八木雪花とほのぼの轟一家ヒーロー録   作:あならなあ

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最終決戦終わったんだから、シリアス無しのアカデミアなドタバタで終わりに向かって欲しい。お茶子の憂い顔何!?!な気持ちで書き上げました。






「イメチェンデクと包帯かっくん」

 

 

 

 

「かっくん、何したの?!?緑谷君も、その髪型どしたの!?」

「アハハ···ちょっとやり過ぎちゃって」

「···新技試してしくった」

 

 二学期。

 冬姉とホークスの結婚式だったり、インターンで遠くに行ってたりで忙しかったから、学校で皆と久しぶりに顔を合わせたんだけども、その中で、二人の姿にとてもビックリした。

 絆創膏とかガーゼまみれに加えて、右腕が、肘から手の先までを包帯でグルグルに覆われているかっくん。

 こっちも、絆創膏とかガーゼまみれな上に、髪短くなって右側頭部を見事に刈り上げている緑谷君。

 

「···どんなヴィランとやりあったのさ」

「···ヴィランじゃねぇ」

「···ナイトアイ事務所·トムラ事務所·エンデヴァー事務所合同で訓練したんだけど、模擬戦で白熱しすぎちゃって···」

「···マジで、何やってんのさ。緑谷君は、髪型ワイルドになっただけ?」

「うん、焦げて偉いことになったから」

「かっくんは、リカ婆の所行ったの?」

「···チッ」

「僕ら、エンデヴァーとナイトアイから、反省の意味も込めて、一週間は、リカバリーガールの所に行くのを禁止されたんだ。インターンとか戦闘訓練も。筋力·体力維持程度のトレーニングは許して貰えたけど」

「ありゃりゃ」

「ケッ!」

 

 罰悪そうに、そっぽ向いてるかっくん。

 スターに打ち負けたから、次は負けねぇ技をって気合い入れてたもんねぇ。

 

「···お手伝い、いる?色々と」

「···チッ!!」

 

 

 

   ▼▼▼

 

 

 

「ちっ!甲羅何個持ってんだよ!!」

「甲羅運が良くてな」

「仁くんナイスなのです!トムラ君、お先なのです」

「何やってんだ、トムラ。またドベか?!」

「···元気そうだな、お前ら」

 

 冬美の結婚式とかで、ダイナマイトの面倒みれねぇからと、合同訓練頼んだは良いが、ナイトアイんとこのデクを巻き込んで、訓練参加者全員もれなく病院送りとか何やってんだ、まったく。

 見舞いに来てやったら、普通にマリ○ーやってやがるし。

 

「あ、燈矢君なのです!」

「よう、悪いな。物だけ置いてさっさと帰れ!」

「俺のケガ、お宅のインターン生が主な原因だから、そっちに治療費請求していいか?」

「クソッ!LOLなら負けねぇのに!!もう一回だ!!」

「取り敢えず、無難に果物だ、勝手に剥いて食え。一応、親父に言ってみるよ、秀一。トムラ、ミルコが怒ってたぞ、"次は、私も参加させろ!さもないと、病院に蹴り返す!"だとさ」

「腹の中、空になってから出直せって言っといてくれ」

「···アレでも、救急車で病院行ったって聞いて、結構心配してたんだ。あんまり、不安にさせてやるな」

「ちっ、分かってるよ」

 

 ミルコは、悪阻が酷いタイプで、家で母さんや萌の世話を受けてる。そのせいで、見舞いに行けなかった。俺は、その代わりとして派遣されたまで。

 

「燈矢君、トムラ君と交代です!弱くて勝負にならないです!」

「んだと!次は勝つわ!!」

 

 

 

   ▼▼▼

 

 

 

「かっくん、はい、あーん」

「自分で食えるわ!!」

「ダ~メ!怪我人は大人しくしとくの、はい」

 

 怒りか羞恥心かで、顔を赤くするかっくんの口許に、スプーンを差し出す。スプーンには、激辛麻婆丼が乗っている。

 いや~、彼氏を看病する彼女とか、やってみたかったんだよね~。かっくん、風邪とか全然引かないし、ヒューマライズの時は、私も一緒に入院だったから。

 

「···いいな」

「あ?!何がだ、半分野郎!!」

「···焦凍、わざと怪我したり病気になったりしたら、百と一ヶ月接触禁止にするよ」

「······ちっ」

「焦凍さん?!?」

 

 たく、この天然馬鹿は。百に頼めば、普通にやってくれるだろうに。

 

「ほら、あ~ん

「っ~~~!!あーん!!」

「しっかり食べないと、治るものも治らないからね~。はい、次、あ~ん」

「あーん!!」

「あ、一週間そっち泊まるから。光己さんにOK貰ったし、しっかりお世話したげるね」

「···ケッ!!」

 

 

 

   ▼▼▼

 

 

 

「ヒミコちゃん、入るね」

「失礼しま~す」

「お元気かしら、ヒミコちゃん」

「お茶子ちゃん!梅雨ちゃん!待ってたのです!!出久君、その髪型カッコいいのです!!」

 

 放課後、デク君と梅雨ちゃんと一緒に、ヒミコちゃんの病室を訪れた私達。

 

「あんま、怪我はしとらんようやけど、ヒミコちゃんは何で入院?」

「個性を使いすぎたのです。変身した相手の個性を使うと、解除した時に副作用がでるのです。お茶子ちゃんが、嘔吐するみたいに」

「具体的には、どんなのかしら」

「頭が痛かったり、体のアチコチが痛くなるのです。まぁ、寝てれば治るのです」

「そう、良かったわ」

「あ、これお見舞い、ドーナツ。食べるのは問題ないって聞いてたから」

「おお!!最近注目の店の奴です!!ありがとうです!!」

「退院したら、どこか遊びに行こ」

「夏休みは、都合が余り合わなかったものね」

「はい!あ、二人に手伝ってほしい事があったのです」

「何?」「何かしら?」

「仁くんを誘惑する為の下着選び、手伝ってほしいのです!!」

「「「ブッ!!!」」」

 

 

 

   ▼▼▼

 

 

 

「お邪魔しま~す」

「いらっしゃい!雪花ちゃん!勝己の馬鹿がごめんなさいね。勝己は放っといていいから、寛いでって」

「んだと、クソババア!!」

「···雪花さん、勝己の部屋、防音対策はしっかり施しておいたけど、振動は結構伝わっちゃうから、気をつけてね」

「はい、分かりました」

「何言うとるんじゃ!クソ親父!!」

 

 

 

 





無個性になった緑谷君、お茶子の所に永久就職して、お義父さんの建設会社を継いだENDとかどうじゃろ。

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