エリニュス-慈しみの神達へ-   作:ライト鯖

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王国の守護者

 

 

ベルアスナとマルティンは激しく移動しながら、激闘。

いや、追いかけっこを繰り広げていた。

 

『氷魔法:アイスロック!』 

 

幾つもの巨大な氷塊がマルティンの目前に現れる。  

「ふんっ!」 

 

マルティンは魔力を込めただけの剣で、その巨大な氷塊を両断していく。

 

極地の氷以上に固いってのにスパスパ斬りやがって。野菜じゃないんだぞ!

 

一瞬にして氷を切り裂かれ、ベルアスナは冷や汗を流していた。

 

「はあっ!」

 

更に踏み込んだマルティンの大剣が振り落とされ、ベルアスナの顔面を狙う。

 

『くそっ...!』

 

氷での防御と跳躍でどうにか避けたが、彼の頬からは、わずかに血が流れていた。

 

『...氷魔法:シルバーブリザード』

 

細かく、鋭い氷の粒を吹雪のごとく放ったベルアスナは、勢いそのまま、次の技を発動した。 

 

『氷魔法:フローズン・ルーツ』

 

地面から氷の刺が出現するが、マルティンは素早く跳躍し、それを躱す。

 

...避けた?さすがに直撃すればダメージは負うのか?

簡単に氷を斬られてしまっていたため、攻撃が効くのかも不安になっていたベルアスナだったが、マルティンの動きから、そう分析し、僅かに気勢を取り戻した。

 

『氷魔法:アイシクル・バレット 連!』

 

宙に飛び、ベルアスナは、氷柱の弾丸を大量に地面へと撃ち出した。

ガンガンと氷柱と剣が衝突する音が連続する。

マルティンが剣を凄まじい速度で振り、降り注ぐ氷柱を切り落としているのだ。

だが、幾つかは零れ落ち、マルティンの腕や腿に直撃してしまう。

 

血!当たった場所に、わずかだが傷が出来ている!

 

勝ち目がないのではないか、と絶望しかけていたベルアスナは、マルティンの負傷に気が付き、一瞬フっと安堵した。

 

「はあっ!!」

 

だが、マルティンが剣を大きく振ると、雹のように降り注いでいた氷柱が一層されてしまう。

 

剣を振ると同時に込めた魔力を放つことで斬撃を飛ばしたのか!

 

ベルアスナの安堵ごと振り払うかのような一撃に、彼は愕然としたが、それで終わりではなかった。

 

ダンッと地面の蹴られる音と共に、マルティンは跳躍し、ベルアスナと瞬時に距離を詰める。

無論、ベルアスナは氷柱を一時的に払われこそしたが、魔術は解いていない。

つまり、直ぐに再び氷柱が降り注ぐのだが、それを致命になりかねないものだけはあしらいつつ、一挙にベルアスナへ肉薄したのだ。

 

「はっ!」

 

マルティンの剣を鼻先に掠らせながら、すんでのところで躱したベルアスナは、浮遊を解除し、地面へ着地、直ぐ様マルティンと距離を取った。

 

「...あんた、騎士団の団長か?」

 

ベルアスナは時間稼ぎに出た。

目の前の魔導士の倒し方を考える時間を欲したのだ。

 

「そうだ。黒龍団のな」

「ならどうして大佐じゃなく俺を狙ったんだ?」

「あの司令官、お前より強いだろう?」

「だからこそ、だ。何でお前より弱いやつを大佐に充てた?」

「時間稼ぎか?」

 

マルティンのニヤリとした笑みに、ベルアスナは冷や汗を浮かべる。

 

やっぱバレるか..。

 

直後、再びマルティンに迫られたので、彼の剣撃を躱し、ベルアスナは距離を取る。

 

「まあ、いいさ。付き合ってやるよ」

 

そう笑って、マルティンは話し始めた。

 

「何で俺より弱いやつを、か」

 

ニッとマルティンは笑う。

 

「気付いてると思うが、俺は魔術をお前に使っていない」

 

ベルアスナもそれは良く分かっていた。

魔術もなしに、彼の氷は、魔力を剣に込めただけの剣術に破られ続けていたのだ。

 

「何もお前を舐めているから使ってないわけじゃあない。そんなことをするメリットもないしな」

 

言われてベルアスナは気付く。確かにそうだ、と。

舐めてかかられる程に、絶望的な程に、実力差があるのならば、自分の攻撃を受けてこの男はダメージを負うことすらないはずだ。

少なくとも、全て捌ききれるだろう。

にも拘らず、彼は攻撃を受けた。

そして、少しではあるが血を流している。

そも、彼の部下達が多勢と戦っている状況で、舐めて手を抜く意味はない。

 

