八木雪花とほのぼの轟一家ヒーロー録   作:あならなあ

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「修学旅行~切磋琢磨とモテ期(?)~」

 

 

 

 

「まだ足んねぇぞ!!次はどいつだ!!」

「くそ、なんつうスタミナだよ」

「クレイジーだぜ」

「手、手も足もでなかった···」

「HEY、ボンバーマン!俺のテキサス魂見せてやるぜ!!」

「かかってこいやぁ!!!」

 

 

「ねぇ、雪花。本当に、アレがボーイフレンドなの?」

「え?うん」

「···もっと良い人居たでしょ」

「何を言う、シャロン。かっくんは、自慢の最高の彼氏だよ」

「···まぁ、好みは人それぞれか」

「頑張れー、かっくん!」

 

 私とシャロンの視線の先には、MHAの生徒相手に対人訓練をしているかっくんの勇姿がある。

 お父さんのお陰で、犯罪率が極端に低い日本では、災害や事故等の救助に重きを置いてカリキュラムが組まれている。反対に、ここアメリカでは、対ヴィランを想定した戦闘訓練に比重が偏っている。

 なので、私達がMHAの人達に、天災や人災における救助を。MHAの人達が私達に、ヴィラン犯罪の種類とその鎮圧方法を教えあっている。

 まぁ、今は、親善試合の熱に当てられたのか、勝ち抜き戦を勝手にやってる最中なんだけどね。相澤先生が止めようとしたけど、これも訓練になるからと、あちら側の教官が相澤先生を止めてた。取り敢えず、今の所かっくんが六連勝中である。

 

「シャロンも、混ざってくる?」

「そうだね、さっきはあくまで親善だったし、盾を構えるだけの人間だとは思われたくないしね」

「いってらっしゃ~い」

 

 さ~て、他の皆はどうしてるかな~。

 

 

 

   ▼▼▼

 

 

 

「WAO!!本当に取れないわ!!」

「う、動けない~」

「ちょっと!!見えちゃう!!」

「痛たたたた!!暴れないでよ!!」

「凄いわ、グレープジュース!!こんなキュートな見た目なのに!!」

「へへ、そんな事ねぇっすよ、うへへ」

 

 オイラは今、天国に居る。

 何かバトってるのを放っておいて、対ヴィランの捕獲訓練をしているオイラ達。オイラが最初に相手したのは、八木と互角にやりあってたあのカミラ·ダンバース。金髪ブロンドにボン!キュッ!ボン!!な見た目は、例え、八木クラスの強さを持っていても、事故を装って飛び込みたくなる。

 そんな彼女が、何もしないから拘束してみろと言うので、取り敢えず、モギモギを彼女にくっ付けまくった。こんなもので?という顔で、彼女は一歩踏み出そうとしたけど、足が地面にくっついて動かず、そのまま地面に倒れ込み、どんなに力を込めても動けなくなった。

 結局、個性でモギモギを壊す事で脱出してたけど、あのカミラのパワーでも歯が立たない何て凄い!と、大盛り上がり。ダンバース何て、「Excellent!!」って言いながら、オイラを抱えあげて、思いっきり抱き締めてくれた。Niceおっぱい。

 そこからは、私にもしてみて!と殺到。個性を使わず力でどうにか出来れば、カミラより上って事よね!と、そういう事らしい。

 円場や瀬呂、泡瀬達の拘束を、パワーで突破した子達も、オイラのモギモギはどうすることも出来ない。互いにくっ付きあってくんずほぐれつ、あーんなとこやこーんなとこが、捲れたり見えそうになったりしている。至極眼福。

 

「降参するわ、グレープジュース。だから、剥がして」

「はいは~い!!」

 

 にゅふふふ、こうなると見込んで、適当に投げてくっ付けた様に見せかけて、きちんと胸とか尻とかの近くにくっ付けておいたんだ。こう、然り気無く、仕方なく当たってしまう絶妙な位置。これなら、誰にも何も言われずに、ラッキースケベな事が出来ちまうぜ、うぇっへっへっへっ。

 

「ふぅ、正にアンビリーバブルね」

「ええ、ただのグニグニしたボールにしか見えないのに」

「あ~もう!ちょっと破けちゃったじゃん!!」

「うぅ、絶対下着見えちゃってたよ、恥ずかしい」

「グレープジュース、将来事務所に来い!お前が居れば、ヴィランを瞬時に拘束出来る!!」

「あ、ズルい!私の所に来てよ、グレープジュース!!」

「私の方が、グレープジュースの個性を生かせる!!」

「私だって負けてない!!」

「私だって!!」

「お嬢さん達、そんな、オイラの為に争わないでくれよ」

 

 今日この日の為に、オイラは生きていたんだなぁ。幾人もの女性の腕と胸に抱かれながら、峰田実は産まれてきた事を、神に感謝するのだった。

 

 

 

   ▼▼▼

 

 

 

「ガッデム!!」

「ぷふっ!!ま、まぁまぁ、峰田。パーティー楽しもうぜ」

「そうそう、良い夢見れたんだから良いじゃねぇか」

「うおおお!!こうなりゃやけ食いだーー!!!」

 

 悔し涙にまみれて、この送別会に用意された料理へ突撃していく峰田君。

 マスコット的に愛されてたこの三日間。本人としては、ここで1抜けと思ってたんだろうけど、現実はそう甘くない。何故なら、彼をチヤホヤしてた女子達は、殆ど彼氏だったりフィアンセだったりが居るのだから。居ない子も、意中の人はちゃんと居る模様。

 

「カツキ!日本で暇になったら、いつでも歓迎するぜ!」

「ただし、ちゃんとヒーローだって分かりやすい格好してくれよ」

「じゃないと、ヴィランと間違えて捕まえちまうからな」

「へっ!テメェらこそ、いつでもこっちに逃げて来ていいぜ。俺はオールマイトを越えるヒーローになるんだからな。日本だけじゃねぇ、世界の犯罪率を下げてやるよ」

「大口叩きやがって」

「でも、お前なら出来るかもな、ダイナマイト」

 

 こっちはこっちで、ほぼほぼ殴りあってた所為か、男の友情が芽生えた様で、パンパングッグッのガシッとやっている。うん、夕日の河川敷が向こうに見える。

 

「名残惜しいな、雪花」

「本当に、あっという間だったね」

「デクに伝えておいてくれ、今度は全部受けきってやると」

「本人に直接言えば?」

「···アレを邪魔する訳にはいかないだろ」

 

 我らが出茶は、送別会でも写真撮影会のご様子。今度は、カップルでみたい。初日に撮影した勢いで、アタックした子が多かった様で、カップル成立を記念してとの事。本当にご利益あったのね。

 

「次は、スターの所で、だったっけ?」

「うん、ハワイでアメリカNo.1様にしごいてもらう」

「スターの訓練は生半可じゃないから、頑張りなよ」

「望むところだよ」

 

 

 

「よく来たね、チルドレン達!!さぁ、早速訓練に入るよ!!準備は良いかい!!」

「「「はい!よろしくお願いします!!!」」」

 

 

 

 




めっちゃグダッて訳分からんくなった。修学旅行編終わらせて、小話集的な感じなのを書くと思う。

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