加茂に生まれました。禪院よりマシかと思ってたら全然そんな訳なかった 作:トレセン暮らしのデュエリスト
「うっ……わ、ひっろ。」
今私はアホほど広い日本家屋の前に立っている。何故って?何故か禪院家に連れられてきたからだよ。何で連れてこられたのかな?本当にわかんない。
「お前は大人しくしているんだ、良いな?」
「…はい、お父様」
どうやら大人しくしておけとの事だけど甚爾君に会える可能性があるんだ、大人しくしておくわけがないでしょ。
なんかそこそこの広さのある一室に叩き込まれた。足音も遠ざかっていくし…よし、そろそろ行動しよっかな。
「さーて…?甚爾君どこかなぁ〜…?」
多分今私は凄い目つきをしてると思う。だって推しに会えるかもしれないのだ、当然でしょ?
歩き回っているとなんか至る所から呪力が噴き上がってる。後は私の術式の効果だろうか、血の匂いとかに敏感なんだけど血の匂いもする。
「………あんまりここに長居したくないなぁ…」
ん?呪力が消えた?なんか凄い密集してる感じがするんだけど…まさかね?
一つ覚えがある。呪力がこの家に密集するところといえばあそこしかない。懲罰部屋、原作において真希ちゃん真衣ちゃんが放り込まれた呪霊が山盛りいるところだ。あんな所に放り込まれるような人は……
「いたーーーーーーっ!!!」
「………あ"?何だお前は」
見つけた!やっと見つけた!嗚呼、甚爾君だ、本物の甚爾君だ!ヤバい何話そう顔大丈夫かな変な顔して無いかな!!?
あっヤバい怪訝な顔してるかっこよ!えっ、かっこよ!!?
「………おい、こんな猿に何の用だって聞いてるんだが」
めちゃくちゃ捻くれてるぅ……そうだよね、私みたいな得体の知れない人間が突然現れたんだもんね。と、取り敢えず交流を図らないとだよね!
「あ、あーー……禪院甚爾さん…で合ってる?」
「…あぁ、そうだが?」
「こんな所で何してるの?」
「見ての通りだ、鬱憤晴らしてるんだよ」
あっやばい髪の毛かきあげる仕草かっこよすぎる死ねるわ。連れて行こう(錯乱)。
だってさぁ!!?こんな所に居させらんないよ!呪具っぽいのは持ってるから余裕だと思うけどこんな血と呪いが充満してるような場所に居させらんないよ!?
よし、目標にサブタゲを追加しよう。『甚爾君をお持ち帰り』するんだ。
「……ねぇ、甚爾さん。急な話なんだけど、うちに来ませんか?」
「……何言ってるんだお前」
「こんな所に居ても意味ないですよね、ならうちに来ないかなぁって思いまして」
「……メリットは?」
おっ食いついたかな?よし、私ができるメリットは何だ…うん、お金しかないわ雇おう。
「まずはお給金ですかね、私は女ですが術式のおかげかそこそこ自由ですしお金も動かせますので。個人的に体術を学びたいので」
「…なるほど?ちなみに給金の内容としては?」
「そうですね、大体月給500万。年で6000万でしょうか。飽きれば出ていってもらって構いませんし」
「………悪かねぇな」
「つまり?」
「雇われてやるよ」
はい勝ち。それじゃあさっさと部屋に戻んないとね、そこそこ時間経ってるし。
部屋に甚爾君を連れて戻って待っているとクソ親父が帰ってきた。「何だそいつ」って聞かれた。まぁ呪力無いしそりゃそうだよね…禪院家と一悶着もありそうだ。少しだけ申し訳ない(思ってない)と思う。
その後聞いた話だと向こうは甚爾君を厄介払いできて寧ろ良かったらしい。ただなんか1人だけキレ散らかしたらしいんだけど……何なんだろうね?
戦闘描写を予定してる地点にどんどん近づいて来てて震えてます。自分の拙い文章で表現できるのか…?
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うるせぇ毎秒投稿だ