 

「何故だ..?」

「何でだと思う?」

 

言いながら、マルティンはベルアスナの背後を指差す。

チラリと背後を伺ったベルアスナの視線には、先程彼らが抜けてきたばかりの森林が写った。

 

こんなところまで移動していたのか。

そう考えた瞬間、ベルアスナはふと感じた。

何だ?この違和感は..。

 

自分より弱い筈の部下を、俺より強い大佐に充てた。

俺よりも間違いなく強いが、舐めて手を抜く意味もない時に、魔術を使っていない。

更に言えば、人間の文化では強さが地位に直結しないことは往々にしてあるものの、エスパニアの魔法騎士団は、例外的に強さと地位が直結していると聞いている。

つまり、間違いなくこの男の方が、大佐に向かった人間よりも強い筈だ。であるなら..。

まさか━━。

 

「答えは簡単。魔術を使ってないんじゃなく、使えなかったんだ」

 

マルティンの言葉で、ベルアスナは確信した。

 

誘導されていた!

この林に!

ずっと躱させられていたんだ。

方向を調整されていた。

となると、奴の魔術は、既存の樹木を操る魔法か?

それとも━━。

 

ベルアスナの思考は目前の男から放たれ始めた膨大な魔力によって中断される。

 

「正直魔術無しだと、決め手に欠けた。まあ、お前の方が魔力消費は大きいから、消耗戦でも良かったんだが、時間がかかりすぎるんでな」

 

『氷魔法:フローズンルーツ!』

 

必死の形相で魔術を放ったが、氷柱の出現する瞬間に、剣で地面を叩かれ、氷を破壊されてしまう。

 

「それに、お前より強い"大佐"が相手だと、魔術無しでは少し厳しかったろう。だが、最初から森林で戦うとなると、私以外の団員に取っては不利だ。視界も悪いしね。だから、こうして君を、俺のフィールドに運んだわけ。そして、あの林は既に、俺の魔術効果範囲内だ」

 

悪い笑みを浮かべ、マルティンは、地面に手を翳しながら、唱える。

 

「召喚魔法」

 

彼の言葉と共にマルティンとベルアスナが挟むような位置へ、巨大な魔方陣が出現した。

 

『...!』

 

構えたベルアスナだったが、直ぐに何かが起きるわけではなかったので、怪訝な顔になる。

 

『...?』

目を凝らすと、魔方陣の中央に、かなり大きな蛇とトカゲが、重なりあうようにして出現していた。

 

次の瞬間、魔方陣が光輝き、中央にいる蛇とトカゲも輝き出す。

そして、重なりあっていた両者は、光と共に融合していき、徐々にその姿を巨大化させていった。

蛇とトカゲの融合した形をした光が、10m程度の大きさにまでなると、魔方陣の端々から現れた光の粒が、融合した光体に肉付けされるように合わさっていく。

 

『くそっ!』

 

不味いと感じたベルアスナが魔術を放ったが、魔方陣の端で打ち消されてしまう。

 

光の粒同士が合わさり、鱗や、角を象っていき、やがて、魔族でも余り見る機会のない、ドラゴンのような形へと変化した。

 

そして、魔方陣が消失すると同時に光も消え、魔獣であり、ヒトの勢力圏である北方大陸には存在しないはずの魔獣、ドラゴンが顕現したのだった。

 

召喚魔法。

様々なパターンがあるが、マルティンの術式の場合は、自身の術式効果範囲内に存在する動物を依り代に、魔族の勢力圏で一般的な魔獣や、ごく稀にしか存在しないような伝説級の魔獣等を召喚する魔術である。

魔獣の種類は依り代とした動物の種類に依存し、蛇とトカゲならドラゴン。

蛇単体ならば大蛇。

中型以上の鳥類ならフェニックスやサンダーバード、蛇と鳥であればガーゴイル、といった、強力な伝説級の魔獣を召喚することが出来る。

勿論、ホーンバイソンや魔馬といった一般的な魔獣も召喚可能である。

可能といっても召喚可能な動物は術者本人の知識に依存しており、彼の知る動物のみが出現する仕様であるが。

 

また、依り代を選ぶことは出来ず、効果範囲内で術者の最も近くにいる動物を術式が自動で召喚するため、顕現させる動物を意図的に選択することは出来ない。

 

効果範囲を絞る、欲しい動物を探し、近くで発動する、といった形である程度操作は出来るが、戦闘中では難しい。

ただ、呼び出した動物から召喚できる魔獣が複数種ある場合は、どれを召喚するかを術者が選択することが出来はする。

 

