

 

 

こうして私と先生はアビドス自治区へと向かったわけだがまぁ…案の定遭難しまして冒頭に繋がるわけだ。

_____________________________________________

 

「さて、遭難して大体3日といったところか、どうしたものか」

 

 

先生も最初のうちは心配させまいと元気に振る舞っていたが数日まともに飯を食べていないからだいぶ参っているようだ。

私としてはこのまま先生の弱り顔を眺めているのも悪くはないと思うがそれだと物語が進まない上に先生が死ぬとそのままキヴォトスが終焉するので仕事をすることにする。

 

 

さて、現在私は先生を背負いながらアビドス自治区を歩いている。

ゲームならば先生は道で行き倒れていたところで自転車でたまたま通りかかったシロコと出会いそのままアビドスまで背負って行ってもらうという感じですアビドスの校舎へとたどり着くのだが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこで会えばいいんだよッッッッッ!!!!

 

 

 

 

まずあの先生とシロコの邂逅は完全なる偶然だ。

故に場所も時間も何もかもわからないから完全に運頼りなのだ。

この時点でなかなかクソなのだが最悪自力で校舎を見つけると言う手もあるにはある、だがただでさえ無駄に広いアビドス自治区で地図も目印もなしで特定の建物を見つけようとすれば何日かかるかわからない。

 

 

一応封印される前に一度アビドスに行ったことはあるがその時もがっつり迷ってしまい一週間も彷徨う羽目になったからね、しかもこの時の記憶も今となってはほとんど忘れてしまったからどのみち役に立たないしなぁ……。

 

 

「う〜むどうするかね。」

 

 

なんて考えていると背中で何かが動く感覚を感じる。

どうやら先生が起きたようだ。

 

 

「"う、……ん、"」

 

「やっと起きたかね、このねぼすけめ」

 

 

そうバカにするように笑顔をむけそのままからかいの言葉の一つや二つぶつけてやろうかなんて思っていたのだが次の瞬間飛び出した言葉で消し飛んでしまう。

 

「"ん……?スンスン…うん…クオヨの匂いがする……良い匂いだ…"」

 

 

あまりにもサラッと、なかなかアウトやことを言うものだから思わず硬直してしまう。

 

 

何を言っているのだこの男は……。そう一瞬思うがすぐに切り替える、こういった発言が先生と言う男のアイデンティティであるのは知っている。

私とてブルアカファンの端くれ、こう言った先生の変態ゼリフには慣れている。

 

 

まぁ慣れてるとは言え起きて1番に言うセリフがそれなのはいささかどうかと思うのだがね。

 

 

あ、そうだ(唐突)この際だ、試しに先生へ罵倒の一つや二つ言ってみるとしよう。きっといい反応をしてくれるに違いない。

 

 

「ほう。3日シャワーを浴びていない女児の体臭をなんの躊躇いもなく嗅ぎ、あまつさえそれを良い匂いだと言うか」

 

「"実際いい匂いだったからね、つい"」

 

「そうかそうか、このヘンタイが。脳みそに海綿体でも詰まっているのか?」

 

「"それ、もう一度行ってみてくれないかな?"」

 

 

ふむ、やはりそう来るか、ならばこちらはこうするまでよッ!

 

 

「ほぅ…。それは私への命令(オーダー)と判断して構わんな?」

 

「"え?"」

 

「ならば仕方あるまい、主にこのようなことをするのは全く持って遺憾だが、まぁ命令だからな仕方あるまい。」

 

「"え?"」

 

 

オーダー受けちゃったからネ。しかも私拘束制御術式で基本主と定められた人の命令には逆らえないようになってるからネ。

 

 

「では早速、始めるとしよう」

 

 

そう言って私は先生を押し倒してその近くにしゃがむ。

突然の行動に先生は混乱しているようで驚いた顔でこちらを見上げる。

 

 

大の大人をこうして見下ろすのはなかなか愉悦を感じるが今は命令を遂行するのが先なので自重するとしよう。

 

 

「どうせやるなら本格的にしなくてはな?」

 

 

次に私は先生の耳元派まで顔を持ってゆきふ〜っと息を吹きかけてやる。

 

 

すると面白いくらいに先生の体が反応しビクンッと言わんばかりに体が跳ねる。

 

 

見ると耳が赤くなっている。どうやら先生は耳が弱いようだ。

 

 

「息を吹きかけた程度でいちいち反応するな、これでは命令通りにできんぞ?」

 

「"クオヨ、これは流石に…"」

 

「何を言う。もう一度ヘンタイと言ってくれと言ったのはお前だぞ?

だから大人しくそこに倒れていろ」

 

 

先生の弱点も把握できたので再び命令を実行する。

耳元へ再び顔を持っていき声をかける。

 

 

「では、始めるぞ?」

 

 

私はASMRでよく聴くような囁き声と言われるような声で先生の望み通りに罵倒した。

 

 

「このヘンタイめ、脳みそに海綿体でも詰まっているのか?」

 

 

ねっとりとした声で先生の耳元に囁く。

するとどうやらお気に召したようで顔がいい感じに緩んでいる。

 

 

「満足したか?」

 

「"うん、もちろん"」

 

 

倒れながらも満足げな顔をしながら先生は言った。まぁずっと押し倒しててもアレなのでとりあえず先生を起こし再び背負い直した。

 

 

そんな感じで先生で遊んでいるとふと私の耳が何かがこちらへと向かってくる音をキャッチした。

 

 

うん、何かとかそう言うレベルじゃないな、この音は間違いなくこの音は自転車だな。

 

 

と言うかアビドスでなおかつ自転車を漕いでいる人なんてもう一人しかいない。

 

 

ようやく彼女に会うことができそうだ。これでアビドスへの道もなんとかなるだろう。

 

 

と言うわけでこのことを先生にも知らせるとしよう。

 

 

「ところで先生、アビドスへの道なのだがね」

 

「"あ…そういえば私達遭難したままだったね…。"」

 

「そうだ、だが、どうやらもうすぐで案内役が来そうだぞ?」

 

 

先生の"え?"と言う疑問の声それに続いて後ろから自転車を漕ぐ音が近づいて来た。

 

 

「では先生、2人でヒッチハイクと洒落込もうじゃないか?」

 

そう言い私は自分の手を前に出しグッドサインを作った。

 

「"・・・・?"」

 

どうやら理解できていならしい。

 

「ほら、何を惚けている、さっさとお前も私と同じようにやれ」

 

 

「"アッハイ…"」

 

 

そうして先生も同じように手を突き出しグッドサインを作る。

 

 

そうしてから直ぐ、自転車とそれに乗っている彼女が見えて来た。

 

 

彼女の方もこちらを認識できたのか何やらいぶかしむような顔をしながらこちらへと向かってくる。

 

 

そしてとうとう私たちの直ぐ近くまで迫ったところでブレーキをかけ停まった。

 

 

白、と言うよりは灰色となっている髪に左右で違う白と黒のオッドアイの瞳をこちらへと向けたその少女、砂狼シロコがこちらへと喋りかけた。

 

 

「・・・・ん、ヒッチハイク…?」

 

その表情と声音には困惑の色が多分に含まれていた。

 

 




旦那の口調がいまだに理解しきれていない……。そして文章力が全く上達しない……。なのでおかしな部分があったらどんどん指摘してください。
頑張って直します。
あ、ですができれば優しく教えていただけると幸いです。投稿主のメンタルはガラスどころか豆腐なので…。

ではまた次のお話でお会いしましょう。
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