何と!新たなAFO退場済みほのぼの作品が誕生したぞ!!
もっと、産まれろ!!ほのぼの平和時空作品!!
もしも轟家に天使がいて平和時空ならヒロアカ世界どうなってるだろう
https://syosetu.org/novel/357116/
「なぁ」
「ん?何?心操君」
「お前って、彼女に嫉妬される事ってあるか?」
「え?」
地域貢献活動的なアレで、清掃活動に参加している僕ら雄英高校ヒーロー科三年男子。女子の方は、活動参加者に振る舞う料理を担当してるよ。
で、心操君と並んで、公園の草取りをしてると、唐突にそんな事を聞いてきた。
「···柳さん、怒らせでもした?」
「この前、変なのに絡まれてた後輩の女の子達助けたら、抱きつかれたり腕絡ませてきたりしてきたのを、レイ子に見られた」
「あ、そうなんだ···それで?」
「ん?普通に追い掛けて事情説明して、拗ねてジト目なレイ子にムラッと来て、部屋に連れ込んだ。"私より、あんな可愛い子が良いんでしょ"なんて、プイッてするレイ子はたまんなかったなぁ」
「···あ、そう」
柳さん、そういう態度は心操君を喜悦させるだけって分かってるだろうに。
「お前、結構女の子のファンとか居るじゃん。麗日って、そういうのに嫉妬したりとかしないのか?」
「···僕の場合、お茶子さんと付き合ってる僕のファンみたいな感じで、お茶子さんが機嫌悪くするってのはないかなぁ。まぁでも、対応が長引いてると、良い笑顔で連れ出してくれるから、ヤキモチは焼いてくれてるのかなぁって思ってるよ」
「なるほどな」
「心操君は、しょっちゅう柳さんを嫉妬させてるの?」
「いや、大抵はこっちだな。ファンサだって分かってるし、レイ子が俺を好きって気持ちに疑いを持った事はないけど、他の男に愛想振り撒いてるのを見ると、ちょっとイラッとする」
「あ、それは分かる。今すぐ自分の腕の中に閉じ込めたいって思っちゃったりね」
「コイツは俺のだ!って、目の前でキスして見せつけてやりたいよな」
「多分、お茶子さんは恥ずかしくて抵抗してくるんだろうなぁ、その様子も絶対可愛い」
「レイ子は必死に抗って、でも結局、敵わなくて諦めて受け入れる。やば、今すぐレイ子のトコ行ってきてぇ」
「うん、流石に止めたげて。心操君、本当にやりそうだから」
「駄目なのか?」
「駄目に決まってるでしょ」
「あ、骨抜君」「骨抜」
「というか、二人して何話してんのよ」
「一番嫉妬深い女子は誰かって話」
「え??そんな話だっけ???」
「因みに、取蔭は?」
「切奈?ん~、言葉とかはそうでもないけど、ボディタッチというか、密着してくる頻度が増える」
「逆なら?」
「取り敢えず、部屋で一時間位は膝に抱いてる」
「···僕も人の事言えないと思うけど、女子より男子の方が嫉妬深いよね」
「その筆頭は、轟だろうな。爆豪も、結構アレだろうと見てるが、幼馴染みとしてはどう見る?」
「お兄さんの子供にも嫉妬するらしいからね、轟君。かっちゃんは、かっちゃんがどうこうと言うより、八木さんが面白がって、煽ったり挑発したりして、かっちゃんがキレて返り討ちにするパターンが多そうだと思う」
"ごめんなさーい!!"って言いながら、かっちゃんに押し倒されてる八木さんが目に浮かぶよ。八木さん、そうなるって分かった上でやってるよ、絶対。
「分かりやすいよな、次の日魂飛んでる八木さん」
「八百万も、見るからにぐったりしてる時は、あーって思うよな」
「B組だと、分かりやすい人は、やっぱり柳さん?」
「柳がお疲れ気味で、心操がツヤツヤしてると、あーって感じかな。後は、小森が楽しげで、黒色がげっそりしてるってのが、分かりやすい部類」
「いかにも、イタズラされて翻弄されましたって感じだからな」
「そう意味じゃ、小森が一番嫉妬深い···って言えるのかな」
「塩崎さんは?よく、鉄哲君に蔦を巻き付けて、一緒に行動してる所を見るから」
「あ~、塩崎は嫉妬深いというより、アレが愛情表現ってだけだから」
「そもそも、鉄哲の女の子人気低いから、鉄哲がファンの女の子に囲まれて、塩崎が嫉妬するって場面が訪れない」
「へ~、そうなんだ」
「それよか、上鳴がよく耳郎を怒らせてるよな。アレはどう?」
「嫉妬···じゃないかな。単純に、上鳴君が他の女性に目移りしてるからで、うん、上鳴君のは自業自得。耳郎さんの折檻は正当な物だよ」
「···辛辣だな」
「そうとしか言えないから」
「おーい、そろそろ昼飯だってよ!早く行こうぜ!!」
「あ、うん、分かったよ、上鳴君」
「···上鳴、ちゃんと恋人見てないと駄目だぜ」
「···お前、耳郎にフラれたら、次は無いと思えよ」
「うぇい?!?」
▼▼▼
「お疲れ様~、午後も頑張ろうね」
「お疲れ様ですわ、お熱いので気を付けて下さいませ」
「食べる前に、ちゃんと手を綺麗にして下さいね」
テントの下では、皆で和気藹々と作った豚汁や、鮭や昆布の入ったおにぎりを、雄英ヒーロー科女子が参加者に手渡している。因みに、豚汁をよそっているのは妙齢の女性陣。
「俺、ルミナイネンの手に触れちゃったよ!!」
「クリエティの胸、ジャージでも凄かったけど、やっぱヒロコス姿で見たかったよなぁ」
「ウ、ウラビティが、に、握ったおにぎり、勿体なくて食べれない」
おにぎりと豚汁を持って、興奮気味にはしゃぐ一般参加者(男性)達。
「···」
「···」
「···」
その様子を、少年誌では見せられない形相で見ている彼女持ち雄英男子諸君。それを、まぁまぁ落ち着けと宥めている独り身及び恋人がここに居ない雄英男子達。
「···飯田、コイツらが何かする前に、適当な奴ら選んで女子と交代してこい。んで、自分等の相方をどうにかさせろ」
「はい、相澤先生!直ちに!!」
「宍田、お前も協力してやれ」
「ブラド先生、はぁ、仕方ありませんですぞ」
こうして、飯田と宍田から話を聞いて事態を把握した女子陣が、皆一様に仕方ないなぁと肩を竦めて、己がパートナーの下へ行くのであった。
このまま、何事も起こらない事を願いつつ、早く学校戻って、婚約者に癒されたいなぁと思う相澤先生でした。
個人的には、梅雨ちゃんが嫉妬で不機嫌になった時の反応が見たい。表情は変わらないけど、相方の嫌いなものばかりが食卓に並んだりしそう。
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