また、この術式は、召喚から使役までが術として設定されているため、既に使役されている動物を召喚することは出来ない。

つまり、召喚する動物を選ぶために、動物を飼ってストック、任務の際に連れていく、といった形でランダム性を回避することは不可能である。

使役されている動物の基準は術者本人の無意識に委ねられているため、現状、一日でもストックのために側に置いておかれた動物は使役されていると判断されてしまう。

 

故に、マルティンは整備され、低身長の草しか生えていない動物など殆どいない草原では魔術を発動出来なかったのだ。

 

「さあ、終わらせようか」

 

召喚したドラゴンを背に、マルティンは剣を構え直した。

 

「グオオオオオ!」

 

ドラゴンの咆哮が、こだまする。

マルティンは、咆哮を合図に駆け出し、それと同時にドラゴンが、口から魔力を凝縮した光線をベルアスナへ向け、勢い良く吐き出した。

 

召喚を見届けることしか出来なかったベルアスナは、直ぐ様飛び退き、光線を回避する。

しかし、一息つく間もなくマルティンに斬りかかられ、体勢を崩されてしまった。

 

『氷魔法:シルバーブリザード!!』

 

ドラゴンの口に再び魔力が凝縮されつつあることに気が付き、ベルアスナは瞬時に氷の猛吹雪を浴びせ、攻撃の相殺を試みる。

だが、ドラゴンは身体の一部を凍らされつつも、光線を吐き出し、ベルアスナの魔術を押し潰していく。

 

「俺を忘れちゃいかんよ」

 

ドラゴンの光線にかかりきりにされてしまったベルアスナを、マルティンの剣術が襲った。

 

『ぐうっ!』

 

腕を斬りつけられつつも、なんとか致命傷を避けたベルアスナだったが、魔術を途切れさせてしまったことで、ドラゴンの光線をも足に浴びてしまう。

 

「グオオ!」

 

追い討ちをかけるようにして、ドラゴンはその巨躯を支える剛腕を粗雑に振り、木々を薙ぎ倒しながらベルアスナを巻き込んだ。

 

『があああ!!』

 

吹き飛ばされ、巨木に衝突したベルアスナは、一瞬意識を失いかける。

そして、どうにか気絶は免れたものの、膝を付き、まともに動けなくなってしまうのだった。

 

不味い。動かねば。来る。来る。足が..くそっ!

 

ベルアスナは気配を感じ、上を向く。

マルティンが、剣を構え、彼の頭へと迫っていた。

 

嫌だ。死にたくない。まだ。エラス━━

彼の意識は、そこで終わりを迎えた。

 

地面に叩き付けられ潰れた頭と、飛び散った血渋き、それらを何の感慨もなく見て、ベルアスナの死亡を確認してから、マルティンは、ドラゴンと共に、未だ戦闘が続いているであろう平原へと戻るのだった。

 

マルティンの術式は使い勝手も悪く、自由度も高くない。

魔力消費も巨大。強力な魔獣を使役するには、莫大な魔力が必要だからだ。

魔力量が差程でもない魔導士が同じ術式でドラゴンを使役したとしても、数秒間顕現させ、光線を一度吐かせるのが限界といったところだろう。

 

しかし、マルティンはそんな魔術で、魔導士の最高峰たる一級魔導士に、更にエスパニア王国魔法騎士団団長に上り詰めた。

 

ドラゴン一体を30分程度は操れる純然たる魔力量の多さは無論だが、身体強化等の基礎的な魔力操作や、それを利用した剣術の巧みさ、そうした技量のみで、同じ一級に分類される魔導士と互角以上に渡り合える実力。

それらがマルティンをエスパニアで五本の指に入る魔導士足らしめているのだった。

 

 

レオは、死霊魔法の使い手との戦闘を終えた後も、まだまだ残っている魔族を相手に戦い続けていた。

 

「ふっ!」

 

炎を纏わせた剣を振るう。

 

『ぐうっ!』

 

相手のオークは、同じく剣で受けたが、魔力を纏わせただけの剣であったため、より威力の高い術式によるレオの剣に破壊されてしまった。

 

「はあっ!!」

 

勢いそのまま、レオはオークに飛び上がって斬りかかり、その巨躯から延びる、太い首を落とすのだった。

 

「はっ...はっ...」

 

出来るだけ魔力の消費を抑えていたので魔力自体はまだ余裕はあるが、さすがに体力の方が尽き始めていた。

一旦息を入れようと、周囲を確認しながら、フーッと深呼吸をする。

 

瞬間。

レオの真横を掠めるようにして、巨大な影が過ぎ去っていった。

 

「なんだ!?」

 

