「やっぱり、胸が一番だよな」(上鳴電気)
「うん、分かる。いいよね」(尾白猿夫)
「僕は、腿が一番いいかな。あの弾力が堪らないよ」(緑谷出久)
「確かに腿もいいが、俺も胸だ。しっとりしていて、柔らかい」(轟焦凍)
「はっ!馬鹿か、一番は尻だろうが」(爆豪勝己)
「俺は、膝の辺りが好みだ」(常闇踏陰)
「俺は、どっちかっつーと、振り袖とかが良いな」(砂藤力道)
「そっちだったら、やっぱ、ふんどしだろ!」(切島鋭児郎)
「な~んて事を、男子が話してました!」
「······胸···」
「き、響香さん、胸というだけで、大きさに言及はされておられませんわ」
「弾力···だんりょく···」
「こっちをこんなに育てておいて、お尻とか」
「膝···マニアックね、常闇ちゃん」
「砂藤の振り袖は分かるけど、ふんどしって何!締めろと?!私にふんどし締めろって言うの、鋭児郎!!」
そんなタレコミをしてきた透。
話の中身からして、好みの場所とかの話だろう。まさか、かっくんの好みがお尻だったとは、私の胸をあんだけ散々弄くってこねくり回しておいて、まさかだよ。
他の皆も、大なり小なり思う所はある様で、特に三奈は頭を抱えている。彼氏の好みに応えてあげたいけど、女の子としては···と葛藤してる模様。
「···ふんどしすれば、手を出してくれるの?鋭児郎」
「三奈、それは最後の手段に取っておこう。多分、何かを失う事になると思う」
「そうだよ、三奈ちゃん。それに、最初から彼氏の好みに合わせると、どんどん付け上がるってミッナイ先生が言ってたよ」
「そうですわ、三奈さんは今のままで十分魅力的ですわ!」
「そうだよ、三奈。それに、どうせ最後には脱いじゃうんだから。まず、素の自分で勝負すべき」
「私からは、余り良いアドバイスは出来ないけど、切島ちゃんに頼まれてからで良いんじゃないかしら」
「みんな···うん」
皆の声掛けに、顔を上げる三奈。後は、切島君の下半身に頑張って貰いましょう。
「しかし、轟が胸なのは分かるけど、まさか緑谷が太股フェチだったとは」
「緑谷って、割かしムッツリ?」
「···否定出来ん。デク君、確かにサワサワってより、ムニムニって触ってくるし」
「お茶子の触り心地は至高、とか言ってたもんなぁ、緑谷君」
「ひょえっ?!」
「あら、大胆ね。でも、緑谷ちゃんの言う事も分かるわね。お茶子ちゃん、とても麗らかだもの」
「むっちり餅肌だもんね、お茶子ちゃん」
「何か、むっちりって言われるとアレやな。喜んでええんやろか」
「誇って良いと思いますわ。真似しようと思っても、中々出来ませんもの」
「ふむ、これが緑谷君イチオシの弾力。ストッキング越しなのが残念だけど、確かに」
「ひょわっ!!雪花ちゃん!!?」
「どれどれ、ウチも」「私も!」「私も触る触る!」「私も良いかしら」「私も、少しだけ」
「ちょっ!皆!!くすぐったい!!」
「よいではないか~、よいではないか~」
▼▼▼
「常闇ちゃん、どっちが好みかしら」
「···どちらも、短すぎないか?」
「そうかしら、膝が見えた方良いと思って」
「何故、膝?」
「常闇ちゃん、膝が好きなのでしょ?」
「···まさか······」
「ねえ、鋭児郎」
「ん、何だ?三奈」
「···下着、ふんどしにした方がいいの?」
「はあっ?!!何だそりゃ!!?」
「だって!今日、男子で話してたんでしょ!」
「いや、それは···」
「唯、何で浴衣何て着てるんだ?」
「ん」
「八木から聞いた?」
「ん、ん~、んっ」
「振り袖の代わりに浴衣···振り袖?」
「ん?」
「いや、可愛いけど······あ~、もしかしてだけどよぉ」
「えと、お茶子さん?」
「···ここ、好きなんやろ?」
「な、な、何の事?!」
「···弾力、堪らんのやろ?」
「えっ?···それって」
「あの、焦凍さん」
「どうした?百」
「···」ムニュ
「百、今日は無しの日じゃなかったか?」
「その、今のしっとりさと柔らかさは、どうでしょうか」
「···?」
「胸は、しっとりしていて柔らかいのが良いのですわよね?」
「···ああ、その話は」
「···」
「その目は何だよ、雪花」
「いんや、どう考えても、お尻より胸触ってる時間の方が長いよなぁって」
「あ?」
「一番は尻、焦凍や緑谷君達にはそう言ったんでしょ?」
「······」
「んあっ!そんな、がっしり掴まなくても」
「ちげぇよ、馬鹿が」
「ちょっ?!響香さん?!!」
「さあ、キリキリ吐いて貰おうか」
「な、何を?!?」
「ウチの胸に不満があるのか無いのか!!あるなら、正直に言え!!」
「いや、無い無い!ありません!!」
「···本当に?」
「······まぁ、皆の話とか聞いてると、挟んて貰ったりとかは羨ましく思うけど」
「っ!!!」
「ちょっ!待って!!ストップ!!ぎぃやああああ!!!!」
「尾白君、何であんな話してたの?」
「あんな話?」
「胸とか腿とか」
「あれ?聞いてたの?」
「聞こえただけ。まぁ、皆をからかうネタにさせて貰ったけど」
「すぐ気付いたでしょ」
「それがね、最後まで誰も気付いて無かったよ」
「え?本当に?!」
「うん、本当に」
「···」
「尾白君は、私の体の中でも、胸が好きなんだよね?」
「えっ?あ、いや、確かに、嫌いじゃ無いけど···」
「皆、そういう風に勘違いしたまま、帰られました」
「···好きな焼き鳥の部位について、話してただけなのに」
「だよねぇ。因みに、私はささみかな」
翌日
「「「透/透ちゃん/透さん、ちょっとお話いいかな/いいかしら/よろしいですか?」」」
「あ、あの~、みんな?」
「「「···」」」
「······普通、気付くでしょ」
アンジャッシュ的なノリを目指した。目指してみたんです。
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