影の飛んで行った方向に視線をやると、それを追うようにして別の影が再び過ぎ去り、最初の影に追い付いたかと思うと、光を放ち、それを更に吹き飛ばしたのだった。

どうやら最初の影は吹き飛ばされていたらしい。

影の移動に僅かに遅れ、雷鳴の様な音が鳴り響く。

 

「イグナシオさんか!」

 

レオは、光や音の特徴から、雷魔法を使う副団長のイグナシオが戦っているのだと気付いた。

 

「噂には聞いてたけど、速いな..」

 

レオは、直接彼の戦いを見たことは今まで無く、話にしか聞いてこなかったのだ。

 

実際に見てみると、同じ魔法を使っていたエリオスとは比べ物にならない速さであり、レオは驚くばかりであった。 

 

『ぐっ ...!』

 

魔族の司令官ゲルバラナは、凄まじいスピードで吹き飛ばされていた。

 

奴の速度が速すぎる。

雷魔法とは言え、本人の反射神経が優れていなければ、自分の動きを把握出来なくなる筈だというのに..!

 

「雷魔法:ライトニング・ランス」

『青銅魔法:ブロンズ・ドーム(青銅円蓋)!』

 

再び電光石火の速度で迫り来るイグナシオに、空中でどうにか身を立て直したゲルバラナは魔術で対抗し、自身の周囲を取り囲むようにして防御する。

バキバキッと青銅に大きくヒビを入れさせつつも、イグナシオの雷の槍の動きは、ゲルバラナに届く前に止められた。

 

その隙を付き、ゲルバラナはどうにか地上に降り立ち、構え直す。

 

『青銅魔法:グリーン・キャノン(銅砲弾)

 

感電し、僅かに痺れる手をどうにか動かしながら、緑に輝く青銅の大玉を、イグナシオに向け、放った。

 

「雷魔法:ボルトライク(落雷石火)

 

だが、その大玉は、超スピードで突撃したイグナシオに無慈悲にも打ち砕かれてしまう。

 

また、一瞬遅れて雷鳴が轟く。

 

『青銅魔法:ブロンズ・ドーム・ニードル』

 

再び先程と同じように円蓋状に自身を囲わせた青銅に、今度は刺を生やし、ゲルバラナは防御体勢に入った。

 

「雷魔法:サンダーボルト」

 

一発の雷を、ゲルバラナの円蓋に落とす。

これにより、ゲルバラナの円蓋に生やされた刺の大部分は破壊され、中にいるゲルバラナも、青銅故に、電気が伝わりやすく、感電してしまうのだった。

 

『かはっ...』

 

魔力で自身の身体を守っていた為、どうにか意識は保っていたが、身体を動かすことは出来なくなっていた。

 

「雷魔法:ライトニング・ランス」

 

そして、イグナシオによる再びの電光石火の突撃で、円蓋は完全に破壊されてしまう。

ただ、円蓋はかなり強固だったようで、イグナシオの雷の槍は、円蓋に刺突した衝撃と同時に魔力が霧散し、消失するのだった。

 

「中々やりますね。でも、相性が悪かったようだ」

 

イグナシオは未だ感電により身体を動かせないゲルバラナの腹に向け、拳を振りかぶる。

 

「雷魔法:ボルテック・フィスト!」

 

その高速の一撃は、ゲルバラナの身体を雷鳴と共に貫いた。

 

『あぐありふるしら..』

 

ゲルバラナは、痺れで上手く動かせない口で、神に祈ろうとしたのか、誰かの名を呼ぼうとしたのか、何やら口走り、そのまま、力無く地面へと横たわるのであった。

 

エスパニア王国黒龍団副団長、イグナシオ・サアグン。

彼は、エスパニア王国最速の魔導士と呼ばれており、その最大速度は、音を置いていく程と噂されている。

雷魔法を操り、速さだけでなく、多彩な魔術も彼の強味だ。

 

副団長も、騎士団に付き一人しかおらず、団長に次ぐ強さを認められる必要があるため、彼は、五人の団長を含め、王国で十指に入る強さとなる。

召喚魔法ありでのマルティンとの組み手におけるイグナシオの勝率は1割に満たないものの、マルティンのみ魔術使用禁止の組み手での勝率は、8割を越える。

また、マルティンの魔術は利便性が悪く、破壊規模も大きくなりがちなため、速度も速く、強さも申し分ない上、周囲の破壊も大きくならないイグナシオが基本的に都市部や国内での任務の指揮を任されている。

 

その為、黒龍団は、二人で一人の団長と呼ばれており、彼は、団の双璧をなしているのだ。

 

「さて、皆の応援に行かなくてはなりませんね」

 

イグナシオは、ゲルバラナの死を確認し、雷鳴を轟かせながら、団員達の加勢へと向かうのであった。

 

 

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